2020-02-24 Mon
きょう(2/24)<加治丘陵の自然を考える会>のウォーキングイベントに参加して、初めてこの現地を見てきました。
今日のイベントの様子は、主催者が既にFacebookに投稿しているのでそちらもお読み下さい。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1023866604651074&id=100010832311974
当ブログでは<ソーラー発電>と<ソーラー発電ビジネス>を明確に分けて考えます。
<ソーラー発電>のメリットは既に多くの人が理解されているので省略します。ここでの問題は<ソーラー発電ビジネス>のデメリットなのです。それを下記のように10項目にまとめてみました。
(1)ソーラー発電で利益が出るのは、東京電力が「発電経費を上回る金額で電気を購入してくれる」期間だけなのです。東京電力が買ってくれなくなったら、あるいは買ってくれる金額が経費を下回った時点で、このソーラー発電ビジネスは破綻します。
(2)ソーラー発電の経費は「設置工事が完成して発電を開始した時点」が最も低い金額で、稼働する時期の長さに比例して増えることはあっても減ることは無いのです。
(3)従って未経験者が始める<ソーラー発電ビジネス>が黒字を続けることは、かなりハードルが高い課題なのです。開始後5年10年という長期間の途中で、故障やメンテナンス不足、自然災害による破損などで、その大部分が破綻する可能性が極めて高いのです。
(4)単発経営の<ソーラー発電ビジネス>会社が破綻した場合、大量のソーラーパパネルは、環境と景観を破壊したまま放置されることが殆どなのです。
(5)なので<ソーラー発電>装置のメンテナンス技術と、<ソーラー発電ビジネス>の十分な経験を持っていない個人や団体・企業に<ソーラー発電所の開発許可>を与えてはならないのです。このことは、全国での<ソーラー発電開発の許認可事案>の様々な成功事例と失敗事例から、各地の自治体が学んだことなのです。それは貴重な体験の蓄積による成果なのです。
ここから下記は<飯能市に限定された問題点>です。
(6)しかし、飯能市はその貴重な経験に学ばずに、未経験で失敗の可能性が極めて大きいことが容易に予想される漸弱な団体の<ソーラー発電ビジネス>のための山林の開発許可を今まさに与えようとしているのです。
(7)しかも、その土地は市有地であり、簿価10億円以上と言われる土地をわずか「年間120万円という極めて安い賃貸料」で貸す(貸した?)土地なのです。つまり飯能市は簿価10億円以上の土地を民間団体に安い地代で貸した上に、市民が散策し、ハイカーが歩く長閑な山林を伐採、造成することを許そうとしているのです。
(8)飯能市から、その<ソーラー発電ビジネス>を始めようとする許可を得た団体は、その目的が「青少年育成のためのサッカー場の造設とクラブ運営のため」だと言うのです。
(9)飯能市内に<青少年育成のためのスポーツクラブの運営と専用グランドの確保>には、それなりの大義名分は確かに有るでしょう。
しかし、そのためになら、いま飯能市には<県立飯能南高校廃校後の跡地>という絶好の候補地が生まれたのです。
(10)サッカー場をその跡地に確保できるようになれば、阿須山中の貴重な山林環境を<ソーラー発電所建設>によって破壊するようなことを阻止できるのです。
以上が、【阿須山中の斜面を伐採して<ソーラー発電所&サッカー場>を造る現場】なので、これからその推移を追っていくことにします。
(1345字)
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今日のイベントの様子は、主催者が既にFacebookに投稿しているのでそちらもお読み下さい。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1023866604651074&id=100010832311974
当ブログでは<ソーラー発電>と<ソーラー発電ビジネス>を明確に分けて考えます。
<ソーラー発電>のメリットは既に多くの人が理解されているので省略します。ここでの問題は<ソーラー発電ビジネス>のデメリットなのです。それを下記のように10項目にまとめてみました。
(1)ソーラー発電で利益が出るのは、東京電力が「発電経費を上回る金額で電気を購入してくれる」期間だけなのです。東京電力が買ってくれなくなったら、あるいは買ってくれる金額が経費を下回った時点で、このソーラー発電ビジネスは破綻します。
(2)ソーラー発電の経費は「設置工事が完成して発電を開始した時点」が最も低い金額で、稼働する時期の長さに比例して増えることはあっても減ることは無いのです。
(3)従って未経験者が始める<ソーラー発電ビジネス>が黒字を続けることは、かなりハードルが高い課題なのです。開始後5年10年という長期間の途中で、故障やメンテナンス不足、自然災害による破損などで、その大部分が破綻する可能性が極めて高いのです。
(4)単発経営の<ソーラー発電ビジネス>会社が破綻した場合、大量のソーラーパパネルは、環境と景観を破壊したまま放置されることが殆どなのです。
(5)なので<ソーラー発電>装置のメンテナンス技術と、<ソーラー発電ビジネス>の十分な経験を持っていない個人や団体・企業に<ソーラー発電所の開発許可>を与えてはならないのです。このことは、全国での<ソーラー発電開発の許認可事案>の様々な成功事例と失敗事例から、各地の自治体が学んだことなのです。それは貴重な体験の蓄積による成果なのです。
ここから下記は<飯能市に限定された問題点>です。
(6)しかし、飯能市はその貴重な経験に学ばずに、未経験で失敗の可能性が極めて大きいことが容易に予想される漸弱な団体の<ソーラー発電ビジネス>のための山林の開発許可を今まさに与えようとしているのです。
(7)しかも、その土地は市有地であり、簿価10億円以上と言われる土地をわずか「年間120万円という極めて安い賃貸料」で貸す(貸した?)土地なのです。つまり飯能市は簿価10億円以上の土地を民間団体に安い地代で貸した上に、市民が散策し、ハイカーが歩く長閑な山林を伐採、造成することを許そうとしているのです。
(8)飯能市から、その<ソーラー発電ビジネス>を始めようとする許可を得た団体は、その目的が「青少年育成のためのサッカー場の造設とクラブ運営のため」だと言うのです。
(9)飯能市内に<青少年育成のためのスポーツクラブの運営と専用グランドの確保>には、それなりの大義名分は確かに有るでしょう。
しかし、そのためになら、いま飯能市には<県立飯能南高校廃校後の跡地>という絶好の候補地が生まれたのです。
(10)サッカー場をその跡地に確保できるようになれば、阿須山中の貴重な山林環境を<ソーラー発電所建設>によって破壊するようなことを阻止できるのです。
以上が、【阿須山中の斜面を伐採して<ソーラー発電所&サッカー場>を造る現場】なので、これからその推移を追っていくことにします。
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2020-02-25 Tue
阿須山中の市有地を民間に貸してまで<ソーラー発電所>を建設するコトの是非を根本から再考する歳のポイントは下記の3点です。
(1)飯能市が民間に貸し出してまでこの土地を活用する〈本来の目的〉は何なのか?
A・それが地域活性化になることだからなのか?
B・市の歳入を少しでも増やすことなのか?
C・県からの借り入れの条件が〈開発〉だからなのか?
その〈本来の目的〉が不明確、あるいは不適切、あるいは実現性が無いのであるなら、今回の<ソーラー&サッカー場造成>プランは白紙に戻したほうが良いのではないでしょうか?
(2)今回の<ソーラー&サッカー場造成>プランを採用した主な要因は下記のどれなのでしょうか?
D・ソーラー発電による収入の確保なのか?
E・青少年育成のための専用サッカー場の確保なのか?
F・事業者の(一社)飯能インターナショナルスポーツセンターの経営を存続させることなのか?
主な要因がEであるなら、サッカー場の候補地として、県立飯能南高校跡地の利用を実現させる方が、経費的にも、社会的な意義、関係者のメリットの上からも最善の方法なのではないでしょうか?
(3)今回選定された事業者が破綻した場合の責任追及と対策はどのようになっているのでしょうか?
G・ソーラー発電設備の撤去費用の予定額とその負担者は?
H・ソーラー発電所跡地の原状復帰の経費とその責任者は?
I・残されるサッカー場の活用法は?
J・破綻した場合の法人と責任者への賠償はどのような契約に
なっているのか?
どのような事業であっても最悪のケースも想定し、その影響を予想したうえで最善の対策を予め立案しておくべきなのですが、それが出来ているのでしょうか?
出来ているのであれば、それを提示して欲しいものです。
(763字)
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2020-03-05 Thu
この造成工事に関して、昨日(3/4)飯能市議会の3月定例議会で、市議と市担当者との質疑が行われたそうです。
その時の模様を傍聴した市民が、自信のFacebookに書き込んでいました。当人の了解が得られたので、その投稿へのリンクを張りました。ぜひ、お読みください。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1030785293959205&id=100010832311974
私としては、これまでの文化新聞の記事も読んできたのですが、現時点では肝心な下記の点に
関して、まだ明確な認識が出来ていません。
疑問(1) この造成工事は誰が行うのか?
A・飯能市が公費で造成工事をして、その土地を事業者に貸す。
B・事業者が土地を借りてから自費で造成工事を行う。
疑問(2) 斜面伐採で確保が義務付けられているという調整池はどこに造られるのか?
A・大雨の時はサッカー場そのものが調整池になる構造にしている。
B・サッカー場とは別に専用の調整池が確保される。
疑問(3) 事業者との土地賃貸契約終了後の「現状回復」はどのようになっているのか?
A・事業者の倒産・解散も想定して経営者個人の連帯保証を求めている。
B・「原状回復できない」ということは想定した契約にはなっていない。
今回の議案への賛成を決めている市議に訊いてみたいと思っています。
(517字)
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2020-03-11 Wed
この造成工事に関して、今日(3/11)も文化新聞に記事が載っていました。その紙面の画像を、Facebook飯能会に投稿しておきました。
https://www.facebook.com/groups/279996098869127/permalink/1435822606619798/
記事の全文を読まれたい方は、下記のリンク先にアクセスし、画像をアップしてご覧ください。
今回の記事だけでは「判らないコト」、「書かれていないコト」は下記の3点です。
(1)飯能市から<阿須山中にサッカー場とソーラー発電用地を造成する事業者>として選定された(一社)飯能インターナショナル・スポーツアカデミー(木下聡一郎理事長)が行うことになる<ソーラー発電ビジネス>の概要が全く見えていません。下記のどれなのでしょうか?
A・ソーラー発電会社に発電用地を貸して賃貸料を得る。
このAの場合は、「市から借りた土地を第三者に〈又貸し〉することになり、その程度の案が「公募案の中の最優秀賞」とは、恥ずかしいことです。
さらに記事の中に書かれているように「市の財源を確保する」ことが目的であるなら、市が、直接そのソーラー発電会社に土地を貸したほうが、(一社)飯能インターナショナル・スポーツアカデミーに貸すよりは多額の収入になるのではないでしょうか。
B・(一社)飯能インターナショナル・スポーツアカデミーが自分でソーラー発電設備を設置して、発電した電力を売る
このBの場合は、(一社)飯能インターナショナル・スポーツアカデミーに<ソーラー発電に関する経験、技術力、経営ノウハウ>等が豊富であることが求められることになります。しかし、この団体にそれらが無いことは明白なのではないでしょうか。
(2)公道から現地までの進入路を造成中である工事の発注者<飯能阿須山中活性化推進委員会>は「業者や地元地権者らで構成」と書かれているだけで、その構成メンバーの法人名、個人名が全く公表されていません。
地元地権者は法務局で土地の登記簿を確認すれば判りますが、業者が誰なのかは全く不明です。
この進入路造成工事の費用は誰が負担しているのでしょうか?
まさか一円の収入にもならないことを承知したうえでの「私有地提供や工費負担」ではないはずです。
もし、その「私有地賃借料(もしくは購入代金)や工事費が最終的に、市の公費から支払われるのであれば、この<進入路造成>で利益を得る法人や個人への「不公平な利益供与」になってしまいます。
(3)サッカー場は、大雨の時には「調整池を兼ねる」ことになっているので、そのような事態になった場合は相当な期間サッカー場としての使用が不可能になります。
さらに「観客席や駐車場は建設しない」ということですが、そのような「大勢の人が来ない」前提の事業のどこが「地方創生」「山中活性化」になるというのでしょうか?
上記の疑問に答えられる人は誰なのでしょうか?
(1144字)
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2020-03-25 Wed
市有隣でも目的によって伐採する必要も生じてきます。でも「山林の樹木を全て伐採し、不必要な造成工事で地形も地目も変えてしまうことは、もう許されないことなのです。
公有地の売買の原則は「出来るだけ安く買い(借り)、できるだけ高く売る(貸し)ことです。特定の個人や法人に「不公平な利益」を与えることは違法です。
公金の使途に秘密があれば、そこに必ず横領、背任、賄賂が生じます。公金の流れは全て透明化されていなければなりません。公金の使途の公表はプライバシー侵害にはあたりません。
いつの時代でも、行政の原点は「公平」「公正」「情報公開」です。
特に公金(税金)と公有財産(公有地・公共施設)の購入、使途、売却、貸与に関しては、情報公開が大原則です。そこに「例外」はありません。「特別な配慮」も不要です。
行政においては、首長、議員、公務員には「公務に関しては市民への説明」が求められます。
そこで重要な認識は「自分への疑惑に関しての調査拒否、情報非開示、説明拒否、合理性と整合性に欠いた誤魔化をまくしたてるのは、その疑惑を自分が認めているからである」ということです。
私も、大久保市長や、阿須山中の市有林の開発を進めている担当職員、それらの行為を容認している市議に対して、「公の場での説明」を求めていきたいと思っています。
求めるのは「説明」なので、それは「過去の事実経緯」「それに関する公的発言」「公的支出」に関することです。
現在進行形の事案に対する「見解」や、将来計画への「予定」を聞き出すのは、この「過去の説明」が全部納得できてからのことにしようと思います。
(717字)
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2021-09-06 Mon
前回のNo.5を書いたのは「2020-03-25」なので、実に1年半ぶりです。
実は、遅まきながら、きょう(9/6)Googleアースを3Dで視る方法を知り、<阿須山中市有林のメガソーラー工事現場>を初めてGoogleアースでみてみました。
それを、Facebook小久保達のシェアしておいたので、興味の有る人は、下記をクリックしてみて下さい。
Facebook小久保2021/09/06/10:40
そこに書き込んだ説明をこちらにも転載しておきます。
(10:40)この画像をクリックすると、すぐに「阿須山中メガソーラー工事現場」が現れてきます。少し前の画像なので「全ての伐採は終わっていない状況」ですが、時々除いてみて下さい。
トーベヤンソンあけぼの公園、市民球場、駿河台大学とのあまりもの「近さ」に驚かれるでしょう。
(12:19)❶画像をクリックすると自動的にアプリがダウンロードされます。❷そのまま待っていると自動的に阿須山中の衛星画像が現れます。❸後は自由に「拡大~縮小」して下さい。❹左右上下の移動はマウスで自由に操作できます。
(14:48)新発見です。ある方が「地球の裏側」から教えてくれました。このGoogle earth画面の右下に表示されている「3D」表示をクリックすると「3次元で立体的に現地が見える」ようになります。ぜひ試してみて下さい!
(17:15)❶このGoogleアースの画像で、飯能河原を視たら、「武末」前から飯能河原に渡る土管橋の土管がまだ「◎型」でした。❷この土管を「🔲型に変えたのは以前です。❸つまり、このGoogleアース画像は「少なくとも3/16以前に保存された画像」であることが判ります。
ただ、このGoogleアースの飯能河原の画像をよく見ると、「土管橋」のそばに、土管を取り換えるための重機が見えます。
私のiPhoneXRに残っている「3/15の土管橋」の画像には、◎型土管が映っていますが、「3/16の土管橋」の画像には、重機と◎型土管橋が撤去されていて、そばに重機と、川から引き揚げられた「◎型土管」が映っていました。
この二日間の2枚の画像から、このGoogleアースの画像は「2021年3月15日もしくは14日」に撮影された画像だと思われます。
つまり今から約6か月前です。
現時点(9/6)の<阿須山中メガソーラー工事現場>は、もっと伐採と土木工事が進行しています。
「過去の現場」を確認し、各自が「画像データに保存できる」ということは非常に重要なことです。
(962字)
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