2006-07-19 Wed
きょう(7/19)の朝日新聞朝刊「政治・総合」頁に、全国の政治家全員のデータを網羅していくという「ザ・選挙」というサイトの記事が載っていました。
「いつ、どこで」選挙があり、「誰が」立候補したのかが分かるように、5万人のデータを集めて掲載していくそうです。もちろん、議員だけでなく立候補予定者も自由に公約や主張を書き込めるようにもしていくそうです。
ちょうど、全国の小中高大学の同窓生を網羅した同窓会サイト「この指とまれ」と同じ発想で生まれたようですね。
私もさっそく、その「ザ・選挙」にアクセスしてみました。
まず都道府県リストから「埼玉県」にアクセスし、埼玉県の市区町村リストから「飯能市」にアクセスしてみました。
なっなんと! そこには飯能市議23人全員のスペースがありました。まだ氏名・所属・生年月日だけしか記載されていませんので、飯能市議会サイトに載っている「議員名簿」と大差はありません。
しかし、「ザ・選挙」では、議員当人が登録すれば、基礎的な「学歴」「職歴」以外にも「主張と政策」「視察レポート」を自由に書き込めるようになっています。
しかも、自分の個人サイトにもリンクできるようになっています。
ところが、現在、飯能市議で自分の個人サイトを開設している人は3人しかいません。それが誰であるかは、市議会サイトの「議員名簿」頁からは判らないようになっています。個人サイトの有る人と無い人が判るのは「不公平になるから載せない」のだそうです。
有権者とのコミュニケーションが最も重要な議員が、自分の情報受発信用サイトを持たないのは、それだけで「政治家としての意欲を疑われる」と言っても、いまの時代では少しも過言ではないでしょう。
『飯能いつどこ情報源』の「インターネット住民アンケート」では、
「全議員に個人サイトの開設を義務づける」ことの是非を問うアンケートを実施していますが、そこでも「全員に開設を義務づける」ことに賛成の人が66%です。
まだ「自分でHPを開設できない」という人は、まず、この「ザ・選挙」サイトの「自分の頁」に、必要な情報を書き込むことから始めてみてはどうでしょうか?
「いつ、どこで」選挙があり、「誰が」立候補したのかが分かるように、5万人のデータを集めて掲載していくそうです。もちろん、議員だけでなく立候補予定者も自由に公約や主張を書き込めるようにもしていくそうです。
ちょうど、全国の小中高大学の同窓生を網羅した同窓会サイト「この指とまれ」と同じ発想で生まれたようですね。
私もさっそく、その「ザ・選挙」にアクセスしてみました。
まず都道府県リストから「埼玉県」にアクセスし、埼玉県の市区町村リストから「飯能市」にアクセスしてみました。
なっなんと! そこには飯能市議23人全員のスペースがありました。まだ氏名・所属・生年月日だけしか記載されていませんので、飯能市議会サイトに載っている「議員名簿」と大差はありません。
しかし、「ザ・選挙」では、議員当人が登録すれば、基礎的な「学歴」「職歴」以外にも「主張と政策」「視察レポート」を自由に書き込めるようになっています。
しかも、自分の個人サイトにもリンクできるようになっています。
ところが、現在、飯能市議で自分の個人サイトを開設している人は3人しかいません。それが誰であるかは、市議会サイトの「議員名簿」頁からは判らないようになっています。個人サイトの有る人と無い人が判るのは「不公平になるから載せない」のだそうです。
有権者とのコミュニケーションが最も重要な議員が、自分の情報受発信用サイトを持たないのは、それだけで「政治家としての意欲を疑われる」と言っても、いまの時代では少しも過言ではないでしょう。
『飯能いつどこ情報源』の「インターネット住民アンケート」では、
「全議員に個人サイトの開設を義務づける」ことの是非を問うアンケートを実施していますが、そこでも「全員に開設を義務づける」ことに賛成の人が66%です。
まだ「自分でHPを開設できない」という人は、まず、この「ザ・選挙」サイトの「自分の頁」に、必要な情報を書き込むことから始めてみてはどうでしょうか?
2008-01-25 Fri
明日(1/26)は、14時から飯能市民会館小ホールで、
「愛する飯能 夢フォーラム2008」とタイトルのイベントがあります。
<イベント>と書いたのは、
私は、講演会と演説会、意見交換会の違いなら判っているつもりですが、
「フォーラム」と「シンポジウム」と「パネルディスカッション」の使い分けが判らないからです。
とにかく、1/22の文化新聞に載っていたので 『飯能いつどこ情報源』と
『飯能イベントカレンダー』に転載しておきました。
文化新聞の記事によると、昨年の県議選で初当選した和田浩県議を応援した飯能市議11人が勢揃いするということです。
もちろん、私も聴きに行くつもりです。
私は飯能に越してきて約25年になりますが、私の拙い記憶では、選挙応援関連以外のコトで、市会議員が大勢壇上に上がって発言するという「イベント」は、今回が初めてではないかと思います。
だから、いまから下記の5点について大きな興味を抱いています。
1.県議と市議11人が開催に関わっているのだから、
最終的な参加者の数はどれくらいになるのか?
2.開催には関わっていなかった市議の中では、誰が会場に来るだろうか?
3.「飯能市の活性化について」をテーマにするとのことだが、
願望を語るのか? 具体的なアイデアを語るのか?
それとも市政への批判になるのか?
4. 「夢フォーラム」と銘打っている以上、どのような「夢」が語られるのか?
5.「夢フォーラム」というタイトルで市民を誘っておいて、
実は、「別の意図を持ったコト」をPRすることは無いのか?
中でも、一番の興味は「参加者数」です。
なぜなら、私は、この種の「イベント」にかける主催者の熱意は
「来場者を増やすためのPR」にその「本音」が見えるという「見解」をもっているからです。
実際の「来場者の多寡」ではありません。
それは、「分野そのもの」や「テーマの話題性」で、主催者の熱意とは離れた他律要因に大きく左右されてしまいます。
ところが、「来場者を増やすために主催者がどれだけの努力を注いだか」ということは、主催者自身の「熱意」をそのまま反映するという自律要因だからです。
私は、明日のイベントに関しては、主催に関わった県議、市議、参加団体の「顔ぶれ」の割りには、PR活動が極めて少ないと感じています。
ポスターやチラシを一度も見たことがないのです。
どなたか見たという方はいるのでしょうか?
このイベントに誰からも誘われないのです。
「こんなイベントが有ると聞いたんだけど、小久保さんは知ってます?」という電話が一人あっただけです。
『飯能いつどこ情報源』への掲載依頼もどこからも無かったのです。
もしかしたら「<いつどこ>に掲載されても大してPR効果は無い」と思われているのでしょう。
私自身の拙い体験と見聞から推測すると、「事前告知が少ない」のは下記の5つが原因であることが多いものです。
1.主催者間で、お互いに「PRは誰かがやってくれるだろう」と思っている
2.「内容が良いから黙っていても人は集まる」と主催者が思い込んでいる
3.「こういうイベントを開催した」という事実が実績として重要なのであって、
「当日の参加者数はどうでもいい」と思っている
4.「自分が壇上に上がって発言すればいい」のであって、
自分は「動員に時間を取られたくない」と思っている
5.主催者の人的ネットワークの中に有る人だけが集まればいいのであって
「見ず知らずの人たちには本当は来て欲しくない」と思っている
当ブログを読んでいて下さっている方は、ぜひ、飯能市民会館に行ってみて下さい!
2008-01-29 Tue
1月26日(土)の「愛する飯能 夢フォーラム2008」に行ってきました。
前回書いたように、「当日の来場者数」に興味が有ったので、できるだけ早くから会場に行っていたいと思っていましたが、それでも飯能市民会館に着いたのは開場10分後でした。
驚いたことに、駐車場にはかなりの車がすでに埋まっていたのです。
「アレ! もう入れないのかな? もっと早く家を出れば良かった」と
一瞬焦ったのですが、市民会館入り口には、「夢フォーラム」の看板の他に、近くの「幼稚園の発表会」の大看板が立っていました。
どうやら、駐車してある車の来場者の大部分は、その「幼稚園のイベント」が行われていた大ホールのお客らしく、「夢フォーラム」会場の小ホールは
まだガラガラでした。
開演前まで、出席する市議の5,6人は、会場入り口に立って、知り合い(自分の支持者たち)に挨拶するために「出迎え」ていましたから、「集客」には「期待」をしていたのでしょうが、開演直前でも4割り程度、開演直後でも5割以下だったように見えました。
私は会場内の様子ができるだけ判る位置に居ようと思って、最前列の端に腰掛けて、場内を隈無く見回しましたが、来場者の平均年齢は「たぶん私よりも上」のように推測しました。
定刻通りに始まりましたが、壇上の人たちの発言を大別すると、下記の4つになるのではないかと思います。
<自分の活動紹介>
<他地域での活性化事例の紹介>
<活性化について現在取り組んでいること>
<これからの飯能についての要望・アイデア>
個々の発言については、当ブログでは紹介しきれませんが、それらの発言を聴きながら、私が願ったのは下記のようなことでした。
1.同じメンバーで、ぜひ、きょうの「 夢フォーラム2008」を何度も開催して欲しい。(次回が2009だとしたらテンポが遅すぎます)
2.きょう出席していない市議たちも、別なスタイルで「これからの飯能」をテーマにしたトークイベントを開催して欲しい
3.どうせなら、「森林文化都市」とか「手作りイベント」とか「新名物づくり」「観光振興アイデア」・・・・など、具体的に絞り込んだテーマ毎に開催して、話を深めていくようにして欲しい
4.市議の出席者が多いのだから、「市議会改革」に絞った「市民との意見交換会」も開催して欲しい。
2008-01-31 Thu
1/26の「夢フォーラム」では、市議の発言の中には、着目しておきたいものが幾つかありました。
その一つは「旧丸広東飯能店に市役所を移転したらどうか」という椙田博之市議の発言です。
椙田市議は、まず、旧丸広東飯能店の現在の所有者であるニューシティコーポレーションが予定していた「2007年11月の開業予定が延期になり、これからの開業は未定になっていること」に触れました。
このことについては、私も当Blogで下記のような「予想と解説」を書きました。
2007-11-27★緊急を要する課題★⇒【東飯能駅ビル新商業施設】No.7
<不動産投資ビジネス>と<商業施設運営ビジネス>の根本的な違いが判れば、「物件の末路」は見えてくる
2007-11-28★緊急を要する課題★⇒【東飯能駅ビル新商業施設】No.8
不動産投資ビジネスにも、「地域活性化型」と「地域無関心型」の二種類があります。
2007-11-29★緊急を要する課題★⇒【東飯能駅ビル新商業施設】No.9
「棚ボタの明るい未来」 or 「立ち枯れの暗い末路」
会場で椙田市議はさらに
「現在の市庁舎に莫大な経費をかけて耐震補強工事を施すくらいなら、旧丸広東飯能店を飯能市がニューシティコーポレーションから買い取って市役所にしたらいいのではないか?」
という発言をしました。
このことについては、私も1年半ほど前に、当Blogでは
▲緊急を要する課題▲ ⇒【「駅ビル新庁舎」への道】という項目で9回に分けて、下記のような見出しで書いています。
2006-05-15 ⇒【「駅ビル新庁舎」への道】No.1
丸広東飯能店跡地は「二度と無い絶好のチャンス」、迅速に行動を起こそう!
2006-05-18 ⇒【「駅ビル新庁舎」への道】No.2
今日の「ほっとミーティング」で市長には全く「その気が無い」ことが判り ました
2006-05-29 ⇒【「駅ビル新庁舎」への道】No.3
移転の是非を市民に問う」アンケートを実施したい!
2006-06-01 ⇒【「駅ビル新庁舎」への道】 No.4
今月の市議会で市議にぜひ質問して欲しいのですが・・・・
2006-06-08 ⇒【「駅ビル新庁舎」への道】No.5
6月の市議会開会中に市議全員にアンケートをお願いする計画です
2006-06-13 ⇒【「駅ビル新庁舎」への道】No.6
市議全員にアンケートを手渡したことが文化新聞に。さぁ、どうなるでしょう・・・・
2006-06-27 ⇒【「駅ビル新庁舎」への道】No.7
飯能・日高・入間の3市が広域合併すると、新市庁舎はココしか無い!?
2006-06-29 ⇒【「駅ビル新庁舎」への道】No.8
全市議23人にお願いしたアンケートに回答してくれたのは6人でした
2006-07-01 ⇒【「駅ビル新庁舎」への道】No.9
市議アンケートの回答が少なかった理由(3つの推測)
私自身には、所属する政党も、バックとする市民団体もありませんので、上記のように、ブログに書き込むことしかできませんでした。
「夢フォーラム」会場での椙田市議の発言は、それが、私のように単なる「個人的な願望」なのか? それとも「市議としての意見の表明」なのか? もしかしたら「市民への行動提案」だったのか? 私には判断しにくいものでした。
しかし、椙田市議のように、市長や市議会に影響力を発揮できる立場に有る人には、ぜひ、「イベント会場での発言」だけに終わらせないで、市議として具体的な行動に移して欲しいものです。
2008-02-03 Sun
前回の私の書込に対して、市議の椙田博之さんからコメントの書込がありました。ところが私は自宅にいなかったので、そのコメントに気づくのが遅くなってしまいました。
さっそく返信の書込をしたのですが、どういう支障からなのか、この書込が表示されないのです。
そこで、椙田さんへの返信を当ブログに書き込むことにしました。
椙田さんが書かれたコメントは「公開されているブログ」に「公開されることを承知したうえでの書込」ですので、私の返信が「公開コメントになる」ことは椙田さんも了承していただけるものと思います。
この件に関しては私も丸広撤退直後から同様の発言を繰り返していますので単なる思いつきではありません。失礼ながらこれまで小久保さんのブログを見てこなかったのですが、ほぼ同じかな、と思います。
●私も、椙田さんの発言を聴いて「同じ考え」「同じ発想を持っている人がいる」ことを知り、とても心強く思いました。
今の体勢では難しいけれど、世論と一致してきたら不可能ではないのかな、と思います。
●その「今の体勢」を変えるために何が必要なのか、も合わせて考えていきたいと思います。
そのためには「世論が一致するのをただ待っている」のではなく、
「世論を一致させるためにはどうすれば良いのか?」ということを考えていきたいと思っています。
その意味では市民への行動提案と言う意味も含まれています。
●1/26の「夢フォーラム」での椙田さんの発言が「椙田さんからの行動提案」であるなら、私は大歓迎です。
一度詳しくお話できる機会があれば、と思います。
●ありがとうございます。私もぜひお会いして意見交換をしてみたいと思っています。椙田さんのご都合の良い日時を連絡頂ければ、いつでもOKです。
まず、最初に、取り組むべきコトは
この「東飯能駅ビルに市役所や図書館、保育所が入居する可能性」については、興味のある市議と市民が一堂に会して、意見交換することだと思います。
その第1回目の意見交換会の日時と場所を決め、それを
『飯能いつどこ情報源』や「まちBBS関東掲示板の飯能スレッド」
椙田さんのブログなどへの書込で告知すれば、20人か30人くらいは集まるかもしれません。
その第1回目の「市民と市議との意見交換会」で私が望むことは
「椙田さん以外の市議にも出席して欲しい」ということです。
なぜなら、その「市議と市民との意見交換会」に出席する市議が椙田さん一人だと、その出席した市民は「椙田市議個人を応援している」と見られてしまう恐れがあるからです。
そうなってしまうと「旧丸広東飯能店の今後については大いに興味が有る人でも、「特定の市議の支持者と見られることを嫌がる人」(私もその一人です)は出席しにくくなってしまいます。
少なくとも、無所属の市議や異なる政党に属する市議が合わせて3、4人以上が出席する会合であれば、大部分の人にとって「出席しづらい会合」ではなくなります。
そこで、椙田さんには「東飯能駅ビルに市役所や図書館、保育所が入居する可能性」を追求して」いきたいという意欲の有る他の市議さんもぜひ誘って欲しいと思っています。
2008-02-04 Mon
『飯能いつどこ情報源』の〈who? 誰?〉頁の個人リンク集の中で
飯能市議が開設しているwebサイトは、下記の4人しかいません。
加藤由貴夫さん
加涌弘貴さん
椙田博之さん
中村公一さん
他に、日本共産党飯能市議団(市議4人)のwebサイトがあります。
(まだ他にも居るのかもしれませんが私には見つけられませんでした)
現在、21人在籍している市議の中で、他の13人は、なぜ開設してないのでしょうか?
市議として主張したいこと、発信したいことが無いのでしょうか?
市議として市民に提案したいこと、呼びかけたいことが無いのでしょうか?
有れば、ホームページやブログを開設したくなると思うのですが・・・
パソコンさえあれば、誰でも簡単に開設できるのに、なぜ、開設しないのでしょうか?
「議員活動にwebサイトの開設は必要ない」と考えているのでしょうか?
まさか、パソコンを買えないからということは無いと思います。
もしかして、「パソコンが使えない」からなのでしょうか?
もし、そうだとしたら、公民館や駿河台大学、商工会議所などで時々開催するホームページ作成講座の受講を、そういう市議に義務づけて欲しいとすら叫びたくなってしまいます。
飯能市議会サイトに「議員名簿」という頁が有ります。
この頁には市議個人の情報として<住所・電話・党派・所属委員会>しか掲載されていませんが、ここに、市議毎のWEBサイトの有無を明示し、開設されている市議のwebサイトへのリンクを張るようにすれば、それだけで、新たに開設する市議が増えるのではないでしょうか?
もし、この「議員名簿」頁の<電話>欄に、電話番号が記載されていない市議が居たら、私たちは、その市議に対して「市民とのコミュニケーションをまったく考えていない偏屈な人」と解釈してしまうのではないでしょうか。
もちろん、現代では電話の無い人はメッタにいません。居たとしたら、その人は確実に「変人」と言われているでしょう。しかし、現代は、もはや、議員として「個人のwebサイト開設」は、電話と同じように不可欠なものになっているのではないでしょうか。
「議員でありながらwebサイトを開設していない」というと
私はそれだけで「議員としての熱意と意欲の無さ」を感じてしまうのですが、
それは「偏見」でしょうか?
2008-02-06 Wed
市議の椙田博之さんが、ブログ『すぎたひろし活動日記「まいど!」』に
先日ご案内した「愛する飯能・夢フォーラム2008」が1月26日に市民会館小ホールで開催されました。っていうか主催は我々議員なんだけど。
と書かれています。
当時の文化新聞の記事だけでは「本当の主催者」が誰なのかが、よく判らなかったのですが、これで主催者が判りました。
そのブログの中で、椙田市議は、
こういった形は、パネルディスカッションやるには市議も人数が多くて収集がつかないと言う意味から、また平等性に欠けるとかの理由からなかなか開催できないのが現状。どこの都市でもやりたくてできないというところがほとんどではないだろうか。
と書かれていますが、本当にそうですね。
今回のこの「試み」は、一般紙の埼玉版でも記事として取り上げられてもよかったのに、と残念に思っています。
次回開催のときは、「平等性に欠けるとかの理由」はあまり気にすることはないと思います。
市議の有志が主催するのであれば、「どの市議に出席させるか、させないか」については、主催者の意志で決めて構わないと思うからです。
「出席したかったのに私は出席を拒否された」と不満に思う市議がいるなら、自分たちで別途に、何回でも、自由に主催すればいいことでしょう。
「同じようなテーマ」であっても、様々な市議のグループが、それぞれに
「市民に向かって主張する場」や「市民との意見交換会」を開催してくれたほうが、市民としては、そのほうが面白いものです。
椙田さんは、さらに
また、開催できてもシナリオありで、スタジオ録音のロックみたいに活きがなかったりする。やっぱりロックとディスカッションはライブじゃなきゃ、ということで私もその路線を貫けるようがんばりました。何をがんばったって、パネラーとコーディネーターを当日まで話させずに、特に議員には(私もそうだけど)何を聞かれても文句なしってことで通しましたよ。勝手に手を上げて発言もしたし。
と書かれています。
私も会場で聴いていて、「勝手に手を上げて発言する」ほうが面白さを感じました。当日の司会者の進行は悪くなかったと思いますが、出席者の発言が一巡するまでは「順番に指名する」方法で構わないですが、二巡目からの発言は自由にしても良かったのではないか、と思います。
でもこの試みは初めてじゃないけど、前回1年位前にやった時よりはお客さんの評判もよかったみたい。
前回は、県議選での特定候補の応援だったので、開催を知っていても、会場には行きにくかった人も少なくなかったと思います。
今度またやる時は是非見に来てください。
ぜひ、「市議の有志の主催」でこれからも継続して開催して下さい。
楽しみに待っています。日時と会場が決まれば、微力ながら『飯能いつどこ情報源』でもPRさせていただきます。飯能駅などでチラシ配布をする時はお手伝いします。私が主催している<有望若手応援寄席>でもチラシを配布します。
きょうの文化新聞に
「新図書館の早期建設願い、“考える会”が市長に再要望」
という記事が載っていましたが、この「新図書館」も「東飯能駅ビル新庁舎実現の可能性」には密接に関わっています。
次回は、ぜひ、テーマを「駅ビル新庁舎・駅前図書館の可能性」に絞り込んで、興味のある市民と市議との意見交換会にして欲しいと願っています。
2009-04-20 Mon
私は「選挙」が大好きです。
といっても、私自身が何かの選挙に立候補するのは「嫌い」で「選挙に出るくらいなら死んだほうがましだ!」と本気で思っている人間です。
私が好きなのは、「選挙」というよりも「選挙制度」そのものが好きなのです。
その中でも、私は原点の「選挙権」そのものに一番関心を注いでいます。
いまは市議選の真っ最中なので「選挙権」の意味を浮き彫りにしてくれる「投票率」について考えてみました。
私は「棄権=権利の放棄」と位置づけています。
だから、「選挙で棄権した人」は、その棄権した選挙で当選した首長や議員を批判する権利も、何かを要望する権利も放棄したものと見なすべきであるという「見解」です。
そのような見解が認められた社会は下記のようなものになっていきます。
Aさんが市役所に「市政に対する不満・要望」を訴えに行くと、窓口では、すぐに「台帳」と照合して、Aさんが、直近の選挙で「投票所に行ったかどうかを確認します。
そして「このAさんは行っていない」ということが判明すると、「あなたは市政に対する一切の権利を放棄しているので、市政に対して不満や要望や述べることはできません」と告げられます。
そこでAさんがどいのような抗議をしようと「自分で権利を放棄したのですから、市役所にはあなたの抗議や意見を聴く義務はありません!」と追い返されてしまいます。
私自身は、本気で、「これで良い」と思っています。
だから、私は「市議選の投票率30%」という数字を見ると「市議や市議会の対する一切の権利を放棄した人が有権者の70%も居る」というように認識してしまいます。
私の中には「棄権=白紙委任」と位置づけてもいいのではないか?という考えも芽生えています。
すると「市議選の投票率30%」という数字は、「どんな人が市議に選ばれても、どのような人たちで市議会が構成されていようと、その市議会で何を採決されようと、すべてそれに従います」ということを表明した人が有権者の70%も居る」というように認識することになります。
「棄権=白紙委任」という考えに立つと「投票率が低いほど国民が満足している何よりの証拠」ということになります。
つまり「投票率が低いほど良い国」ということになります。
したがって、選挙管理委員会の役割は「選挙が公正に実施されること」だけであっても、「投票率を上げる」ことは「選管の仕事ではない」ということになります。
いま、日本では「投票率の持つ意味」について、明確な見解や信念が語られることが極めて少なくなっています。
特に驚くことは、「投票率の変化」に最も影響される「選挙の立候補者」自身が投票率の上下については関心を持っている割りには、その「投票率を上げる」ことは「自分の役割ではない」と思っていることです。
その証拠は、いま、市内のどこに居ても、すぐに確認できます。
今回の市議選の立候補者23人の「訴え」とやらに耳を傾けてみて下さい。
「私に投票して下さい」という主旨のことを言うばかりで、「私に投票しなくてもいいからとにかく棄権だけはしないで下さい」という主旨のことを言う候補者が、果たして何人いるでしょうか?
もうしばらくすると各戸に配布される「選挙公報」を読んでみて下さい。
そこに「棄権しないで!」「とにかく投票所に行って!」という主旨のことを書いている候補者が果たして何人いるでしょうか?
おそらく「一人もいない」と思います。
だから、投票率が低くなるのだと私は思っています。
次回は本日(4/20)18:00頃に掲載します。
2009-04-22 Wed
きょう(4/22)の朝刊に「飯能市議会議員候補者選挙公報」が折り込まれていました。
「選挙公報」は、サイズこそ公平に均一になっていますが、「文面」「デザイン」は自由なので、意外と候補者の違いが如実に表れているものです。
すぐに判る「面白い違い」は「経歴紹介」です。
出身の幼稚園から小中高、大学までの学歴だけでなく、PTA会長や消防団長や各種の地域団体での役職まで詳細に記載している人もいれば、年齢も含めてまったく一切の経歴を記載していない人もいます。
「経歴を一切書かない」理由はどのようなものなのでしょうか?
「自慢することではない」からなのでしょうか?
それとも、「知られたくない」からなのでしょうか?
何でもオープンにしてしまう目立ちたがり屋の私には理解できません。
「経歴」をまったく書かなければ、後日「経歴詐称」を追求されることは無いのですから、これもうまい予防策だとは思います。
一人の候補者だけホームページのURLが記載されています。
私の古い知識では選挙期間中は「閉鎖することになっている」と思っていました。そこで念のために、他の2名の現職候補者のHPやブログを確認してみてのですが、そちらもいつものように表示されたので、たぶん、公選法には抵触しないことになったのでしょう。
私が注目したのは現職のN候補の欄です。
掲げている9つの「公約」の中に「入間市・狭山市・日高市等、広域合併の推進」と書かれているのです。
今回の「公報」で「広域合併の推進」をはっきり掲げているのはこのNさん一人だけです。
「飯能市は名栗村と合併したのだから、もう合併は必要ない!」という考えの市民が多い中で、「公報」に「広域合併の推進」を明記しているのは、堂々たる信念の現れだと思います。
私自身も「次の広域合併」を望んでいる人間なのですが、それだけに気になったのは、この「入間市・狭山市・日高市等、広域合併の推進」という表現です。
これは「入間市・狭山市・日高市と飯能市を含んだ広域合併」という意味なのしょうか?
それとも、その文字通りに「(飯能市を含まない)入間市・狭山市・日高市等、広域合併の推進」という意味なのでしょうか?
後から、「どちらにでも説明できる表現になっている」と思うのは、私だけでしょうか?
いずれにせよ、<選挙公報>というのは、全候補者の「訴え」を見ると、それが、そのまま、現在の飯能市が抱えている行政上の課題なのですから、これはこれで便利な資料だと実感したのです。
この公報に載っている23人の中で21人は市議になるのですから、公報を大切に保存しておいて、それぞれの市議が「公報に掲げたことを本当に取り組んでいるかどうか」を確認する際のチェックリストとして活用させてもらうことにします。
みなさんも、ぜひ、次の2013年4月の市議選まで、この公報を保管していてはどうでしょうか?
次回は明日(4/23)07:00頃に掲載します。
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