2009-04-22 Wed
きょう(4/22)の朝刊に「飯能市議会議員候補者選挙公報」が折り込まれていました。
「選挙公報」は、サイズこそ公平に均一になっていますが、「文面」「デザイン」は自由なので、意外と候補者の違いが如実に表れているものです。
すぐに判る「面白い違い」は「経歴紹介」です。
出身の幼稚園から小中高、大学までの学歴だけでなく、PTA会長や消防団長や各種の地域団体での役職まで詳細に記載している人もいれば、年齢も含めてまったく一切の経歴を記載していない人もいます。
「経歴を一切書かない」理由はどのようなものなのでしょうか?
「自慢することではない」からなのでしょうか?
それとも、「知られたくない」からなのでしょうか?
何でもオープンにしてしまう目立ちたがり屋の私には理解できません。
「経歴」をまったく書かなければ、後日「経歴詐称」を追求されることは無いのですから、これもうまい予防策だとは思います。
一人の候補者だけホームページのURLが記載されています。
私の古い知識では選挙期間中は「閉鎖することになっている」と思っていました。そこで念のために、他の2名の現職候補者のHPやブログを確認してみてのですが、そちらもいつものように表示されたので、たぶん、公選法には抵触しないことになったのでしょう。
私が注目したのは現職のN候補の欄です。
掲げている9つの「公約」の中に「入間市・狭山市・日高市等、広域合併の推進」と書かれているのです。
今回の「公報」で「広域合併の推進」をはっきり掲げているのはこのNさん一人だけです。
「飯能市は名栗村と合併したのだから、もう合併は必要ない!」という考えの市民が多い中で、「公報」に「広域合併の推進」を明記しているのは、堂々たる信念の現れだと思います。
私自身も「次の広域合併」を望んでいる人間なのですが、それだけに気になったのは、この「入間市・狭山市・日高市等、広域合併の推進」という表現です。
これは「入間市・狭山市・日高市と飯能市を含んだ広域合併」という意味なのしょうか?
それとも、その文字通りに「(飯能市を含まない)入間市・狭山市・日高市等、広域合併の推進」という意味なのでしょうか?
後から、「どちらにでも説明できる表現になっている」と思うのは、私だけでしょうか?
いずれにせよ、<選挙公報>というのは、全候補者の「訴え」を見ると、それが、そのまま、現在の飯能市が抱えている行政上の課題なのですから、これはこれで便利な資料だと実感したのです。
この公報に載っている23人の中で21人は市議になるのですから、公報を大切に保存しておいて、それぞれの市議が「公報に掲げたことを本当に取り組んでいるかどうか」を確認する際のチェックリストとして活用させてもらうことにします。
みなさんも、ぜひ、次の2013年4月の市議選まで、この公報を保管していてはどうでしょうか?
次回は明日(4/23)07:00頃に掲載します。
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