2008-02-07 Thu
飯能市で計画されている新図書館と東飯能駅ビルの今後に関することです。
中項目 には、現時点では下記の4つです。
⇒ 駅ビルの理想・構想・妄想…
⇒ 市議会を傍聴して考えたコト
⇒ 「新図書館建設」との兼ね合い
⇒ アンケートを実施しない理由
⇒ 実施して欲しい市民アンケート
中項目 には、現時点では下記の4つです。
⇒ 駅ビルの理想・構想・妄想…
⇒ 市議会を傍聴して考えたコト
⇒ 「新図書館建設」との兼ね合い
⇒ アンケートを実施しない理由
⇒ 実施して欲しい市民アンケート
2008-02-08 Fri
東飯能駅ビルにあった旧丸広東飯能店の今後について、当ブログでは下記のカテゴリー(大項目・中項目)で書いてきました。
★緊急を要する課題★
⇒ 東飯能駅ビル新商業施設(9件)
⇒ 「駅ビル保育園」への道(1件)
⇒ 「駅ビル新庁舎」への道(9件)
⇒ 住民アンケート(3件)
★「図書館問題」で考えたいコト★
⇒ 議会での「答弁」を検証しよう(5件)
⇒ 「箱物行政」の聖域なのか?(3件)
⇒ 現図書館で出来るコト(1件)
⇒ 次の飯能市立図書館(10件)
⇒ 「駅ビル図書館」への道(8件)
⇒ 新図書館懇話会への質問(3件)
★参考になる他市の例★
⇒ 閉鎖大型店への市庁舎移転(1件)
★その他の項目★
⇒ 丸広東飯能店の跡地(7件)
きょう(2/8)時点での書込は総計59件です。
上記のそれらは<一人のオジサン>による<ブログでの単なる戯言>です。
<駅ビル新庁舎>とか<駅ビル図書館><駅ビル保育園>も、
「出来たらいいなぁ・・・」「有ったらいいなぁ・・・」という姿勢で書いただけ。
この★東飯能駅ビル変身大作戦!★という大項目では、それらを
「果たして、実現できるか?否か?」ではなく
「実現させるためには、何を、どうすればいいのか?」という視点に立って、
実際に行動に移したいコト、行動したコトを書いていきます。
予定している中項目は下記のようなものを考えています。
駅ビルの理想・構想・妄想・・・
新図書館建設との兼ね合い
参考にしたい事例・戦略戦術
市議と市民の意見交換会
市長への説明・要請・説得・圧力
現所有者との接触・打診・要請
参考にしたい事例・戦略戦術
マスコミとミニコミの反応
2008-02-12 Tue
2月6日(水)付けの文化新聞に
「新図書館の早期建設願い、“考える会”が再要望」
揺れる山手町用地問題を懸念
という記事が載っています。
その記事には、市長の発言として下記のようなことが書かれていました。
「色々な立場での意見があるが、図書館建設自体への反対の声はないと認識している。」
たしかに、箱物行政に対する批判が強くなった昨今でも、図書館建設だけは、例外のようで、ほとんどの自治体では、「どこに造るか?」「いつ造るか?」「どのような図書館にするか?」については、住民の意見が分かれることは有っても、「新しい図書館を造る」こと自体に反対する市民はいないようです。
しかし、「住民が新しい図書館を望む」ということは、必ずしも、
「新しい図書館を建設するならどこでもいい」ということではありません。
「どうせ移転するなら、可能な限り、図書館に最適な場所にして欲しい」という願いとセットになっているのです。
文化新聞の記事よると、沢辺市長はさらに下記のように述べています。
「適地は山手町用地以外にはなく、市としては当初の方針通りにやりたい」
確かに「更地に新しい建物を建てるには山手町用地以外に無い」と考える人は多いでしょう。私自身も以前はそう考えていました。
しかし、丸広東飯能店が閉館してから、事態は大きく変わったのです。
市が平成16年に設置した「新図書館懇話会」が、
「位置としては山手町用地が最適という報告書をまとめた」
と言っても、それは、丸広東飯能店の閉館を市民の誰もが想像できなかった時の「判断」でしかないのです。
「事態」は変化するのです。
当初、新聞で報道された「平成19年11月の新規オープン予定」は、結局、必要なテナントが集まらず、現時点では、「旧丸広東飯能店」の今後は全く見えていません。
しかし、当ブログの【東飯能駅ビル新商業施設】(全9件)で書いたように
飯能市が適切な価格で、東飯能駅ビルを購入できる可能性が生じているのです。購入できなかったとしても、テナントとして、新図書館が入居できる可能性がかなり高くなってきているのです。
「駅ビル図書館」の可能性が有る間は、
「山手町用地に数十億円をかけて新図書館を建設する」という
「まず先に箱物を造る」という計画は、“凍結する”という選択肢も、検討に値するのではないでしょうか?
2008-02-13 Wed
現在、飯能での「駅ビル図書館」の可能性は、下記の5通りが考えられます。
1.現所有者から適正価格で購入できる可能性
2.現所有者から要請されて低価格で購入できる可能性
3.所有者から請われてテナント入居できる可能性
4.所有者が「民設公営図書館」を提案してくる可能性
5.所有者が「新図書館の〈民設民営〉」を提案してくる可能性
東飯能駅ビル以外の可能性としては、
6.飯能ペペ4階を借りて図書館に転換できる可能性
もあります。
さらには、「駅ビル」ではなくても、「駅前図書館」であれば
7.丸広飯能店7階(現レストラン)を借りて転換できる可能性
8.サビア3階(駐車場フロア)を借り、改装して転換できる可能性
もゼロではありません。
しかし、「山手町用地」に建設するなら、その新図書館は従来通りの
「公設公営」という運営方法に最初から限定されてしまいます。
その新図書館が「年中無休・朝8時から夜10時までの開館」という、新しい図書館の動向が実現されるという確約が保証されるのでしょうか?
これからの自治体の「施設サービス」には、「公設公営」以外に
「公設民営」や「民設公営」、さらには「民設民営」などの様々な可能性が開けています。
ところが、「山手町用地に新図書館を建設」にこだわることは、これらの可能性の全てを捨てることになるのです。
「過去の方針」にこだわっている人は、このことを承知しているのでしょうか?
1.現所有者から適正価格で購入できる可能性
2.現所有者から要請されて低価格で購入できる可能性
3.所有者から請われてテナント入居できる可能性
4.所有者が「民設公営図書館」を提案してくる可能性
5.所有者が「新図書館の〈民設民営〉」を提案してくる可能性
東飯能駅ビル以外の可能性としては、
6.飯能ペペ4階を借りて図書館に転換できる可能性
もあります。
さらには、「駅ビル」ではなくても、「駅前図書館」であれば
7.丸広飯能店7階(現レストラン)を借りて転換できる可能性
8.サビア3階(駐車場フロア)を借り、改装して転換できる可能性
もゼロではありません。
しかし、「山手町用地」に建設するなら、その新図書館は従来通りの
「公設公営」という運営方法に最初から限定されてしまいます。
その新図書館が「年中無休・朝8時から夜10時までの開館」という、新しい図書館の動向が実現されるという確約が保証されるのでしょうか?
これからの自治体の「施設サービス」には、「公設公営」以外に
「公設民営」や「民設公営」、さらには「民設民営」などの様々な可能性が開けています。
ところが、「山手町用地に新図書館を建設」にこだわることは、これらの可能性の全てを捨てることになるのです。
「過去の方針」にこだわっている人は、このことを承知しているのでしょうか?
2008-02-15 Fri
あえて「妄想」を書いてみました。
それは、飯能市に全国からの注目を集める方法についてです。
もちろん「事件」や「不祥事」、「不名誉なこと」ではなく
「いい意味での注目」ですが・・・・・
それは、飯能市役所の全敷地を「売りに出す」ことです。
マスコミ向けに記者会見を通知するだけで、その会見場には取材陣が大挙して押しかけることになるでしょう。
それだけで確実に「注目」が集まります。
「何で売るの?」
「幾らで売るの?」
「いつまでに売るの?」
「望む買い手は?」
「何で売るの?」
→ 「新庁舎用に東飯能駅ビルを現在の所有者から購入するためです」
と説明しましょう。
→ 「駅ビル庁舎、駅ビル図書館、駅ビル保育園を開設するためです」という
説明も加えておきましょう。
「幾らで売るの?」
→ 公開オークションにするので、もちろんできるだけ高く買ってもらいたい」と
説明するだけでいいでしょう。
「いつまでに売るの?」
→ 「期限は設けませんが、できるだけ早く売却して、できるだけ早く
東飯能駅ビルを収得したい」と答えておきましょう。
「望む買い手は?」
→ 「人口増と税収増を考えれば、どこかの企業の本社機能か、
精密機械系の工場か、高層住宅を手がける不動産会社」
と答えておきましょう。
販売価格と受け渡し時期については、実際に買い手が決まってから
交渉すればいいのです。
この「市役所売却方法」について、みなさんはどのような反応をするでしょうか?
<思考の柔軟度>がある程度は推測できるでしょうね・・・・・
2008-02-20 Wed
「妄想」を続けてみましょう。
2009年7月に予定されている飯能市長選に、現職の沢辺市長に対抗して、
どのような人が立候補することになるのか、私はまったく知りません。
(よくある質問FAQに書いたように私の立候補は絶対にありません)
もし、沢辺市長が「3選を目指して立候補する」意欲が有るのなら
その当選を確実にするための<実績づくり&話題づくり>として提案したいのが
この<東飯能駅ビル購入のための飯能市役所売却宣言>です。
これはなにも難しいことはありません。
「とりあえず宣言をしてみるだけ」ですから経費も不要です。
沢辺市長が、マスコミ各社に連絡して記者会見を飯能市役所で開き、
「駅ビル市役所、駅ビル図書館、駅ビル保育園などを実現するために
現在の市役所敷地を売却したい」
「買い手としては、マンション開発用地か本社移転先用地、工場用地を求めている企業を望む」
「金額はインターネットオークションの競りで決めたい!」
と述べるだけでいいのです。
それだけでマスコミ各社・各媒体のニュースで
「市役所売却は全国初の試み!」とか
「再生できない駅ビル打開策のウルトラC(古い表現ですね)」とか
「市長の英断か?!蛮勇か?!」
などと紹介されていくでしょう。
もちろん、これは「単発ニュース」では終わらないのです。
なぜなら、ワイドショーネタになるような話題には事欠かないからです。
「なぜ閉店した駅ビルの再生が進展しないのか?」
「はたして市役所の買い手は現れるのか?」
「最終的には誰が買うことになるのか?」
「いったい幾らなら売れるのか?」
「市民の反応は?」
など・・・・・・・・
このマスコミ発表の段階では、
実際に買い手となる企業と売買契約を締結するわけではないのですから、
この時点ではまだ「市議会の承認」は不要です。
市長もマスコミの質問に対しては
「議会の同意が得られることを願っています」
と言っていればいいのです。
市議の中には、この<妄想のようなプラン>に
反対する人もいれば、賛成する人もいるでしょう。
この段階で、
東飯能駅ビルの現在の所有者であるニューシティーコーポレーションが
「飯能市からは何の打診も受けていない」とか
「飯能市に売却する気は無い」
「もうテナントが決まって新装開店する予定になっている」とか発言しても
沢辺市長は
「先方もいろいろな選択肢の中で考えているようです」とでもコメントしておけばいいのです。
もしも万が一、
ニューシティーコーポレーションがテナントを確保して本当に新規開店したら、
それはそれで、飯能市の活性化のためには歓迎すべきコトです。
市長は、マスコミに対して
「駅ビル市役所や駅ビル図書館が実現できなくなったこと残念だが、東飯能駅ビルが丸広だった時代よりも賑やかな場所になるのは大歓迎です」
とでもコメントすれば、それで済むことです。
その間、飯能市は全国に「市役所売却、駅ビル庁舎、駅ビル図書館、駅ビル保育園」など、他の自治体にも希望が湧いてくるような話題を提供できるのです。飯能市への注目度と知名度は飛躍的に向上するでしょう。
このようなマスコミのPR効果だけでも「沢辺市長の3選は確実になる」と思うのですが、どうでしょうか?
沢辺市長がこのブログを読んでいるかどうか、私は知りませんし、
市長の身近にいる職員が、このブログを市長に教えるかどうかも判りません。
仮に、市長がこのブログを読んだとしても、
「売却宣言」をする勇気と度胸が有るかどうかもわかりません。
(やっぱ、妄想かなぁ・・・・・・・)
2008-02-21 Thu
「妄想」は続きます。
もし、東飯能駅ビルの所有者であるニューシティーコーポレーション(NCC)が
「飯能市役所が駅ビルにテナントとして入居したいのなら歓迎する」
と回答してきたら、どうなるでしょうか?
沢辺市長が取るべき決断は下記の<三者択一>になるでしょう。
A・「市役所の売却成立までは入居の確約はできない」と回答する
B・入居面積や時期、賃料などの条件の提示を受けて市議会に諮る
C・あくまでも「全館一括購入」を希望してテナント入居は断る
A・「市役所の売却成立までは入居の確約はできない」と回答した場合、
それからの可能性は下記のようになるでしょう。
→ 所有者(NCC)が「市役所の売却が決まるまで待つ」と回答してきたら、
飯能市はそのまま<市役所の買い手>が現れるのを待てばいいのです。
購入ではなくテナント入居ですが「駅ビル庁舎・図書館」は実現します。
→ 所有者(NCC)がそれを待ちきれずに他のテナントを入居させてしまったら
この「駅ビル庁舎」「駅ビル図書館」の可能性はここで消えてしまいます。
しかし、「買い手が付かない」のは沢辺市長の責任にはなりません。
沢辺市長は「売れなかったが市役所売却という思い切った策を打った市長」
と評価されます。
B・入居面積や時期、賃料などの条件の提示を受けて市議会に諮る場合
それからの可能性は下記のようになるでしょう。
→ 市議会が否決したら「駅ビル庁舎」の可能性は消えますが、
これは市長の責任ではなく、否決した市議会の責任になります。
→ 市議会が可決したら、「東飯能駅ビル変身大作戦」は成功です。
この成果は、勇気と度胸と「売却宣言」をして市長のものです。
「賛成決議をした市議」の成果ではありません。
C・あくまでも「全館一括購入」を希望して市が入居を断った場合
それからの可能性は下記のようになるでしょう。
→ もし、所有者(NCC)が駅ビル売却に同意したら価格交渉に入れます。
この場合は、「かなりの低価格で買い取れる」可能性があります。
→ 所有者(NCC)への支払日までに市役所の売却ができないときは
公債発行か、市役所敷地を担保に銀行から借りておきましょう。
これも、その可否を市議会に諮ればいいことです。
上記のABCのいずれを選択しても、実際の決着がつくのはかなり先のことになりますから、その間は、マスコミに話題を提供し続けることができます。
この<市役所売却>と<駅ビル庁舎・駅ビル図書館>について、市民からのアンケート調査を行えば、その経過や結果も話題提供になります。
いずれにせよ、<市役所売却宣言>が支持されている間は、沢辺市長の3選は確実になるでしょう。(これも妄想なのかなぁ・・・・・・)
もし、東飯能駅ビルの所有者であるニューシティーコーポレーション(NCC)が
「飯能市役所が駅ビルにテナントとして入居したいのなら歓迎する」
と回答してきたら、どうなるでしょうか?
沢辺市長が取るべき決断は下記の<三者択一>になるでしょう。
A・「市役所の売却成立までは入居の確約はできない」と回答する
B・入居面積や時期、賃料などの条件の提示を受けて市議会に諮る
C・あくまでも「全館一括購入」を希望してテナント入居は断る
A・「市役所の売却成立までは入居の確約はできない」と回答した場合、
それからの可能性は下記のようになるでしょう。
→ 所有者(NCC)が「市役所の売却が決まるまで待つ」と回答してきたら、
飯能市はそのまま<市役所の買い手>が現れるのを待てばいいのです。
購入ではなくテナント入居ですが「駅ビル庁舎・図書館」は実現します。
→ 所有者(NCC)がそれを待ちきれずに他のテナントを入居させてしまったら
この「駅ビル庁舎」「駅ビル図書館」の可能性はここで消えてしまいます。
しかし、「買い手が付かない」のは沢辺市長の責任にはなりません。
沢辺市長は「売れなかったが市役所売却という思い切った策を打った市長」
と評価されます。
B・入居面積や時期、賃料などの条件の提示を受けて市議会に諮る場合
それからの可能性は下記のようになるでしょう。
→ 市議会が否決したら「駅ビル庁舎」の可能性は消えますが、
これは市長の責任ではなく、否決した市議会の責任になります。
→ 市議会が可決したら、「東飯能駅ビル変身大作戦」は成功です。
この成果は、勇気と度胸と「売却宣言」をして市長のものです。
「賛成決議をした市議」の成果ではありません。
C・あくまでも「全館一括購入」を希望して市が入居を断った場合
それからの可能性は下記のようになるでしょう。
→ もし、所有者(NCC)が駅ビル売却に同意したら価格交渉に入れます。
この場合は、「かなりの低価格で買い取れる」可能性があります。
→ 所有者(NCC)への支払日までに市役所の売却ができないときは
公債発行か、市役所敷地を担保に銀行から借りておきましょう。
これも、その可否を市議会に諮ればいいことです。
上記のABCのいずれを選択しても、実際の決着がつくのはかなり先のことになりますから、その間は、マスコミに話題を提供し続けることができます。
この<市役所売却>と<駅ビル庁舎・駅ビル図書館>について、市民からのアンケート調査を行えば、その経過や結果も話題提供になります。
いずれにせよ、<市役所売却宣言>が支持されている間は、沢辺市長の3選は確実になるでしょう。(これも妄想なのかなぁ・・・・・・)
2008-02-25 Mon
「妄想」はさらに続きます。
現時点で、東飯能駅ビルでの「駅ビル庁舎」「駅ビル図書館」の可能性が全く閉ざされてしまうケースは、所有者のニューシティーコーポレーションが、飯能市役所へ入居要請をせずに、自力で集めたテナントだけで新装開店してしまうことでしょう。
しかし、昨年11月の新装開店を公表しながら実現できなかったニューシティーコーポレーションには、もう東飯能駅ビルを満杯にするだけのテナントを、飯能市抜きに集めることはできないのかもしれません。
なぜなら、今年の4月、入間市に、近隣最大の超大型商業施設である
<入間アウトレットパーク>と<コストコ入間店>がオープンするからです。
ここに入居する企業が、東飯能駅ビルにも入居する、ということはあり得ないし、さらには、<入間アウトレットパーク>と<コストコ入間店>の集客力を知ってしまった企業も、すぐ近くの東飯能駅に出店することはないからです。
もしかして、ニューシティーコーポレーションは、東飯能駅ビルを購入した時点では、この<入間アウトレットパーク>と<コストコ入間店>の開店計画を把握していなかったのではないでしょうか。
まさか、商業施設開発のプロを標榜している企業が、そのようなポカミスをしているとは思えませんが、少なくとも、コストコなどの新規開店による影響を過小評価していたのかもしれません。
もし、仮に、万が一、ニューシティーコーポレーションが、賃貸条件を下げて、無理にテナントを集めて新装開店させても、長続きはしないでしょう。
なぜなら、「駅ビル図書館」という、それ自体が大きな集客力を持ち、同じビルに入居するテナントへも大きな波及効果をもたらすことが期待できるテナントを誘致しようとしないセンスで運営するからです。
つまり、現状では、東飯能駅ビルは下記のような<末路>をたどる可能性も考えられるのではないでしょうか?
1.集められたテナントだけで「部分オープン」するが長続きしない
(テナントの質が低下し、不人気施設のまま廃れていく)
2.このままテナントが集まらずに閉ざされたまま放置される
(その放置が何年続くことになるかは誰にも予想できない)
3.現所有者が空きビルのまま新たな買い手に転売してしまう
(その新たな買い手と、その使途は予想もつかない)
4.しかし、新たな買い手がつかないまま現所有者が破綻してしまう
(こうなると競売物件になる可能性が出てくる)
いずれにせよ、飯能市としても黙って見過ごしておくことはできないことです。
行政が「飯能市の活性化」を本気で願っているのだとしたら、当然、しかるべき<手>をいまから考えておくべきではないでしょうか?
2008-02-27 Wed
妄想をさらに続けてみました。
「駅ビル庁舎」「駅ビル図書館」「駅ビル保育園」「駅ビル市民活動センター」などをできるだけ経費をかけないで実現したいのですが、
そのために、飯能市にとって<最も都合の良い展開>は、東飯能駅ビルを低価格で収得、もしくは賃借できるようになることです。
それには、下記の4つのパターンがあります。
1.現所有者のニューシティーコーポレーションが低家賃で図書館と
保育園のテナント入居を要請してくる
2.現所有者のニューシティーコーポレーションが、新規オープンを諦めて
飯能市に「買い取り」を要請してくる
3.現所有者のニューシティーコーポレーションが、新規オープンを諦めて
売りに出したら、それを飯能市が購入する
4.現所有者が破綻して競売に出されたのを競落する
上記の中で、最も低価格で収得できるのは[4]ですが、難点は「いつのことになるか判らない」ことです。
もちろん、「いつになるか判らない」という点では、[1]も[2]も同じなのですが、「飯能市から打診してみる」ことで、時期を早めたり、指定することが可能になることもあります。
しかし、いずれにせよ、新図書館の建設や、現庁舎の耐震工事を始めてしまったら、「駅ビル収得の道」を自ら閉ざすことになってしまいます。
だから、<東飯能駅ビルの収得>や、<駅ビルへのテナント入居>の可能性が消えていない間は、自前の新図書館建設は凍結すべきではないでしょうか。
ましてや、現庁舎の耐震工事などは、市内全ての校舎と公共建物の耐震工事が終了してからでいい のではないでしょうか。
飯能市はいままで市議会や、市民との集会の場などで
「東飯能駅ビルは図書館としての使用に耐えられる構造にはなっていない」という<虚言>と、
「駅ビルは市役所の業務に向くようには造られていないから庁舎としての使用には適さない」という<珍説>を続けてきました。
それは、「一度決めた別館建設を中止(中断)させたくない」ということを優先させていたからです。
これから、また、「別館新築」を「一度決めた方針だから今更変更はできない(したくない)」と言って建設したときと同じように、
絶好の機会である「駅ビル庁舎」や「駅ビル図書館」「駅ビル保育園」の可能性が有る間に
新図書館の建設と現庁舎の耐震工事を決定し、着工してしまったら、それは
後々<最も愚かな決定>と記録されるようになるでしょう。
これから
<最も都合の良い展開>を引き寄せることができるか?
それとも
後世に語り継がれる<最も愚かな決定>になるか?
その推移を注目していきます。
2008-03-06 Thu
昨日(3/5)、 【市議会本会議を傍聴】カテゴリーでも書きましたが、
私自身は、
「東飯能駅ビルの再開業」の可能性と、「新図書館建設の着工時期」は、
密接な関係に有ると思っています。
なぜなら、
新図書館が東飯能駅ビルの中にできることになれば、山手町用地にさらに別の図書館を建設するというコトは無くなるし、
山手町用地に新図書館が建設されることに決まれば、図書館が駅ビルに入居するようなことは無くなるのですからです。
市民の中には、
「山手町用地に建設する新図書館と、東飯能駅の駅ビル図書館の2つあってもいいのではないか」と思っている人もいるようですが、資金的に二つの新図書館が可能であるのなら、そういう構想も素晴らしいでしょう。
そうなると、市民の選択肢は下記の3つになるのでしょう。
A・駅ビル図書館だけでいい
B・山手町の新図書館だけでいい
C・無理をしてでも両方に設置すべきだ
もし、市民の要望がCであるなら、その場合は、「山手町用地での建設」と「駅ビルへの入居」のどちらを先にすべきか、ということが課題になるでしょうね。