2008-09-17 Wed
来年の市長選への関心をいまから高める最良の方法は
「東飯能駅ビル購入を争点にする」ことでしょう。
沢辺市長には「東飯能駅ビルを飯能市が購入することには全く興味が無い」ようです。
私がそのように判断した理由は下記のようなことからです。
1.市長は、現所有者のニューシティーコーポレーションの担当者とは
「売却状況の報告訪問」で何度か面談しているのに
「飯能市が購入するとしたら幾らで売るか?」ということを一度も訊ねたことが無い。
市が購入するには議会の承認が必要だが、交渉段階で価格を訊くことくらいは議会の承認は不要。しかし、市長は一度も訊こうとはしない。
(不動産売買では値段を訊かないのは買う意志が無いことなのです)
2.今月の市議会の一般質問での本副市長の答弁では
現所有者から「買い手がなかなかつかないので飯能市で買い手を紹介してくれないか?」と懇願されたとのことだが、それを「市が買ってくれないか?」という打診で有ることを気づかない(ふりをしている)
これだけは、少ない判断材料ですが、さらにいままでの文化新聞の記事と、私自身が市議会での市長答弁を聴いてきた限りでは、そのように断定しても間違いではないと確信しています。
次の市長選に立候補を予定している人が、現職の沢辺市長の失政、無策、無能を指摘するならここが最適ポイントです。
立候補予定者やその支持者が当Blogを読んでいるかどうかは知りませんが、いずれその耳に届くことを期待して、何回かに分けて、
その<攻めどころ>を列挙していきます。
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2008-09-19 Fri
きょう(9/19)の文化新聞に、旧丸広東飯能店ビルのことが
買い受け先決まらず 市、独自に引き受け手模索
という見出しで書かれています。
この記事は、先日(9/12)の市議会の一般質問で武藤文夫議員が質問したことに対して本橋副市長が答弁した内容が主体になっています。
本橋副市長は、武藤議員の質問に対し
「ニューシティーコーポレーションは、旧丸広ビルと日立市の歴前に所有している商業ビルを一括して処分したい意向で、この買い受け先と交渉を進めていた」と説明。しかし、「7月中旬にこの話がまとまりそうもない旨の話があった」と、ニューシティーコーポレーションと買い受け先との交渉が不調に終わったことを報告した。
ニューシティーコーポレーション(NCC社)と旧丸広ビルがこのような事態になることは、 市民の大多数は予想していたことでしょう。
不動産売買には素人の私のようなオジサンでさえ、2008/06/14の書き込みで、下記のように<4通りの可能性>を列挙しておいたのです。
1.売れずに抱えたままニューシティーコーポレーションが破綻する
(そのまま債権者に所有権が移転してしまう)
2.売れずに「売却希望価格」が下がり続ける
(駅ビル庁舎として購入したい飯能市にとっては望ましい展開です)
3.商業施設運営会社が購入するが開業できずにまた売却される
(その頃には、さらに売却価格は下がっていくことでしょう)
4.自社ビルとして使用する企業が購入して入居してくる
(この時点で、飯能市の駅ビル庁舎の可能性は全く消えてしまいます)
上記の<可能性1>は、いよいよ現実になりそうです。
文化新聞の記事はさらに下記のように書かれていました。
さらに、ニューシティーコーポレーションでは、旧丸広ビルの信託受益権の取得にあたってニューヨークに本部がある大手証券会社から資金を調達していた」とニューシティーの資金調達方法を明らかにした上で、
「ところが、この証券会社の経営状態が芳しくなくなり、保有資産の圧縮や切り売りなどの再建策を講じるとの新聞報道もなされた」と指摘。
「そのような状況の中、この証券会社からニューシティーコーポレーションに対して不良債権を整理するための法的措置を取るとの話があり、ニューシティーコーポレーションからは、その前に何とかしたいという意向にある旨の連絡があった」などと続けた。
そもそも、私は当ブログの2007/11/27の書き込みで
<不動産投資ビジネス>
<不動産賃貸ビジネス>
<商業施設運営ビジネス>
の3者の違いを指摘したうえで、
ニューシティーコーポレーションのような<不動産投資ビジネス>の会社の
末路について書いておいたのです。
(下に続く)
2008-09-19 Fri
きょう(9/19)の文化新聞に、最後は下記のように書かれています。
同副市長は「ニューシティーコーポレーションでは、大変厳しい事態になっているようだが、次の買い受け先と具体的な交渉を行っている」としながらも・・・・・
これは、「交渉を行っている」のはニューシティーコーポレーションであって、飯能市が交渉を行っているという意味ではありません。
・・・・・「市では事態を重く受け止め、独自に引き受け手を模索し、市長じきじきにお願いに上がっているところ」などと、この問題で市自らが乗り出していることを明らかにした。
「市では事態を重く受け止め」と言っていますが、
「重く受け止める」というのは「駅ビルを飯能市で購入すること」以外には不適切な表現です。
「独自に引き受け手を模索し」と言っていますが、「独自の引き受け手」は「模索」するまでもありません。<引き受け手>は飯能市しかないのです。
先日(9/16)も書きましたが、不動産を売却したい企業が市長に売却先を紹介して(探して)くれないか、と頼み込むのは、当の市に買い取って欲しいという意図が有ってのことなのです。
これこそまさに、福田総理の対応と同じ「まるで他人事のような言い方」ではないでしょうか。
「市長じきじきにお願いに上がっているところ」と言っていますが、具体的に購入を検討している企業が有るのでしょうか? 本当に市長はその企業に出向いてお願いしたのでしょうか?
もちろん、それが本当だとしても、固有名詞は言えないでしょう。
しかし、その企業が
A<自社ビルとして使用したいという会社>なのか、それとも
B<テナントを入居させる商業施設として購入したい会社>なのか、
C<転売して利益を稼ごうとしているだけの会社>なのか、
という区別くらいは明らかにできるはずです。
東飯能駅ビルを<市の活性化>に結びつけるためには、売却先はBに限られると思うのですが、このABCの区分さえ明らかに出来ないなら、
「市長じきじきにお願いに上がっているところ」と言っているのは<嘘>と思われても仕方ないでしょう。
文化新聞では「この問題で市自らが乗り出していること明らかにした」と、書いていますが、「この問題で市自らが乗り出す」ということは、
市長がニューシティーコーポレーションに対して「幾らなら飯能市に売却するか?」と具体的な売却金額を提示させ、それから具体的な金額交渉に入ることではないでしょうか?
噂では「旧東飯能店は丸広が40億円で建てたがNCC社はそれを20億円で購入した」と言われていますが、それを飯能市が10億円で購入するか、それとも5億円まで下げさせるか、あるいは1億円で投げ売りさせるか、というところまで持っていくことが「この問題で市自らが乗り出す」ということではないでしょうか?
東飯能駅ビルは、飯能市が購入し、駅ビル庁舎、駅ビル図書館、駅ビル保育園、駅ビル公民館、駅ビル診療所にするのが最適な活用法なのです。
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2008-10-05 Sun
先日(9/30)の文化新聞に
「沢辺市長が市政報告会 3選へ向け準備着々」
「10月4日(土)午後5時半から飯能プリンスホテル」
という記事が載っていました。
会場がホテルだと<支持者だけの内輪の会合>のような気がして、入り難いのですが、いちおう市政報告会と書かれていたので、基本的には誰でも入場できる会合だと思っていました。
私が聴きに行きたいと思った理由は、
沢辺市長が<東飯能駅ビル購入の是非>について言及するか? しないか?
参加者からそのことに対する質問が有るか?無いか?
ということを自分の耳で確かめたかったからです。
沢辺市長がこのことに全く触れなければ、現在、市長選への立候補表明の準備をしている他の立候補予定者としては、そこを突く戦術が立てやすくなるでしょう。
ところが、プリンスホテルの会場に着いてビックリ。
結婚披露宴の受付のように、<あ行><か行><さ行>別に受付スタッフが立っており、予め準備されている来場者の名札を受け取ってからでないと入場できないようになっていたのです。
いくら<心臓と面の皮が厚い>と言われている私でも、「申し込んでいないのですが入場させてくれませんか?」とは言えませんでした。
しかし、そのまま帰るのも芸が無いので、廊下に置かれている椅子に腰掛けて、どんな人たちが受付をして入場していくのかを眺めていました。
すると不思議な光景が目に入りました。
「来場者が全員、1000円札を出している」のです。
引き替えに分厚い資料が入っているような封筒を受け取っています。
<資料代>ということなのかもしれませんが、文化新聞には<市長の市政報告会>と載っていたのですから、まさか<市政報告会>で入場料を徴収されるとは想像もしていませんでした。
市長が来場者に「お金を配っていたら」大問題ですが、「支持者からお金を受け取る」のは法的には全く問題ないのでしょうが、<市政報告会>という建前を信じていた私としては軽い驚きでした。
次の総選挙で自民党の大野松茂議員の後継者として立候補することが決まっている大塚拓議員が夫婦で会場入り口に立って、来場者を出迎えているのにも驚きました。
ますます「入場したい!」と思って、受付でスタッフを仕切っていたような人に「申込はしていないのですが、きょうは一般の人は入場できないのですか?と訊ねてみましたが、
「ハイ、予め、申込を頂いた方だけでございます」とハッキリ断られてしまいました。
まぁ、そういう主旨の会合だったわけです。
それを本当の<沢辺市長の市政報告会>だと思って、
最近ぶり返した腰痛のため自宅から普段の3倍以上の時間をかけて、のこのこと会場に行った私が<愚か>でした。
そういえば、私のような<一般の入場希望者>のような人はとうとう一人も見かけなかったのです。
2008-10-09 Thu
きょう(10/08)の文化新聞は、「沢辺氏、出馬決定的」という大きな見出しで、先日(10/04)の<市政報告会>の様子を報じています。
しかし、私には、どうしても「沢辺さんは3選を目指している」ようには思えないのです。
その理由の一つが、何度も書いていますが、<東飯能駅ビルの購入>に対する市長の姿勢です。(市政ではなく姿勢です)
新図書館建設の総経費よりも安い金額で「駅ビル庁舎+駅ビル図書館+駅ビル保育園+駅ビル診療所+家賃収入」が可能になるという駅ビル購入の絶好の機会を前にして、沢辺市長のあの「意欲の無さ」「無為無策」は、とても3選を目指している現職市長とは思えないのです。
「2009年の市長選が面白くなって欲しい」と願っている私としては、
<駅ビル購入を否定してきた沢辺市長 vs それを批判する新人>という図式の選挙になることをいまから願っています。
しかし、この「東飯能駅ビルの購入」は、市長選の争点にするほどには先延ばしにできないかもしれません。
なぜなら、売却金額の低下によって、民間企業に購入されてしまう可能性も有るからです。
そうなれば、この<駅ビル新庁舎>の実現性はゼロになり、将来に渡って悔いを残すことになってしまいます。
「あんな場所の商業施設を購入する企業は無い!」と広言する人もいますが、
瑕疵や困った因縁の無い不動産は、価格を下げさえすれば必ず買い手が現れるものです。(もし私に10億円ほどの資産があれば私が買いたいくらいです)
おそらく、そのうちに現所有者のNCCが倒産することもあるでしょう。
そうなればNCCの債権者が債権回収を急ぐあまり<不良資産>を二束三文で投げ売りする可能性も充分にありえます。
そうなった時に、飯能市が素早く購入しないと<駅ビル新庁舎への道>は完全に途絶えてしまうのです。
市長が市議会に「東飯能駅ビルの価格が●億円以下になれば購入したい」と諮り、市議会がそれを承認しておけば、そのような時に素早く対応できるのです。
不動産証券化会社の現状を見れば、その時期は意外と早く来るのかもしれません。
2008-11-06 Thu
きょう(11・06)は市議会の決算委員会を午前中だけ傍聴してきました。
その冒頭に、沢辺市長から飯能市にとって重大な報告が有ったのです。
その報告とは、「なかなか買い手が決まらなかった旧丸広東飯能店の買い手が決まった」とのことでした。
買った企業は、なんと、ビックリ!!!最初の所有者だった丸広なのです。
丸広はNCCに売却した金額よりも、安く買い戻すことが出来たのですから、その差額分を「儲けた!」ことになるわけです。
丸広の計画では来年秋には再オープンする予定だそうです。
これだけなら、この一件は「長い間空き店舗のまま放置されていた東飯能駅ビルが再び商業施設として活気を呼び戻すことになるので、メデタシ!メデタシ!」ということになるところです。
ところが、沢辺市長から続いて報告されたことは「丸広はいまの飯能店を東飯能に移転するとのことでした」という言葉だったのです。
実は、これは「いまの丸広飯能店が来年秋に閉店される」という、飯能市の活性化全体について極め重要なニュースなのではないでしょうか?
<東飯能店の再開決定>よりも、<飯能店の閉鎖決定>のほうが、
ニュースとしては重要なのではないでしょうか?
それなのに、沢辺市長は、市議会の決算委員会において、「丸広が飯能から東飯能に移転する」とだけ簡単に報告したのです。
つまり、市長にとっては「丸広飯能店の閉鎖」による影響の大きさに対する認識は、「丸広が移転する」という程度のことだったのです。
私は当カテゴリー【「東飯能駅ビル購入」を争点に】No.5(2008/10/09付け)で下記のように指摘しておきました。
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「2009年の市長選が面白くなって欲しい」と願っている私としては、
<駅ビル購入を否定してきた沢辺市長 vs それを批判する新人>という図式の選挙になることをいまから願っています。
しかし、この「東飯能駅ビルの購入」は、市長選の争点にするほどには先延ばしにできないかもしれません。
なぜなら、売却金額の低下によって、民間企業に購入されてしまう可能性も有るからです。
そうなれば、この<駅ビル新庁舎>の実現性はゼロになり、将来に渡って悔いを残すことになってしまいます。
「あんな場所の商業施設を購入する企業は無い!」と広言する人もいますが、
瑕疵や困った因縁の無い不動産は、価格を下げさえすれば必ず買い手が現れるものです。(もし私に10億円ほどの資産があれば私が買いたいくらいです)
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とうとう、上記のことが現実になってきました。
2009-01-16 Fri
私は市長選に興味がありますが、
特定の候補者を応援する気はありません。
強いて言えば、 「丸広から東飯能駅ビルを購入することを宣言する人」に市長になって欲しいと思っています。
現職の沢辺市長は、まったくその気が無いことを公言しているので、
いま市長選への立候補を噂されている3人の現職市議の中では、「本気で丸広から東飯能駅ビルを購入したい!」と思っている人を当選するまで応援したいと思っています。
したがって、私は、次の市長選では「中立公平な人間」ではありません。
だから、2001年の市長選の時のような<市長選立候補予定者公開討論会>を呼びかけるつもりはありません。
公開討論会の実現は飯能青年会議所に期待しています。
次の市長選で、新人が現職の沢辺市長に確実に勝てる<戦略>は、
余りにも当たり前の基本的なことですが、
「8年間の失政を指摘し、その損失を補うための政策を全面に打ち出して、これからの4年間への市民の期待を高める」ことです。
そして、最初に取り組む<戦術>は
「新図書館建設と東飯能駅ビルについて長年市民を騙してきた“嘘”を暴き、いま現に市議会や市民を愚弄し続けている“事実”を指摘する」ことです。
それらは<過去の事実>であるために、
沢辺市長は<訂正>も<取り消し>もできないことなので、そのことが市民に知られるだけでも、選挙ではかなり不利になってしまうものです。
市長選において、現職市長に勝つために、この<戦略>と<戦術>を教えて欲しいという立候補予定者には、そのネタを提供します。
「先着順で一人に限る」なんてことは言いません。「丸広から東飯能駅ビルを購入することを宣言する人」であれば、二人でも三人でも、現職以外の立候補予定者全員に公平に提供します。
もちろん、明日(1/17)の飯能三起塾でも話します。
しかし、それでは沢辺さんの陣営に恨まれてしまうので、そちらには
「対立候補から東飯能駅ビルでの無策を責められても当選できる確率を高めるある戦術」も提供するつもりです。
もちろん、それも、一部分ですが明日(1/17)の飯能三起塾で話します。
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2009-03-05 Thu
きょう(3/5)市議会を傍聴してきました。
久しぶりに傍聴席はほぼ満員。
最初の椙田博之議員の「丸広移転問題・新店舗7,8階の借り上げについて」の質問に対して、沢辺市長は、注目すべき答弁をしました。
要約すると「市が丸広から7,8階を年間家賃7000万円で借りるということが、まるで決定したかのように言われていますが、私は、丸広からそのような申し入れが有ったということを議会に報告しただけ」と言うのです。
そこで、椙田市議が「では、借りるかどうかということに関してはまだ白紙である、ということで解釈していいのですね」と念を押しましたが、この質問に対して市長が肯定したのか、否定したのかが、私にはよく聞き取れなかったので、このブログには書きません。明日か明後日の文化新聞で確認してみて下さい。
私の聴力が衰えたのかも知れませんが、議場のマイクは、傍聴席ではよく聞こえないときが多いように思えるのです。
たぶん、沢辺市長は「借りると決めたわけではない」という趣旨の発言だったと思います。
椙田議員が「丸広の7,8階に行政の施設が入居するということは、集客上多大なプラスになるのですから、飯能市は丸広に家賃を支払うのではなく、丸広から広告費としてお金を逆に貰ってもいいくらいなんですよ」と発言したとき、沢辺市長は、本橋副市長と顔を見合わせて苦笑いをしあっていました。
これは、椙田市議の発言で初めて気づいて「そんな上手い手があったのか?」と喜んだからでしょうか?それとも「そんなことが有るわけ無いじゃないか!」と椙田市議の発言をバカバカしいと思ったからなのでしょうか?
私のような無欲の人間でも、丸広から「7,8階に入居してくれませんか?」と頼まれた場にいたら、「当然、家賃はタダでいいんですよね?!」と確認しますが・・・
いまからでも遅くはありません。
沢辺市長には、ぜひ、丸広に対して「家賃がタダであれば入居しますが、有料なら市民の納得が得られませんので、選挙前はお約束できません」と言ってやって欲しいのです。
もし、沢辺市長が、丸広への入居を断らないか、もしくは、入居を約束してしまった場合、7月の市長選に立候補する人は、この丸広新飯能店の一件に関しては、ぜひ、下記のような主張を掲げて欲しいのです。
1.丸広からの「7,8階を年間家賃7000万円で借りて欲しい」という要請ははっきり断る
2.その上で、逆に「丸広の方で、7,8階を情報メディアセンターか、大型保育園に改装してそれを飯能市に借りて欲しいというのであれば、改めて、その場合の家賃について話し合ってもいいですよ、と提案する。
3.さらに「それが出来ないのであれば、東飯能駅ビルを飯能市に売却して、新飯能店の計画を白紙に戻して、現飯能店の営業継続に専念しませんか?」
という要請をする
おそらく、丸広は「市への売却」を拒否するでしょう。
だからこそ、次の主張に続くのです。
4.「市からのたっての要請を拒否するような企業には、今後、市は何も協力しませんよ」と絶縁を宣言する。
開店前から市の入居をアテにしているような店が長続きすることはないでしょう。そうなれば、今度は丸広全体の経営が行き詰まって、またビルを売りに出さなければならなくなるのです。
その時は、もう、あのビルを購入しようという企業は出てこないのですから、捨て値で売りに出された時に、飯能市が購入すればいいのです。
このような「方針と計画」を打ち出せば、沢辺市長を上回る得票が期待できるかもしれません。
市長選への立候補を考えている方は、ぜひ、この「戦術」を試して下さい。
もし、この「戦術」を誰も試す気が無いようであれば、私が立候補して、沢辺市長の批判材料として広言していくかも知れません・・・・・(冗談です)
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2009-03-06 Fri
きょう(3/6)の文化新聞2面の「読者投稿・丸広新飯能店借り上げ問題シリーズに、私の「市が丸広からビルを購入、1,2階を丸広が借りて市に家賃を払う」という提案投稿が全文(2757字)掲載されています。
文化新聞の<意見募集のお知らせ>には「寄せられた意見は原文のまま、本紙に掲載します」と書かれていますが、本当に原文のママでした。
(「再生するする事例」という私の校正ミスがそのまま載ってます)
きょうの文化新聞に載った私の投稿は下記からダウンロードできます。
2009/03/06掲載「市が丸広からビルを購入したら・・・」
文化新聞には書けなかったことなのですが、下記の事態を想定しておくことも必要ではないかと、私は思っています。
<想定1>
沢辺市長が7月の市長選前に丸広と「7,8階を有料で借りる契約を締結してしまった」場合
対立候補は、選挙運動中に、現市長のその「愚かさ」を指摘すれば必ず当選できるでしょう。そして市長になってから、丸広に違約金を払ってでも賃貸借契約を解除。その「違約金」を新市長は沢辺さんと契約決定に関わった市幹部に損害賠償請求をすることなるでしょう。
もし、私(小久保)が、沢辺市長に対抗して市長選に立候補する計画が有るなら、この「戦術」を温存しておくために、市長を追求せずに、市長が丸広と「愚かな契約を締結する」のをあえて看過して「契約してしまう」のを密かに期待する、でしょうね。
(私は立候補する気が無いから、この戦術を公表できるのですが、いま立候補を考えている人はこの想定を一番望んでいるかも・・・)
<想定2>
沢辺市長が丸広と「7,8階を無償で借りる」契約ができた場合
「現代のお伽話」のような嬉しいことですが、もちろん、契約内容の公開を求め「条件」を確認しましょう。
8階は屋上広場も含めて大型保育園(24時間営業を条件に民営委託も)でしょう。7階は構造的に可能な範囲で「情報メディアセンター」にし、構造的に不可能な「書庫的部分」は現図書館に残し「2館体制」になるでしょう。もちろん、新図書館建設計画は中止になります。
<想定3>
沢辺市長が「7月の市長選が終わるまではどんな契約もできない」と態度決定を保留する場合(一番可能性が高い)
7月の市長選は、沢辺市長と対立候補との間で「丸広新飯能店と市との関係」が争点の一つになります。
<想定4>
丸広が「市への売却」を了承し、沢辺市長の時に契約した場合
これも、市民にとっては「望ましい想定」です。市役所を駅ビルに移転して「駅ビル庁舎」とし、8階を保育園、7,6階を情報メディアセンター、5,4,3階を市役所、1,2階をスーパー等の量販店に貸し家賃収入を得るようにするという将来ビジョンを選挙中の自己PRに活用するでしょう。
これは、逆に、沢辺市長に対抗して立候補することを計画している人にとっては最悪の想定です。(しかし、沢辺さんと現在の市幹部が市に売却を求める可能性はないでしょうね)
<想定5>
沢辺市長が落選して市長が交代したら、新市長が丸広に「ビルの売却」を求め、丸広は「取得価格への上乗せ」を条件に了承する場合。
丸広が前所有者から購入した金額と、飯能市が丸広から購入する金額に
1億円以上の差が有った場合、新市長は、沢辺市長と当時の市幹部に、その差額金額の損害賠償を求める。
駅ビルは「駅ビル庁舎」「駅ビル図書館」「駅ビル保育園」「1,2階は量販店に賃貸」し、現市役所は売却を宣言し、買い手の出現を待つことになります。
<想定6>
丸広が「市への売却」も「7,8階の無償提供」も断った場合
市は丸広への一切の協力を拒否し、「丸広の経営破綻」「ビルの再度の投げ売り」で「超安値で入手できる機会」をひたすら待つことになります。(それははやければ数年後には有り得ることかもしれないので゙・・・・)
それまで新図書館建設計画は「延期」にしておく。
この1~6の<想定>は、どれも「有り得る」ことですので、この全てに対応できる「心積もり」は、いまから必要なのです。
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2009-03-08 Sun
昨日の「文化新聞」の記事として掲載された「椙田市議の質問と沢辺市長、本橋市長の答弁」記事に限定して、「市長、副市長の意図的で巧妙な言葉づかいによる巧妙な〈隠し〉〈ずらし〉〈ごまかし〉の見抜き方」を解説します。
椙田市議の質問に対して、沢辺市長は
「飯能市が丸広の7,8階を年間7000万円の家賃で借りるということがまるで決定したかのように一人歩きしている」と答弁しました。
沢辺市長と本橋副市長は「丸広からこんな要請が有るという事実をみなさんに報告しただけ」「検討中ということであって決定事項ではない」という主旨の答弁に終始しました。
椙田市議の質問の狙いは、傍聴席で聴いていた私は、
沢辺市長から「高い家賃を払って入居するようなことはない」という言質を引き出したいのだと推察していました。
もちろん、椙田市議のこの〈狙い〉は、狡猾な市長や巧妙な副市長もお見通しでした。
だから、「家賃を払って入居することはない」とは絶対に言明しなかったのです。
そして、沢辺市長は
「今後、市としても、高すぎるのではないか、あるいは使わないほうがいいのではないか、あるいは使える部分があればこの程度ならいいのかということは今後の検討課題となっている」と答弁しました。
本橋副市長も「庁内の担当を中心に検討している状況であり、その方向性もまだ定まっていない」という答弁を繰り返しています。
「ただいま検討中です・・・・・」
この言葉は、「官僚」が議会や市民を騙す最も簡単で巧妙な手口の初歩なのです。
「検討中ということなら、いつか結論を出す」と思うのが一般人の解釈です。
ところが日本では、中央省庁から都道府県庁、市役所、町村役場に至るまで「検討中」という言葉を使うのは、下記の2つが目的なのです。
A・何もしていないことを「している」ように思わせたい
B・既に決めていることを自分たちの都合の良い時まで隠しておきたい
今回の「7,8階を借りる」という案件に対してはAはありません。
これは、「市に借りて欲しい」と要請している丸広経営者に立場になって考えれば簡単に判ることです。
丸広は、東飯能駅ビルの「新飯能店」を今秋オープンすると既に公表しているのです。現時点(3月)で「飯能市は本当に7,8階を借りてくれるのだろうか?」という未確定のままの状態で安心できるでしょうか?
もし、飯能市が「借りない」という結論になってしまったら、丸広は、その時点から新たに「7,8階を借りてくれるテナント」を探さなければならないのです。
いま(3月)飯能市から「借りない」という結論を出されても、それからテナント探しをしたところで「今秋オープン」に応じられるような企業を見つけることは不可能に近いほど困難なことなのです。
丸広経営者から見れば、これほど自分の都合だけを押しつける不実で不親切な自治体と市長は、本心では信用できないはずです。
当然、丸広側からは、いまのところ「飯能市が借りないという結論を出す可能性も有りますので、当社としては、他の企業にもテナント出店を打診しています」などという声明がなされてもおかしくはないのです。
ところがいまだに、そのような声明が丸広から出されたことは無いのです。
なぜでしょうか?
ここで「丸広は市から入居の確約を得ているから」という推測が成り立つのです。
(あくまでも推測です)
もちろん、こんな「確約」を後日の証拠として残すわけにはいきませんから、それは「口頭」での約束に止めておきます。日本語ではこれを「密約」と表現しています。
市は、いつまで「検討」するのでしょうか?
「検討した結果の結論」を、いつ?議会や市民に公表するでしょうか?
その答えは、簡単なことです。
7月の市長選前に、「結論」を「公表」することはないでしょう。
なぜなら、「有料で借りる」という結論を市長選の前に公表してしまったら「有料で借りることに反対の人たちの票を失う」からです。
その逆に「借りない」という結論を公表したら、今度は「7,8階を図書館や保育園、福祉施設にして欲しいと願っている人たちの票」を失うことになるからです。
しかも、どちらの結論を公表しても、市長選で対立候補からそこを攻め込まれ、非難されることになるのが判りきっているのです。
このような状況を切り抜ける常套句が「検討中」なのです。
しかし、丸広経営者の立場になって考えてみて下さい。
7/26の市長選が終わるまで
「7,8階は借りるかもしれないし、借りないかもしれない」
「借りるとしても家賃は決められない」
「もしかしたら逆に協力費を貰わないと入居しないかもしれない」
というどっちつかずの状況を容認できるでしょうか?
普通の経営者であれば
「借りてくれるのか? 借りられないのか? どっちでもいいから早く決断してくれないと当社としては非常に困る」と市に抗議するでしょう。
しかし、丸広の経営者が飯能市に「早く結論を出せ!」と迫っているという報告がなされたことはいままで一度も無いのです。
このことだけでも、「賃貸借契約は結ぶが公表は市長選の後にする」ということで、双方で「暗黙の了解」(これも日本語では密約と表現しています)ができている、と推測するのには充分なのです。
「丸広経営者と市長・副市長の間ではすでに借りるという了解ができている」
という私(小久保)の推測を否定する方法はただ一つです。
それは「市が新飯能店に入居することは有りません」と明言することなのです。
本当に「借りない!」ということだけなのです。
決して「小久保が言うような〈密約〉は無い」という宣言を求めてはいません。
もともと〈密約〉というのは文書も録音も証人も無いものなのですから
「有った」という証拠も無ければ「無かった」という証拠も無いのですから・・・・
くどいようですが、「借りない」ということを実践すること以外に「密約が無い」ことを市民に信じて貰える方法は無いのです。
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