2009-04-21 Tue
市民の中で市長選の公開討論会の開催を計画しているグループが、現時点では幾つかあると思います。
しかし、私は、自分自身の経験や見聞から判断して、
沢辺さんと柏木さんの一騎打ち選挙になった場合、公開討論会は、
沢辺さんが拒否するから開催されないだろうと予想しています。
なぜなら、現職と新人候補の一騎打ちでの公開討論会は、
基本的に現職に不利だからです。
そして、その「事実」が、関係者にはかなり知られてきているからです。
しかし、それと同時に 「現職と新人との一騎打ちの公開討論会を拒否した現職候補はかなりの高い確率で落選する」という「事実」も有るのですが、どういう訳か、「現職陣営」の大部分は、この「事実」を知らないのです。
埼玉県内だけでも、市長選や県議選での一騎打ち選挙で、「公開討論会の出席を断った現職」はかなり落選しています。飯能市でも前回の県議選の時がそうでした。
私は前回の県議選で、飯能青年会議所が要請した公開討論会への出席を、現職の中村さんの陣営が拒否したと知った時に、「この選挙は新人候補の和田さんが勝つ!」と簡単に予測できました。
私は、和田さんとは、当時、面識が無かった(いまも有りませんが)ので、アレックスのサウナや更衣室で「裸の付き合い」だった中村さんに、 「現職が公開討論会の出席を断ると大きなマイナス要因になる」ということを言ったことが有るのですが、私程度の人間の言うことにはどうやら説得力が無かったようです。
しかし、当時はすでに「一騎打ち選挙で公開討論会の出席を断った現職は落選する」という定説はかなり知れ渡っていることだと思っていた私は、その「公開討論会に出席しない」という「愚かな判断」をした中村陣営の選対の見識が信じられなかったのです。むしろ、中村さんの選対幹部の中に「あえて出席を拒否して現職を落選させたいと密かに願っていた人がいたのではないか?」とという邪推までしてしまったほどです。
それくらい、いまでは「青年会議所が主催する公開討論会を拒否する」ことは、おろかな戦術だということが知れ渡っているのです。
そこが公開討論会の「面白さ」であり、「恐ろしさ」なのです。だからこそ、選挙では公開討論会の果たす役割は大きいのです。
8年前の「沢辺さんと真野さんの公開討論会」を主催した私は、当時からこの「事実」を知っていました。しかし、8年まえの公開討論会の時は、二人とも「新人候補」だったから、二人とも揃って公開討論会に対しては意欲的だったので、「簡単に成立」したのです。
しかし、その沢辺さんも、今回は「現職」です。
かなり高い確率で、市民が呼びかける公開討論会には出席しないでしょう。
なぜなら、長年「市長のフリをしてきただけの人」は、公開討論会に出ると、その「実像」が、誰の目にも判るほど簡単に露呈してしまうからです。
これは、市議会での市長答弁を傍聴していても「判る」ことなのですが、残念ながら、「市議会を傍聴したことのある市民」は、有権者の1%以下なのです。
だから、8年間も「市長のフリをしてきただけの人」だということが、市民にバレないで済んできたのです。
公開討論会が実施されない事態に備えて、私は、公開討論会に代わる「候補者を出席させられるイベント」を考えてきました。
公開討論会の弱点は、「現職候補者に出席を拒否されると成立しない」ことです。
そして、「たとえ現職候補抜きに開催しても聴衆が集まらない」ということなのです。
だからこそ、「現職候補が必ず出席せざるを得ない内容」か、もしくは「現職候補が出席しなくても聴衆が大勢集まる内容」の両方を兼ね備えたイベントを考えなければならなかったのです。
それが、あえて自分で勝手に<全候補者「勢揃い」プロジェクト>という名称にしたイベントなのです。
そのイベントの内容は、本日(4/21)18:00頃に掲載します。
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2009-04-23 Thu
きょう(4・23)の文化新聞のトップに
「飯能市長選 小久保達氏 出馬表明」
革新的公約掲げ あくまでも無投票阻止
という見出しの記事が掲載されています。
文化新聞記者の要請に応じて飯能市役所内の記者室でインタビューに答えたのが4月21日(火)の14:00~15:10の70分間でした。
文化新聞の記事に「誤り」はありませんが、紙面の制約で「載せられなかった部分」もかなり有りますので、自分としては「これは絶対に載せて欲しかった」と思っている部分を、当ブログで補足していきます。
私の真意は「小久保達の出馬表明」というよりは、正確に表現すると
「市長選を無投票にしないためにK氏やS氏、その他もっと若い人にも立候補して欲しい!」という「出馬要請表明」です。
私が「K氏やS氏のどちらかに出馬して欲しい!」と思っているのは、
「7月の市長選は絶対に無投票になって欲しくない」からです。
とくに出馬を噂されているK氏には、直接会って「ぜひ立候補して欲しい!」
と「お願い」しています。
そして、その場で
「でも私は、次の市長には若い人になって欲しいと思っているので、Kさん(68)よりもはるかに若いSさん(45)が市議選にトップ当選して、その勢いで市長選に出るようなら、私はKさんではなくSさんを応援します。もちろん、Sさんよりもはるかに若い30代の人が立候補するなら、その若い人を応援します」とも言ってあります。
その上でさらに
「私の本当の狙いは市長選の投票率を80%以上にすることなので、市長選への関心を高めるためには20代で立候補する人も探していきます。それでも、誰も市長選に立候補しないようであれば、しょうがないので、無投票にさせないために私が出ます」
とKさんには言ってありますし、そのことは文化新聞の記者にも話ました。
「つまり、KさんでもSさんでも私以外の誰かが立候補表明をしたら私は絶対に出馬しないし、むしろ、特定候補の応援よりは、投票率を上げるための行動を起こしていきます」とも記者には話しておきました。
私は昨年秋から文化新聞に「丸広問題」で「沢辺市長批判」を4回ほど投書しました。文化新聞は、その4回とも紙面を大きく割いてまで全文を掲載してくれました。
もし、ここで、私が市長選に立候補したらどうなるでしょうか?
「文化新聞は最初から特定候補に肩入れしてたのか!」
「そんな偏った新聞ならもう購読をしないぞ!」
という抗議や非難が文化新聞社に殺到するでしょう。
それが予想されるので、私は、文化新聞の記者には
「文化新聞に迷惑をかけることになるので私は絶対に立候補だけはしたくない!」ということも伝えています。
「もし、私の軽率(?)な言動で文化新聞の読者が減ったらどうしよう・・・」
ある新聞専売店の経営者に
「私は学生時代に学生たちを集めて朝日新聞の拡張をやっていたことがあるので、文化新聞の部数が減ったら、その時は私が文化新聞の拡張をやって部数を挽回しますよ」と冗談のように言ったこともあります。
次は本日(4/23)18:00頃に掲載します。
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2009-04-23 Thu
きょう(4/23)の文化新聞に掲載された私の発言の中に
「選挙は4年に1度の市民が主役のイベント。」という文言があります。
これを補足させて下さい。
市議選も市長選も4年に1度行われます。
「4年に1度」となるとオリンピックです。
だとすると「市議選と市長選」は「夏のオリンピックと冬のオリンピック」のような関係になるでしょうか?
つまり飯能市は「夏のオリンピック」と「冬のオリンピック」を同じ年に一度に開催しているようなものなのです。
4月の市議選の後、すぐ7月に市長選が続きます。
しかし、それからは4年間近く、「飯能市の現在や将来を考える絶好の機会」である地元の選挙が無いのです。
オリンピックは<スポーツの祭典>です。
ならば、選挙は<自治の祭典>と言ってもいいのではないでしょうか?
オリンピックという<スポーツの祭典>は、多数のスポーツ種目で「より早く」「より高く」「より強く」なることを目指して鍛錬してきた代表選手たちが、「金銀銅のメダル」を目指して競い合います。
それと同じように、選挙という<自治の祭典>は、自治体が抱えている問題や課題、住民の要望を分野別に、「より早く」「より安く」「より楽しく」「より素晴らしく」なることを目指して、ビジョンやアイデアを競い合うような楽しいイベントにしたら、地域は活性化していくのではないでしょうか?
「4年に1度の夏のオリンピック」と、同じく「4年に1度の冬のオリンピック」は、開催時期をずらして、いつも2年ごとに交互に開催されるほうが楽しいのです。
飯能市の市議選と市長選も、現在のように、同じ年の4月と7月に行うよりは、どちらかを2年ほどずらしたほうが面白くなるのかもしれません。
投票日を変えるなら、市議選よりは市長選のほうが簡単です。
市長が自分で勝手に辞職すれば済むことだからです。
こんどの7月の市長選で当選した市長が、
「市議選と市長選がちょうど交互に実施されるように、2013年7月までの任期を切り上げて、2011年3月に辞職して、次の市長選を2011年4月に実施出来るようにします!」
と宣言したら、どうなるでしょうか?
そのことだけでも市長選への市民の関心が高まって、少しは投票率が上がるかもしれません。
それよりも、7月の市長選で、ある候補者が、立候補の表明をしたときから
「私が当選したら2年後に辞職します」
「そして市長選と市議選が2年毎に交互に実施されるようにします」
と真っ先に宣言したらどうなるでしょうか?
その候補者が、注目と共感を集めて当選するかもしれません。
私が、もしも市長選に立候補するなら「目立ちたがり屋の無意味なパフォーマンスに過ぎない」と陰口を叩く人がいたとしても、絶対に「2年で辞職する」と宣言してやろうと思います。
選挙をオリンピックになぞらえてみると、色々なアイデアが浮かんできました。
次は明日(4/24)07:00までに掲載します。
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2009-04-30 Thu
私は市長選への関心を高めて、7/26の投票率を80%以上にするために、
「30代か40代の市長候補者」を募集しようと考えています。
「飯能を変えたい!」という意欲が有るのに立候補をためらっている若い人がいます。
ためらうコトが多いからです。
なぜ、ためらってしまうのでしょうか?
それには幾つかの理由があります。
1.若い人には「選挙には多額のお金がかかる」という間違った認識が有るからです。
そのような人には「選挙公営」というコトを知ってもらいます。
飯能市の選挙管理委員会に行けば親切丁寧に教えてくれるのです。
2.若い人には「選挙活動の方法が判らない」という不安が有るからです。
そのような人には「誰でも、すぐに、お金をかけずに、展開できる」効果的な活動の方法を知ってもらいます。
インターネットだけも出来ることがたくさん有るのです。
3.若い人は「有権者の期待を集められる政策や公約をすぐには考えつかない」という弱点を自覚しているからです。
そのような人には、飯能市に限らず、全国の市長選で共通する政策や公約の基本」を知ってもらいます。
「市長の役割は市議会に抜本的な改革を迫ることだ!」と判れば、やるべきことは見えてくるのです。
「市長の役割が市役所の職員に本来の仕事をさせることだ!」と判れば、やるべきことは見えてくるのです。
4.若い人には「強力に動いてくれる支持者や応援団がいない」からです。
そのような人には「いまからでもかろうじて間に合う応援団の増やし方」を知ってもらいます。
そのような30代か、40代の若い人に、「無名の新人でも市長になれる戦略戦術と政策」に気づいてもらうことが、私のこれからの役割なのです。
市長を変えれば地域は変わります。
地域を変えれば日本も変わっていくのです。
しかし、自分から変わらなければ、市長も地域も変わらないのです。
5月3日(日)の「次の市長のための勉強会」 第3回の会場で私は、
「市長選に挑戦してみよう!」と考えているあなたを待っています。
「投票率を80%以上にしたい会」の呼びかけで立候補するようになったコト自体を、「投票率を高める手段」の一つにしていくつもりなのです。
次は本日(4/30)19:00までに掲載します。
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2009-04-30 Thu
市長選への関心を高めるには、立候補予定者を増やすことです。
そのためには、市民が候補者を募ることです。
と、ここまでは誰でも考えることだと思います。
だから私は「候補者募集を本気で本当にやってみたい」のです。
なぜなら、「市長選の投票率を80%以上にする」ことが、私にとって
地域活性化に有効な<100の挑戦>の一つとして位置づけているからです。
この「80%以上にする」という地域活性化の挑戦を成功させるために必要な<10の実験>の一つとして位置づけています。
ところが、この「候補者を募集してみる」という実験の難点は、下記のようにかなりたくさん有るのです。
1.「募集している」こと自体が知られないと誰も応募してこない。
2.「募集」が認知されたとしても、募集している人が地域で信用されていないと、立候補しようと思っている人でも応募できない。
3.応募してきた人が「市長候補に相応しい」か否かの判断を、誰が、どのような基準で行うのか等を明確にしないと、有権者も、応募した当人も納得しない。
4.応募した人が「市長候補に相応しい人」だとしても、その人が必ずしも立候補するとは限らない。
5.その人が、たとえ立候補したとしても、有権者から相手にされず、
<泡沫候補>と見なされて、投票率を上げるだけの効果を生まないことも大いに有り得る。
6.その人が、有権者から「候補者として面白がられた」としても、それでも投票率は上がらないことが大いに有り得る。
7.その人の立候補で選挙が大いに盛り上がったとしても、最終的な投票率が80%には届かないことも大いに有り得る。
8.その候補者のお陰で、投票率が80%以上になったとしても、その候補者が落選し、かえってその候補者の人生を壊してしまうことになる可能性も大いに有り得る。
9.その候補者が当選して市長になったとしても、投票率が80%を超えなければ、「投票率を80%以上にしたい会」としては「当初の目標を達成できなかった」と冷笑されることが大いに有り得る。
10.投票率が80%を超え、その候補者が当選したとしても、実際に市長として動き始めたら「なんだ?この人は!」と、投票してくれた人たちをかえって失望させてしまうことも大いに有り得る。
11.その候補者が「任期中に市長として充分な成果と実績を残し」市民から高く評価されたとしても、<投票率を80%以上にしたい会>としては、次の市長選には、その市長以外の候補者を立てることになり、現職候補者と、その時になって「対立する」ことになってしまう可能性も無いではない。
以上のように、<候補者の公募>には、スタートする前から難問が見えています。
だからと言って、私は、それへの挑戦を止めようとは思いません。
やってみなければどうなるか判らないことは、やらない限り結論はいつまで経っても出ないからです。
7/26の市長選投票日までに、当ブログに「書きたいコト」「書かねばならないコト」が山積みになっています。
そのため、明日(5/1)からは「1日3回(早朝版・午後版・夜間版)」のペースで掲載していきます。
次は明日(5/01)06:00までに「早朝版」を掲載します。
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