2009-05-02 Sat
私が立候補予定者として今までに「公約」(公に宣言した約束)したのは下記の2点です。
1.私の出馬表明は「現職の無投票当選阻止」が目的なのだから、
私以外の人が出馬表明したら私は最終的には立候補しない。
2.投票率を上げるために、できるだけ多くの人が立候補するように
「候補者公募」を実施する。
しかし、まだ誰も出馬表明をしないので、現時点では
私が実際に告示後に立候補した時に「選挙公報」に載せる予定の「公約」の
一部をここに公開しておきます。
【市長の役割】について、私は下記のような認識に立脚しています。
1.市長の役割の第一は、「飯能が目指す将来像」として、
「住んでいることを誇れる地域」と定め、「誇れる地域と誇れない地域の違いが一目で判る比較一覧表」を提示して、みなさんに討議資料として提供すること。
いままでBlog「飯能どうする研究所」に適時書き込んできましたが、
その内容をA4版1枚にまとめて配布する準備ができています。
☆名刺大カード5枚にまとめたものを「1組100円」で買ってもらい、
それを選挙活動資金に充当していく予定です。
2.市長の役割の第二は、「地域活性化の先頭」に立って、
まず、市議会と市役所に「自らの活性化」を求めること。
「市議と市職員に求める活性化プラン」のリストを、それぞれA4版1枚に
まとめ、それをみなさんにも配布する準備ができています。
☆名刺大カード5枚にまとめたものを「1組100円」で買ってもらい、
それを選挙活動資金に充当していく予定です。
3.市長の役割の第三は、「地域が活性化しない要因」として下記の6点を指摘させて頂き、皆さんの間で討議を重ねられていくのを促進すること。
a.「地域活性化を唱えている人」の多くは「ただ唱えているだけ」で
自分では行動していないから
b.「何が地域活性化なのか?」ということすら自分の頭で考えようとは
していないから
c.「地域活性化は手段にすぎない!」という人でも、その「目的」を
明確に定められないから
d.「地域活性化自体が目的だ」という人でも「活性化された地域の姿」を
具体的に描けないから
e.地域活性化のために「自分が何をしたらいいのかよく判らない」
という人が多いから
f.「地域活性化」の原点は「自立」と「自律」と「自主」なのに、いまだに
行政の補助金や助成金をアテにしようとしているから。
☆上記以外に「地域活性化・本当成功要因」などを
名刺大カード5枚にまとめたものを「1組100円」で買ってもらい、
それを選挙活動資金に充当していく予定です。
4.市長の役割の第四は、「飯能市の知名度を高める」活動の先頭に立って、まず、「全国的な話題を飯能市から発信し続けていく」こと。
「知名度を高める」ための最も確実で安上がりな方法は、
全国版ニュースで採り上げられる「画期的な挑戦」「独創的な実験」
「面白がられるアイデア(工夫)」を毎日、多方面(インターネット、新聞、
ラジオ、テレビ、雑誌)に発信していくことです。
☆そのため、私がいままで蓄積してきた「飯能市の100の挑戦・1000の
実験・10000の工夫」を小冊子にまとめ、1冊1000円で買ってもらい、
それを選挙活動資金に充当していく予定です。
(実は、私は昔作った負債の返済が終わるまでは貧乏なのです)
以上の「市長の4つの役割」に基づいた「政策」と「公約」を順次、当ブログに載せていきます。
次は本日(5/02)14:00までに「午後版」を掲載します。
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2009-05-02 Sat
市長の役割の一つは「地域活性化の先頭に立つ」ことです。
その地域活性化の一つとして「市議会の活性化」は重要な課題です。
そこで、公約の第2弾は、下記の9点です。
1.当選したら任期前に辞職して次の市長選を2011年3月に実施する。
市議選と市長選は「4年に1度」しかない貴重な「地域活性化のための大イベント」と、私は位置づけています。それなのにいままで飯能市は、この2大イベントを同じ年の4月と7月に続けて開催し、その後は4年間も「空白」にしてきたのです。
「夏のオリンピック」と「冬のオリンピック」は、2年ごとに開催されるように、開催年をお互いに2年ずらしています。
それと同じように、我が飯能市の市議選と市長選の間隔を2年毎になるように、次の市長選を2年早めたいのです。
もっとも、私が市議会で不信任をくらえば、その時点で「解散」か「辞職」かを選択できますから、それを「待つ」のも「有り」ですね。
2.「市長の役割は市議会の抜本的な改革にある」という認識の下に
<市議会改革モデル地区宣言>の内容を公開し、その実施に向けて行動を開始する。
3.まず2005年5月~2009年4月まで市議会議員だった議員個人への総支給金額とその明細を全員実名で公開する。
4.過去の市議会における全議員の出欠、採決を市議会サイトに公開する。200年9月からの市議会からは、全議員の出欠、採決の賛否は、その日のうちに市議会サイトで公開する。
5.市議会本会議、及び各委員会は全てをインターネットで動画中継し、議員の発言は全てインターネットで誰でも自由に、議員別、分野別、賛否別に検索できるようにする。
(上記の3、4、5が実行されるようになってから)
6.「議員定数削減」の目的は「議会経費総額の削減」なのだから、「議員報酬がゼロであれば定数は無制限に増やしても許される」という認識に立脚して 「議員報酬をゼロにして定数を男女同数計100人にする議案」を市長就任後、最初の議会に提出する。
当然ですが、「議員報酬ゼロ」に反対する議員全員に「反対の理由」を必ず議会で明言させ、「現行報酬金額の妥当性の説明」を支給明細毎に説明することも求めます。
もちろん、「自治会の役員は全員が無報酬で市議以上の時間を割いて頑張っているのに、議員だけが報酬を受け取る妥当性の説明する」」ことも求めます。
7.「議員報酬をゼロにする議案」が否決されたら、即座に「議員報酬を市議会選挙の投票率に比例して増減する議案」を議会に提出する。
当然ですが、その議案に反対する議員全員には「反対の理由」を必ず議会で明言することを求めます。
8.「議員報酬を市議会選挙の投票率に比例して増減する議案」が否決されたら、即座に次は「議員個々人の報酬を市議会選挙の得票率に応じて配分することで議員間で応分の差を生じさせる議案」を議会に提出する。
もちろん、その議案に反対する議員全員には「反対の理由」を必ず議会で明言することを求めます。
9.上記の議案も否決されたら、全市議に個人サイトを開設させ、「市民に議会報告や行政監視報告、議員活動報告を頻繁に掲載して、市議会に対する市民の関心を引きつける行動を義務づける議案」を議会に提出する。
もちろん、その議案に反対する議員全員には「反対の理由」を必ず議会で明言することも求めます。
市議会活性化プランはまだまだありますが、以上のことに着手するだけでも、「マンネリ市議会」「セレモニー市議会」も、ある程度までは活性化するのではないでしょうか?
それでも活性化しないようであれば、まだ「次の手」がありますが、その公表は後日にします。
次は明日(5/03)07:00までに「早朝版」を掲載します。
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2009-05-03 Sun
市長の役割の一つは「飯能が目指す将来像」を示すことです。
私は、それを「住んでいることを誇れる地域」と定めたいと思っています。
これは、飯能青年会議所のHPに書かれているスローガンに似ていますが、「飯能を思う気持ちは同じだから」でしょう。
現時点では、市長選の立候補予定者である私の課題は、
「誇れない地域と誇れる地域の違いが一目で判る比較一覧表」を提示して、みなさんに討議資料として提供することです。
そこで、きょう(5/3)は下記の5点を提示してみます。
A・60代や70代の人しか市長選に立候補しない地域
B・30代、40代の人も、普通の女性も市長に立候補する地域
あなたにとっては、どちらが「住んでいることを誇れる地域」でしょうか?
A・「地域活性化」を叫びながら「選挙は活性化のための絶好のイベントだ!」という認識を持たずに「出ない・行かない・語らない」人が圧倒的に多い地域
B・「選挙こそ地域活性化の大イベント」と位置づけて、みんなが本気で「地域の将来」を考え、本音で「語り合い」、真剣に「競い合い」、素直に「喜び合う」人たち多い地域
あなたにとっては、どちらが「住んでいることを誇れる地域」でしょうか?
A・売りに出た大型店を看過し、「地元百貨店が買ってくれた」と喜ぶだけで「いままでの百貨店が閉鎖される」ことには無策の市役所
B・売りに出た大型店を買い取って駅ビル図書館や駅ビル保育園にするだけでなく、「貸し店舗」にして収入を稼ぐ知恵が有る市役所
あなたにとっては、どちらが「住んでいることを誇れる地域」でしょうか?
A・市長の無策に不満を持ち、陰では「市長の批判」を口にしながら、肝心の市長選では投票率が高くならない地域
B・「市長を変えたい!」という人が多ければ、逆に「市長を支えたい!」という人も多いので、市長選の投票率がいつも80%を超えて、全国から注目される地域
あなたにとっては、どちらが「住んでいることを誇れる地域」でしょうか?
A・市議会を傍聴したことのある市民が1%以下のため、「市長のフリをしているだけの人」「市議のフリをしているだけの人」「仕事をしているフリをしているだけの幹部職員」の存在を99%の市民が知らない地域
B・市議会を常時テレビ中継し、市長の発言、市議の出欠、採否、発言、幹部職員の発言を即座にインターネットで公開して全市民が注視しているから「フリをしているだけの人」が自然に淘汰されていく地域
あなたにとっては、どちらが「住んでいることを誇れる地域」でしょうか?
次は本日(5/03)14:00までに「午後版」を掲載します。
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2009-05-03 Sun
市長の役割の一つは「飯能が目指す将来像」を示すことです。
私は、それを「住んでいることを誇れる地域」と定めたいと思っています。
そこで、きょう(5/3)は、さらに下記の3点を提示してみます。
A・「森林文化都市宣言」をしておきながら、その記念碑をなぜか石碑にしてしまい、それを「おかしい」とは思わない市役所
B・「森林文化都市宣言」なら、その宣言を全て木造にして市内の木工関係者の広告付きで各所に立てたほうがいいと考える市役所
あなたは、どちらが「住んでいることを誇れる地域」でしょうか?
A・「西川林業支援」を唱えながら、公共施設に木材を活用しようとはしない市役所
B・西川材消費拡大のために公共施設に木材を多用し、庁舎や学校で使用している金属家具を木製に転換していく市役所
あなたは、どちらが「住んでいることを誇れる地域」でしょうか?
A・「林業・木工業の重要さ」を唱えながら、川越高等技術専門校飯能校(木工科)の存続を県に「要望するフリをしただけ」で、それ以外の策を考えようともしない市役所
B・「林業・木工業」を地場産業として支援していくために川越高等技術専門校飯能校を飯能市立木工技術専門校として運営していくことに挑戦する市役所
あなたは、どちらが「住んでいることを誇れる地域」でしょうか?
2009-05-03 Sun
つい先刻(20:32)見知らぬ方(でも氏名は書かれていました)から
「質問のメール」を頂きました。
ブログのアクセス数とは別に、私へのメール数も「市長選の投票率を80%以上にする」ための一つのバロメーター(判断基準の数値)だと思っていましたので、嬉しいことです。
その質問は、
「K氏もS氏も立候補しない時は本当に立候補しますか?」というものでした。
このブログを読んでいる他の方も、質問したいことだろうと思いましたので、
その方への返答を、当ブログにも書くことにしました。
私の現時点での返答は「本当に立候補します!」です。
なぜなら、私は
「地域活性化は選挙の在り方を変えるところから始めたほうが面白い!」
と本気で考えているからです。
政治の素人が、選挙の在り方を変えるには、「いままでに無かった立候補の仕方」「いままでにない選挙戦の進め方」を、自分自身で展開していかなければならないと本気で考えているからです。
私が文化新聞で出馬表明をした目的について、いままで当ブログで書いてきたことを「優先順位」に沿って下記のようにまとめてみました。
1.沢辺市長の「無投票当選」だけは絶対に阻止したい。
⇒ だから出馬表明をしたわけです。
2.市長選への関心を高めて投票率を80%以上にしたい。
⇒ だから「投票率を80%以上にしたい会」を本気で立ち上げたのです。
3.沢辺市長の3選を阻止して飯能市を活性化したい。
⇒ だから「沢辺さんは市長のフリをしているだけの人だ」ということを、
できるだけ多くの市民に気づいてもらいたいのです。
⇒ つまり、沢辺市長の3選を阻止できるなら、私以外の人が市長に
なってもいいと本気で思っています。
⇒ だから、私より飯能市長に相応しい人が、私が立候補していることで
票を減らし、私の立候補のせいで落選するような事態に陥ってしまう
可能性が出てきたら、それが判った時点で立候補を取り止めます。
したがって、現時点では、私の立候補は「100%」とは言えません。
仮に「不出馬」だとしても、その宣言がいつになるかは現時点ではまったく考えがつきません。
次は明日(5/04)06:00までに「早朝版」を掲載します。
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2009-05-04 Mon
市長の役割の一つは「飯能が目指す将来像」を示すことです。
私は、それを「住んでいることを誇れる地域」と定めたいと思っています。
現時点では、市長選の立候補予定者であり
「市長選の投票率を80%以上にしたい会」会長でもある私の課題は、
「誇れる地域と誇れない地域の違いが一目で判る比較一覧表」をできるだけ多く提示して、みなさんに討議資料として提供することです。
そこで、きょう(5/4)は、<市長のレベル>に関して下記の3点を提示してみます。
1<市長の役割認識>について
A・「私は市民の指導者としてもう一期やらせて欲しい」と、市議会で、自分のことを自分で「市民の指導者」「市民のリーダー」と公言する人が市長になっている地域
B・「市長は市役所の責任者ではあっても市民の指導者とは言えない」
「市長は市役所職員の上司ではあっても市民の代表とは言えない」と認識している人が市長になっている地域
あなたにとって、どちらが「住んでいることを誇れる地域」でしょうか?
2<市長の行動力>について
A・「地域をこうしたい!」というビジョンや「市役所をこう変えたい!」という意欲も持たず、いつも「市長としての仕事をしているフリ」をするだけで、ひたすら「市長の座にいたい」という人が市長になっている地域
B・市職員に「公務員としての本来の仕事」に全力を投入させるための制度づくりや仕組みづくり、叱咤激励も市長の仕事であると本気で思っている人が市長になっている地域
あなたにとって、どちらが「住んでいることを誇れる地域」でしょうか?
3<市長のIT活用力>について
A・自分ではパソコンも使えず、メールの発信もできず、ブログの運営にも興味を持たず、市役所サイトの内容の善し悪しの判断もできない人がいまだに市長になっている地域
B・自分のノートパソコンを常時携帯し、市議や職員と直接メールの送受信をして、自分のブログで市民に直接、報告、提案、信条を頻繁に発信し、市役所サイトの内容の善し悪しを的確に判断できる人が市長になっている地域
あなたにとって、どちらが「住んでいることを誇れる地域」でしょうか?
次は本日(5/04)21:00までに「夜間版」を掲載します。
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2009-05-04 Mon
市長としての緊急課題の一つは「いわゆる丸広問題」に決着をつけることです。
まず、この問題の名称を<丸広問題>としているから
「問題の本質を見誤るのだ」ということを指摘しておきたいのです。
これからは、この問題が生じた原点をいつも意識させるように
<東飯能駅ビル問題>という名称に私は統一していくことにします。
いま、飯能市内ではとんでもない「話」が飛び交っています。
「やはり飯能市は東飯能駅ビルに開店する丸広新飯能店の7階、8階を年間7000万円で借りる約束をした」
というのです。
なにしろ、沢辺市長は、
「7000万円で借りるという話があたかも決定していることかのように市民に伝わっているようですが、借りるとは一度も言っていない」
「丸広から年間7000万円で借りて欲しいという要請があった、ということを議会に報告しただけだ」
と何度も議会で力説したのです。私もその議会を傍聴していたので、はっきり聞きました。
まさか、市長選の直前に「そんなアホなことを決めてしまう市長はいないだろう」と、私は予想していたので、いまだに、この「話」が、デマとしか思えないのです。
それまでは「丸広は、7階8階を飯能市が借りない場合も想定して医療フロアにしようと業者に依頼して医療機関を回っているが集まらないようだ」という「話」も聞いていたのです。
ところが、この「やはり市役所が入居するという話」を私に伝えた人は
「丸広が新飯能店を開業することで年間7000万円の固定資産税を飯能市に納めなければならないのだが、その分だけでもテナント料として丸広に戻してくれれば経営が助かると、丸広経営者に懇願されて、飯能市はそれを了承したらしい」と言うのです。
いつも、その人からの情報は「信頼できる」ものなので、今回も一概にデマとは否定できないのです。
もしかしたら、7月26日の市長選の前に「契約を交わして既定事実を作ってしまう」というのが、当初からの市長の方針だったのかもしれません。
新飯能店は「今秋開業予定」と言われていますが、丸広のwebサイトには、いまだに、「飯能店閉鎖決定」も「新飯能店開業予定」も何も掲載されてはいません。
<会社概要>の「沿革」に至っては「東飯能店閉鎖」も載せていないのです。
もし、私が市長になったら、最初の市議会である9月の定例会、もしくは、その前にでも臨時議会を開いて、その議会に
「丸広」の社長と、前市長(とうぜん、小久保が市長になったら沢辺さんはそのときは前市長と呼ばれることになりますので・・)、前副市長を重要参考人(もしくは証人)として招致し、「事実の有無」と「事実の前後関係」を証言させるつもりです。
「議会での偽証」は「犯罪」になりますから、参考人(もしくは証人)は
「事実を話す」以外には選択肢がなくなるのです。
これから先がやや長文になるので2回に分けて掲載します。
次は明日(5/05)05:00までに「早朝版」を掲載します。
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2009-05-05 Tue
ここで、みなさんに留意して欲しいのは、
「東飯能駅ビル問題では丸広経営陣は何の問題も疑問も落ち度も無い」ということです。
これはいままでにも文化新聞への投書や当ブログで何度も書いています。
【「東飯能駅ビル購入」を争点に】(計10回)
【丸広東飯能店再開での争点】 (計8回)
それらを整理して下記のように要約してみました。
A・「経営の失敗で売却してしまった東飯能店ビルを売却した時の価格よりも安く入手できる機会が生じた」
→ それを購入することは経営者としては賢明な決断なのです。
誰もそれを非難する権利はありません。
B・「飯能駅前で家賃を払って借りていた飯能店は増床したくてもできず、設備も老朽化したので、改装費をかけるよりも大家に事情を話して退去させてもらい、再び取得できるようになった旧東飯能店に移転して、そこを新飯能店にする」
→ それも経営者としては当然の決定です。
長年の優良テナントだった丸広に退去されてしまった大家にとっては痛手でしょうが、それでも大家に丸広を非難する権利はありません。
C・「新飯能店の面積が広すぎて自社だけでは使い切れないので、上のほうの階をぜひ市役所に借りてもらいたい。そこに図書館や公民館、福祉センターなどの公共施設があれば、集客に大いにプラスになる。だから飯能市にテナントとしてぜひ入居して欲しいと要請する」
→ これも経営者としては当然の行為です。
D・「集客にプラスになる公共施設には家賃をゼロにしてもいいのだが、貰えるものなら欲しいから家賃のことは言うだけは言ってみようと考えて、ダメ元で年間7000万円の家賃を要請してみた」
→ これも経営者としては当然の交渉術です。
つまり、少しも、丸広側に「問題点」は無いのです。
だから、「丸広問題」という名称は正しくないのです。
<東飯能駅ビル問題>の本質は、
「新図書館建設」「市民病院の存続」「第二庁舎建設の是非」という大きな課題を抱えていた飯能市の市長、副市長が、東飯能駅ビルがNCCから売りに出された時以来、どのように動いたのか、もしくは動かなかったのか、ということを明らかにすることなのです。
つまり、「市長としての無為無策がお粗末だった」というレベルの問題ではなく、「自宅の増改築や移転問題を抱えた家族」の長たる者が「一般の社会人としてもあまりにお粗末な対応だった」というレベルの問題なのです。
NCCの「駅ビル売却希望」を知ったとき、「金額次第では飯能市で購入しよう!」という発想が市長に有ったのか?無かったのか?
市議や市民の中から「市が購入すべき」という意見や要望が出たとき、NCCに接触して「価格」や「付帯条件」などを訊ねたのか?訊ねなかったのか?
市民からの「購入希望」に対して「高くて買えない」と答弁していたからには、NCC側の希望売却価格を知っていなければならないのだが、その金額を、いつ? どこで、NCC(もしくは代理人)の誰に会って確かめたのか?
東飯能駅ビルの売却価格が下がっていくプロセスをどこまで情報収集していたのか?(していなかったのか?)
丸広経営陣が「NCCから買い戻した」ということを飯能市に報告に来たときに、取得金額を訊いたのか? 訊きだそうとはしなかったのか?
丸広から「家賃年間7000万円を提示されたとき、その金額の根拠を知りたいという口実で、丸広に「取得価格」を訊く権利も義務があったのだが、その金額を訊いたのか?訊かなかったのか?
私は、上記のような質問を前市長、前副市長にぶつけて答えさせたいのです。
その事実関係を明らかにして、丸広経営陣の要望を訊いた上で丸広経営陣に「買戻価格+協力金で飯能市に駅ビルを売却するように要請してみたい」
のです。
丸広が飯能市に売るのか? 売らないのか?
売るとしたら、「協力金」として幾ら要求してくるか?
その「協力金」は、丸広より先に飯能市が東飯能駅ビルを取得しておけば生じなかった「支出」なのだから、最高責任者の前市長と副市長に、飯能市は「損害賠償」を請求できるのか?できないのか?
逆に
売らないとしたら、今後、飯能市は丸広にどのように対応していくか?
新飯能店が重荷になって丸広全体がダメになった時どう対処するか?
再び閉店になったときテナント入居していた市の施設はどうなるのか?
東飯能駅ビルが再度、第三者の手に渡る前に飯能市が確実に入手するにはどのような対策をいまからとっておけば良いのか?
等々・・・。
これらが、本当の意味での「丸広問題」なのです。
もちろん、それから先は、丸広の決断次第で大きく変動します。
だから現時点で私が市長選の立候補予定者として「公約」できるのは
「ここまでは一気にやります!」というところまでに限られてしまいます。
次の更新は不定期です。きょうはもう掲載できないかもしれません。
遅くとも、明日(5/06)05:00までに「早朝版」は掲載します。
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2009-05-06 Wed
私が市長になり、丸広から東飯能駅ビルを購入することができた場合、
それ以降の「飯能市の箱物行政」は下記のような方針でいこう!と決めています。
1.埼玉県に、飯能土木事務所敷地を「合同駐車場ビル」に建て替えることを
要請する。(駅ビル庁舎実現後の駐車場として)
2.東飯能駅ビルの1階2階を、量販店か食品スーパーに賃貸し、市の安定
収入源にする。(丸広が希望するなら優先的に入居させてもいい)
3.東飯能駅ビルの3階~6階に市役所の主要部門を移転させ、現市役所の
敷地を「売却予定地」にして駐車場として使用しながら買い手を探す。
4.東飯能駅ビルの7階は、「重い書籍保管庫としての図書館」ではなく、
デジタルとインターネットの「情報メディアセンター」にする。
5.東飯能駅ビルの8階と屋上部分は「民間の24時間保育園」に賃貸して
安定した収入源を確保すると同時に「待機児童ゼロ」を目指す。
6.丸広飯能店所有者と駐車場所有者に、現市役所敷地との「等価交換」を
強く要請していく。
7.等価交換が成立した場合は、丸広飯能店跡地に「駅前公営住宅棟」も
兼ねた「駅前市民交流センター」を「民設公営」方式で建設する。
8.現在の飯能市民会館は「買い手が有れば売却」という方針を定め、
売却が決まるまでは市民に運営を委託する。
9.「県立川越高等技術専門校飯能校」の払い下げを埼玉県に要請し、
実現後は「飯能市立森林都市文化大学プロジェクト」の拠点にする。
10.「西川材の消費拡大策」として国に「江戸城再建プロジェクト」を提案。
その「モデル城廓」を山手町用地に市民の寄付を募って建設する。
(モデル城廓は希望する自治体に売却して移築することもできる)
11.大河原地区の「企業誘致用地」は進出企業が建設開始するまでの期間、
市内木造住宅建設会社のための「西川材住宅合同展示場」とする。
12.市立病院は「住民と行政による地域医療コラボレーション」のモデルケース
として住民が推薦する医師に「年間家賃1円」で賃貸する。
13.今後、不足する公共施設は「民間施設の借り上げ」「民設公営」に徹し
市民から預かった税金は市民に環流させることを優先する。
次も本日(5/06)中に「夕方版」を掲載します。
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2009-05-06 Wed
前回書いた「飯能市の箱物行政・私の方針」に、下記の可能性が有ることも附記しておきます。
14.丸広飯能店所有者と駐車場所有者に市役所敷地との「等価交換」を
要請して拒否された場合、西武鉄道に東飯能駅を特急や急行等の
始発駅にすることを強く要請していく。飯能市は、西武鉄道の大株主に
なることを目指し、市民にも株主になることを要望していく。
(飯能駅は特急・急行などの停車駅ではあるが始発駅ではなくなる)
15.飯能駅が始発駅でなくなった場合、飯能プリンスホテルと飯能ペペが
撤退する可能性が出てくるため、その場合の対応策も想定しておく。
16.総合福祉センターと保健センターを「売却用地」として買い手を探し
売却が確定した時点で、同センターを東飯能駅ビル内に移転する。
17.将来、隣接する日高市や入間市との広域合併の可能性を考え、
公営住宅以外の公共施設の新規建設を今後10年間は停止する。
次は、明日(5/07)「早朝版」を掲載します。
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