2009-11-05 Thu
先日(10/31)の文化新聞に「飯能ボウルが来年1月16日から営業休止。業績不振で改善見込めず」という見出しの記事が載っていました。
聴くところによると飯能プリンスホテルも来年3月末日で営業休止だそうです。この件はまだ文化新聞には載っていないようですが、おそらく決定なのでしょう。
ここで私が疑問に思うのは「飯能駅の将来」です。
実は、私が27年前に飯能市に転入してくるとき、前に住んでいた飯能高校裏の土地を買ったとき、仲介した不動産業者から下記のことを聞かされていたのです。
①西武鉄道は元加治駅から直接、東飯能駅に乗り入れる線路工事に着手する。
②そうすると、所沢方面から来た電車は飯能駅を通らずに東飯能駅に行ける。
③レッドアローや急行は八高線との乗り継ぎを考慮すると東飯能駅にも停まるようになる。
④いずれ西武鉄道は飯能駅を廃止して元加治駅の次が東飯能駅になる。
私が買った土地は飯能駅から徒歩13分、東飯能駅からは徒歩15分の場所だったのです。だから不動産業者としては、「飯能駅が無くなっても不便にはならない場所だから」ということを強調して私に買わせたかったのかもしれません。
しかし、西武鉄道の立場になって考えてみると、飯能駅を廃止して東飯能駅をターミナル駅にしたほうが利便性が向上します。
丸広が東飯能駅に建てた時、私は「いよいよ飯能駅廃止が決定的になったのだな」と思っていたのです。
飯能駅が無くなるか、「格下げ」の駅になり、代わりに東飯能駅がターミナル駅になれば、丸広にとってこんな都合の良いことはありません。
飯能駅は、廃止になるか、存続したとしても始発駅ではなくなるかのどちらかでしょう。
それを「予測」する一つのバロメーターが、「飯能プリンスホテル」です。
他のプリンスホテルのように、買収する企業が表れて、そこで新たにホテル営業を継続するのであれば、「飯能駅の廃止」はないでしょう。
しかし、ホテルが売買されず「空き」のまま放置され、やがて飯能ペペも休業ということになれば「飯能駅の廃止」が有り得るのかもしれません。
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2009-11-11 Wed
きょう(11/11)の文化新聞にやっと「飯能プリンスホテルの今後」の件が載っていました。
飯能プリンスホテル レストラン 宴会場 3月末で営業終了
宿泊中心へ移行
私は複数の人たちから下記の3通りの「噂」を聞かされていました。
A・宴会場は3月末までだが宿泊は続ける
B・宴会場も宿泊も全て営業休止する
C・飯能だけでなく川越プリンスも廃業する
きょうの文化新聞では下記のように書かれていました。
飯能プリンスホテル(山口美和子支配人)は、同ホテルの食堂部門と婚礼を含む宴会部門の営業を来年3月31日で終了し、宿泊部門を中心とした営業形態に移行する方針を明らかにした。
「飲食と宴会部門を閉鎖してホテルとして存続する意味が有るのか?」
これは誰もが思う疑問ではないでしょうか?
ビジネスホテルのように、「宿泊中心」のホテルは、会議室や自販機コーナーを充実させることはあっても、最初からレストランや宴会場を設けません。
飯能プリンスホテルは、本当に「宿泊部門だけの営業」を続けるのでしょうか?
営業を休止する11Fの<トップオブハンノウ>、5Fの<和食むさし野>
5,6Fの宴会場・結婚式場、1Fの<メイプル>の跡を、どうするのでしょうか?
文化新聞には下記のように書かれています。
宴会場やレストランフロアの活用や宿泊客への飲食サービス等の具体的な運営については未定。
現時点では下記のようなことが想定されます。
D・閉鎖されたまま放置される
E・希望者に賃貸する
F・系列の別会社が使用する
G・宿泊施設に改装する
この点について文化新聞には下記のように書かれています。
(本社広報は)「飯能駅の前の賑わいがなくならないよう十分に配慮しながら、跡地活用の検討を進めていきたい」としている
本社広報は「ホテル業界を取り巻く昨今の厳しい経済状況や競争環境の中で、グループ内での役割位置づけを考えた結果。顧客ニーズを絞り込み、宿泊施設として機能の選別を図るため」と説明している。
「ホテル業界を取り巻く昨今の厳しい経済状況や競争環境の中で、グループ内での役割位置づけを考え」れば、「全面廃業、ホテル、飲食、宴会部門を他者に売却」という結論が出ると予想するのは私だけでしょうか・・・
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2009-11-13 Fri
きょう(11/13)の文化新聞に
「旧丸広飯能店 いよいよ解体へ 跡地利用は未定」
という見出しの記事が掲載されていました。
工期は来年5月までの約7か月とされ、解体後の跡地は更地になるが、利用は検討中だ。
「跡地は更地」「利用は検討中」ということですが、可能性としては下記の場合が想定されます。
A・更地のまま買い手が現れるのを待つ
B・所有者が新たな建物を建て、それを賃貸する
C・所有者が新たな建物を建て、自ら事業を始める
一番可能性が高いのは「A」かもしれません。
その場合、この更地が売れるか否かは「飯能駅の将来」が大きく影響してきます。近い将来(数年~10年)飯能駅が「切り捨てられる」としたら、それを知った人がこの旧丸広飯能店跡地を購入することはないでしょう。
周辺に急増した大型商業施設の状況を考えれば、充分な駐車スペースを確保できないこの場所に、いまさら商業施設を開業させる人はいないでしょう。
現時点で考えられるのは「マンション建設」ですが、それも「飯能駅の将来」次第でしょう。
飯能駅が存続するのであれば「駅前マンション」ということで販売できますが、東飯能駅から徒歩6分では、販売物件としての魅力は半減してしまいます。
駅前の一等地が更地のまま何も活用されなければ、それだけで「寂れたイメージ」が漂ってしまいます。
まぁ、暫定的には「駐車場」という利用法もありますが・・・・
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