2010-05-13 Thu
私が、飯能将来ビジョン構想委員会の次にスタートさせたいプロジェクトは飯能「夢まつり」実行委員会です。
最初は<夢の年賀状>を書くことから始まります。
飯能郵便局で、毎年年賀状を売り出すとき、特別製の<往復ハガキ・夢まつり年賀状>も売り出します。1枚100円です。
この「夢まつり」に参加したい人は、飯能郵便局で<往復ハガキ・夢まつり年賀状>を購入してもらいますが、枚数制限は設けません。
「夢まつり」に参加したい人は、この<往復ハガキ・夢まつり年賀状>に「自分の夢」や「地域の夢」「日本の夢」を書きます。自筆でも、プリンター印刷でも構いません。
その<往復ハガキ・夢まつり年賀状>の宛先は、飯能市内に住んでいる人に限られますが、送付する人数の制限はありません。100人でも1000人でもOKです。
この段階で、すでに飯能郵便局にしてみれば、年賀状の販売枚数が前年より増えることが期待できます。しかも、「配達先は効率の良い市内ばかり」なのです。
飯能市民にとって、正月に届く年賀状の中に、この<夢まつり年賀状>が何枚有るかが楽しみになります。
たくさん届く人もいれば、一枚も届かない人もいるでしょう。
さぁ、この<夢まつり年賀状>を貰った人が、<往復ハガキ>の復信ハガキに、どのようなコトを書いて返信するでしょうか?
中には「メンドー臭い」と無視する人がいるかもしれません。
それが、このプロジェクトの最初の「課題」です。
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2010-05-14 Fri
誰からも<夢まつり年賀状>を貰わない人もいれば、一人で何枚ももらう人もいます。
<飯能・夢まつり>は、<夢が書かれた年賀状>を受け取った人も巻き込んでいきます。
まず、「その人の夢」へのコメントを復信ハガキに書いて返信します。
中には社交辞令的な常套句だけで済ます人もいれば、感想だけでなく、アドバイスや新提案まで熱心に書き込む人もいるでしょう。
この<夢まつり年賀状>の楽しさは、往信ハガキを貰った人は「知人の夢を知る」ことになり、復信ハガキを貰った人は「コメントやアドバイス、応援の申し出などを貰う」ところに有ります。
復信ハガキだけでは書き足らずに、電話やメールで追加する人も出てくるでしょう。
毎年、何枚の<夢まつり年賀状>が売れたか、ということが明確な尺度になります。
しかし、<飯能・夢まつり>はこれだけで終わりではありません。
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2010-05-15 Sat
<夢の年賀状>に続く企画は、<夢の年賀状コンテスト>です。
通常のコンテストとの最大の違いは、このコンテストに〈出場〉できるのは<夢の年賀状>を作成して発送した当人ではなく、その年賀状が送られてきて保存している人だけ、という点です。
つまり、「私はこんな年賀状を作成しました」「だから私を誉めて下さい!」というコンテストではなく、
「私はこんな素晴らしい年賀状を受け取りました」「だからその年賀状を作成した人を誉めてあげて下さい!」というコンテストなのです。
古い話ですが、実は、私は20年ほど前、友人知人たちに呼びかけて
「貰った年賀状コンテスト」という〈遊び〉をやったことがあります。
時期は1月下旬。会場は、当時は高価で珍しかった<プレゼンテーション用書画カメラ>とスクリーンを備えた、あるオフィス家具メーカーのプレゼンルームでした。
参加者が、順番に1枚づつ「どうだ!この年賀状は面白いだろう!」と、書画カメラで参加者全員に、その面白さを説明するのです。そして、そんな面白い年賀状を作成した当人が、いかに面白い人間かも説明するのです。
つまり、最終的には、「こんな面白い年賀状を書くような人と自分は知り合いなのだ」ということも自慢しようという〈遊び〉だったのです。
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2010-05-17 Mon
現時点で、私が考えている<夢まつり>は、〈夢〉の〈展示会〉です。
展示する場所は、飯能市民会館の地下展示室。
展示する〈夢〉は、文字だけのパネルでも、イラストでも、CG画像でも、模型でも、試作品でもなんでもOKです。
そこで年1回、1週間ほど展示します。
<飯能・夢まつり>の最大の特徴は「3つのS」。
それは〈刺激〉と〈進化〉と〈進捗〉です。
〈夢〉は1回語っただけなら、それは単なる〈夢ものがたり〉であり、〈ホラ話〉でしかありません。あるいは〈妄想〉と揶揄されるでしょう。
しかし、そんな〈夢〉も、1年、2年、3年・・・・と語り続けていくと、やがてそれは〈構想〉にまでなっていきます。
つまり、<夢まつり>では、「1回だけの展示」ではなく、「それが実現するまで展示される」のです。
当然、「来年再び展示するときは、今年よりも進化させよう!」と思いますし、
「来年の展示までは実現に向けて、少しでも進捗しているようにしよう!」
という動機付けにもなるのです。
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展示する場所は、飯能市民会館の地下展示室。
展示する〈夢〉は、文字だけのパネルでも、イラストでも、CG画像でも、模型でも、試作品でもなんでもOKです。
そこで年1回、1週間ほど展示します。
<飯能・夢まつり>の最大の特徴は「3つのS」。
それは〈刺激〉と〈進化〉と〈進捗〉です。
〈夢〉は1回語っただけなら、それは単なる〈夢ものがたり〉であり、〈ホラ話〉でしかありません。あるいは〈妄想〉と揶揄されるでしょう。
しかし、そんな〈夢〉も、1年、2年、3年・・・・と語り続けていくと、やがてそれは〈構想〉にまでなっていきます。
つまり、<夢まつり>では、「1回だけの展示」ではなく、「それが実現するまで展示される」のです。
当然、「来年再び展示するときは、今年よりも進化させよう!」と思いますし、
「来年の展示までは実現に向けて、少しでも進捗しているようにしよう!」
という動機付けにもなるのです。
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2010-05-18 Tue
例えば、Aさんが「飯能の木でお城を建ててみたい」という夢を持っていたとしましょう。
Aさんは、大工でもありませんし、建築関係の仕事の経験もなければ、自分の山林を所有しているわけでもありません。単なる「お城マニア」の一人だったとしましょう。
この段階では、単なる夢です。あるいは、まだ妄想かもしれません。
しかし、Aさんが<夢の年賀状コンテスト>に応募するために、100枚の<夢年賀状>を市内の友人、知人に発送するとどうなるでしょうか?
そのAさんからの「飯能の木でお城を建ててみたい」という<夢の年賀状>を受け取った人から、様々な質問や意見、アドバイスの返信ハガキが届きます。
質問だけでも下記のような内容が、たくさん届くことでしょう。
○どこに建てたいのですか? 天覧山の山頂ですか? 阿須公園ですか? それとも大河原団地の中ですか?
○そのお城は単なる観光施設ですか? それとも、木造の公共施設としての新しい役割を持たせるのですか?
○飯能の西川材だけで建てるのですか? それとも全国から木材を集結させて建てるのですか?
○「江戸城再建を目指す会」との関係は?
○飯能に、西川材で、お城を建てることに、どんな意義や意味が有るのですか?
Aさんは、このような質問から、漠然としていた
「飯能に」
「地元産の木で」
「お城を」
「建てる」
ことの意義や意味を、改めて自問自答します。
返信ハガキがAさんの刺激になるのです。それが「3つのS」の一つです。
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2010-05-19 Wed
漠然と「飯能の木でお城を建ててみたい」という夢を持っていたAさんは、<夢の年賀状>の返信に書かれていた質問から、自問自答を重ねた結果、下記のような考えに至ります。
「江戸城再建」との関わりを訊かれて、初めて「飯能には再建すべきお城は無かった」ことを知り、改めて、自分の〈夢〉を点検してみます。
すると、自分の〈本当の夢〉は、「お城」にではなく「飯能の木で大きな木造建築物を建てたい」ということだったと気づきます。
ただ「大きな木造建築物」として「お城」しか思いつかなかっただけだったのです。
「どこに建てたいのか?」と訊かれて、Aさんは「天覧山の山頂以外に最適な場所は無い」と改めて確信します。
「飯能に西川材でお城を建てることに、どんな意義や意味が有るのですか?」と訊かれて、Aさんは、「お城の天守閣以外で、天覧山の山頂に相応しい木造建築物は展望楼だ!」という考えに至ります。
「そのお城は単なる観光施設ですか? それとも、木造の公共施設としての新しい役割を持たせるのですか?」と訊かれて、Aさんは、〈展望楼〉にどのような役割を持たせたらいいのか?を考え始めます。
それが「3つのS」の二つ目「進化」です。
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「江戸城再建」との関わりを訊かれて、初めて「飯能には再建すべきお城は無かった」ことを知り、改めて、自分の〈夢〉を点検してみます。
すると、自分の〈本当の夢〉は、「お城」にではなく「飯能の木で大きな木造建築物を建てたい」ということだったと気づきます。
ただ「大きな木造建築物」として「お城」しか思いつかなかっただけだったのです。
「どこに建てたいのか?」と訊かれて、Aさんは「天覧山の山頂以外に最適な場所は無い」と改めて確信します。
「飯能に西川材でお城を建てることに、どんな意義や意味が有るのですか?」と訊かれて、Aさんは、「お城の天守閣以外で、天覧山の山頂に相応しい木造建築物は展望楼だ!」という考えに至ります。
「そのお城は単なる観光施設ですか? それとも、木造の公共施設としての新しい役割を持たせるのですか?」と訊かれて、Aさんは、〈展望楼〉にどのような役割を持たせたらいいのか?を考え始めます。
それが「3つのS」の二つ目「進化」です。
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2010-05-20 Thu
Aさんの「飯能の木でお城を建ててみたい」という夢は、<夢の年賀状コンテスト>に出場する頃には、下記のようにかなり進化しています。
☆天覧山の山頂に、地元の西川材だけで三層か五層の展望楼を建てる。
☆その展望楼からは、地平線から昇る日の出も、山に沈む夕日も、富士山も見られるし、その展望楼全体の容姿は市街地のどこからでも見える。
☆観光客のためだけの観光施設ではなく、市民の使用申し込みが抽選になるほど殺到する「貸しスペース」として運営する。
☆会議や会合だけでなく、食事会もできるように見えない部分に厨房も設ける。
☆夜景や星空、日の出も見られるように「24時間営業」にして、仮眠もできるようにする。
☆建物の構造はできるだけ「見える」ようにして、「見学施設」として、同じような木造展望楼の建造を希望する自治体へ売り込むための「モデルハウス」の機能も持たせるようにする。
そして、この〈夢〉を<夢の展示会>に出展する頃には、「外観図」や「模型」まで出来ているようになっていきます。
その模型は、年を重ねる毎に大きなモノに造り替えられていくでしょう。
それも「3つのS」の〈進化〉なのです。
(485字)
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☆天覧山の山頂に、地元の西川材だけで三層か五層の展望楼を建てる。
☆その展望楼からは、地平線から昇る日の出も、山に沈む夕日も、富士山も見られるし、その展望楼全体の容姿は市街地のどこからでも見える。
☆観光客のためだけの観光施設ではなく、市民の使用申し込みが抽選になるほど殺到する「貸しスペース」として運営する。
☆会議や会合だけでなく、食事会もできるように見えない部分に厨房も設ける。
☆夜景や星空、日の出も見られるように「24時間営業」にして、仮眠もできるようにする。
☆建物の構造はできるだけ「見える」ようにして、「見学施設」として、同じような木造展望楼の建造を希望する自治体へ売り込むための「モデルハウス」の機能も持たせるようにする。
そして、この〈夢〉を<夢の展示会>に出展する頃には、「外観図」や「模型」まで出来ているようになっていきます。
その模型は、年を重ねる毎に大きなモノに造り替えられていくでしょう。
それも「3つのS」の〈進化〉なのです。
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2010-05-21 Fri
人の〈夢〉には必ずケチをつけるという人がいます。
「そんなことが実現するわけが無いだろう!」と決めつけます。
〈夢〉を実現させる思考方法の原点は「実現するかどうか?」ではなく
「実現させるにはどうすればいいのか?」です。
「できるかどうか」思考ではなく「どうすればいいか」思考です。
「天覧山の山頂に西川材で展望楼を建てる」という夢も。
「小さな模型を造る」ところまでは難しいことではありません。
最初の大きな〈課題〉は「土地所有者の合意」です。
天覧山の所有者が能仁寺なのであれば、道は必ず拓けるでしょう。
なぜなら、宗教法人には「税法上の特権」があるかわりに「社会的な義務」も有るからです。そこを交渉の突破口にしていけばいいのです。
(309字)
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「そんなことが実現するわけが無いだろう!」と決めつけます。
〈夢〉を実現させる思考方法の原点は「実現するかどうか?」ではなく
「実現させるにはどうすればいいのか?」です。
「できるかどうか」思考ではなく「どうすればいいか」思考です。
「天覧山の山頂に西川材で展望楼を建てる」という夢も。
「小さな模型を造る」ところまでは難しいことではありません。
最初の大きな〈課題〉は「土地所有者の合意」です。
天覧山の所有者が能仁寺なのであれば、道は必ず拓けるでしょう。
なぜなら、宗教法人には「税法上の特権」があるかわりに「社会的な義務」も有るからです。そこを交渉の突破口にしていけばいいのです。
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2010-05-22 Sat
イベントとしての<まつり>の理想型は、
1.毎年、継続される
2.回を重ねる毎に参加者が増えていく
3.毎回の成果が積み重ねられて質が向上していく
4.その存在が全国的に知られていく
5.全国各地に同じような<まつり>が拡がっていく
というようなことでしょう。
この<飯能「夢まつり」>という飯能活性化プロジェクトの面白いところは、最初は小さな<個人的な夢>だったとしても、そこからやがて、<地域全体の夢>となって、新らたな飯能活性化プロジェクトが続出することです。
もちろん、それらの<地域全体の夢>は、<飯能の未来館>に展示されていきます。
つまり、<飯能夢まつり>の積み重ねも、<飯能の未来館>のコンテンツを充実させて原動力の一つなのです。
(314字)
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