2010-09-13 Mon
飯能市が目指す方向は「住んでいることを誇れる街」です。
このことは当Blogでは何度も書いてきました。 (2006-12-13~)
「人口が増えていく街」と「人口が減っていく街」
どちらが住んでいて「誇れる街」でしょうか?
残念ながら飯能市は「人口が減っていく街」になってしまいました。
これを「日本全体の人口が減少傾向になったのだからそれでいいんだ」と思う人がいます。
それに対して「日本全体は人口が減っているにも関わらず、転入者増え続ける街が誇れる街なんだ!」と思う人がいます。
飯能市は定住人口が減ってもいいのでしょうか?
それとも定住人口が増えていくのが良いのでしょうか?
飯能市のような10万人未満の自治体は、まず「定住人口が増えていく」ことが「活性化」なのではないでしょうか?
(321字)
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2010-09-15 Wed
例えば、「商店街の人通りを増やす」のは、市役所の仕事ではありません。
しかし、「人口が増えれば、地元の商店街を利用する人も増える」のです。
その「人口を増やす」「市への転入者を増やす」のは市役所の重要な仕事なのです。
「転入者が増える」ということは、「新築住宅や新築マンションが建つ」ということであり、「空家や空室が減る」ということであり、結果として、地元経済が潤うことなのです。
「街が活性化する」ということは「面白いことをする元気な人が増える」ということですが、転入者が増えれば、結果として、そういう人たちが増えるのです。
地域の人口が増えれば、やがて「新規に開店しよう!」「ここで商売を始めてみよう!」という人が増えるのです。その結果として、街が活性化するのです。
この「定住人口を増やす」ことを地域活性化の基本的な課題と定め、その先頭に立って、全市民を巻き込んでいくことこそ市役所の仕事なのです。
(393字)
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2010-09-16 Thu
誰もが「地域活性化」を叫びます。
しかし、具体的に「何が地域活性化なのか?」について明確に語れる人は意外に少ないものです。
飯能市のように「人口が減少している自治体」にとって、地域活性化とは、それが「定住人口の増加」に結びつかなければ意味がありません。
日本全体の人口が増え続けていた時代は、特別な努力をしなくても「自然増」だけで大部分の自治体は人口が増えました。
しかし、日本全体の人口が減少傾向になった今は、他の自治体からの転入者が増えなければ、自分の自治体の人口は増加しないのです。
いままでのように「増える」のを待つだけでなく、これからは「増やす」努力が必要になってきます。
その努力をより効果的なものにするには、そのための戦略と戦術が必要です。
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2010-09-17 Fri
観光資源のある自治体は、どこも<観光立国>を謳っています。
観光客が増えれば、確かにそれに比例して地元経済も少しは潤います。
しかし、経済効果だけでなく、観光客が増えることが、最終的に人口増にも波及していかなければ勿体ないというものです。
市内の清流での川遊び、山間部でのハイキングで何度も飯能市に来ているうちに「ここに越して来ようかなぁ」と思ってもらえるようになるにはどうすればいいか? それを考え出す必要があります。
だから、観光客数の推移だけでなく、飯能に転入してきた人に訊いてそのキッカケを把握することも重要です。
幸い飯能市には、他にも果樹園や貸し農園、窯元、歴史のある神社仏閣など、遠くから人を集めるだけの資源が豊富にあります。
これからは、単にそれらの「来場者数」を増やすだけでなく、「来場者が飯能市に転入してくるようになる」ことを目標にして、全ての「観光行政」を再考していきたいものです。
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2010-09-18 Sat
私が28年前に飯能に越してきた時、飯能市の人口は6万人弱でしたが、その当時は「いずれは10万人を越すだろう」と思っていました。
ところが現在の総人口 は83,024人(32,783 世帯)。
「飯能が好き」になって転居してきた私には???なのです。
人口を増やす戦略や戦術を考えるには、まず、期限を定めた目標設定が不可欠です。
「目標」を定めなければ何もしないからです。
目標を定めるから「その目標を達成するにはどうすればいいか?」という思考回路が開かれていくからです。
例えば、「10年後の2020年12月までに「15万人」という目標はどうでしょうか? ほぼ現在の倍近い数字です。
「かなり達成困難な目標だ!」と思う人も多いでしょう。
では、途中の通過点として「2015年までに10万人」という中間目標はどうでしょうか?
これなら決して不可能な数字ではありません。
(349字)
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2010-09-19 Sun
飯能市に限らず、自治体の市民は下記の4種類に区分されます。
A・その地域で生まれ育った人
B・親の転居で一緒に来てそのまま地元で育った人
C・大人になって就職、結婚などで転入してきた人
D・大人になって自分の意思で転入してきた人
AとBは「自然増」です。
「人口を増やす」というのはCとDの人たちを増やすということです。
(154字)
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2010-09-20 Mon
飯能の人口を増やすにはどうすればいいのでしょうか?
効果的でなおかつ確実な方法と思える順番でリストアップすると下記のようになるのではないでしょうか?
1.市役所職員は市内在住に限る
2.市民が親戚や友人を呼び寄せる
3.市内の空室・空家・空地を常時把握する
4.飯能市の知名度、好意度を上げる
5.観光客・行楽客を増やす
6.大きな事業所を誘致する
7.高校・大学を誘致する
上記の7つの方法を効果的に推進するにはいうまでもなく協力者が必要です。
それは地主、大家、不動産仲介業者、建築会社、市職員と市民です。
(245字)
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2010-09-21 Tue
★飯能活性化プロジェクト365★⇒【定住人口を増やす】No.7
いますぐにでも「人口を増やす」には? ⇒ 7つの方法
にコメントを頂きました。
http://5line.jp/blog/itsudoko/index.php?e=1122#comments
どういうわけか「私のコメント」がコメント欄に反映されないので、こここに書かせてもらいます。
NISH さん。的確で具体的なコメントをありがとうございます。こんな反応を心待ちにしてブログを続けてきました。
>飯能市の人口の維持、増加の問題は、近い将来における自治体間の人争奪戦、ひいては飯能市の存亡に係わる問題だと思っています。
●その通りです。市役所だけの課題ではなく市民全体の課題です。人口の増減は地域経済だけでなく、個人資産の増減とも密接に関わっているからです。
>上記提言は一体どの層をターゲットにしているのでしょうか?
●当ブログを読んでいてくれるであろう市職員、市議、小久保の言動に関心の有る方をターゲットにして書いています。
>リタイアされた方を他地域から呼び寄せても、生活保護費や保険料が増大してかえって財政を圧迫するだけだ
●確かにそうですが、だからといって、そのような人たちの転入を市役所が拒むわけにはいきません。
>来て欲しいのは、小中高学生の親の世代である40代、30代、未来を担う20代だと思います。
●もちろんです。そのための方法をこれから書いていく予定です。
残念ながら、これから外出しなければなりません。この続きは今夜書きます。
では後ほど
いますぐにでも「人口を増やす」には? ⇒ 7つの方法
にコメントを頂きました。
http://5line.jp/blog/itsudoko/index.php?e=1122#comments
どういうわけか「私のコメント」がコメント欄に反映されないので、こここに書かせてもらいます。
NISH さん。的確で具体的なコメントをありがとうございます。こんな反応を心待ちにしてブログを続けてきました。
>飯能市の人口の維持、増加の問題は、近い将来における自治体間の人争奪戦、ひいては飯能市の存亡に係わる問題だと思っています。
●その通りです。市役所だけの課題ではなく市民全体の課題です。人口の増減は地域経済だけでなく、個人資産の増減とも密接に関わっているからです。
>上記提言は一体どの層をターゲットにしているのでしょうか?
●当ブログを読んでいてくれるであろう市職員、市議、小久保の言動に関心の有る方をターゲットにして書いています。
>リタイアされた方を他地域から呼び寄せても、生活保護費や保険料が増大してかえって財政を圧迫するだけだ
●確かにそうですが、だからといって、そのような人たちの転入を市役所が拒むわけにはいきません。
>来て欲しいのは、小中高学生の親の世代である40代、30代、未来を担う20代だと思います。
●もちろんです。そのための方法をこれから書いていく予定です。
残念ながら、これから外出しなければなりません。この続きは今夜書きます。
では後ほど
2010-09-21 Tue
NISHさんからのコメント
http://5line.jp/blog/itsudoko/index.php?e=1122#commentsへの返信・その2です。
まだ「私のコメント」がコメント欄に反映されないので、再びここに書かせてもらいます。
>これらの層を増やすのに上記提言で果たして十分なのでしょうか?
●2010-09-20 Monに書き込んだ「上記提言」というのはタイトルのように
いますぐにでも「人口を増やす」⇒7つの方法 に限っています。
その他に「数年かけて取り組まなければならない方法」
「市の予算を数億~数十億円かければできる方法」も書いていく予定です。
>1.をやっても200人ぐらいしか増えないと思いますが。まぁ少しでも増えればいいと言う話でしょうか。
●いいえ。「人口を増やす役割を担っている市役所としては、真っ先に取り組むべきこと」として1番先にリストアップしたわけです。
>2.は彼らの仕事や通学のことを考えれば簡単にできる事ではありません。
●いいえ。現に私だけでなく、私の周囲には「親戚や友人ファミリーを飯能に呼び寄せた人が大勢います。
仕事や通学のことで飯能市に越してくるのが難しい人を呼び寄せるのではなく、仕事も通学も支障が無い人、むしろ飯能に越してきたほうが良いと思われる人を呼び寄せるだけのことです。
>3.は・・・良し悪しがよく分かりません。
親戚や友人の家族を飯能に越してきて貰うためには、彼らが「ここに住みたい!」と思う「良い物件」の空家、空室、空地(売地)が必要不可欠だ、ということです。
それらの情報は個々の不動産仲介業者がバラバラに抱えているので、誰かが、どこかで一元管理する必要があります。それが「常時把握」です。
(続く)
2010-09-21 Tue
NISHさんからのコメント
http://5line.jp/blog/itsudoko/index.php?e=1122#comments への返信・その3です。
「私のコメント」がコメント欄に反映されないので、続けてここに書かせてもらいます。
>4.はその通りですが、田舎をアピールしても人は集まりません。
子育て、買い物、通勤通学の便の良い町が好意を持たれる条件だと思います。
●おっしゃる通りです。私も「飯能市が田舎だからそれに惹かれて越してきた」のではなく「池袋から1時間の所の割には自然が豊かで、それでいて生活に便利だから」です。
>5.は今の山歩き程度の観光資源では人口増加に本当に寄与するのか疑問です。
●いいえ。「池袋から1時間」だから越して来る人がいるのであって、「山歩きができる地域だから越してくる」のではありません。
>どのような姿が理想なのでしょうか?
●現在の飯能市でも、私のように都内で生まれ育った人間には、理想的な地域なのです。
>箱根とか軽井沢でしょうか?それくらいであれば人口増に寄与するとは思いますが。
●私は箱根や軽井沢には遊びで短期滞在したいと思うことはあっても、そこに住む気にはなれません。飯能だから住んでいるのです。
(続く)