2012-05-01 Tue
私は、60歳の時に、飯能市長選に「立候補してしまった」人間です。
当初は「3選市長の無投票当選阻止」ということで立候補表明したのですが、その後、同年代の共産党支援候補と30代前半の国民新党支援候補が立候補表明したにも関わらず、〈諸般の事情〉から「降りる」ことができず、そのまま「現職+3人の新人」の選挙戦に、無謀にも本当の無所属、無組織、無資金で突入してしまいました。
そして、ものの見事に「最下位」。
それどころが「供託金没収」という無様な結果になってしまいました。
おかげで、その後の「地域での生活」はかなり苦しいものになってしまいました。もちろん「得たこと(プラスになった)」も有りましたが「失った(マイナスになった)ものが予想以上に大きかった」のです。
マイナス面の一つに「何をしても、何を言っても、〈色眼鏡〉で見られ、こちらの真意が曲解されてしまう」ようになってしまったことです。あるいは「そのように自分で勝手に思い込んでしまうようになってしまった」ことです。
ですから、私がこのブログで、どのようなことを書こうと次のように思われてしまうかもしれません。
1.小久保は次の市長選にも出るつもりだから、そのようなことを
言う(やっている)のだ!
2.小久保は次の市長選にはもう出られないものだから、そのようなことを
言う(やっている)のだ!
何を言っても(書いても)、「誤解される」「曲解される」「冷笑される」「無視される」のであれば、これからは、「本音を言う(書く)」「本質を突く(書く)」「本気で言う(書く)」「遠慮せずに言う(書く)」ことにしようと思っています。
(どこまで、いつまで貫けることができるか分かりませんが・・・・)
(705字)
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2012-05-03 Thu
現在の私にとって2013年7月の飯能市長選における〈可能性〉は下記の4通りです。
<A>立候補する
<B>立候補したいと思ってもできない
<C>前回で懲りて二度と立候補しない
<D>「自分より市長になって欲しい人」が現れてその人を応援する
現時点の選択としては<A>ですが、正確に表現すると「立候補しなければいけないと思っている」という状態です。
しかし、可能性としては<B>になるかもしれません。
その理由としては下記の4点を挙げられます。
1.最大の支援者である妻が(今回は)大反対である。
2.前回の市長選で借りたお金をまだ完済できていない。
だから選挙資金が用意できないかもしれない。
3.緑内障の進行状況によっては「人の顔」の判別ができなくなるかも。
(文字の読み書きはパソコンがあれば支障無くできるのですが・・・・)
4・6月に予定している「顎にできた腫瘍除去手術の結果」次第では、
人前に出られない顔面になり、発音も不明瞭になってしまうかもしれない。
<C>は、周囲からかかなり酷い悪意の中傷をうけない限り可能性としてはかなり低いでしょう。
<D>については、前回の市長選の時も最後まで期待していたのですが残念ながら出現しませんでした。
「日高市や入間市との広域合併」「市役所職員の採用と人事に関する大改革」「市民との協働による市議会運営の大改革」「定住人口と交流人口増加への大挑戦」「公営林特区」「自主財源の確保と歳入増加」を「4年間で成し遂げる」ということを掲げる人がいれば、何も私が立候補しなければならないことは無いのですが・・・
(639字)
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2012-05-04 Fri
市長候補として選挙を意識しながら個々の住民とじっくり意見交換したとき多くのことに気づかされました。
その一つは、「私がなりたい市長像」と、「市民が求めている市長像」との間に微妙な(大きな?)ズレが有ったと痛感させられたことです。
私がなりたいと思っていた市長像とは「面白い市長」であり、「賢い市長」であり、「強い市長」というものでした。
ところが、個々の市民が求めているのは「自分が望んでいる市長であって欲しい」ということだったのです。
それは「自分の要望を叶えてくれる市長」であり、「自分の意見を聞いてくれる市長」であり、「自分の提案を採用してくれる市長」ということだったのです。
この〈ズレ〉は、自分が「住民に選挙される」立場になって、始めて気づくことではないでしょうか。
(333字)
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2012-05-05 Sat
選挙に立候補して、「選挙公報に政策を書く」「選管が設置するポスター掲示板に自分の主張を書く」「街頭で演説する」というのは、自己表現です。
それは、「自分の考えたことを書く」「自分の信じていることを説く」ことが大好きな私としては、「面白そうな」ことでした。
ところが、市長選を経験して「気づいた」ことの一つに
「市長選は自己表現の方法の一つではあるが、自己実現の場ではない」ということも挙げたいと思っています。
〈自己実現〉とは、本音で本心に正直にならないと叶わないことですが、市長選とは、「本音や本心を吐露すると当選しない」のです。
逆に言うと、「嘘や建前を叫んで当選するよりも、落選しても構わないから本音で本心を主張したい」と腹を決めれば「自己実現につながる」のです。
(330字)
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