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★2013年の市長選を考える★ ⇒ 【当落決定のその後】No.01                             当落の明暗はいつも選挙には付きまとうものですが・・・・
               
当選した人には急に大勢の人が近づいてきますが、逆に、落選した人には周囲から大勢の人が引いていきます。

それが選挙にはいつもついて回ります。

しかし、当選した人は「誰が擦り寄ってくるか?」を冷静にみています。
落選した人も「誰が掌を返したように去っていくか?」を失意の中でもしっかり観察しているものです。

だから、私は自分から大久保新市長の携帯に電話するようなことは「やめたほうがいい」と決めています。

これからの「見もの」は、大久保さんの選対本部長を務めた椙田さん以外の、沢辺さんを応援してきた保守系市議10人の動向です。
(公明党の3市議は自公連立の党の方針に従ったもので沢辺支持が本人の意志ではないでしょう)


この10人が「沢辺市長支持」に回ったのは「沢辺さんの4選が確実」と思ったからで、本気で「沢辺4選が飯能にとって必要だ!」と思っての支持ではないのです。

「市議としての自分の今後を考えれば勝ち馬に乗っていたほうが得」という自己保身からの判断だったのです。

中には次の2017年の市長選で「沢辺さんからの禅譲」を期待していた人もいるでしょう。

しかし、今回の市長選では、その「判断」が狂ったわけです。

10人の市議が大久保新市長にどのようなスタンスで臨むのか?

市民がそれを最初に垣間見ることができるのは、9月の定例議会です。

確実に傍聴人は増えるでしょうね。

            (549字)

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| 小久保 達 | 19:16 | comments (0) | trackback (0) | ★2013年の市長選を考える★::当落決定のその後 |
★2013年の市長選を考える★ ⇒ 【当落決定のその後】No.02                                   大久保新市長より議会では先輩だった6人の市議はどう出るか?
                
今回の市長選で沢辺陣営に付いた保守系市議10人の中で、いま心中穏やかでないのは大久保さんよりは市議としては先輩にあたる武藤、野田、加湧、砂長、加藤、鳥居の6人でしょう。

この6人は「大久保の当選は絶対に無い!」と確信していたから、「当選」は未だに「信じられない」ことなのでしょう。

しかし、私が当Blogに5年前から何度も書き込んでいるように「多選現職と年下の新人との一騎打ちの市長選」は、投票率が50%以上であれば「ほぼ確実に新人が当選する」という法則は過去の幾多の市長選の事例が証明しているのです。

6人の市議はこの「有名な定説」を本当に知らなかったのでしょうか?

それとも、知ってはいたが後輩議員として軽く見ていたために「大久保には市長になってもらいたくない・・・・」という心理で「事態が冷静に判断できなかった」のでしょうか?

今回の市長選おいて沢辺支持で固まった(まとまったではない)10人の市議が、次に予測できる行動は「新市長のお手並み拝見」という態度に徹することと、「市長発案の提案事項」を定例議会の一般質問で、粗探しをすることでしょう。

誰がその「口火を切る」のかも見ものです。

            (506字)

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| 小久保 達 | 00:17 | comments (0) | trackback (0) | ★2013年の市長選を考える★::当落決定のその後 |
★2013年の市長選を考える★ ⇒ 【当落決定のその後】No.03                                      「解散」を覚悟してまで新市長に対抗する市議は出てこないでしょう!
            
当選した大久保新市長の当面の難題の一つは「議会対策」です。

それは、当選後の「議会各会派への挨拶廻り」から始まります。

定数19の市議会で13人の市議が沢辺陣営だったのですから、大久保さんは「もしかして些細なことを問題視されて不信任案を出され、それが可決されてしまうかもしれない」ということを心の奥では心配しているかもしれません。

しかし、市長には「議会の不信任には議会解散で対抗する」という武器があります。今年の4月に市議選をしたばかりの市議に「また市議選をする覚悟」はありません。

だから、大久保新市長がどのように、理不尽なまでに多数派市議に翻弄されるようなことがあったとしても、市議が「市長不信任案」を提出することは絶対に無いでしょう。
(恫喝として仄めかす市議は居るでしょうが・・・・・)

市長による議会対策の最善策の一つは「市長や担当責任者など議会で質問された者に反問を認めさせる」反問権です。

これは、たしか議会改革推進会議の課題になっていたのではないでしょうか?

市議会は市長が招集するのですから、実は議会改革も市長の課題なのです。
議員とは、自己保身と怠慢から「議会改革に取り組んでいるフリをするだけ」なので、議会の抜本的な改革は市長から提案しなければ始まらないのです。

抜本的な議会改革に抵抗する議員は必ず落選します。市長は怯まずに断行したほうが、結果的には自分のためにもなるのです。

            (620字)

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| 小久保 達 | 10:40 | comments (0) | trackback (0) | ★2013年の市長選を考える★::当落決定のその後 |
★2013年の市長選を考える★ ⇒ 【当落決定のその後】No.04                               新市長による「要職の人事」、噂の辞令はいつから? どこから?
               
飯能市に限らず、新市長の誕生で人事が交代されることが多い官職は、副市長、総合政策部長、秘書室長、教育長などで、関係団体では商工会議所会頭、観光協会会長、社会福祉協議会会長、体育協会会長などでしょう。

社会福祉協議会会長は自治体によっては首長が就任することが多いようですが、他の団体は「市長とごく親しい人」が就任するのが恒例で、間違っても市長と対立している人が居座り続けることはあまり無いようです。

大久保新市長の「市長としての独自の仕事」の第一歩は、これらの人事です。

「密かに心待ちにしている人」が、自分の名前を噂として流すこともあるようですが、果たして飯能ではこれからどのような「人事の噂」が飛び交うのでしょうか?

これも「市長交代の面白さ」の一つです。


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| 小久保 達 | 15:41 | comments (0) | trackback (0) | ★2013年の市長選を考える★::当落決定のその後 |
★2013年の市長選を考える★ ⇒ 【当落決定のその後】No.05                                           文化新聞に載っている「初登庁からのこと」
きょう(7/30)の文化新聞には下記の見出しの記事が載っています。

   大久保氏に聞く 手応え選挙戦前から
   久下六道16メートル幅不要 初登庁8月8日 


選挙戦の総括は「建前」と「社交辞令」なので論評は省略します。

──飯能を変えるとのことだが、手始めに何を着手する。
▽大久保氏=一番大事なのは職員の意識改革。市民の皆さんから、飯能の職員はやる気があるなと思って頂けるような役所にした。


選挙前は「絶対4選確実!」と思われていた現職市長が落選し、「当選は無理!」と市職員の大半から思われていた大久保さんが当選したこと自体が、その「意識改革」の第一歩でしょう。

──初登庁は8月8日
▽大久保氏=私は市民会館に事務に支障のない全職員を集め、「さあ、やろう」「飯能を日本一の市にしよう」と、思いのたけを話したい。


今更、当Blogに書いてもショウモナイことですが、4年前の市長選に私が立候補した時も、「当選したら就任演説は市民会館で開催しよう」と〈妄想〉していました。

新市長の就任演説というものは、単に「市役所という職場のセレモニー」ではなく、「市民全体のセレモニー」なので、会場は小ホールではなく、大ホールにして、市民も自由に入場できるようにして欲しいものです。

──職員人事は。
▽大久保氏=人事は大事。ただ、9月議会は時間的に無理。じっくり考えたい。仮称だが政策実現課といった新部署の設置を掲げているので、こちらは12月議会までにはやらなければと思っている。


選挙公報では、政策実現ではなく、政策実現と書かれています。

でも、よ~く考えてみれば、そもそも市役所全体が「政策実現のための組織」ではなかったのではないでしょうか?

あえて、独自の新部署を設置するのであれば、「市長、副市長以下、全部長で構成する幹部会」が、政策実現推進室なのではないでしょうか? 私なら、このメンバーにプラスして「希望する市議全員」も参画させますが・・・・

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| 小久保 達 | 11:53 | comments (0) | trackback (0) | ★2013年の市長選を考える★::当落決定のその後 |
★2013年の市長選を考える★ ⇒ 【当落決定のその後】No.06                                  「沢辺後援会存続」の真意は?
              
きょう(7/30)の文化新聞には下記の見出しの記事も載っています。

沢辺後援会 解散せず 後継を育成

幹部によると、後援会を存続させ4年後の次期市長選までに沢辺氏の後継者を育成する。

これは「沢辺さんが自分の後援会を存続させる」ということではなく、「自分が担ぎ出した人を市長にしたい」と思っている<幹部>たちの意向で「沢辺後援会の組織を存続させる」と見るほうが正確でしょう。

2017年の市長選で、再選を狙う大久保さんに対抗できる候補は、現時点では「大久保さんよりも若い現職の市議」なのでしょう。

今回の市長選で沢辺陣営についた保守系市議の中で大久保さんよりも若い市議を確認したくて市議会サイト「飯能市議会議員名簿(顔写真付き)」にアクセスしたら、年齢が記載されていませんでした。
http://www.city.hanno.saitama.jp/0000001611.html

私の推測では、大久保さんよりも若くて議員歴の長い市議は、野田さん、加湧さん、内沼さんの3人だと思います。

この3市議の中で「誰が次期市長選への出馬に意欲的なのか?」ということは、9月定例会の一般質問で「新市長にどのような切り口で質問するか?」ということで判明すると思います。

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| 小久保 達 | 18:12 | comments (0) | trackback (0) | ★2013年の市長選を考える★::当落決定のその後 |
★2013年の市長選を考える★ ⇒ 【当落決定のその後】No.07                                          きょうの文化新聞に「副市長の市外登用はない」!
きょう(08/06)の文化新聞には下記の見出しの記事が載っています。

   注目の副市長「市外登用ない」
   大久保氏が断言


いよいよ大久保市政がスタートするが、新市長の補佐役は誰なのか。大久保氏は注目の副市長人事に、現段階で「検討中」として明言を避ける。ただ、「(副市長には)飯能に思い入れが強く、熟知している人物」との考えから、市外からの登用については強く否定する。

当然です。「(飯能のことも市政のことも)熟知している人物」ということであれば、現幹部職員だけではなく、元職員にも選択肢を広げてみたほうが良いと思うのですが・・・・・

職員に人望が有り、行政に精通している(現副市長の)新井氏は今後の市政運営上、不可欠であり、仮に新井氏が辞意を表明したとしても大久保氏が慰留するのではとの見方もある。

一般論ですが、意外な選挙結果で市長になった人は、「年内(12月末)とか年度末(3月末)のように区切りの良い時期までは、人事には手を付けないのが無難だとは言われています。

私としては、8/2【政策実現室とは?】で書いたように、副市長は「思い切って3人とか4人の集団体制にする」ほうが、新鮮味が有って面白くなるのではないかと思っています。

            (523字)

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| 小久保 達 | 10:10 | comments (0) | trackback (0) | ★2013年の市長選を考える★::当落決定のその後 |
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  • ★2017年7月の市長選★ ⇒【現職と新人の出馬動向】No.11       前県議の和田さんはブログで「共産党の候補者擁立は、笑止千万、究極のパフォーマンス!」と断定しているのですが・・・・。
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