2011-01-13 Thu
飯能市は、webサイトで「新図書館の設計案」に関する「市民の意見」を求めていました。
設計案の「公開期間」は、
(2010年)12月17日(金)~(2011年)1月11日(火)と明示されていましたが、求めている意見提出の締切は特に明記されていなかったので、いつでも意見を受け付けてくれるのかと思った人がいたかもしれません。
しかし、市役所サイトの「意見を求めるお知らせ」自体が、「設計案」pdfファイルや「飯能市新図書館基本計画」pdfファイルと共に、昨日(1/12)には全て削除されていました。
もしかしたら、これは「市民からの意見の公募は締め切りました」という意思表示なのかもしれません。
それでも、『飯能市新図書館基本計画』(全45頁)ファイルは市役所サイトの検索窓で「図書館」を検索すると表示されるのでインターネットでは読むことができます。
この「飯能市新図書館基本計画」は公式文書です。
新図書館についての「本音」も「建前」も、「真実」も「虚偽」もすべてこの文書を基盤に議論されていくことになります。
ぜひダウンロードして一読することをお勧めします。
(450字)
<拡散のお願い>
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2011-01-13 Thu
『飯能市新図書館基本計画』(全45頁)を読んでいくと面白いことが判ってきます。
<はじめに>という項目で、
平成 12 年に国の生涯学習審議会でまとめた「公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準について(報告)」を引用して、
『図書館は、生涯学習の振興を図る上で住民の身近にあって学習活動を支援する極めて重要な社会教育施設である。(中略)図書館は、地域の実情を考慮しつつ、より多くの住民に図書館サービスを提供するための方策を創造的に展開していくべきである。』とあるように、これからの図書館は、地域の実情をより考慮しつつ、より多くの市民に愛され、図書館サービスを提供していくために様々な方策を巡らす必要がある。
と述べています。
一読しただけでは、「図書館としては普通に当然のことが書かれている」ことを、そのままコピーしただけの安直な文章ではないか、とも思うのですが、意外と、ここに書かれた一字一句が後々までに影響してくるものなのです。
例えば、いま公開されている「新図書館計画」は
「地域の実情をより考慮した」結果のプランと言えるでしょうか?
「より多くの市民に愛される図書館」になると断言できるでしょうか?
「図書館サービスを提供していくために様々な方策を巡らした」結果のプランと自信を持っていえるのでしょうか?
つまり、このように、新図書館計画の良し悪しを検証するさいのチェックリストにもなるのです。
(540字)
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2011-01-14 Fri
『飯能市新図書館基本計画』(全45頁)には、色々な活用法があります。
例えば「経過報告」にも、面白い「見方」が有ります。
1 新図書館建設に向けた経緯 の(1)これまでの主な経緯
を読んでみましょう。
◆ 現在の市立図書館は、旧庁舎の跡地に昭和 49 年に建設し開館したものである。近年は施設の老朽化が進み、市民から市立図書館の建て替えの要望も高いが、建設用地等が課題となっていた。
⇒ 「駅前図書館」や「駅ビル図書館」への要望も有ったことには触れていませんね。
◆ 平成11 年、市内の旧平岡レース株式会社工場の敷地(約17,000 ㎡)を図書館等市の公共用地に活用することを目的に、土地開発公社が取得した。
⇒ 本当に当初から「図書館等市の公共用地に活用することを目的」に取得したのでしょうか?
真相は、取得することを決めてから「公共用地に活用することを目的にすることにした」のではないでしょうか?
◆ 平成 16 年の「図書館を考える会」が実施したアンケートでは、新図書館建設のニーズとして 73.3%の要望があげられた。また、普段、図書館を利用していない市民に対して行ったアンケートにおいても52.2%のニーズがあげられている。
⇒ どこの自治体でも、「新図書館建設のニーズを訊くアンケート」を実施すれば、必ず、いつでも「高い要望」という結果が出るものなのです。
◆ その後、平成 16 年から市立図書館内に「飯能市新図書館懇話会」が組織され、飯能らしさを持たせた新図書館のあり方について検討・協議が進められた。また、平成 18 年2月に「飯能らしい未来の図書館像調査研究報告書」がまとめられている。さらに「飯能市新図書館建設基本構想策定庁内連絡会議」を設置し、検討を進め基本構想がとりまとめられた。
⇒ ここには「丸広東飯能店の閉鎖に伴い、そこへの入居を希望する市民も大勢いた」という明らかな事実には一切触れていませんね。
◆ 市政策企画部門には、平成 16 年に「山手町用地土地利用市民会議」が設置され18 年2月に意見書が提出されている。さらに、平成19 年に「山手町用地土地利用審議会」が設置され、「山手町用地土地利用計画(案)」の審議がなされた。その中で、図書館の建設については、概ね了承されているが、財政面も考慮するべきとの意見が出されている。平成20 年には、これからの図書館のあり方について、「新図書館を考える講座・懇談会」を開催した。
⇒ さらには、「丸広飯能店」の閉鎖、解体によって、ほぼ駅前の便利な場所に「新図書館に相応しい土地」が誕生したことにも触れていません。
この「飯能市新図書館基本計画」(全45頁)はpdfファイルで作成されています。
ということは、訂正、追加、増補、などはいくらでも簡単にすぐにできるのですから、「最新事情」を逐一加えていくべきではないでしょうか?
(1162字)
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2011-01-14 Fri
『飯能市新図書館基本計画』(全45頁)の第1章 市立図書館の現状と課題<2 市立図書館の現状と課題>(2)サービス提供体制
という項目の中に、下記の記述がありますので「突っ込み」を書いてみました。
◆登録と貸出について
蔵書数:243,496 冊(平成19 年度末)
(うち市立図書館163,349 冊、こども図書館80,147 冊)
① 図書館の広域利用の協定が結ばれており、他市の図書館を利用する市民も多い。
⇒ 当然ですが、飯能市の新図書館も「広域利用」を考慮して、「他市の市民が飯能の新図書館を利用しやすくする」ことが重要だと思いますが、現在の「計画」では、それが折り込まれているでしょうか?
② 市民一人当たり蔵書数は 2.91 冊、利用冊数 3.6 冊の貸出数で、近隣に比べると
やや低い。
⇒ 「低い原因」をどのように把握しているのでしょうか?
その本当の原因を把握して、現図書館で対処していかなければならないのではないでしょうか?
現図書館よりも遙かに広い新図書館なのですから蔵書数の増加は当然です。
しかし、新図書館オープン後の「貸出数」が飛躍的に増加しなければ、新図書館の意味が無いと思うのですが・・・
③ 図書購入費は、近年減少している。
⇒ では、新図書館になったら図書購入費は「増やす」ますよね。
④ 時期によって午後7時までの開館時間の延長、祝 日の開館など利便性の向上を図っている。
⇒ 「いつも午後9時か10時まで」「基本は公民館のように年中無休」でなければ「利便性の向上を図っている」とは言えないと思うのですが・・・
突っ込みどころはまだまだあります。
(615字)
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2011-01-15 Sat
『飯能市新図書館基本計画』(全45頁)の第1章 市立図書館の現状と課題
<2 市立図書館の現状と課題> (3)図書館に関する市民意向
という項目の中に、下記の記述がありますので「突っ込み」を書いてみました。
新図書館の建設に関して、市民から様々な意見・要望があげられている。以下は、主な結果である。
◆「図書館を考える会」アンケートから(回答数:401 人)
① 飯能市に新しい図書館が必要かとの質問に対して、約73%が「必要である」と回答している。
⇒ 「新しい図書館が必要か?」と訊かれれば「必要である」と答える人が多いのは当然。設問の仕方が無意味。
私は、むしろ「必要である」とは答えなかった27%の人に興味が湧きます。
「なぜ新しい図書館が必要ないのか?」というところまで訊いたのでしょうか?
② 現在、市立図書館を利用していない市民であっても、新図書館ができたら「利用したい」と半数以上が回答している。
⇒ この設問も①と同じで「新図書館の必要性を強調したい」というアンケート実施者の意図が丸出しです。
「市立図書館を利用していない市民」には、「利用していない理由」を掘り下げて訊いて欲しかったですね。
③ 新しい図書館はどこに設置したら良いかとの質問に、約 52%が駐車場が広ければどこでも、
⇒ この設問も「だから山手町用地にしたい」という意図がミエミエですね。
正確には「駐車場が広ければどこでも」ではなく、利用者の本音は「駐車場が広くて、駅から遠くない所」です。
従って、「山手町よりも駅から近くて駐車場が広い」ところが在れば、そこを希望するでしょう。
約24%が駅の近く、約18%が市役所の近くと回答している。
⇒ このアンケートの実施は平成16(2006)年ですから、まだ「閉店が決まった丸広東飯能店が売却なのか賃貸なのかまだ公表されていなかった」段階です。
④ 新図書館が建設されるとしたら、展示ホールや視聴覚室、軽食コーナー等くつろげるスペースが求められている。
⇒ あまりにも当然のもの。他にユニークで特筆すべきリクエストやアイデアは書かれていなかったのでしょうか?
突っ込みどころはまだまだありますネ! (870字)
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2011-01-16 Sun
『飯能市新図書館基本計画』(全45頁)の第1章 市立図書館の現状と課題
<2 市立図書館の現状と課題> (4)市立図書館の主な課題(6頁)
という項目の中に、下記の記述がありますので「突っ込み」を書いてみました。
① 狭隘な傾斜地に立地しているため、床面積が十分でない。
⇒ こんなことは現図書館を造った当初から判りきっていたことです。
そもそも、その「狭隘な傾斜地」に建てたこと自体の「反省」は無いのでしょうか? 建てた当時の責任者はもう誰もいないから「反省は不要」なのでしょうか?
・図書館の収蔵能力が限界を超えているため、資料は地階の廊下や会議室のほか、市内小学校の余裕教室を借りて保管している状況にある。
⇒ これは「ご苦労様です」としか言いようがありません。
・近年は、図書館の利用は減少傾向にある。
⇒ 「日本中の図書館利用」が減少傾向なのか? それとも「飯能市立図書館の利用」だけが減少傾向なのか? この記述ではそれが判りません。
しかし、どこに、どのような図書館を造っても「新図書館」になれば、利用者は飛躍的に増えることは確実でしょう。
・閲覧席の確保ができない。
⇒ 単に「総面積の問題」です。これも現図書館開館当初から予測できたことでしょう。
ましてや上記のように「利用者が減少傾向にある」のに「閲覧席が確保できない」ということなら、その「確保できない」状態はもっと早い時期から起きていたということですね。
・インターネットの利用等、情報化への対応ができない。
⇒ 「対応できない」のではなく「対応しようとしない」だけです。
現図書館にインターネット回線は来ているのですから、回線の増設や無線化で利用者が持参のPCでインターネットを利用できるようにするのに10万円もかからないでしょう。
新図書館の完成までまだ2,3年は先なのですから、今すぐにでも現図書館でインターネットが利用できるようにすべきでしょう。
・職員の作業スペース等も満足にとれない。
⇒ これも「ご苦労様です」としか言いようがありません。
突っ込みどころはまだまだ続きます。 (844字)
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<2 市立図書館の現状と課題> (4)市立図書館の主な課題(6頁)
という項目の中に、下記の記述がありますので「突っ込み」を書いてみました。
① 狭隘な傾斜地に立地しているため、床面積が十分でない。
⇒ こんなことは現図書館を造った当初から判りきっていたことです。
そもそも、その「狭隘な傾斜地」に建てたこと自体の「反省」は無いのでしょうか? 建てた当時の責任者はもう誰もいないから「反省は不要」なのでしょうか?
・図書館の収蔵能力が限界を超えているため、資料は地階の廊下や会議室のほか、市内小学校の余裕教室を借りて保管している状況にある。
⇒ これは「ご苦労様です」としか言いようがありません。
・近年は、図書館の利用は減少傾向にある。
⇒ 「日本中の図書館利用」が減少傾向なのか? それとも「飯能市立図書館の利用」だけが減少傾向なのか? この記述ではそれが判りません。
しかし、どこに、どのような図書館を造っても「新図書館」になれば、利用者は飛躍的に増えることは確実でしょう。
・閲覧席の確保ができない。
⇒ 単に「総面積の問題」です。これも現図書館開館当初から予測できたことでしょう。
ましてや上記のように「利用者が減少傾向にある」のに「閲覧席が確保できない」ということなら、その「確保できない」状態はもっと早い時期から起きていたということですね。
・インターネットの利用等、情報化への対応ができない。
⇒ 「対応できない」のではなく「対応しようとしない」だけです。
現図書館にインターネット回線は来ているのですから、回線の増設や無線化で利用者が持参のPCでインターネットを利用できるようにするのに10万円もかからないでしょう。
新図書館の完成までまだ2,3年は先なのですから、今すぐにでも現図書館でインターネットが利用できるようにすべきでしょう。
・職員の作業スペース等も満足にとれない。
⇒ これも「ご苦労様です」としか言いようがありません。
突っ込みどころはまだまだ続きます。 (844字)
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2011-01-17 Mon
飯能市新図書館基本計画』(全45頁)の第1章 市立図書館の現状と課題
<2 市立図書館の現状と課題> (5)新図書館の必要性(7頁)
という項目の中に、下記の記述がありますので「突っ込み」を書いてみました。
新図書館の建設については、前述した現図書館の状況を踏まえ、市の総合振興計画においても、その必要性が理解され、課題として明記されているところである。
⇒ 「総合振興計画」の内容如何にかかわらず、新図書館の必要性を市民の大部分は、大部前から理解しているのですが・・・
改めて新図書館の必要性を整理すると次のとおりである。
◆新図書館の必要性について
① 施設の老朽化・狭隘化への対応
○ 施設のバリアフリー化
○ 開架スペースの充実と閉架書庫の十分な確保
○ 施設の耐震性など安全性の確保
⇒ あまりにも「当然のこと」を尤もらしく書いてありますね。
現図書館は、外観的にも、規模的にも、内容的にも、運営的にも「恥ずかしい図書館」ですので、新図書館は
「外観的にも誇れる図書館」「規模的にも誇れる図書館」「内容的にも誇れる図書館」「運営的にも誇れる図書館」であって欲しいモノです。
② 利用者の利便性向上への対応
○ 蔵書・資料の充実
○ 読書席・学習席の提供
○ 駐車場の確保
⇒ あまりにも「当然のこと」(最低限のこと)を尤もらしく書いてありますね。
しかし、利用者が求めている「利便性の向上」はこれだけではありません。
下記の要望も強いので、ぜひ追加しておいて欲しいものです。
○休館日が少なく(できれば年中無休)、開館時間が長い(最低でも8時~21時)こと
○主要駅から近いこと
○市内各駅で「予約」「受け取り」「返却」ができること
○読書席・学習席に「電源コンセント」と「インターネット回線」が欲しい
③ 新たな図書館ニーズへの対応
○ 自動貸出機の設置
○ 情報化ニーズへの対応
○ 調査・相談機能の充実
⇒ あまりにも「当然のこと」(最低限のこと)を尤もらしく書いてありますね。
「情報化ニーズ」が具体的に書かれていません。
単に「インターネットが利用できるようにする」だけなのでしょうか?
私は中学生のときから今日まで地元の公立図書館をかなり利用している人間ですが、図書館に「調査」で相談や依頼をしたことが一度もありません。「充実」と書かれているからには「いままでもやってきた」ということですね。今度試しに「具体的なこと」で相談してみます。
2011-01-22 Sat
『飯能市新図書館基本計画』(全45頁)の第2章 新図書館の目指す方向
という項目の中に下記の項目があります。
<1 新図書館の基本方針> (9頁)
<2 新図書館像>(11頁)
<3 新図書館のあり方>(12~13頁)
上記の記述への「突っ込み」を書いてみました。
「飯能」「こども図書館」「森林文化都市」という「飯能らしい言葉」が所々に散りばめられているだけで、基本的な内容は「どこの自治体の新図書館計画でも盛り込まれること」の域を出ていない、という印象しか受けません。
まるで、既にどこかの自治体の『新図書館基本計画』を引き写してきたものとしか思えないのです。
この『基本計画』は誰が纏めたものなのでしょうか?
飯能市新図書館懇話会のメンバーでしょうか?
飯能市立図書館の職員でしょうか?
飯能市役所の新図書館建設担当者でしょうか?
新 図書館建設基本構想策定庁内連絡会議のメンバーでしょうか?
この「基本計画」作成にどれくらいの日時(月日?年月?)を要したのでしょうか?
それとも外部のコンサルタント会社に発注したものなのでしょうか?
そうであるなら、どれくらいの報酬を支払ったのでしょうか?
(471字)
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2011-01-23 Sun
『飯能市新図書館基本計画』(全45頁)の第2章 新図書館の目指す方向
という項目の中に下記の記述があります。
① すべての年代に対応した図書館サービスの中核として機能させる
◆新図書館を図書館サービスの中核として位置づけ、成人及び青少年・児童向け資料を提供し、分室等とも連携した総合的なサービス提供を図る。
◆児童向け図書サービスは、こども図書館の機能と役割分担を明確にして対応する。(9頁) 【イメージ図】有り
これは現在の「こども図書館」を残したまま、新図書館にも「児童向けコーナー」も設けるということです。つまり「こども図書館」と「大人の図書館」を分けている現状をこれからも継続するということです。
幼児を連れて「こども図書館」を利用している保護者たちの要望を訊いたのでしょうか?
5年も6年も前に実施したアンケート結果はもう意味を持ちません。
せめてこの『基本計画』を刊行するする1年前以内に、こども図書館に幼児を連れて利用している保護者に下記のようなアンケートを実施すべきではなかったでしょうか?
A・こども図書館はと新図書館と一緒になったほうがいいでしょうか?
それとも
B・新図書館とこども図書館は離れているままでいいのでしょうか?
おそらくAを希望する保護者のほうが多いのではないでしょうか?
(554字)
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① すべての年代に対応した図書館サービスの中核として機能させる
◆新図書館を図書館サービスの中核として位置づけ、成人及び青少年・児童向け資料を提供し、分室等とも連携した総合的なサービス提供を図る。
◆児童向け図書サービスは、こども図書館の機能と役割分担を明確にして対応する。(9頁) 【イメージ図】有り
これは現在の「こども図書館」を残したまま、新図書館にも「児童向けコーナー」も設けるということです。つまり「こども図書館」と「大人の図書館」を分けている現状をこれからも継続するということです。
幼児を連れて「こども図書館」を利用している保護者たちの要望を訊いたのでしょうか?
5年も6年も前に実施したアンケート結果はもう意味を持ちません。
せめてこの『基本計画』を刊行するする1年前以内に、こども図書館に幼児を連れて利用している保護者に下記のようなアンケートを実施すべきではなかったでしょうか?
A・こども図書館はと新図書館と一緒になったほうがいいでしょうか?
それとも
B・新図書館とこども図書館は離れているままでいいのでしょうか?
おそらくAを希望する保護者のほうが多いのではないでしょうか?
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2011-01-24 Mon
『飯能市新図書館基本計画』(全45頁)の第2章 新図書館の目指す方向
という項目の中に下記の記述があります。
<4 新図書館のサービス目標>(14頁)
飯能市は、活力ある都市を目指して政策を積極的、総合的に進め、平成 27 年度の目標人口を85,000 人としている。
このことを踏まえて、本市の図書館サービスの目標を、次のとおり定める。
この頁では、<市の総人口><個人登録者数><年間貸出総数><市民1人あたりの貸出し冊数><蔵書冊数>の項目の一覧表が載っています。
各項目毎に<平成19 年度>時点の数値と<平成27 年度>の目標数値を記載しています。
<蔵書冊数>の増加数に注目して下さい。
(現本館)136,733冊(19年度) ⇒ (新図書館)190,000冊(27年度)
新図書館の延床面積は現図書館の約3倍も有るのです。
それなのに蔵書は僅か38%しか増やさないというのです。
(4)市立図書館の主な課題(6頁)には
現在の図書館は、狭隘な傾斜地にあるため、敷地面積及び床面積も狭く、書架・書庫等の配置、蔵書数なども十分とは言いがたい状況にある。
と書かれているにも関わらず、ですヨ!。
土地代と建設費で20億円~25億円の税金を投じて「僅か38%の蔵書増」にしかならない新図書館なんて「有り」なのでしょうか?
それとも、「図書館の書籍は近い将来電子化されるから蔵書スペースは少なくて済む」ということを「いまから折り込んでいるから」と言うのでしょうか?
それなら、「書籍の電子化によって図書館の役割も建物もこれからは大きく変貌する」というような見解は、この『基本計画』のどこに書かれているのでしょうか?
(653字)
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