2011-01-25 Tue
きょう(2/25)の文化新聞に「新図書館」に関してまとめた投稿の第1弾が掲載されています。
文面は「原文のママ」なのですが、タイトルは
「新図書館問題の本質を原点から考える」から
「新図書館を考える」になっていました。
タイトルとしては長すぎたのでしょうか。
箇条書きの通し番号が多種類出てくるので、ⅠⅡⅢ、、、と①②③、、、を使い分けていたのですが、それが両方とも①②③、、、になっているので、後々になってから区別が付かなくなる人がでてくるかもしれません。
長文なので、途中で三ヶ所に「最初の市民説明会」「5つの問題点」「新図書館基本計画」という小見出しを付けていましたが、それが略されています。
下記に原文を掲載します。
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新図書館を考える ①
「誰のための公共施設?」「何のための新図書館?」という視点
飯能市はつい先日まで「新図書館の設計案」を市役所サイトや市内の各公共施設で公開し、市民からの意見を郵送、FAX、Eメールで求めていました。設計案の公開期間は(2010年)12月17日(金)~(2011年)1月11日(火)と明示されていましたが、求めている意見提出の締切日は特に記されてはいませんでした。その締切も同じく1月11日だったようです。私は早速その告知サイトに掲示されていた市民説明会(12/22)に行ってみることにしました。
最初の市民説明会
会場は飯能市役所別館2階会議室。参加者は約70人程でしたが、かなりエキサイティングな展開になりました。主催者の意図は「市民に説明を聞いてもらう会」の筈だったのでしょうが、集まった市民には「市の説明を聞いたうえで意見を述べさせて貰える会」である筈だという思いが溢れていたのです。
その会場では「いきなり図面や模型を見せられて、さぁ意見を言えと言われてもすぐには出てこない」「そうする前に市民に説明しなければならないことが沢山有るだろう!」「なぜ平岡跡地に決まったのか?」「そのことを市民に広報や文書できちんと説明したのか?」
「新図書館東側の余地は区画整理の代替地ということだったのになぜ売却になったのか?」「旧事務棟は保存するということだったのになぜ急に解体撤去に変わったのか?」等々、様々な質問や意見が出されたのです。
5つの問題点
そこでの市民との質疑応答で浮かび上がった問題点を左記の5点にまとめてみました。
Ⅰ・飯能市は新図書館の移転先として最初から最後まで「平岡跡地以外の選択肢」を排除してきた
Ⅱ・(だから)公共施設の新設に最も重要な「住民合意の形成」を軽視(無視?)してきた
Ⅲ・(短期交替なので)新図書館建設の担当者といえども今までの経緯の全容を把握しているわけではない
Ⅳ・(そもそも)「図書館は自治体を越えて広域で活用されるべきである」という視点が無い
Ⅴ・(意図的なのか)「新図書館計画」を口実に「現図書館運営の改善改革」を怠ってきてしまっている
以上の問題点を認識している市民は残念ながら極めて少数です。あえて言えば、飯能市の新図書館問題における最大の問題点は「新図書館の本当の問題点が市民に知らされていない」ということではないでしょうか。
更には、その「問題点を知らされていない」という現実に「気づいている人が少ない」というところも問題なのかもしれません。
そこで、これから飯能市の「新図書館計画」について、その「本質的な問題点」を①誰のための公共施設なのか?②何のための新図書館なのか?③住民合意をどのようなプロセスで形成していくべきなのか?という3つの原点から再考していきたいと思います。
「新図書館基本計画」
そのためにもみなさんに、まず「飯能市新図書館基本計画」(全45頁)を一読することをお勧めします。このPDFファイルは市役所サイトで「新図書館」を検索すると表示されるのでインターネットでいつでも読むことができます。この「基本計画」は公式文書です。新図書館についての「本音」も「建前」も、「真実」も「虚偽」も全てここに書かれています。ぜひパソコンにダウンロードして熟読されることをお勧めします。 (12字×114行)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1662字)
<拡散のお願い>
新図書館問題について市民同士が真剣に多面的な意見交換することで、より良い図書館を実現させていきたいと願っています。
メールやツイッターで当Blogの拡散にご協力頂けると嬉しいです!
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文面は「原文のママ」なのですが、タイトルは
「新図書館問題の本質を原点から考える」から
「新図書館を考える」になっていました。
タイトルとしては長すぎたのでしょうか。
箇条書きの通し番号が多種類出てくるので、ⅠⅡⅢ、、、と①②③、、、を使い分けていたのですが、それが両方とも①②③、、、になっているので、後々になってから区別が付かなくなる人がでてくるかもしれません。
長文なので、途中で三ヶ所に「最初の市民説明会」「5つの問題点」「新図書館基本計画」という小見出しを付けていましたが、それが略されています。
下記に原文を掲載します。
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新図書館を考える ①
「誰のための公共施設?」「何のための新図書館?」という視点
飯能市はつい先日まで「新図書館の設計案」を市役所サイトや市内の各公共施設で公開し、市民からの意見を郵送、FAX、Eメールで求めていました。設計案の公開期間は(2010年)12月17日(金)~(2011年)1月11日(火)と明示されていましたが、求めている意見提出の締切日は特に記されてはいませんでした。その締切も同じく1月11日だったようです。私は早速その告知サイトに掲示されていた市民説明会(12/22)に行ってみることにしました。
最初の市民説明会
会場は飯能市役所別館2階会議室。参加者は約70人程でしたが、かなりエキサイティングな展開になりました。主催者の意図は「市民に説明を聞いてもらう会」の筈だったのでしょうが、集まった市民には「市の説明を聞いたうえで意見を述べさせて貰える会」である筈だという思いが溢れていたのです。
その会場では「いきなり図面や模型を見せられて、さぁ意見を言えと言われてもすぐには出てこない」「そうする前に市民に説明しなければならないことが沢山有るだろう!」「なぜ平岡跡地に決まったのか?」「そのことを市民に広報や文書できちんと説明したのか?」
「新図書館東側の余地は区画整理の代替地ということだったのになぜ売却になったのか?」「旧事務棟は保存するということだったのになぜ急に解体撤去に変わったのか?」等々、様々な質問や意見が出されたのです。
5つの問題点
そこでの市民との質疑応答で浮かび上がった問題点を左記の5点にまとめてみました。
Ⅰ・飯能市は新図書館の移転先として最初から最後まで「平岡跡地以外の選択肢」を排除してきた
Ⅱ・(だから)公共施設の新設に最も重要な「住民合意の形成」を軽視(無視?)してきた
Ⅲ・(短期交替なので)新図書館建設の担当者といえども今までの経緯の全容を把握しているわけではない
Ⅳ・(そもそも)「図書館は自治体を越えて広域で活用されるべきである」という視点が無い
Ⅴ・(意図的なのか)「新図書館計画」を口実に「現図書館運営の改善改革」を怠ってきてしまっている
以上の問題点を認識している市民は残念ながら極めて少数です。あえて言えば、飯能市の新図書館問題における最大の問題点は「新図書館の本当の問題点が市民に知らされていない」ということではないでしょうか。
更には、その「問題点を知らされていない」という現実に「気づいている人が少ない」というところも問題なのかもしれません。
そこで、これから飯能市の「新図書館計画」について、その「本質的な問題点」を①誰のための公共施設なのか?②何のための新図書館なのか?③住民合意をどのようなプロセスで形成していくべきなのか?という3つの原点から再考していきたいと思います。
「新図書館基本計画」
そのためにもみなさんに、まず「飯能市新図書館基本計画」(全45頁)を一読することをお勧めします。このPDFファイルは市役所サイトで「新図書館」を検索すると表示されるのでインターネットでいつでも読むことができます。この「基本計画」は公式文書です。新図書館についての「本音」も「建前」も、「真実」も「虚偽」も全てここに書かれています。ぜひパソコンにダウンロードして熟読されることをお勧めします。 (12字×114行)
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2011-01-26 Wed
きょう(2/26)の文化新聞に「新図書館」に関してまとめた投稿の第2弾が掲載されています。
下記に原文を掲載します。(長文なので小見出しを付けています)
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新図書館を考える ②
「どこでも生じる普遍的な課題」と
「飯能市だけの特殊な事情」を区別する
私は、新図書館という新しい公共施設の建設で生じてくる様々なことを、これは「全国で起こる普遍的な課題なのか?」それとも「飯能市だけの特殊な事情なのか?」と区別して考えることにしています。
いまは公共施設の箱物行政が強く批判されている時代ですが、それでも図書館だけは例外のようです。どこの自治体でも図書館の建替や新築に反対する住民は極めて少ないものです。
だからどこの首長も新図書館建設には熱心になります。なぜなら、ゴミ処理場や葬祭場などの「迷惑施設」のような住民の反対運動は起きないからです。新しい建物は自分の業績として誰の目にもはっきり示せるものになり「あの図書館を造ったのはあの市長!」と後世に語り継がれることになる(と思う)からです。
最初の選択肢ABC
新図書館計画における最初の選択肢は(飯能市に限らず)どこの自治体でもでも左記の3つに絞り込まれます。
A・現在の場所で新しい建物に建て替える
B・現在とは別の場所に新しい建物を造る
C・別の場所の既存の建物に移転する
飯能市の場合、Aは最初から選択肢にはありませんでした。なぜなら「充分な駐車場スペースが確保できない」からです。更には建替となると、建設期間中は別の場所に仮設図書館が必要となり、その分の経費が増えてしまうからです。
Cは飯能市に限らずどこの首長もあまり乗り気にはなりません。「新しい図書館を造ったという実績にはならない」と考えてしまうからです。そこで大部分の自治体ではBを選択することになります。
移転先の選択肢DEF
「別の場所に新築する」となると、どこの自治体でも住民の意見や希望は分かれます。しかし、ここでも最終的には下記の3つに集約されていきます。
D・駅から遠くても広い駐車場が確保できる場所
E・駐車場が狭くても便利な駅前か駅ビル内
F・市内にまんべんなく分散配置
近隣の自治体を見ると、日高市はD1館のみ、入間市と所沢市はDを含むF、狭山市はややE(他に1館)、青梅市はE1館を含むF、瑞穂町はDを含むFのようです。
飯能市でも、市民の希望をアンケートで訊ねれば、それぞれの割合はともかくとして右記DEFそれぞれに分散するでしょう。
飯能市だけの特殊な事情
しかし、飯能市には既に土地開発公社が1999年に「平岡レース跡地(山手町用地)」を「将来の図書館用地を含む土地」として購入していました。飯能市には最初からD向けの土地が有ったのです。もちろんE向けの土地など当時は存在していませんでした。これが「飯能市だけの特殊な事情」の一つです。
そのため、その後発足した「図書館を考える会」「飯能市新図書館懇話会」「飯能市新図書館建設基本構想策定庁内連絡会議」「山手町用地土地利用審議会」などは「山手町用地に西川材を多用した飯能らしい図書館」を建てるという方向で進んできました。当初はこの方向には多くの市民が賛同していました。私もその一人でした。
私が「図書館を考える会」の会合に出席するようになったのは2003年6月。中央公民館で「図書館はこう変わる 飯能にこんな図書館を」というタイトルの講演会を聴きに行ったときからです。講師は駿河台大学の広瀬順晧教授でした。8月には観光バスを仕立てて当時の図書館長と計28人で浦安市立図書館を見学に行ったことを昨日のように覚えています。そして「一日も早く山手町用地に新図書館を造って欲しい!」という願いが図書館利用者の間には広がっていったのです。
丸広東飯能店閉店
ところが、2006年1月に「飯能市だけの特殊な事情」がまた生じました。開業して間もない丸広東飯能店の閉店が報じられたのです。
その建物は「売却」なのか「賃貸」なのか、丸広の意向はなかなか明らかにされませんでしたが、この「東飯能店の閉鎖」によって、【E・駐車場が狭くても便利な駅前か駅ビル内】という「移転先の選択肢」が出来たのです。
しかし、「駅ビル」ということは、新しい建物の建設ではなく「C・既存建物への入居」ということになります。だから、この選択肢は、飯能市に限らずどこの首長も本音では望まないものなのです。
それ故に、この時から市の「新図書館計画」は、「山手町用地に建設」以外の選択肢を一切排除して進行していくようになるのです。「一度決めた既定方針は、途中でどのような事情の変化が起きようと何が何でも絶対に変えずに強行してしまう」という、公共施設建設における日本の悪しき行政慣習が、この飯能市でも蔓延るようになったのです。
これが前回(①)述べた5つの問題点の一つである『Ⅰ・飯能市は新図書館の移転先として最初から最後まで「平岡跡地以外の選択肢」を排除してきた』ことのスタート地点なのです。
そこで次回(③)は「飯能市が平岡跡地以外の選択肢を排除してきた方法」を具体的に指摘します。 (12字×172行)
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(2128字)
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2011-01-28 Fri
きょう(2/28)の文化新聞に「新図書館」に関してまとめた投稿の第3弾が掲載されています。
下記に原文を掲載します。(長文なので小見出しを付けています)
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新図書館を考える ③
新図書館に関する「時系列資料集」が不可欠
前回(②)述べたように飯能市の場合、当初は「駅から遠くても広い駐車場」を確保できる山手町用地以外に候補地は有りませんでしたから「場所の選択」で住民の意見が分かれることはありませんでした。
ところが2006(平成18)年1月13日に丸広東飯能店閉鎖が公表されてから候補地として新たに「駐車場は狭くても駅ビル内」という選択肢が生じてきたのです。
私はさっそく1月16日に自分のブログ(飯能どうする研究所)に次のようなことを書き込みました。
「もし、飯能市が丸広東飯能店の跡を買い取るか借り上げるとすると、その活用法は次の3パターンが考えられるでしょう。①市役所全部を移転し転居後の現在の土地建物を売却する②建替増築が検討されている図書館・第二庁舎等を移転する③大中小の区画に改装して多数のベンチャー企業を入居させる」
その年の3月市議会でもこのことを採り上げる議員が出てきました。市議会サイトの会議録によると2006年3月の定例議会では、鳥居議員と内沼議員が「丸広撤退後と新図書館」について質問しています。
06年3月議会での質疑
3/9 鳥居議員の質問
「ここに図書館を設置すべきであるという声も非常に多くあります。利便性及び予算的に考えても有利ではないかと思いますが・・・」
これに対して沢辺市長は次のように答弁しました。
「建物の一部を借りて図書館をここに設置をする場合でございますけれども・・・(中略)、相当家賃が高いというふうなことでもございますので、むしろ建てた方が安いのではないかというふうなことも考えられるところでもございます」
3/10 内沼議員の質問
「どのような施設がよいかと考えますと、市役所を移転するのが一番よいのではないかという意見が多く聞かれます。(中略)市役所になれば、駅ビルという立地条件のよさを最大限に利用できると思います。(前略)あわせて今要望の高い図書館も併設できるのではないか。図書館にしても、駅ビルということで大いに利用しやすくなると思います」
これに対して沢辺市長は次のように答弁しました。
「市が利用することについては、いわゆる方針の合意形成、あるいは予算措置、あるいはそれを決定するまでのいろいろなもろもろの手続等があるわけでございますが、そうしたことを考えますと(中略)丸広に入るということは無理だというふうに判断をしているところでございます」
会議録の全文を読むと、飯能市は「丸広の去就」がまだ決まらないこの時期から「図書館が入居することはない」と決めているのが判ります。当初から「真剣に検討するには値しない」と考えているようにも受け取れます。
「ほっとミーティング」
そこで私は2006年5月18日に中央公民館で開催された「市長ほっとミーティング」で市長に次のような質問をしてみました。
「丸広の跡に市役所が移転したらどうかと言われています。そうすれば別館建設と新図書館建設が不要になり市役所跡地がマンションになったら市の人口も増えますが市長のお考えは?」
この質問に対して市長は「丸広東飯能店は市役所として使いづらい建物になっている」「丸広側はすぐに貸したいのだが市役所の移転となると何年も先になってしまう」という答弁でした。
私はさらに「市民に是非を問うアンケートの実施」を要望しましたが回答は得られませんでした。
時系列で並べた資料集
続く6月の定例議会では、この「丸広撤退」に関して質問した議員はいないようですが、金子議員が「現在の図書館運営」に関して質問しています。9月定例議会では誰も質問していません。
そして11月に旧丸広東飯能店ビルは、丸広から外資系民間不動産投資会社に売却されたのです。12月定例議会では中村公一議員と金子議員が山手町用地の活用に関して質問していますが、この件に関する質問はありませんでした。
その外資系投資会社は07年1月には「テナント型複合商業施設を2007年10月には開業したい」と発表。そのテナントとして図書館が入居する可能性が生じてきたのです。
それからの事実経過を知るには【時系列に並べられた資料】が必要です。特に、「新図書館と旧丸広東飯能店に関する質疑応答」だけを抜粋した市議会議事録は不可欠です。そのことに関する記事や市民からの投稿を掲載した文化新聞も重要です。私以外の市民が開設していたブログの書き込みもその時系列資料に加えられればさらに面白い資料集になるでしょう。
(12字×148行)
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(1962字)
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新図書館を考える ③
新図書館に関する「時系列資料集」が不可欠
前回(②)述べたように飯能市の場合、当初は「駅から遠くても広い駐車場」を確保できる山手町用地以外に候補地は有りませんでしたから「場所の選択」で住民の意見が分かれることはありませんでした。
ところが2006(平成18)年1月13日に丸広東飯能店閉鎖が公表されてから候補地として新たに「駐車場は狭くても駅ビル内」という選択肢が生じてきたのです。
私はさっそく1月16日に自分のブログ(飯能どうする研究所)に次のようなことを書き込みました。
「もし、飯能市が丸広東飯能店の跡を買い取るか借り上げるとすると、その活用法は次の3パターンが考えられるでしょう。①市役所全部を移転し転居後の現在の土地建物を売却する②建替増築が検討されている図書館・第二庁舎等を移転する③大中小の区画に改装して多数のベンチャー企業を入居させる」
その年の3月市議会でもこのことを採り上げる議員が出てきました。市議会サイトの会議録によると2006年3月の定例議会では、鳥居議員と内沼議員が「丸広撤退後と新図書館」について質問しています。
06年3月議会での質疑
3/9 鳥居議員の質問
「ここに図書館を設置すべきであるという声も非常に多くあります。利便性及び予算的に考えても有利ではないかと思いますが・・・」
これに対して沢辺市長は次のように答弁しました。
「建物の一部を借りて図書館をここに設置をする場合でございますけれども・・・(中略)、相当家賃が高いというふうなことでもございますので、むしろ建てた方が安いのではないかというふうなことも考えられるところでもございます」
3/10 内沼議員の質問
「どのような施設がよいかと考えますと、市役所を移転するのが一番よいのではないかという意見が多く聞かれます。(中略)市役所になれば、駅ビルという立地条件のよさを最大限に利用できると思います。(前略)あわせて今要望の高い図書館も併設できるのではないか。図書館にしても、駅ビルということで大いに利用しやすくなると思います」
これに対して沢辺市長は次のように答弁しました。
「市が利用することについては、いわゆる方針の合意形成、あるいは予算措置、あるいはそれを決定するまでのいろいろなもろもろの手続等があるわけでございますが、そうしたことを考えますと(中略)丸広に入るということは無理だというふうに判断をしているところでございます」
会議録の全文を読むと、飯能市は「丸広の去就」がまだ決まらないこの時期から「図書館が入居することはない」と決めているのが判ります。当初から「真剣に検討するには値しない」と考えているようにも受け取れます。
「ほっとミーティング」
そこで私は2006年5月18日に中央公民館で開催された「市長ほっとミーティング」で市長に次のような質問をしてみました。
「丸広の跡に市役所が移転したらどうかと言われています。そうすれば別館建設と新図書館建設が不要になり市役所跡地がマンションになったら市の人口も増えますが市長のお考えは?」
この質問に対して市長は「丸広東飯能店は市役所として使いづらい建物になっている」「丸広側はすぐに貸したいのだが市役所の移転となると何年も先になってしまう」という答弁でした。
私はさらに「市民に是非を問うアンケートの実施」を要望しましたが回答は得られませんでした。
時系列で並べた資料集
続く6月の定例議会では、この「丸広撤退」に関して質問した議員はいないようですが、金子議員が「現在の図書館運営」に関して質問しています。9月定例議会では誰も質問していません。
そして11月に旧丸広東飯能店ビルは、丸広から外資系民間不動産投資会社に売却されたのです。12月定例議会では中村公一議員と金子議員が山手町用地の活用に関して質問していますが、この件に関する質問はありませんでした。
その外資系投資会社は07年1月には「テナント型複合商業施設を2007年10月には開業したい」と発表。そのテナントとして図書館が入居する可能性が生じてきたのです。
それからの事実経過を知るには【時系列に並べられた資料】が必要です。特に、「新図書館と旧丸広東飯能店に関する質疑応答」だけを抜粋した市議会議事録は不可欠です。そのことに関する記事や市民からの投稿を掲載した文化新聞も重要です。私以外の市民が開設していたブログの書き込みもその時系列資料に加えられればさらに面白い資料集になるでしょう。
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2011-02-22 Tue
きょう(2/22)の文化新聞に「新図書館」に関してまとめた投稿の第4弾が掲載されています。
下記に原文を掲載します。
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新図書館を考える ④
計画中の新図書館が開館したらどうなるか?
現在、公開されている『飯能市新図書館基本計画』(全45頁)によると、山手町用地で計画が進行中の新図書館は、平成23年度に着工し、25年度に完成する予定になっています。この新図書館が現在の計画通りに完成したらどうなるでしょうか? 今回はそれを考えてみました。
開館した当初は「待望の新図書館がやっと完成した」という期待感や高揚感から、市民の反応は「素晴らしい図書館だ!」「利用するのが楽しみだ!」というような好意的なもので溢れるでしょう。
テレビのローカルニュースや一般紙の埼玉版でも「飯能らしい豊かな自然に囲まれた美しい図書館」というように賞賛されるかもしれません。しかし、そのような美辞麗句の反応はいつの時代でも市民が待望した新図書館が完成したときには「お決まり」のようなものなのです。
実際に市民の利用が始まると次のような「声」が湧き起こってくるのではないでしょうか。
【休館日に関する疑問や不満】
①図書館が「月曜日休館」とか「毎週1日休館」というのは「悪しき慣習」だ
②公民館のように年末年始以外は休館すべきではない
③祝祭日まで休館というのは「何を考えているのか?」と言いたい!
④いままでの図書館は書籍整理とか設備点検という名目も含めて年間計100日前後も休館日があったが新図書館もそれと同じでは「新」の意味が無いのでは?
⑤春休みと夏休みの期間中は絶対に「休館日」を設けてはならないのでは?
【開館時間に関する疑問や不満】
⑥開館時間が09:30~18:00というのは利用者の要望をまったく無視しているとしか思えない
⑦これからの図書館は最低でも09:00~21:00ではないか?
⑧わざわざ新しい保育園の隣に建てたのだから子供を送り届ける親たちが保育園に来る時間には図書館も開館していてくれなければ不便だ!
⑨理想を言えば開館時間は08:00~22:00だろう。職員が反対するなら運営を「長時間開館を約束する民間業者」に委託すべきだ!
以上のような運営などのソフト面に対する不満は後からでも改められます。しかし、建物などのハード面に対する次のような不満は一度建ててしまった後では解消できないのです。
【規模に関する疑問や不満】
⑩飯能市より人口の少ない日高市立図書館や小川町立図書館と比較すると小さい(狭い)のではないか?
⑪敷地面積や建坪率、容積率からするともっと大きくすることも出来たのではないか?
⑫多少の経費増になったとしても閉架書庫(保管倉庫)は地階にして開架書庫や閲覧室、学習室、研修室などのスペースをもっと増やすべきだった。
【付帯設備に関する疑問や不満】
⑬各地の公共施設で「多目的ホールは使い勝手が悪くて結局は無目的ホールになってしまう・・・・」という反省がなされているのに、なぜわざわざ設けたのか?
⑭多目的ホールを設けている図書館は近隣にそのような施設が無い所だからであって飯能の場合はすぐ側に市民会館が有るのだから無駄ではないか?
⑮市民会館地下展示室は稼働率が低いのだから新図書館に同じような展示スペースを設けてしまったら稼働率はさらにいっそう低くなってしまう!
⑯図書館にホールや展示室は不要。そのスペースは本来の閲覧室や書庫のためのスペースにすべきである。
【こども図書館に関する疑問や不満】
⑰こども図書館があるのに新図書館に「児童書コーナー」を設けているのは運営も含めて二重投資ではないのか?
⑱前の図書館の時代は狭かったから「こども図書館」を別の場所に開設したのは納得できるが、子ども連れの利用者の利便性を考えると、やっぱり「大人用の図書館」と「こども図書館」は同じ場所にあったほうがいい
⑲「こども図書館」と新図書館は一緒にすべきだ。現こども図書館の建物は他にいくらでも転用できるのだから無駄にはならない。
これらの他にも疑問や不満はまだまだ出てくるのではないでしょうか・・・
(12字×135行)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次回は、「計画中の新図書館が開館したらどうなるか? その2」です。(たぶん) (1828字)
<拡散のお願い>
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2011-02-23 Wed
きょう(2/23)の文化新聞に「新図書館」に関してまとめた投稿の第5弾が掲載されています。
下記に原文を掲載します。(長文なので小見出しを付けています)
パソコンフォントの違いで㉑~㊳の番号が「㉑~△」になってしまったようです。
(パソコンのOSによっては丸数字が表示されない場合もありますが・・・・)
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新図書館を考える ⑤
「業者の選定」「立地」への疑問などは永久に消えない?
図書館に限らず公共施設の新設について「全ての住民が満足する」というようなことはあり得ないのかもしれません。しかし、新図書館の「設計者の選定」や「立地」に対する市民の疑問や不満、異議などは、その建物が存在する限りいつまでも消えないものです。むしろ時間の経過とともに大きくなっていくことはあっても小さくなることはないでしょう。
【設計者選定に関する疑問や不満】
⑳あの設計で悪くはないのかもしれないが特徴も「飯能らしさ」も無いので他市に自慢できるほどものではない
㉑せめて建物の外観だけでも幾つかのプランの中から住民の投票で決めるという方式にして欲しかった
㉒提案された幾つかの設計プランを比較して決める「コンペ方式」で設計者を選ばなかったのはなぜか?
㉓「設計コンペ」をしないのであれば図書館設計の事例(小川町立図書館など)が豊富な、図書館専門の設計者に依頼すれば良かったのではないか?
㉔図書館は地域のシンボル的な公共施設なのだから地元在住の建築家に設計のチャンスを与えることも重要だったのではないか?
とくに㉔のような声は、将来、地元在住の建築家が他市の図書館設計を受注するケースや、他市の新図書館で積極的に地元の建築家を設計に参加させるケースが各地で何度も生じたりすると更に一段と大きくなるかもしれません。
【建物に対する疑問や不満】
㉕もっと木材を多用した建物だと思っていたのに期待外れ!「西川材振興」のシンボルになると思っていた
㉖せめて机や本棚、什器などはできるだけ市内の木工業者に発注すべきではなかったのか?
㉗図書館建設の許認可をする監督官庁と「論争」を繰り広げてでも「本格的な木造図書館」の実現に向けて努力すべきだったのでは?
この㉗のような声は、今後、地方都市で大規模木造図書館新設のニュースが報道されるようになれば「飯能の図書館も全館木造にすべきだったのに・・・・」と悔む声がいつまでも続くかもしれません。
【立地に関する疑問や不満】
㉘山手町用地では飯能駅や東飯能駅から15分以上もかかるのに図書館経由のバス便が無いのは不便だ!
㉙「文教地区」というが、店舗も人家も少なく夜間は暗い道が長いので女性や子供にとっては防犯上の不安が消えない
㉚そもそも公立図書館とは「学童児童のための施設」なのか?それとも「大人、社会人のための施設」なのか?「社会人のための施設」なら便利な駅前に造るべきだった
㉛東飯能駅ビル(現丸広飯能店)を前所有者(外資系投資会社)が売りに出した時に飯能市が全館購入していれば待望の「駅ビル図書館」が現在の新図書館の土地代と建設費の総額よりもはるかに少ない経費で、もっと早い時期にもっと大きな規模のもので可能だったのに勿体ないことをした
㉜東飯能駅の丸広の中に現状の建物強度で可能な範囲で良いから図書館分室を開設して欲しい
㉝飯能駅のすぐそばに旧丸広飯能店跡地という駅前図書館に相応しい更地が新たに生まれたのに、どうしてそこでの可能性を追求しなかったのか?
㉞そもそも、いつ?誰が?「新図書館は山手町用地に限る」と決めたのか?㉟「新図書館の移転先」について「市民の希望」を、いつ?どのような方法で?どれだけの人たちから訊いたのか?
㊱「図書館は広域で活用される」ものなのだから、飯能市の新図書館としては西武池袋線所沢駅~西武秩父駅にはまだ無い「駅前図書館」にするべきだったのではないか?
㊲飯能市が中心市街地活性化を謳うなら新図書館の場所は飯能駅近くに増えた更地の所有者と交渉するべきではなかったか?
㊳西武鉄道との交渉次第では飯能駅構内の線路上に新図書館を建てるという選択肢もあったのではないか?
新図書館に対する疑問や不満、異議はここに記した①~㊳以外にもまだまだたくさん有ると思います。
(12字×132行)
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次回は、まだ投稿していません。
間隔を空けているのは「他の人からの投稿」をまっているからです。
当Blogを読んでくれている方の投稿をお待ちしています。
(1848字)
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下記に原文を掲載します。(長文なので小見出しを付けています)
パソコンフォントの違いで㉑~㊳の番号が「㉑~△」になってしまったようです。
(パソコンのOSによっては丸数字が表示されない場合もありますが・・・・)
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新図書館を考える ⑤
「業者の選定」「立地」への疑問などは永久に消えない?
図書館に限らず公共施設の新設について「全ての住民が満足する」というようなことはあり得ないのかもしれません。しかし、新図書館の「設計者の選定」や「立地」に対する市民の疑問や不満、異議などは、その建物が存在する限りいつまでも消えないものです。むしろ時間の経過とともに大きくなっていくことはあっても小さくなることはないでしょう。
【設計者選定に関する疑問や不満】
⑳あの設計で悪くはないのかもしれないが特徴も「飯能らしさ」も無いので他市に自慢できるほどものではない
㉑せめて建物の外観だけでも幾つかのプランの中から住民の投票で決めるという方式にして欲しかった
㉒提案された幾つかの設計プランを比較して決める「コンペ方式」で設計者を選ばなかったのはなぜか?
㉓「設計コンペ」をしないのであれば図書館設計の事例(小川町立図書館など)が豊富な、図書館専門の設計者に依頼すれば良かったのではないか?
㉔図書館は地域のシンボル的な公共施設なのだから地元在住の建築家に設計のチャンスを与えることも重要だったのではないか?
とくに㉔のような声は、将来、地元在住の建築家が他市の図書館設計を受注するケースや、他市の新図書館で積極的に地元の建築家を設計に参加させるケースが各地で何度も生じたりすると更に一段と大きくなるかもしれません。
【建物に対する疑問や不満】
㉕もっと木材を多用した建物だと思っていたのに期待外れ!「西川材振興」のシンボルになると思っていた
㉖せめて机や本棚、什器などはできるだけ市内の木工業者に発注すべきではなかったのか?
㉗図書館建設の許認可をする監督官庁と「論争」を繰り広げてでも「本格的な木造図書館」の実現に向けて努力すべきだったのでは?
この㉗のような声は、今後、地方都市で大規模木造図書館新設のニュースが報道されるようになれば「飯能の図書館も全館木造にすべきだったのに・・・・」と悔む声がいつまでも続くかもしれません。
【立地に関する疑問や不満】
㉘山手町用地では飯能駅や東飯能駅から15分以上もかかるのに図書館経由のバス便が無いのは不便だ!
㉙「文教地区」というが、店舗も人家も少なく夜間は暗い道が長いので女性や子供にとっては防犯上の不安が消えない
㉚そもそも公立図書館とは「学童児童のための施設」なのか?それとも「大人、社会人のための施設」なのか?「社会人のための施設」なら便利な駅前に造るべきだった
㉛東飯能駅ビル(現丸広飯能店)を前所有者(外資系投資会社)が売りに出した時に飯能市が全館購入していれば待望の「駅ビル図書館」が現在の新図書館の土地代と建設費の総額よりもはるかに少ない経費で、もっと早い時期にもっと大きな規模のもので可能だったのに勿体ないことをした
㉜東飯能駅の丸広の中に現状の建物強度で可能な範囲で良いから図書館分室を開設して欲しい
㉝飯能駅のすぐそばに旧丸広飯能店跡地という駅前図書館に相応しい更地が新たに生まれたのに、どうしてそこでの可能性を追求しなかったのか?
㉞そもそも、いつ?誰が?「新図書館は山手町用地に限る」と決めたのか?㉟「新図書館の移転先」について「市民の希望」を、いつ?どのような方法で?どれだけの人たちから訊いたのか?
㊱「図書館は広域で活用される」ものなのだから、飯能市の新図書館としては西武池袋線所沢駅~西武秩父駅にはまだ無い「駅前図書館」にするべきだったのではないか?
㊲飯能市が中心市街地活性化を謳うなら新図書館の場所は飯能駅近くに増えた更地の所有者と交渉するべきではなかったか?
㊳西武鉄道との交渉次第では飯能駅構内の線路上に新図書館を建てるという選択肢もあったのではないか?
新図書館に対する疑問や不満、異議はここに記した①~㊳以外にもまだまだたくさん有ると思います。
(12字×132行)
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次回は、まだ投稿していません。
間隔を空けているのは「他の人からの投稿」をまっているからです。
当Blogを読んでくれている方の投稿をお待ちしています。
(1848字)
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2011-03-04 Fri
きょう(3/4)の文化新聞に「新図書館」に関してまとめた投稿の第6弾が掲載されています。
下記に原文を掲載します。
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新図書館を考える⑥
市民が求めているのは「情報メディアセンター」であって「蔵書保管倉庫」ではない!
自治体でも、新図書館に対して市民が望んでいるのは、同じ「図書館」という言葉を使ってはいても、その意味するところは「情報メディアセンター」としての機能であって、「蔵書保管倉庫」としての図書館なんかではないのです。私はこの趣旨のことを平成21年1月にも本紙に投稿しました。
日本中の公立図書館が「蔵書保管倉庫」の機能を重視していた時代では、保管する書籍の総重量に耐えられる強度の床構造を持った建物が必要でした。だから、既存の建物を図書館に転用する事例は少なかったのです。飯能市でも「既存建物の転用」という選択肢を、このような「図書館に必要な構造的な強度」を理由にして最初から排除してきました。
ところが、最近各地で誕生している「情報メディアセンター」としての公立図書館は、活字本としての書籍だけでなく、CDやDVDを豊富にとり揃えています。いまや発売される音楽や映像は、既にその殆どがデジタル化されています。
これからの図書館に必要なのは、書籍だけでなく、市民が気軽に視聴できて、しかも借りることができるDVDやCDを充実させることなのです。来場者が自由に使えるパソコンの台数とインターネット接続環境が充実していればいいのです。これは現図書館でも、簡単に実現できることです。
重かった書籍も、いまでは新刊のほとんどが活字本とは別に、デジタル(CDやインターネット経由)でも入手できるようになってきました。そして、今や、日本中はおろか世界中で過去の物も含めて、全ての書籍がデジタル化されつつあるのです。
いままでは「活字の書籍」としてしか入手できなかったコンテンツ(書かれている内容)の殆どが、いまはパソコンや専用リーダーで読むことができるようになったのです。しかも、デジタル本は「文字を自由に拡大する」「指定する言葉が載っている頁を瞬時に表示してくれる」ということまで、その場で誰もが簡単にできるのです。
その昔、「蔵書保管倉庫の時代」の図書館は、利用者数よりも蔵書数を誇っていました。しかし、かなり以前から、図書館は広域での相互利用が進み、市民から貸し出しを求められた本が自館に無いときは、それを所有している他館から借りて済ませるようになっています。だから個々の図書館が蔵書の数を誇ることは意味が無くなってしまうのです。
つまり、これからの図書館は「床への荷重」をあまり気にしないで済むほど「軽く」なっていくでしょう。今から5年後10年後には、既存の古い図書館からも、館内で場所を取る書籍の保管数(量?)はかなり減っているでしょう。
このことは、新図書館の開設に必要な「新たな建物」に求められる条件が、以前とは大きく転換したことを意味しているのです。17億円(?)の土地を占有し、4億円(?)をかけて造る公共施設であれば、「将来の確実な変化」を予め折り込んでおくべきだと思うのですが、どうでしょうか?
(12字×104行)
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原文の「私はこの趣旨のことを平成21年1月にも本紙に投稿しました」の部分は「平成21年1月にも」が削除されていました。私としては「2年前にも指摘していた」ということを強調したかったのですが・・・・
(1563字)
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