2022-10-06 Thu
もしも、今から<阿須市有林に造られてしまったメガソーラーへの反対署名集め>をするとしたら、単なる「反対の表明」ではなく、<飯能市とHISAで交わした諸契約の無効とソーラーパネル撤去と市有林の再生を求める署名集め>になるでしょう。
しかし、2度目の署名の目的は「反対署名の提出」ではなく、「反対理由」と「契約無効・パネル撤去・森林再生の可能性がゼロではない!」ことを市民に知ってもらうことなのです。
そのためには「署名をお願いする趣意書」には、下記の4点を明示して始めることが重要でしょう。
❶長年その有効活用法が定まっていなかった阿須山中市有林の有効活用案を広く市民から公募すること自体は賛成だが、その公募する有効活用案に「森林の3/4以上は残すこと」、さらに「最優秀提案に認定された有効活用策を任せる民間事業者は、その活用策事業の経験者に限定すること」という制約条件を明示しなかったことは極めて重大な過ちだった。
❷飯能市が埼玉県から借りた20億円で、飯能市土地開発公社から市有林として買い戻した市有地を、年間わずか120万円の賃貸料で20年間貸し付ける土地賃貸借契約は、市有財産を不当に安く民間に貸し付けるという市に対する背任行為であるだけでなく、市議会の同意を得ていないので無効にすべきである。
❸森林文化都市を謳っている飯能市が、自然豊かな市有林(約17ha)の丘陵の3/4を、市議会の同意を得ないまま民間事業の大土木工事で破壊させたことも極めて重大な過ちだった。
❹一般社団法人飯能インターナショナルスポーツアカデミーに「阿須山中市有林(約17ha)を賃貸して「専用サッカー練習場(約1ha)とサッカー倶楽部経営資金稼ぎのためのメガソーラー発電所(約10ha)を造らせる」ことも市議会の同意を得ていないので、それに関するすべての契約の無効を求める。
以上4点の意見と要望を託す署名なら、再度集める意義は有るでしょう。
もちろん、その署名に市民の過半数を超える筆数を集めて飯能市に提出しても、前回(2020年6月)の署名簿のように、市には無視されるだけのことは判り切っています。
だからこそ<次の一手>が求められるのでしょう。
(933字)
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