2009-01-10 Sat
起業(事業起こし)も、地域活性化(地元起こし)も、成功させるための第一歩は
<自分の足下>である「自分がいままでやってきたこと」に限ることなのです。
「自分がいままでやってきたこと」の代表は「いまやっている自分の仕事」のことです。「いまやっている自分の商売」のことです。
つまり、勤め人であれば、自分がいままで働いてきた業界で起業することなのです。自分が長年担当してきた得意な業務、専門の技能や知識を活かして起業することなのです。
たまたま、それが起業に活かせない業界であり、業務内容であれば、
自分の好きなコト、趣味で長年続けてきたコトで、起業すればいいのです。
地域活性化でやるべきコトも、起業と同じでいいのです。
自分が働いてきた業界、担当してきた業務を活かしたことで<地元起こし>を始めればいいのです。
自分の好きなコト、趣味で長年続けてきたコト、自分が得意とするコトで<地元起こし>に取り組んでみればいいのです
例えば、私が2000年10月から毎月開催している<有望若手応援寄席>という名称の<地域寄席>を例にして説明してみましょう。
私が、この<有望若手応援寄席>を始めるようになるに至った最初のキッカケは、日本橋の自社ビル2階でレストランを経営しているSさんから
「周辺の企業が接待を削減するようになって、夜の売り上げが落ちているので、何が食事付きのイベントをやってみたいのだけで知恵を貸してくれないか?」と相談されたことでした。
レストランでの「食事付きのイベント」といっても、私やSさんには、コンサートが落語会くらいしか思いつきません。
そこで私がSさんにアドバイスしたのは、
「最初は期待通りの売り上げ増に結びつかなくても、とにかく、成果が出るまで、少なくとも10回や20回くらいは続けること」
「営業上の成果が出なくても続けられるのは、好きなイベントだけ」
という2点でした。
「コンサートと落語会では、どっちが好きですか?」という私の質問に対するSさんの返答が<落語会>だったのです。
最大の経費である落語家さんの出演料をできるだけ低額に収めるには
「客を呼べる売れっ子の噺家」ではなく「まだ無名の若手の二つ目クラス」しか出演させられないのです。
「その若手の噺家を目当てに、何人のお客が来るかやってみなければ判らないのだから、むしろ、大勢のお客が呼べるようになるまで、赤字覚悟でも続けていきたいと思えるような将来性を期待できる噺家を自分たちで探そう!」という結論になったのです。
そこで、私とSさんと、Sさんのビルで陶芸教室を開催していたTさんの3人で若手の噺家が出演する落語会だけを聴きに廻って「出演して欲しいと思う若手の二つ目クラス」を探したのです。
そこで「この若手を応援していこう!」と、Sさん、私、Tさん、3人の判断が一致したのが、入船亭扇辰、柳家三三、春風亭朝之助(現在の柳朝)だったのです。
その時点では、「儲かるか?儲からないか?」ではなく、「好きか?どうか?」
「やりたいと思うか?どうか?」を優先させたのです。
だから、迷わず「始める」ことができたのです。
もちろん、ここで赤字リスクを負ったのは、本当の主催者である、レストラン経営者のSさん一人です。Sさんも「自分の商売のためになる」と判断できたから「始める」ことができたのです。
私とTさんは、その「お手伝い」に過ぎません。
「無料で食事付きの落語会が楽しめる」のが嬉しいから、手伝っていただけなのです。
そのレストランで<月1回の若手噺家独演会>を続けていて判ったことは、
「落語会というものは、入場料を頂く公演イベントとしては、主催者にとって実に簡単で始めやすく、続けやすいものだ!」ということでした。
実は、SさんとTさんと私の3人は、始める前から
「この食事付き落語会を、自分の店でも始めたいという人がいたら、その店でも開催できるようになるのを支援していこう」と考えていたのです。
ところが、半年以上も毎月定期的に<月1回の食事付き落語会>を続けていても、「私の店でも始めたい!」と申し出てくる飲食店オーナーは一人も出てこなかったのです。
そこで、私が「じゃ、飯能で始めてみようか?」と思ったのが、そもそもの
<有望若手応援寄席・飯能>をスタートさせる原点だったのです。
それが、私自身の<事業起こし><地元起こし><自分起こし>に、どのようにつながっていくのでしょうか?
それは次回に・・・・
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