2006-03-01 Wed
この〈続けたい60才のつどい〉という項目タイトルでは、今年限りで中止と決まった「60才のつどい」を続けていくことの意義と、継続していくための方法、私の年代でも開催するまでの経緯を書いていきます。
その第01回で書きたいことは、「絶対に継続すべきである」ということです。きょうの文化新聞の記事では「65万円の事業費」に対して「対費用効果が低い」というのが中止になる理由と書かれていました。これは本当の理由なのでしょうか?
もちろん、行政のスリム化のためには、事業費の対費用効果を重視することは大切なことです。ならば「60才のつどい」以外にも「中止すべき行事」は他にもたくさんあるのではないでしょう。
この「対費用効果が低い」というのが本当の「中止理由」であるなら、65万円という事業費を大幅に削減すれば「継続できる」ことになると思うのですが、その点はどのような結論になっているのでしょうか?
「60才のつどい」を希望者の参加費だけで開催することは難しくありません。個人的には多くの人たちが同期生同士で「60才の集い」実施しています。私の出身高校の同期会でも次回は60才の時に開催することを決めていて、既に2年も前から日時も定めています。
しかし、飯能市が続けてきた「60才のつどい」は市役所と当事者が協力して開催することに意味と意義があると評価していました。行政が呼びかけるからこそ、出身学校や地域を越えて同じ飯能市内の同期生が一堂に集まるのです。
「行政との共同事業」という位置づけを活かすためには、行政が負担する事業費は1万円でもOKでしょう。「1円入札」という言葉もありますから、なんなら飯能市が負担する事業費は1円でもいいでしょう。「60才のつどい」だから60円でも面白いですね。
それでもその金額に対する対費用効果が無いと言うのでしょうか? 市議のどなたかに今月の市議会でぜひ市長に質問して欲しいですね。とくに、来年の「60才のつどい」に出席する予定の年代の市議さんに期待します。
続き▽
その第01回で書きたいことは、「絶対に継続すべきである」ということです。きょうの文化新聞の記事では「65万円の事業費」に対して「対費用効果が低い」というのが中止になる理由と書かれていました。これは本当の理由なのでしょうか?
もちろん、行政のスリム化のためには、事業費の対費用効果を重視することは大切なことです。ならば「60才のつどい」以外にも「中止すべき行事」は他にもたくさんあるのではないでしょう。
この「対費用効果が低い」というのが本当の「中止理由」であるなら、65万円という事業費を大幅に削減すれば「継続できる」ことになると思うのですが、その点はどのような結論になっているのでしょうか?
「60才のつどい」を希望者の参加費だけで開催することは難しくありません。個人的には多くの人たちが同期生同士で「60才の集い」実施しています。私の出身高校の同期会でも次回は60才の時に開催することを決めていて、既に2年も前から日時も定めています。
しかし、飯能市が続けてきた「60才のつどい」は市役所と当事者が協力して開催することに意味と意義があると評価していました。行政が呼びかけるからこそ、出身学校や地域を越えて同じ飯能市内の同期生が一堂に集まるのです。
「行政との共同事業」という位置づけを活かすためには、行政が負担する事業費は1万円でもOKでしょう。「1円入札」という言葉もありますから、なんなら飯能市が負担する事業費は1円でもいいでしょう。「60才のつどい」だから60円でも面白いですね。
それでもその金額に対する対費用効果が無いと言うのでしょうか? 市議のどなたかに今月の市議会でぜひ市長に質問して欲しいですね。とくに、来年の「60才のつどい」に出席する予定の年代の市議さんに期待します。
続き▽
2006-03-02 Thu
この〈「いつどこ」を考える〉という項目タイトルの第01回では、「FAQの項目」を列挙してみました。そこで第02回以降は、その項目に沿って書いていきます。
しかし単なる「過去の経緯」だけでは、読んでいる人には面白くないと思います。そこで、ここでは「現在の状況」と「将来の展望」も合わせて書いていくようにします。なぜなら、私は、インターネットの面白さは「過去の記録」ではなく「現在の最新情報」と「未来の先取り」だと思っているからです。
私がインターネットを利用するようになって地域情報サイトの存在を知ったとき、最初に思ったのは「飯能にもイベント情報を網羅した地域サイトが有ったらなぁ」ということでした。
なぜなら、それまで私は「飯能で開催されるイベント情報」を「広報はんのう」や文化新聞、新聞折込チラシなどで知ると、それを自分のパソコンに時系列で入力していたからです。その「自分だけのいつ?どこで?どんなイベントが?予定されているか情報源」に基づいて「市内での遊び」の予定を立てていたからです。
当時の文化新聞のイベント記事は「これからのイベントのお知らせ」よりも「開催されたイベントの報告記事」の方が多かったのです。「こんなイベントが開催されました」という記事を読むたびに「あっー、これを事前に知ってれば見に行きたかったのになぁ・・・・・」と思わされたことが何十回もありました。その悔しさが、「これからのイベント情報を時系列でたくさん把握しておく」ことにつながったのです。
そこで頼りにしていたのが、「広報はんのう」や「文化新聞」などに載っているイベント情報、公民館に置かれているチラシだったのですが、それでも、それだけで市内で開催されるイベントの全てを把握できるわけではありません。
だからこそ「地域のイベント情報を網羅したサイト」が欲しかったのです。「早く、誰か、そんなサイトを開設してくれないかなぁ」「少しくらいならお手伝いしてもいいのになぁ」と思っていたのです。
しかし、いつまでたっても、そんな地域情報サイトは開設されませんでした。もちろん「お店」や「観光スポット」を紹介したサイトは、当時から幾つもありましたが、私が求めていたのは「イベント情報」です。さらに絞り込めば「講演会」と「落語会」と「芝居」と「ダンス公演」です。
もちろん当時も「イベント情報が載っているサイト」はありましたが、どのサイトも「イベント情報も載せている」という程度であって、サイト運営の主旨によってジャンルは偏っていましたし、なによりも掲載されている情報の件数が少なすぎました。
そんな充たされない思いが、やがて「誰も開設してくれないのなら、自分で始めるしかないか・・・」とまで考えるようになったのです。
しかし、そんな地域情報サイトを自分が開設したら、情報収集や入力作業、サイト管理に膨大な時間をとられてしまうことは分かっていました。だから「自分はやりたくない」としばらくは思っていたのです。
それなのに、自分で始める気になったのは「ある事情」と「あるきっかけ」があったのですが、それは第03回に書いてみようと思います。
2006-03-03 Fri
飯能市の友好都市である茨城県高萩市では2月5日に市長選が行われました。当選したのは2歳の時から市内の児童養護施設で育ったという39歳の草間吉夫さん。3/1の朝日新聞「ひと」欄でも紹介されていました。昨日(3/2)が初登庁日だったそうです。
私は、1/7付けの〈市長選からの改革01〉で、「市長には49歳以下の若い人、30代ならなお良い」と書きましたが、その通りの人が市長になったので、草間市長に関心を抱いています。
そこでネット検索で草間吉夫さんのことに書かれた下記のBlogやサイトを見つけました。
井出よしひろ茨城県議のBlog
松下政経塾サイト1998年8月レポートとして書かれていること
草間さんも紹介されている書籍『人は人によって輝く』(致知出版社)
これまでの研究レポート19本
報道によると市長選に立候補した人は現職も含めて5人。そうなると市民の関心も高くて、投票率は66%で、前回を10ポイントも上回ったそうです。次の飯能市長選も、有力な人がたくさん立候補して、市民の関心が高まって投票率が大幅にアップすると面白いでしょうね。
せっかく高萩市と飯能市は友好都市になっているのですから、草間市長を飯能市に招いて「若い世代から市を変えていこう!」というようなタイトルの講演会をどなたか実現してくれないでしょうか。
草間さんが市長選に立候補を決意してから、応援者を増やしていった準備期間の体験や、選挙に勝利した新鮮で貴重な体験は、次の飯能市長選に立候補しようと考えている人にはかなり参考になるでしょう。
草間市長の「市長選体験談」は、立候補希望者だけにでなく、若い候補者を担ぎ出して市長選をきっかけの地域を活性化させたいと考えている人にとっても参考になると思います。
姉妹都市や友好都市の交流には「交換留学生」という定番がありますが、「交換市長」というのも考えられますね。沢辺市長が高萩市で「飯能市の行政改革の体験談」を語り、草間市長が飯能市で「高萩市の行政改革の体験談」を語るという企画も面白いのはないでしょうか。
以上のような企画の主催者には飯能青年会議所が一番相応しいと思うのですが、どうでしょうか?
私は、1/7付けの〈市長選からの改革01〉で、「市長には49歳以下の若い人、30代ならなお良い」と書きましたが、その通りの人が市長になったので、草間市長に関心を抱いています。
そこでネット検索で草間吉夫さんのことに書かれた下記のBlogやサイトを見つけました。
井出よしひろ茨城県議のBlog
松下政経塾サイト1998年8月レポートとして書かれていること
草間さんも紹介されている書籍『人は人によって輝く』(致知出版社)
これまでの研究レポート19本
報道によると市長選に立候補した人は現職も含めて5人。そうなると市民の関心も高くて、投票率は66%で、前回を10ポイントも上回ったそうです。次の飯能市長選も、有力な人がたくさん立候補して、市民の関心が高まって投票率が大幅にアップすると面白いでしょうね。
せっかく高萩市と飯能市は友好都市になっているのですから、草間市長を飯能市に招いて「若い世代から市を変えていこう!」というようなタイトルの講演会をどなたか実現してくれないでしょうか。
草間さんが市長選に立候補を決意してから、応援者を増やしていった準備期間の体験や、選挙に勝利した新鮮で貴重な体験は、次の飯能市長選に立候補しようと考えている人にはかなり参考になるでしょう。
草間市長の「市長選体験談」は、立候補希望者だけにでなく、若い候補者を担ぎ出して市長選をきっかけの地域を活性化させたいと考えている人にとっても参考になると思います。
姉妹都市や友好都市の交流には「交換留学生」という定番がありますが、「交換市長」というのも考えられますね。沢辺市長が高萩市で「飯能市の行政改革の体験談」を語り、草間市長が飯能市で「高萩市の行政改革の体験談」を語るという企画も面白いのはないでしょうか。
以上のような企画の主催者には飯能青年会議所が一番相応しいと思うのですが、どうでしょうか?
2006-03-04 Sat
この〈市役所改革仰天!プラン〉第01回では「大きなマンネリ組織は上から10%の職員削減で確実に蘇生する」ということを書きました。続いて第02回で書きたいのは「職員の居住地は市内に限定する」ということです。
私には地方自治体の慣習で解せないことはたくさんありますが、その一つは、どこの市長でも、市議会議員でも、その自治体の中に住んでいるのに、「市外に住んでいる市役所職員」が居ることです。
市外の人を職員に採用したからなのでしょうか? それとも職員になってから市外に転出したのでしょうか? いずれにせよ、市の外に住んでいたら「住民としての生活実感」を理解することはできないのではないでしょうか? 災害時のことを考えれば、地域の防災拠点に歩いてすぐに行けることも重要でしょう。
市役所職員の採用は「市内在住者に限定」してはいけないのでしょうか? 市外からの応募者に「採用されたら市内に住むこと義務づける」ことはいけないのでしょうか?
日本国憲法第22条には、「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する」と書かれています。
公務員でも、民間企業の社員でも、採用では「年齢」「学歴」「経歴」などが問われます。なぜなら、それが「雇用される者にとってはその職務を果たすためには必要な条件」と認められているからです。ならば、 「市役所職員としての勤めを果たすため」には「市内に住んでいること」はかなり重要な条件なのではないでしょうか?
公共である自治体職員は、その「公共の福祉に仕える」ためには、その「自治体の地域内」に居住することは必要不可欠の条件だと思うのですが、どうでしょうか?
もちろん、飯能市役所が、新卒にせよ中途採用にせよ、採用条件に「市民に限る」と明言したら、異論反論は続出するでしょう。採用を拒否された「市外居住者」からの「憲法違反」の訴訟を起こされることは確実かもしれません。
その訴訟で最高裁の最終判決が出るまで、おそらく10年以上はかかるでしょう。しかし、その訴訟があって、初めて「市職員採用は市民に限ることの是非」が全国で議論されることになるのです。
私は「合憲」と確信しています。たぶん、他の市役所でも踏み切るところが出てくるでしょう。住民アンケートで「市役所職員は市内居住者に限る」ことの是非を問えば、大多数の人は賛成するのではないでしょうか?
全国に先駆けて、飯能市がその先鞭をつけることに大いなる意義を感じるのは私だけではないと思っています。
私には地方自治体の慣習で解せないことはたくさんありますが、その一つは、どこの市長でも、市議会議員でも、その自治体の中に住んでいるのに、「市外に住んでいる市役所職員」が居ることです。
市外の人を職員に採用したからなのでしょうか? それとも職員になってから市外に転出したのでしょうか? いずれにせよ、市の外に住んでいたら「住民としての生活実感」を理解することはできないのではないでしょうか? 災害時のことを考えれば、地域の防災拠点に歩いてすぐに行けることも重要でしょう。
市役所職員の採用は「市内在住者に限定」してはいけないのでしょうか? 市外からの応募者に「採用されたら市内に住むこと義務づける」ことはいけないのでしょうか?
日本国憲法第22条には、「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する」と書かれています。
公務員でも、民間企業の社員でも、採用では「年齢」「学歴」「経歴」などが問われます。なぜなら、それが「雇用される者にとってはその職務を果たすためには必要な条件」と認められているからです。ならば、 「市役所職員としての勤めを果たすため」には「市内に住んでいること」はかなり重要な条件なのではないでしょうか?
公共である自治体職員は、その「公共の福祉に仕える」ためには、その「自治体の地域内」に居住することは必要不可欠の条件だと思うのですが、どうでしょうか?
もちろん、飯能市役所が、新卒にせよ中途採用にせよ、採用条件に「市民に限る」と明言したら、異論反論は続出するでしょう。採用を拒否された「市外居住者」からの「憲法違反」の訴訟を起こされることは確実かもしれません。
その訴訟で最高裁の最終判決が出るまで、おそらく10年以上はかかるでしょう。しかし、その訴訟があって、初めて「市職員採用は市民に限ることの是非」が全国で議論されることになるのです。
私は「合憲」と確信しています。たぶん、他の市役所でも踏み切るところが出てくるでしょう。住民アンケートで「市役所職員は市内居住者に限る」ことの是非を問えば、大多数の人は賛成するのではないでしょうか?
全国に先駆けて、飯能市がその先鞭をつけることに大いなる意義を感じるのは私だけではないと思っています。
2006-03-06 Mon
米軍基地の返還や用途変更の交渉はなにも国だけの業務ではありません。基地周辺の自治体からの働きかけで横田基地の民間使用に道を開く方法が無いわけではありません。
その一つは「軍用機への便乗をお願いする」ことです。
軍用機といっても、「アメリカ軍が運用している航空機」の中には、民間旅客機のような座席になっている乗り心地の良い航空機もあります。主要な米軍基地からは軍人や家族、退役者たち乗せて世界各地にある米軍基地へ自由自在に飛び回っています。定期便もあれば不定期便もあります。
この米軍の定期便に乗せて貰えるように交渉すればいいのです。もちろん、求められる料金はきちんと支払うことにします。座席に余裕が有れば「搭乗できる可能性」がゼロではありません。全費用を負担すれば貸切のチャーター便も可能でしょう。
横田基地周辺の住民が、アメリカ軍に交渉して、横田基地からアメリカに飛ぶための一番有効な「大義名分」は「姉妹都市への訪問団」でしょう。飯能市の場合ならカリフォルニア州ブレア市です。
飯能から横田基地へは車で20分もかかりません。そこから直接アメリカに向けて飛び立てるのです。そしてアメリカ西海岸のブレア市に最も近い軍用基地まで乗せてもらいましょう。民間空港への着陸だって可能です。
ブレア市への訪問団がただ普通に成田空港から民間の定期便で往復しても何の面白味もありません。「米軍機に民間人が搭乗して横田基地からアメリカに飛び立つ最初の事例」だから面白いのです。
飯能市だけでは「力不足」と思うのであれば、オハイオ州ワージントン市と姉妹都市になっている狭山市や、イリノイ州ディケイター市と姉妹都市になっている所沢市と連携してみることもいいでしょう。
実現するかどうか、よりも、まずトライしてみることです。埼玉県庁や外務省にお伺いを立ててから行動を起こすのではなく、直接、横田基地に交渉して、その経緯をみていくのも面白いでしょう。まず「ドアをノック」してみることです。
石原都知事なら面白がるかもしれませんから、福生市や羽村市、瑞穂町などと連携するのもいいかもしれません。基地の騒音で迷惑を被っている地域の住民には、基地に対してこの程度の便宜を「お願いする」権利はあると思うのですが・・・・
2006-03-07 Tue
〈これからの広域合併〉という項目タイトルの第01回で「いままでよりも、広く、高く、新しい視点に立って、より深く考えたい」ということを書きました。そこで、第02回では、「合併で目指す方向」について書いてみました。
今更ここで言うまでもありませんが、市町村合併は、合併すること自体が目的なのではありません。「合併」はあくまでも「手段」です。
何のための手段か?と言えば、それは「理想的な自治体を実現する」という目的のための手段の一つなのです。広域に合併しなくても「理想的な自治体を実現できる」というのなら合併は不要でしょう。
では、「理想的な自治体」とは、どのようなものでしょうか?
私なりに6つほど実現しやすいことから順番に列挙してみました。
?地形的にも他の自治体には無い味わい深い特徴を有している。
?自慢できるコト・誇れるコトがたくさん有る。
?「いつまでも住み続けていたい」と思っている住民の割合が高い。
?自治体としての知名度が高く、市外からの転入希望者が多い。
?財政的に国や県に依存せずに自立できる財源を持っている。
?国や県からの負債を返済し、さらに国や県を財政に支えている。
まず、?の条件について考えてみましょう。
いまの飯能市では「山」と「川」は、確かに「地形的は他の自治体には無い味わい深い特徴」です。名栗村との合併でその魅力が増しました。しかし、「山」や「川」を特徴にするなら、日高市や東京都青梅市と合併したほうがさらに「自慢できるコト」「誇れるコト」になるのではないでしょうか。
あるいは「山」よりも「川」を地域の特徴にしたいのならば、高麗川と入間川の原点から中流までの流域で一つの自治体を形成することも「地形的は他の自治体には無い味わい深い特徴」になるでしょう。清流を源流から中流の流域で守っていく自治体です。
飯能市には茶畑がありますが、「お茶」を「自慢できるコト」「誇れるコト」にするには、飯能市だけでなく、日高市や入間市と合併したほうが、その特徴はさらに際立ちます。
飯能市の近くには入間基地があります。この基地が民間利用できるようななれば、地方空港のある自治体にもなれます。それを視野に入れたら、入間基地を抱えている狭山市との合併も逃せないでしょう。
さらに入間基地と横田基地が一体で運営される将来の可能性をも視野に入れると、都県境を超えて、福生市や瑞穂町、羽村市も合併相手として考えたほうがいいかもしれません。
自治体の地形的な特徴として「山も川もお茶も空港も」と欲張ることも不可能ではないでしょう。これからの広域合併ではここまで考えておきたいと思っています。
今更ここで言うまでもありませんが、市町村合併は、合併すること自体が目的なのではありません。「合併」はあくまでも「手段」です。
何のための手段か?と言えば、それは「理想的な自治体を実現する」という目的のための手段の一つなのです。広域に合併しなくても「理想的な自治体を実現できる」というのなら合併は不要でしょう。
では、「理想的な自治体」とは、どのようなものでしょうか?
私なりに6つほど実現しやすいことから順番に列挙してみました。
?地形的にも他の自治体には無い味わい深い特徴を有している。
?自慢できるコト・誇れるコトがたくさん有る。
?「いつまでも住み続けていたい」と思っている住民の割合が高い。
?自治体としての知名度が高く、市外からの転入希望者が多い。
?財政的に国や県に依存せずに自立できる財源を持っている。
?国や県からの負債を返済し、さらに国や県を財政に支えている。
まず、?の条件について考えてみましょう。
いまの飯能市では「山」と「川」は、確かに「地形的は他の自治体には無い味わい深い特徴」です。名栗村との合併でその魅力が増しました。しかし、「山」や「川」を特徴にするなら、日高市や東京都青梅市と合併したほうがさらに「自慢できるコト」「誇れるコト」になるのではないでしょうか。
あるいは「山」よりも「川」を地域の特徴にしたいのならば、高麗川と入間川の原点から中流までの流域で一つの自治体を形成することも「地形的は他の自治体には無い味わい深い特徴」になるでしょう。清流を源流から中流の流域で守っていく自治体です。
飯能市には茶畑がありますが、「お茶」を「自慢できるコト」「誇れるコト」にするには、飯能市だけでなく、日高市や入間市と合併したほうが、その特徴はさらに際立ちます。
飯能市の近くには入間基地があります。この基地が民間利用できるようななれば、地方空港のある自治体にもなれます。それを視野に入れたら、入間基地を抱えている狭山市との合併も逃せないでしょう。
さらに入間基地と横田基地が一体で運営される将来の可能性をも視野に入れると、都県境を超えて、福生市や瑞穂町、羽村市も合併相手として考えたほうがいいかもしれません。
自治体の地形的な特徴として「山も川もお茶も空港も」と欲張ることも不可能ではないでしょう。これからの広域合併ではここまで考えておきたいと思っています。
2006-03-08 Wed
この〈飯能での季節行事〉という項目タイトルの第01回(1/1)では「除夜の鐘・初詣のハシゴ・初囃子」のことを書きました。第02回では3/1〜3/5に市内で初めて開催された「雛飾りお宝展in飯能」のことを書きます。
雛飾りを一堂に集めて展示したり、商店や民家のお雛様を通行人に見えるように展示して専用MAPで巡ってもらうイベントは、多数の鯉幟を河原に吊り下げるイベントとともに全国各地で定着しています。
『飯能いつどこ情報源』でも、「雛飾りお宝展in飯能」をイベント情報欄で紹介したときに、他の地区での「雛飾りイベント」を紹介しました。
まちかど雛めぐり (さいたま市岩槻区)3/3〜4/2
佐原まちぐるみ博物館(千葉県佐原市)2/1〜3/19
かつうらビッグひな祭り(千葉県勝浦市役所HP) 2/25〜3/5
雛のつるし飾りイベント(伊豆・稲取温泉)1/20〜3/31
天童雛飾り(山形県天童市) 2/21〜4/9
さげもん流し雛(福岡県柳川市) 2/11〜4/3
多摩てばこネット(多摩地区での雛イベントを紹介)
私は3/1と3/2は飯能にいなかったので、3/3と3/4に各会場を見て回りました。45ヶ所中43ヶ所に行ってきました。この催事の最大の楽しさは、お雛様を飾っている商店や民家の人と自然に会話が弾むことでしょう。
主催者の方の話を聞くと「チラシを見て初めて、うちにもお雛様があるから声を掛けてくれれば参加したのに、と言う人が多かった」とのことでした。初めての企画のときはそんなものです。
たぶん、この「雛飾りお宝展in飯能」は今年だけでの単発イベントではなく、毎年続けていくのでしょう。今回の成功を見れば、来年はお雛様を展示する参加者はかなり増えることは確実です。
そこで、毎年開催されるのであれば、ぜひ、検討して頂きたい提案とリクエストが現時点では5つほどあります。
1・今年の会場45ヶ所の写真と地図を掲載したサイトを開設して欲しい
市役所サイトか、商工会議所サイトで常時掲載してあれば、今回見られなかった人も「来年はぜひ見て回ろう」と思うようになります。『飯能いつどこ情報源』で掲載してもいいですよ。
2・古いお雛様だけではなく「新作お雛様」にもスポットを当てて欲しい
今回も、石に彩色したお雛様、手工芸品のお雛様、飯能焼きのお雛様などがありました。来年は、それらに加えて様々な素材や形状の雛飾りも積極的に参加を募って下さい。
3・お雛様の「新作コンテスト」も加えて欲しい
年代物のお雛様は、昔から飯能に住んでいる人しか参加できませんが、「新作のお雛様」なら飯能に住んで日の浅い人も参加できます。素材別、形状別に賞を設けることもできます。西川材で大きな雛飾りを作って出品する人も大勢出てくると思います。
4・「人間雛飾り」も登場させて欲しい
立川志の輔の新作落語に、お雛様見物に来た外国人観光客に町内の人たちが雛飾りの扮装をして「神社境内の階段」に並んでお見送りする、という噺があります。飯能駅か、東飯能駅の階段でこれをやってみたいですね。
5・旧暦で開催したほうが他地域との差別化ができて目立つ
「街角で雛飾り」というイベントは全国で定着していますので、飯能のように新参の企画ではなかなか目立ちません。そこで、開催時期を「旧暦」にずらしてはどうでしょうか? ちなみに今年の旧暦3月3日は2006年3月31日です。桜の満開の頃なので、毎年、この旧暦で開催すれば、かなりの人出が期待できますし、その頃は他に開催している所が無いので、マスコミにも多く報道されると思います。
主催者の方々のご意見はいかがでしょうか?
下記の写真は、会場番号42の「飯能焼・美杉台ギャラリー」焼き物のオリジナル雛人形
雛飾りを一堂に集めて展示したり、商店や民家のお雛様を通行人に見えるように展示して専用MAPで巡ってもらうイベントは、多数の鯉幟を河原に吊り下げるイベントとともに全国各地で定着しています。
『飯能いつどこ情報源』でも、「雛飾りお宝展in飯能」をイベント情報欄で紹介したときに、他の地区での「雛飾りイベント」を紹介しました。
まちかど雛めぐり (さいたま市岩槻区)3/3〜4/2
佐原まちぐるみ博物館(千葉県佐原市)2/1〜3/19
かつうらビッグひな祭り(千葉県勝浦市役所HP) 2/25〜3/5
雛のつるし飾りイベント(伊豆・稲取温泉)1/20〜3/31
天童雛飾り(山形県天童市) 2/21〜4/9
さげもん流し雛(福岡県柳川市) 2/11〜4/3
多摩てばこネット(多摩地区での雛イベントを紹介)
私は3/1と3/2は飯能にいなかったので、3/3と3/4に各会場を見て回りました。45ヶ所中43ヶ所に行ってきました。この催事の最大の楽しさは、お雛様を飾っている商店や民家の人と自然に会話が弾むことでしょう。
主催者の方の話を聞くと「チラシを見て初めて、うちにもお雛様があるから声を掛けてくれれば参加したのに、と言う人が多かった」とのことでした。初めての企画のときはそんなものです。
たぶん、この「雛飾りお宝展in飯能」は今年だけでの単発イベントではなく、毎年続けていくのでしょう。今回の成功を見れば、来年はお雛様を展示する参加者はかなり増えることは確実です。
そこで、毎年開催されるのであれば、ぜひ、検討して頂きたい提案とリクエストが現時点では5つほどあります。
1・今年の会場45ヶ所の写真と地図を掲載したサイトを開設して欲しい
市役所サイトか、商工会議所サイトで常時掲載してあれば、今回見られなかった人も「来年はぜひ見て回ろう」と思うようになります。『飯能いつどこ情報源』で掲載してもいいですよ。
2・古いお雛様だけではなく「新作お雛様」にもスポットを当てて欲しい
今回も、石に彩色したお雛様、手工芸品のお雛様、飯能焼きのお雛様などがありました。来年は、それらに加えて様々な素材や形状の雛飾りも積極的に参加を募って下さい。
3・お雛様の「新作コンテスト」も加えて欲しい
年代物のお雛様は、昔から飯能に住んでいる人しか参加できませんが、「新作のお雛様」なら飯能に住んで日の浅い人も参加できます。素材別、形状別に賞を設けることもできます。西川材で大きな雛飾りを作って出品する人も大勢出てくると思います。
4・「人間雛飾り」も登場させて欲しい
立川志の輔の新作落語に、お雛様見物に来た外国人観光客に町内の人たちが雛飾りの扮装をして「神社境内の階段」に並んでお見送りする、という噺があります。飯能駅か、東飯能駅の階段でこれをやってみたいですね。
5・旧暦で開催したほうが他地域との差別化ができて目立つ
「街角で雛飾り」というイベントは全国で定着していますので、飯能のように新参の企画ではなかなか目立ちません。そこで、開催時期を「旧暦」にずらしてはどうでしょうか? ちなみに今年の旧暦3月3日は2006年3月31日です。桜の満開の頃なので、毎年、この旧暦で開催すれば、かなりの人出が期待できますし、その頃は他に開催している所が無いので、マスコミにも多く報道されると思います。
主催者の方々のご意見はいかがでしょうか?
下記の写真は、会場番号42の「飯能焼・美杉台ギャラリー」焼き物のオリジナル雛人形
2006-03-10 Fri
この〈飯能のエコツーリズム〉という項目タイトルの第01回(2/10)では「エコツーリズムを詠った五行歌コンテストを定着させたい!」ということを書きました。第02回のきょうは「雛飾りお宝展」に刺激されて出来た五行歌を書いてみました。
イベントは写真で残しておきたいですが、写真だけでは伝えきれないことは言葉にするしかありません。
雛飾りも鯉幟も
数百並べると
それだけで壮観だ!
古来の風習を発展させた
新しい定番イベント
飯能河原の割岩橋に並べられる鯉幟も年々数が増えてきました。来年の雛飾りは今年よりも遥かに多くの参加がありそうです。
商店の店先や
民家の座敷に
飾られているお雛様たちを
地図を見ながら巡る
新しい季節行事
今年の参加会場45ヶ所のうち、蔵は2ヶ所でしたが、飯能市内には、たくさんの蔵が点在しています。川越と比べると一つ一つの蔵は小さいですが数は川越よりも多いかもしれません。来年は「蔵座敷」のある方々にもぜひ参加して欲しいですね。
それぞれの思い出や
様式の違いで
見知らぬ人でも
話が弾む
街角の雛飾り
誰にでも雛祭りには懐かしい想い出があります。様々な雛飾りを見ていると、つい話してみたくなりますね。私が子どもの頃、姉にはお雛様がありましたが、私には五月人形は一つもありませんでした。42番会場の美杉台ギャラリーで焼き物の兜が飾ってあったのを見て、思わず一つ買ってしまいました。57才にして「初めての武者飾り」です。
イベントは写真で残しておきたいですが、写真だけでは伝えきれないことは言葉にするしかありません。
雛飾りも鯉幟も
数百並べると
それだけで壮観だ!
古来の風習を発展させた
新しい定番イベント
飯能河原の割岩橋に並べられる鯉幟も年々数が増えてきました。来年の雛飾りは今年よりも遥かに多くの参加がありそうです。
商店の店先や
民家の座敷に
飾られているお雛様たちを
地図を見ながら巡る
新しい季節行事
今年の参加会場45ヶ所のうち、蔵は2ヶ所でしたが、飯能市内には、たくさんの蔵が点在しています。川越と比べると一つ一つの蔵は小さいですが数は川越よりも多いかもしれません。来年は「蔵座敷」のある方々にもぜひ参加して欲しいですね。
それぞれの思い出や
様式の違いで
見知らぬ人でも
話が弾む
街角の雛飾り
誰にでも雛祭りには懐かしい想い出があります。様々な雛飾りを見ていると、つい話してみたくなりますね。私が子どもの頃、姉にはお雛様がありましたが、私には五月人形は一つもありませんでした。42番会場の美杉台ギャラリーで焼き物の兜が飾ってあったのを見て、思わず一つ買ってしまいました。57才にして「初めての武者飾り」です。
2006-03-11 Sat
飯能市には鉄腕アトム像があります。手塚治虫の原作では2003年4月7日がアトムの誕生日という設定になっていました。当時は、飯能市内でも幾つのアトム関連イベントが開催されました。
そもそも、鉄腕アトム像は飯能青年会議所が設置しましたが、2003年秋に現在の飯能中央公園に移転してからは像の管理は飯能市に移管しました。その後、2004年4月に飯能青年会議所主催で「アトムフェスティバル」がありましたが、それ以降は何も開催されていません。
このまま何も企画されないのでしょうか?
せっかくの「鉄腕アトム像」です。世界に一つしかないのですから、このまま「単なる銅像の一つ」として放置されるのでは、あまりにも勿体ないと思います。イベントは継続させていかないと定着しません。そう思っている人は市内にはかなりいるでしょう。
「世界に一つしかない鉄腕アトム像が飯能に在る」ことを、様々な機会に発信し続けていくことも「飯能市の知名度」や、「飯能市への興味度」を高めることになります。
Google検索で「鉄腕アトム」を検索すると「鉄腕アトム像」サイトが13番目で表示されます。もちろん「鉄腕アトム像」で検索すると第1番目に表示されます。
おかげでいまだにアクセスされ続けています。このサイトには、毎年4月7日に鉄腕アトム像の前を通った人に記念写真を呼びかけて、了解を得た写真を掲載しています。来月の4月7日で4回目になります。
第1回目の2003年4月7日は、マスコミでも報道されたので、「鉄腕アトム像を目当てに来た人」が多かったのですが、翌年からの2004年と2005年は、「偶然、アトム像の前を、しかも4月7日に通った」という人が殆どだったのです。
いつかは、「アトム像の前で記念写真を撮りに来た」「4月7日だから来た」という人たちが100組、200組、300組・・・・と増えて来ることを夢想して「撮影と掲載」を続けています。たぶん、これは、私が元気な間は意地でも続けていくと思います。
しかし、一人では限界があります。私にはアイデアも機動力も不足しています。そこで、「アトム像との記念写真は面白そうだな!」と思っておられる方に対して下記のことへのご協力をお願いしようかと考えています。
1.4月7日デジカメで小久保と交代で記念写真を撮影する
2.現地で記念写真を呼びかける「目立つプラカード」を製作する
3.事前に「お知らせ記事」が各紙に載るような働きかけをする
4.記念写真に応じてくれた方に手渡すプレゼントを提供する
(ご自分のお店のサービス券、試供品でも大歓迎です
2006-03-13 Mon
この〈市議会からの改革〉という項目タイトルでは、「市議会の改革を飯能市から全国に広げていきたい」ということを目的に書いていきます。「飯能どうする研究所」の常として、「実現できるか?できないか?」ではなく、「実現に向けて挑戦する意義が有るか?無いか?」という視点に立っています。
その第01回では、「投票率」について、私がいつも疑問を感じていること、飯能市議会で全国に先駆けて実験してみたら面白いと思っていることを列挙してみました。
選挙の度に「投票率」や「棄権」のことが必ず話題になります。
私がいつも疑問に感じていることは下記A・B・Cの3点です。
棄権というのは、
A「選挙権という権利の放棄にすぎない」のでしょうか?
それとも
B「いかなる結果になろうとも多数決に同意するという白紙委任」なのでしょうか?
それとも
C「その選挙結果そのものに対しての否定」なのでしょうか?
もしAなのであれば、「棄権は当人の意思」なのですから、選挙管理委員会が選挙期間中に必ず実施する「投票に行きましょう!」というPRに経費を使うことは不要になるのではないでしょうか?
もしBなのであれば、棄権した人は、選挙に対する白紙委任なのですから、それからの議会の議決に対しては、「不満や注文を言う権利を放棄したことになる」のではないでしょうか?
もしCなのであれば、投票率が50%を下回ったら、その選挙そのものを無効にして、再選挙にすべきなのではないでしょうか? もちろん、その選挙に立候補していた候補者全員に対する拒否なのですから、再選挙のときは、その候補者たちは全員立候補できません。すべて「新人候補」で選挙が行われるげきではないでしょうか?
もし、次の2009年4月の飯能市議選の時に「投票率が50%を下回ったら無効・再選挙」「但し、無効になった選挙に立候補した者は再選挙には立候補できない」ということを決めれば、全国から注目されることになるでしょう。
もし、それが実現したら下記のようなことが起こると思います。
(1)最初の選挙に立候補した者たちが、有権者たちに「投票に行くこと」を必死になってあれこれと呼びかけるので、投票率が飛躍的に向上する。
(2)無効、再選挙の場合、全議員が「新人議員」で占められるので、無意味な旧習が断絶されて市議会が一気に革新される。
(3)二度目の選挙も「50%以下で無効」になれば、三度目の再選挙になる。
(しかし、立候補者全員が新人候補の場合、投票率が50%以下になることはないでしょう)
つまり、(1)か(2)か(3)のどの結果になろうとも、その後の市議会が活性化するでしょう。
さあ、いまの飯能市議の中で、誰が本気になって、この案の実現に向けて動き出すでしょうか?
それとも全員こぞって「馬鹿なことだ!」と無視するでしょうか?
その第01回では、「投票率」について、私がいつも疑問を感じていること、飯能市議会で全国に先駆けて実験してみたら面白いと思っていることを列挙してみました。
選挙の度に「投票率」や「棄権」のことが必ず話題になります。
私がいつも疑問に感じていることは下記A・B・Cの3点です。
棄権というのは、
A「選挙権という権利の放棄にすぎない」のでしょうか?
それとも
B「いかなる結果になろうとも多数決に同意するという白紙委任」なのでしょうか?
それとも
C「その選挙結果そのものに対しての否定」なのでしょうか?
もしAなのであれば、「棄権は当人の意思」なのですから、選挙管理委員会が選挙期間中に必ず実施する「投票に行きましょう!」というPRに経費を使うことは不要になるのではないでしょうか?
もしBなのであれば、棄権した人は、選挙に対する白紙委任なのですから、それからの議会の議決に対しては、「不満や注文を言う権利を放棄したことになる」のではないでしょうか?
もしCなのであれば、投票率が50%を下回ったら、その選挙そのものを無効にして、再選挙にすべきなのではないでしょうか? もちろん、その選挙に立候補していた候補者全員に対する拒否なのですから、再選挙のときは、その候補者たちは全員立候補できません。すべて「新人候補」で選挙が行われるげきではないでしょうか?
もし、次の2009年4月の飯能市議選の時に「投票率が50%を下回ったら無効・再選挙」「但し、無効になった選挙に立候補した者は再選挙には立候補できない」ということを決めれば、全国から注目されることになるでしょう。
もし、それが実現したら下記のようなことが起こると思います。
(1)最初の選挙に立候補した者たちが、有権者たちに「投票に行くこと」を必死になってあれこれと呼びかけるので、投票率が飛躍的に向上する。
(2)無効、再選挙の場合、全議員が「新人議員」で占められるので、無意味な旧習が断絶されて市議会が一気に革新される。
(3)二度目の選挙も「50%以下で無効」になれば、三度目の再選挙になる。
(しかし、立候補者全員が新人候補の場合、投票率が50%以下になることはないでしょう)
つまり、(1)か(2)か(3)のどの結果になろうとも、その後の市議会が活性化するでしょう。
さあ、いまの飯能市議の中で、誰が本気になって、この案の実現に向けて動き出すでしょうか?
それとも全員こぞって「馬鹿なことだ!」と無視するでしょうか?