2011-11-01 Tue
もし、飯能駅の改札を出た所に「飯能市に越して来ませんか?」という目立つ看板が有ったらどうでしょうか?
その看板を読んだ人は「越して来いと誘い込むからにはそれだけのことがこの飯能には有るのだろうな」という期待を起こさせます。
『飯能市は定住人口10万人を目指しています!』
という看板があれば、当然「いまは何人なんだろう!」という興味も湧きます。
『昨日時点の人口82,***人』という電光掲示板があればmその増減の推移にも関心がいくでしょう。
(217字)
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2011-11-02 Wed
飯能市の「定住人口を増やす」ためにも「交流人口が増える」ことが重要です。
初めて飯能に来る行楽客やハイキング客が「増える」のは西武鉄道やマスコミ情報のお陰です。
初めて飯能に来るゴルフ客が「増える」のは言うまでも無く、市内に点在しているゴルフ場のお陰です。
初めて飯能に来た人たちを「また来てくれるようにする」のは「観光立国」を標榜している市役所の役目であり、売上増を望んでいる商業従事者の課題でしょう。
初めて飯能に来た人に「また来よう!」と思ってもらうために重要な場所が飯能駅です。
飯能の強みは「春夏秋冬いつ来ても楽しめる」ことです。
それを判ってもらうには、飯能駅全体で「春夏秋冬それぞれの季節イベント」や「年間を通した飯能の良さをPRする」ことが重要です。
もし、飯能駅に「春の飯能」「夏の飯能」「秋の飯能」「冬の飯能」という4区画に区分された場所が有ったらどうでしょうか?
「個室」が無理なら「コーナー」でも良いのです。
その「コーナー」も無理なら、壁面の区分で良いでしょう。
もし、飯能駅の通路に、西武鉄道に場所代を支払って「12枚のPRポスター」を張り出すとしたら、どんな内容のポスターを作成するでしょうか?
飯能を代表する場所を12ヶ所選らんで並べるでしょうか?
それとも
「春の飯能の良さを表すポスターを4枚」
「夏の飯能の良さを表すポスターを4枚」
「秋の飯能の良さを表すポスターを4枚」
「冬の飯能の良さを表すポスターを4枚」
というように、あくまでも「春夏秋冬いつでもおいで!」ということを強調するものを4枚づつ並べるでしょうか?
(661字)
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2011-11-03 Thu
大失敗をしました。
きょう(11/03)話題の映画『100000年後の安全』上映会と
映画を観た後での意見交換会が、丸広7階の市民活動センターで開催されることを知りませんでした。
この映画の評判を知りたい方は ⇒ Movie Walker
最近は、地域情報サイト『飯能いつどこ情報源』の更新が数日置きになったりして「イベント情報の収集」が徹底していなかったのです。
主催者の<コミュニティシネマはんのう>のtwitterは一応、フォロー登録はしてあったのですが、最近はtwitterそのものを覗く時間も割けなくなっています。
幸い、明日も上映されるようなので10:30からの回に行こうと思っています。
それにしても、「飯能のイベント情報」を把握しておきたくて始めた『飯能いつどこ情報源』なのですが、運営している当人に「自分が行きたかったイベントの情報」が届かないのですから、そろそろ根本的に再考するべき時になったのかもしれません。
(359字)
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きょう(11/03)話題の映画『100000年後の安全』上映会と
映画を観た後での意見交換会が、丸広7階の市民活動センターで開催されることを知りませんでした。
この映画の評判を知りたい方は ⇒ Movie Walker
最近は、地域情報サイト『飯能いつどこ情報源』の更新が数日置きになったりして「イベント情報の収集」が徹底していなかったのです。
主催者の<コミュニティシネマはんのう>のtwitterは一応、フォロー登録はしてあったのですが、最近はtwitterそのものを覗く時間も割けなくなっています。
幸い、明日も上映されるようなので10:30からの回に行こうと思っています。
それにしても、「飯能のイベント情報」を把握しておきたくて始めた『飯能いつどこ情報源』なのですが、運営している当人に「自分が行きたかったイベントの情報」が届かないのですから、そろそろ根本的に再考するべき時になったのかもしれません。
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2011-11-04 Fri
誰もが飯能の活性化を叫びながら、一向に、この飯能が活性化しないのはなぜなのでしょうか?
飯能が活性化しない大きな理由の一つとして、私は「そもそも飯能がどうなっていくことが活性化なのか?」ということ自体が明確になっていないからではないかと推察しています。
だから、多くの人が「何をどうすれば飯能が活性化するのかということが判らなくなってしまっている」のではないでしょうか?
それが故に結果として「一人一人が効果的な行動を起こせないでいる」のではないでしょうか?
いま声高に「活性化しよう!」と叫んでいる人も、
実は「何をすることが活性化になるのか?」が明確になっていないから、
自分からは具体的な方法を提示できず、ただ「活性化」という言葉を口にしているだけなのかもしれません。
では「活性化している飯能」とは、具体的にどのような〈状態〉になっていることなのでしょうか?
このことを自問自答していくことからこの講座を始めます。
なぜなら、「どうなっていることが活性化された地域なのか?」ということを考えることから地域活性化が始まるからなのです。
(461字)
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2011-11-07 Mon
「飯能が活性化するということは具体的にどのようなコトなのでしょうしょうか?」
こう問われたら、あなたは何と答えるでしょうか?
いままで私が訊いてきた人の返答の中で主なのは次のようなものでした。
「イベントがたくさん開催されている」
「行楽に来る人が増える」
「商店街が賑わっている」
「住んでいる人が活き活きしている」
「元気で面白い人が増える」
「若い世代の人が多い」
「起業する人が多い」
「新規開店する店が増える」
「いつもマスコミで紹介されている」
「飯能の知名度が高まる」
「他の地域から注目されている」
「国政選挙より市長選や市議選の投票率のほうが高い」
要するに「始める」「動く」「増える」「多い」「高まる」というようなことに集約されるのですが、あなたの考える「地域活性化」はどうでしょうか?
(337字)
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2011-11-08 Tue
インターネットの普及によって私たちの社会では「情報過多」が指摘されて久しいのですが、意外にも「不足している情報」があります。
それは飯能市内で毎日、どこかで開催されている各種の〈イベント情報〉です。
飯能市に限らず、どこの地域でも、毎日、様々な場所で、多種多様なイベントが開催されています。
コンサート、演劇、舞踊、ストリートライブ、上映会、講演会、落語会、勉強会、説明会、発表会、展示即売会、作品展、集会、意見交換会、展示即売会、フリーマーケット、朝市、夜市・・・・・。
これらのイベント主催者に共通する課題は「集客のための告知」です。
なぜなら、期待していた〈インターネットによる告知〉が意外にも効果が少ないと判ったからです。
そのため多くの地域情報サイトが消滅し、残っているサイトも情報量が極端に少なくなっています。
私が10年前から運営している地域情報サイト『飯能いつどこ情報源』も、一日のアクセス数は最盛期の1/5以下になってしまいました。
メルマガも当初の勢いがすっかり無くなってしまいました。
いま絶頂期と言われるTwitterも「フォロアーの数」がそのまま「情報を見ている数」ではないことが認識されるようになってきました。
そのため、とくに対象地域が狭い範囲に限定されているイベントでは、やはり昔のように〈1枚のチラシ〉が最大の集客効果をもたらす告知方法であることが再確認されているのです。
地域の住民がイベント情報を知る方法には下記のようなことがあります。
見かけるポスターでは①街中②駅構内③公共施設の中④店舗の中。
受け取るチラシでは⑤新聞折り込み⑥街頭配布⑦駅構内のチラシ棚に置かれているチラシ⑧公共施設内に置かれているチラシ棚⑨店舗の中。
それに⑩市の広報⑪飯能日高テレビ⑫文化新聞などがあります。
これら①~⑪の中で、イベント情報を告知したい主催者にとっても、イベント情報を受け取りたい人にとっても、最も都合が良い場所が〈駅の構内のチラシ棚〉なのです。
飯能ではもちろん飯能駅の構内です。
(836字)
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2011-11-09 Wed
もしも、飯能市内で開催される全ての〈イベント告知チラシ〉が飯能駅構内で入手できるとしたらどうなるでしょうか?
それだけの種類のチラシを置く場所はあります。
改札前の廃さされた旧西武観光案内所から新規開店した日高屋までの通路です。
そこに西武観光が旅行パンフを並べていた専用ラックを置くだけでいいのです。
チラシのサイズはB5版かA4版に統一したほうが便利でしょう。
ラックの大きさと配置によって最少でも200種類、最多では500種類前後のチラシを常備できます。
それらのイベント告知チラシをジャンル別、かつ開催日順に並べるのです。
そうするとどうなるでしょうか?
まず、駅の乗降客が、そこで〈自分が行ってみたいと思うイベント情報〉を求めて、全てのラックを点検して歩くようになります。
そのうち、電車に乗るわけではないのに、このチラシを集めるために飯能駅に行く人が増えてきます。
さらには、このチラシラックの集客効果に促されて、新たにイベントを企画する人も増えてきます。
(420 字)
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それだけの種類のチラシを置く場所はあります。
改札前の廃さされた旧西武観光案内所から新規開店した日高屋までの通路です。
そこに西武観光が旅行パンフを並べていた専用ラックを置くだけでいいのです。
チラシのサイズはB5版かA4版に統一したほうが便利でしょう。
ラックの大きさと配置によって最少でも200種類、最多では500種類前後のチラシを常備できます。
それらのイベント告知チラシをジャンル別、かつ開催日順に並べるのです。
そうするとどうなるでしょうか?
まず、駅の乗降客が、そこで〈自分が行ってみたいと思うイベント情報〉を求めて、全てのラックを点検して歩くようになります。
そのうち、電車に乗るわけではないのに、このチラシを集めるために飯能駅に行く人が増えてきます。
さらには、このチラシラックの集客効果に促されて、新たにイベントを企画する人も増えてきます。
(420 字)
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2011-11-10 Thu
先日(11/9)はんしんホールで開催された〈第5回・地域活性化講座〉を聴きました。
そこで『飯能市中心市街地活性化基本計画』の概要を知りました。
その時に配布された施策抜粋版(A3版二つ折り)に記されていた〈5つのビジョン〉は、その一番目に「いつも楽しいことをやっている期待感のあるまち」と書いています。
市民に「楽しいことが行われる期待感」を抱かせるのは〈事前の告知〉です。
施策抜粋版でも「市民が主体的に活動する活力あるまちづくり」の〈仕組み〉の一つとして〈イベント情報ボードの運営〉と書かれています。
この〈イベント情報ボード〉についての説明や解説は何も書かれていませんが、推測すれば〈イベントを告知するチラシ〉がジャンル別、会場別、開催日順にきちんと整理されているチラシラックなどが集中的に常備されているコーナーのことだと思います。
(362字)
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2011-11-11 Fri
今日(11/11)の文化新聞2面に私の投稿が掲載されています。
ブログにしては長文になってしまいますが、全文を転載します。
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飯能駅から活性化・2
飯能駅を「定住人口を増やす戦略拠点」に!
現在の飯能市は「定住人口は減っている」のですが「交流人口は増えている」ように私には思えます。
交流人口とは、通勤通学、所用商用、観光行楽などで地域を訪れる人の数です(定住人口には正確な統計がありますが交流人口には正確な統計が無いようです)。
その交流人口の増減が一目で判る場所が〈駅〉なのです。もちろん飯能市では飯能駅です。
鉄道会社はどこも統計資料を重視しています。西武鉄道にも〈飯能駅の乗降客〉に関する様々な統計数字が充実しているでしょう。
飯能駅の顕著な特徴は、西武沿線の他の駅と比較して「休日の早朝は乗車する人数よりも降車する人数のほうが圧倒的に多い」ということです。
地域活性化を叫ぶ多くの自治体の悩みは「外から人を呼ぶ」ことなのですが、飯能市は幸いにも西武鉄道が休日でも平日でも毎日、都内県内から大勢の人を運んで来てくれています。
その人たちは「飯能市のことは知っている」のです。
しかも自分の意志で、電車賃をかけて、わざわざ飯能に来てくれる人たちなのです。ハイキングやゴルフ目的以外でも、「飯能に用が有るから」「飯能に興味が有るから」「飯能に行ってみたかったから」来てくれるのです。その中には「いま住んでいる所より良い所が見つかったらそこに引っ越そうかなぁ」と考えている人も少なくないのではないかと推測しています。
飯能の定住人口を増やすためには、この「飯能に転居してくる可能性の有る人たち」をなるべく早い段階で把握することが必要です。
電車で飯能市に初めて来る人が抱く「飯能に対する最初の印象」は飯能駅で作られてしまうのです。何度も飯能市に来ている人は「飯能に関して自分が求めている情報は飯能駅の中で得られる」ことを期待してしまうものなのです。
その人たちが求めているのは、「観光や行楽のための情報」だけではなく、「自分が転居してくるか否かを判断するための地域情報や生活情報」なのです。できれば「生まれた時から飯能に住んでいる人」や「大人になって自分の意志で飯能に転居してきた人」と知り合いたいのです。「不動産の物件情報」や実際の下見はそれからの課題です。
「飯能駅から活性化」とは、飯能駅を「定住人口を増やすための戦略な拠点」にすることなのです。
戦略拠点とは、「できるだけ早く」「できるだけ確実に」「できるだけ効率的に」「できるだけ多くの成果」を得られる最も効果的な拠点のことです。
飯能駅に降りた人たちに気づいてもらえる次のようなことを実験的に試みるというのはどうでしょうか?
①もし、飯能駅の改札を出た所に「飯能市に越して来ませんか?」という目立つ看板か展示物が有ったらどうでしょうか?
それを読んだ人に「越して来いと誘い込むからにはそれだけのことがここには有るのだろうな」という期待を起こさせるでしょう。
②もし、飯能駅構内のいたる所に、「飯能の良い点」を知って貰える多様なポスターを張り出しておいたらどうでしょうか?
例えば「飯能は都心へのラクラク通勤始発駅!」「電車通勤は立ったままの30分より座っていける1時間のほうが楽だ!」「飯能は春夏秋冬来て欲しい!」というようなキャッチコピーは意外と有効なのではないでしょうか。
③もし、駅ビルの中に〈飯能市に越して来たい人のための情報コーナー〉が有ったらどうでしょうか?
そこが不動産業者の店舗ではなく、市役所の運営と判れば来場者は安心して様々なアンケートにも回答してくれるでしょう。
④もし、飯能市に越して来たい人のための〈市内どこでも案内バスツアー〉が、飯能駅前から定期的に運行されるようになったらどうでしょうか?
そのバスツアーの参加者はもう完全に「未来の飯能市民」の見込〈客〉です。
⑤もし、駅ビルの中に〈飯能市の全域が一目で判る巨大なジオラマ〉が有ったらどうでしょうか?
そこでは「飯能市が関東平野と山間部の境に在ること」「市の面積の3/4が森林である」ことなどが一目で理解できるでしょう。
⑥もし、飯能駅構内や駅ビル内、駅前広場に面した場所にスペースの余裕が有れば、まだまだ多くの試みが可能です。
以上のように飯能駅を「定住人口を増やす戦略拠点」にしていくことが「飯能駅から活性化」ということなのです。
(12字×150行)1718字
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今日(11/11)の文化新聞に掲載された投稿文は以上です。
1758字
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飯能駅から活性化・2
飯能駅を「定住人口を増やす戦略拠点」に!
現在の飯能市は「定住人口は減っている」のですが「交流人口は増えている」ように私には思えます。
交流人口とは、通勤通学、所用商用、観光行楽などで地域を訪れる人の数です(定住人口には正確な統計がありますが交流人口には正確な統計が無いようです)。
その交流人口の増減が一目で判る場所が〈駅〉なのです。もちろん飯能市では飯能駅です。
鉄道会社はどこも統計資料を重視しています。西武鉄道にも〈飯能駅の乗降客〉に関する様々な統計数字が充実しているでしょう。
飯能駅の顕著な特徴は、西武沿線の他の駅と比較して「休日の早朝は乗車する人数よりも降車する人数のほうが圧倒的に多い」ということです。
地域活性化を叫ぶ多くの自治体の悩みは「外から人を呼ぶ」ことなのですが、飯能市は幸いにも西武鉄道が休日でも平日でも毎日、都内県内から大勢の人を運んで来てくれています。
その人たちは「飯能市のことは知っている」のです。
しかも自分の意志で、電車賃をかけて、わざわざ飯能に来てくれる人たちなのです。ハイキングやゴルフ目的以外でも、「飯能に用が有るから」「飯能に興味が有るから」「飯能に行ってみたかったから」来てくれるのです。その中には「いま住んでいる所より良い所が見つかったらそこに引っ越そうかなぁ」と考えている人も少なくないのではないかと推測しています。
飯能の定住人口を増やすためには、この「飯能に転居してくる可能性の有る人たち」をなるべく早い段階で把握することが必要です。
電車で飯能市に初めて来る人が抱く「飯能に対する最初の印象」は飯能駅で作られてしまうのです。何度も飯能市に来ている人は「飯能に関して自分が求めている情報は飯能駅の中で得られる」ことを期待してしまうものなのです。
その人たちが求めているのは、「観光や行楽のための情報」だけではなく、「自分が転居してくるか否かを判断するための地域情報や生活情報」なのです。できれば「生まれた時から飯能に住んでいる人」や「大人になって自分の意志で飯能に転居してきた人」と知り合いたいのです。「不動産の物件情報」や実際の下見はそれからの課題です。
「飯能駅から活性化」とは、飯能駅を「定住人口を増やすための戦略な拠点」にすることなのです。
戦略拠点とは、「できるだけ早く」「できるだけ確実に」「できるだけ効率的に」「できるだけ多くの成果」を得られる最も効果的な拠点のことです。
飯能駅に降りた人たちに気づいてもらえる次のようなことを実験的に試みるというのはどうでしょうか?
①もし、飯能駅の改札を出た所に「飯能市に越して来ませんか?」という目立つ看板か展示物が有ったらどうでしょうか?
それを読んだ人に「越して来いと誘い込むからにはそれだけのことがここには有るのだろうな」という期待を起こさせるでしょう。
②もし、飯能駅構内のいたる所に、「飯能の良い点」を知って貰える多様なポスターを張り出しておいたらどうでしょうか?
例えば「飯能は都心へのラクラク通勤始発駅!」「電車通勤は立ったままの30分より座っていける1時間のほうが楽だ!」「飯能は春夏秋冬来て欲しい!」というようなキャッチコピーは意外と有効なのではないでしょうか。
③もし、駅ビルの中に〈飯能市に越して来たい人のための情報コーナー〉が有ったらどうでしょうか?
そこが不動産業者の店舗ではなく、市役所の運営と判れば来場者は安心して様々なアンケートにも回答してくれるでしょう。
④もし、飯能市に越して来たい人のための〈市内どこでも案内バスツアー〉が、飯能駅前から定期的に運行されるようになったらどうでしょうか?
そのバスツアーの参加者はもう完全に「未来の飯能市民」の見込〈客〉です。
⑤もし、駅ビルの中に〈飯能市の全域が一目で判る巨大なジオラマ〉が有ったらどうでしょうか?
そこでは「飯能市が関東平野と山間部の境に在ること」「市の面積の3/4が森林である」ことなどが一目で理解できるでしょう。
⑥もし、飯能駅構内や駅ビル内、駅前広場に面した場所にスペースの余裕が有れば、まだまだ多くの試みが可能です。
以上のように飯能駅を「定住人口を増やす戦略拠点」にしていくことが「飯能駅から活性化」ということなのです。
(12字×150行)1718字
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2011-11-12 Sat
前回の設問は「飯能が活性化するということは具体的にどのようなコトなのでしょうしょうか?」という表現でした。
つまり「活性化された状態」を訊いています。
だから、その設問に対する回答も「多い」「増えている」「高まっている」という「状態を表す表現」になってしまうのです。
では、次に設問を少し変えてみます。
「飯能を活性化するにはどうすればいいのか?」
このように訊かれたら、あなたはどのように答えるでしょうか?
「どうすればいいのか?」と訊かれているのですから、
「・・・・する」
「・・・・すれば活性化する」
という表現で答えなければなりません。
それは「・・・・を増やす」「・・・・を高める」「・・・・を強化する」というような表現になるかもしれません。
(317字)
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