2012-07-01 Sun
愚かな自治体だから、愚かな市民が増えたのではなく、
愚かな市民が増えたから、そこが愚かな自治体になったのです。
賢い市民が増えれば、そこは賢い自治体になるでしょう。
愚かな自治体だから、愚かな人が市長になってしまうのです。
愚かな自治体だから、愚かな市役所が賢い市役所にならないのです。
愚かな自治体だから、愚かな人が市議で居続けるのです。
愚かな人が市議で居続けるから、市議会はいつまでも愚かな存在なのです。
愚かな市議会だから、愚かな市役所に対して何もしないのです。
愚かな市役所だから、図書館も市民会館も愚かな運営のままなのです。
愚かな市民が賢い市民になる〈薬〉はありません。
愚かな市民が賢い市民になるのは、愚かな市民が「自分も愚かな市民だった」と気づいてからなのです。
私は、いままで実に愚かな市民でした。
いや、いまもまだ愚かな市民なのでしょう。
(348字)
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2012-07-02 Mon
愚かな市民は「多選市長」を、「ワンマン市長!」「マンネリ市長!」と批判します。
しかし、そのくせ、1期だけで終わった市長を
「仕事のできなかった市長だった」
「無能な市長だった」
「あの人は結局、市長の器ではなかった」と侮蔑します。
愚かな市民は、市職員から反発される市長を
「人を使うことができない人」「行政手腕の無い市長」と決めつけます。
愚かな市民は、多くの議員から批判される市長を
「市議会と折り合えない市長」「市議会から相手にされていない市長」
と揶揄します。
愚かな市民は、「再選された市長」を
「市議会と良好な関係をもち、市職員からも支持され、市長職をこなせる人」と思い込みます。
だから「三選された市長」を、単純に
「市のために尽くした市長」「立派な市長」と思い込んでしまいます。
私も、そんな愚かな市民の一人でした。
(374字)
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2012-07-03 Tue
愚かな市長とは「自分が市長になること」が目的だったのであって、「自治体はこのようにあるべきだ!」という確固たる理念が有るから市長になったというわけではありません。
愚かな市長とは、「自分が市長で居続けること」が最大の目的になっているので、まず、一度、市長に当選すると、次は「自分が再選される」ことを最優先にして行動するようになります。
再選されれば、次は三選されることを望みます。
とりあえず「あの人は三選もされたのだから名市長だった」という評判を何よりも欲しがるものなのです。
だから「いまの市長は職員にソッポ向かれている」という悪評を立てられるのを何よりも恐れるのです。
だから市職員の嫌がるような改革は絶対にやりません。
「職員には厳しく接している」というポーズは取りますが、自分の人気を高めるには「多少、職員を甘やかしてもいい」と思っています。
たとえ、市民や支持者から要請が有っても「難しいが検討したい」と「積極的なフリをする」だけで、決して職員の嫌がる改革には取り組めないのです。
そのような「本心」を市民に覚られないようにする程度には「ずる賢い」のですが、そのこと自体が「愚か」なのです。
(502字)
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2012-07-04 Wed
愚かな市長とは、「自分が市議会から非難、批判、攻撃されたくない」という自己保身を優先させてしまいます。
だから市議会を批判するようなことは絶対にしないのです。
「その仕返しに自分が議会で批判されてしまう」ことを避けたいからです。
「批判する」ことを避けるだけでなく、「市議会はこのように改善するべきではないか」という提案や要望をすることも避けるのです。
市議会とは波風を立てずに、和気藹々の関係でいることが「名市長だ!」とずる賢く計算しているからです。
「怠慢な市議会」「怠惰な市議会」「形骸化した市議会」を真っ先に打破しなければならないのは、市議会を招集する市長の役目なのですが、愚かな市長は、そのことを知りません。知っていても「市議会と対立してまでもやろう!」とは思わないのです。
(357字)
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2012-07-05 Thu
先日(6/19)の台風4号の雨で飯能河原の仮設橋(流れ橋)が流されましたが、その修復工事が昨日(7/4)から始まりました。おそらく今日(7/5)中には完工するでしょう。
飯能河原の定点観測webカメラの生中継で今の工事状況をリアルタイムで確認できます。
http://www.itsu-doko.com/kawara-kamera/index.htm
(143字)
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2012-07-06 Fri
愚かな市役所とは、職員の大部分が「仕事は退屈でも、楽で一生安泰な職場だから」という理由で就職した人で占められています。
そのため「勤務態度や仕事ぶりで解雇されることは無いから」と、個人的な努力を放棄する職員や、困難な課題に挑戦しない、ぬるま湯に浸った組織風土になってしまっています。
賢い市役所とは、職員の大部分が「高額な給料は望めなくても、地域貢献の仕事ができる職場だから」という理由で就職した人で占められています。
そのため、頑張る職員がそれなりに評価され、怠惰な職員が淘汰されていくという切磋琢磨の組織風土になっています。
(272字)
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2012-07-09 Mon
この二日間、忙しくて当ブログの書き込みが出来ませんでしたが、その間に、アクセスが10万を超えていました。
この原稿を書いている21:07時点でアクセス累計は100,037ですから、
100,000を越えたのはきょう(7/9)の午前中でしょう。昨夜の深酒のせいで爆睡していたので気づきませんでした。
この<Blog飯能どうする研究所>を始めたのは2006/01/01でしたから、実に6年半でやっと10万アクセスを越えた程度のブログだということです。
この「10万アクセス」を2006/01/01からきょうまでの2382日で割ると、「一日平均アクセスは41.9」ということになります。
「読んでいる人が少ないのによく続けるね」と冷笑する人もいます。
確かに「読んでくれている人は意外に少ないんだ」とか「寂しい」という気は有りますが、自分のために書き込んでいるので苦にはなりません。
10,000を越えたのは2006/07/25
50,000を越えたのは2008/08/31
一日のアクセス数が最も多かった日は2008/05/16 286
一日のアクセス数が最も少なかった日は2011/02/27 10
当面は「一日のアクセス数が100を越える」ことを目指していきましょう。
(447字)
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この原稿を書いている21:07時点でアクセス累計は100,037ですから、
100,000を越えたのはきょう(7/9)の午前中でしょう。昨夜の深酒のせいで爆睡していたので気づきませんでした。
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この「10万アクセス」を2006/01/01からきょうまでの2382日で割ると、「一日平均アクセスは41.9」ということになります。
「読んでいる人が少ないのによく続けるね」と冷笑する人もいます。
確かに「読んでくれている人は意外に少ないんだ」とか「寂しい」という気は有りますが、自分のために書き込んでいるので苦にはなりません。
10,000を越えたのは2006/07/25
50,000を越えたのは2008/08/31
一日のアクセス数が最も多かった日は2008/05/16 286
一日のアクセス数が最も少なかった日は2011/02/27 10
当面は「一日のアクセス数が100を越える」ことを目指していきましょう。
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2012-07-10 Tue
愚かな市役所とは、採用された当初は、優秀でやる気のあった職員が、数年も経たないうちにやる気を無くし、優秀ではないどころか、業務上必要な知識の修得や技能の向上を疎かにするようになってしまう組織風土をかかえたままの市役所のことです。
愚かな市役所とは、「仕事をしているつもり」になっている人、「仕事をしているフリ」が上手い人が多い市役所のことです。
それなのに、能力も意欲も低下した職員が職場に居続けられるのは、周囲がそのような職員の存在を許しているからなのです。
世間では、それを〈身内に甘い体質〉と言いますが、それは〈的外れ〉です。
無能な上司や同僚、後輩を、周囲が容認しているのは、自分が上司や同僚、後輩たちから「無能な職員」と言われたくないという自己保身なのです。
つまり「身内に甘い」のではなく、本当は「自分にも甘くしてもらいたい」からなのです。
賢い市役所とは、新卒、既卒、中途採用、学校歴や年齢に関わらず、やる気のある人だけを採用するので、仕事を担当させているうちに、誰もが自然と業務上、必要な知識を修得し、技能が向上していくようになっていく組織風土を維持し強化し続けている市役所のことです。
賢い市役所とは、「仕事をしているつもり」の職員や「仕事をしているフリ」が上手い職員の実態が周囲に指摘されて、そんな人が自然と組織から脱落していくようになっている市役所のことです。
世間ではそれを「進化する市役所」「強化される市役所」「存在価値を高める市役所」と言います。
(667字)
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2012-07-11 Wed
愚かな市議会は、専用の市議会議場を廃止できません。
実質的には年間に30~40日程度しか使用しないのに、専用の議場を維持することの無駄を排除しない市議会に、市役所職員の無駄を削減することはできないのです。
賢い市議会は、本会議も各種委員会も、通常の会議室で充分だと思っています。市民の傍聴者を増やしたい時は、市民会館ホールの空いている日時に「特別市議会」を開催します。
使用しなくなった市議会議場を有効に改造できない場合は、倉庫に転用させます。次に庁舎を建て替えるときは、最初から専用の市議会議を設けません。
(268字)
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2012-07-12 Thu
愚かな市議会とは、議長と副議長を名誉職だと思っているので、できるだけ多くの議員が経験出来るように(つまり自分もいつか必ず議長になれるように)、議員たち自身で「一年交代の持ち回り」と決めています。
「自分もいずれは副議長、議長になりたい!」と思っている議員は、この「議長は一年交代で持ち回り」という慣例を無くしたくないために、他の無意味で不合理、不経済、非効率な慣例でも「自分から無くそう」とは言い出せなくなってしまっています。
つまり、愚かな市議会とは「議長、副議長の持ち回り就任」こそが、議会の形骸化をもたらす元凶だということが分かっていないのです。
賢い市議会とは、議長、副議長はもはや「単なる本会議の進行係」としてしか価値をおきません。だから、議長、副議長という役職自体を廃止してしまいます。
本会議は、議会運営委員会の委員が進行係として、従来の議長席に着席しますが、やがては、その「議長席」そのものを撤去します。
(424字)
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