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★「メッツアビレッジ」開業後編★ ⇒【チームラボの効果と成果】No.01 「夜間来場者増には効果が有る」のかも知れませんが、「料金に値しないとマイナスになる」のでは・・・・。
         
きょう(12/01)から、メッツアビレッジの中で<チームラボ 森と湖の光の祭>が始まりました。

期間は2019年3月3日(日)まで。

つまり3/16にムーミンバレーパークがオープンするまでの〈つなぎ〉の期間限定イベントです。

この<チームラボ 森と湖の光の祭>については、当blogで私が紹介するのは時間の無駄なのでメッツァの公式サイトを観て下さい。

https://metsa-hanno.com/event/958/
上記のサイトは公式サイトにも関わらず、情報量が少ないばかりではなく、肝心の料金が明示されていません。

その上記サイトにリンクが張られたいるのが下記のチームラボ専用サイトです。
https://www.teamlab.art/jp/e/metsavillage/


私は初日の今夜、奥さんと行ってきました。

寒い夜にもかかわらず、大変な人出でした。

湖畔を囲んだ「光る球体」の配置と、「森のライトアップ」は見るに値する綺麗なものでした。

しかし、私たちは「豪華で大規模なイルミネーション」を何年も前から無料で「見慣れてきている」ので、「1000円の入場料に値するか?」と問われれば「イエス」という人がどれだけ居るでしょうか?

会場の長い全行程を歩いているうちに、途中から「変化の少ない演出」に少し飽きてしまいました。

地元民として「入場料を払っても一度は見ておくのも良い」のでしょうが、遠方からわざわざ見に出かけるほどのものではない」というのが私の正直な感想です。

話題性は有るので、メッツアビレッジにとっては「夜間の来場者が増える」という効果は有るでしょうが、それが「メッツアビレッジの評価にプラスになる」かどうかは疑問です。

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| 小久保 達 | 23:48 | comments (0) | trackback (0) | ★「メッツアビレッジ」開業後編★::チームラボの効果と成果 |
★「メッツアビレッジ」開業後編★ ⇒【メッツァビジネスへの期待と現実】No.01 <メッツァ開業による市民への雇用効果>は? 正規社員と非正規社員の割合は?
   
11月9日に、メッツアビレッジがオープンして、種々のマスコミに取り上げられているので、<メッツァビジネス>への期待が高まっています。

メッツアビレッジによって、飯能市の知名度や注目度が高まるのは確実でしょう。

でも、計画公表当初から、期待され、確実視されていた「市民の雇用の増加」は、どうなったのでしょうか?

文化新聞記事では、メッツアビレッジのために雇用した従業員は、全員、非正規のパート社員・契約社員であって、正規雇用ではないようです。

メッツァ側では「非正規採用者でも1年後には希望者は全員正社員として採用する」そうですが、それが本当に実行されることは「少ない」のが、いまの日本の雇用実態です。

12月の定例市議会で、この「メッツァの雇用実情」について一般質問で、市に「確認の質問をする」市議はどれだけいるのでしょうか?

もし、質問するのであれば、下記の2点はぜひ、この順番で突っ込んで訊いて欲しいモノです。

(01)厚労省の雇用実態調査では「非正規社員」でも雇用創出増としてカウントしているのでしょうか?

もし、厚労省が「非正規採用は雇用増加の実績としてはカウントしない」ということなら、まだメッツァは「雇用増に貢献した」とは言えないのではないでしょうか?

(02)文化新聞記事では「メッツァでの市民雇用は約100人」ということですが、そのうちの正規社員と一年契約の契約社員との割合はどうなっているのでしょうか?


議会で、もし担当部署が、この質問に対して「把握していません」「問い合わせても公表してくれません」という答弁だったら、どうでしょうか。

市は、雇用実態を把握していないのに、市の方から「メッツァの雇用効果を謳いあげる」のは噴飯ものでしょう。

現時点の市議会情報によると、メッツァ関連の質問を通告しているのは下記の3議員だけのようです。

平成30年12月定例会  
市政に対する一般質問の通告者及び発言順序等一覧表

  12月11日(火) 10:00~11:00 関田直子 議員
  12月11日(火) 15:30~16:30 滝沢修 議員
  12月12日(水) 10:00~11:00 坂井悦子 議員


この3議員の一般質問は膨張に行く予定です。

            (870字)


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| 小久保 達 | 19:17 | comments (0) | trackback (0) | ★「メッツアビレッジ」開業後編★::メッツァビジネスへの期待と現実 |
★「メッツアビレッジ」開業後編★ ⇒【メッツァビジネスへの期待と現実】No.02 あの<屋外トイレ和エリアでの下水臭>は、12月市議会で取り上げられるのでしょうか? 
メッツアビレッジオープン後、最大の<想定外の事態>は、何と言っても「屋外レストランエリアでの下水臭問題」でしょう。

当ブログでは、下記の日付で書き込んでいます。
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2018-11-19 Mon
★「メッツアビレッジ」開業後編★ ⇒【これは拙い!再考を!】No.03   屋外レストランエリアでの下水臭は、完全に消臭できるのでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いまは、そのエリア全体に、木材チップが厚く敷き詰められているので、そのチップの強い臭いの効果で〈下水臭〉は、最大値の頃と比較すると1/10以下に弱まっています。

しかし、それでも、私が12/1(土)の夜に確認した限りでは、汚水処理制御盤の辺りには「???」と気づくほどの臭いが漂っていました。

この件は、メッツアビレッジという企業の私有地とはいえ、下水処理施設の性能に関しては、飯能市の行政指導の範囲内のことです。

このことを市の担当者に質問する市議は、果たしているでしょうか?

一般質問の通告者及び発言順序等一覧表 を点検した下記の、下記の2議員にその可能性が有るかもしれません。

  12月11日(火) 13:10~14:10 栗原義幸議員 
          「観光振興策 メッツァとの連携について」
 
  12月11日(火) 15:30~16:30 滝沢修 議員
         下水道事業の地方公営企業法の適用について

            (643字)


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| 小久保 達 | 09:12 | comments (0) | trackback (0) | ★「メッツアビレッジ」開業後編★::メッツァビジネスへの期待と現実 |
★「メッツアビレッジ」開業後編★⇒【メッツァビジネスへの期待と現実】No.03〈下水臭〉の原因と対策に関する「質問の組み立て」を考えてみました!
       
いまメッツアビレッジに疑問や疑念を口にすると、それだけで、
「あんたはムーミンに反対なのか?」と言われてしまいます。

「ムーミンに反対しているのではなく、メッツアビレッジの運営の不手際を指摘しているだけです」と説明しても、
「ムーミンに反対だから、粗探しばかりしてるうんだろう!」とも言われます。

まるで、昭和の戦前の大政翼賛会体制みたいな「メッツァ翼賛会市政」になってしまったかのようです。

そういう雰囲気の中で、メッツァやフィンテックグローバル社、㈱ムーミン物語への疑念や疑問を口にすることは、「次の市議選への影響」を考えると、市議はなかなか「本音の行動」を起こせないのかもしれません。

しかし、そんな偏見と決めつけによる批判を恐れずに、市議会でこの下水臭について質問する議員が居ることを信じて、下記のような質問の順番を組み立ててみました。

<質問01>
メッツァではオープン当日から<屋外レストランエリア>内でかなりキツイ下水臭(げすいしゅう)が漂っていたが、そのことを市が認識したのはいつだったのでしょうか?

<質問02>
それはメッツァ側から報告が有ったからでしょうか?
それとも市職員自身が現地で気づいたのでしょうか?
あるいは市民からの通報が有ったからでしょうか?

<質問03>
その下水臭の原因としては、白い大テントの裏辺りの地面に見えている20個以上のマンホールと、新しく設置した<汚水処理制御盤>が考えられますが、市はどのように認識しているのでしょうか?

<質問04>
<屋外レストランエリア>内でのマンホールの数の多さから、その下には汚水処理漕が埋まっているのではないかと推測されますが、市はそれを確認しているのでしょうか?

<質問05>
メッツァの<屋外レストランエリア>の辺りは、宮沢湖に遊園地が営業していた頃には「うどん・そばの店」が在り、あまり綺麗とは言えなかった水洗トイレが在ったと記憶していますが、当時の下水処理はどうのようにされていたのでしょうか?

<質問06>
下水処理漕が昔から埋設されていたとしたら、そのことを市はメッツァ側に伝えていたのでしょうか?

<質問07>
それとも<屋外レストランエリア>のマンホールの下は、メッツァが新しく設置した汚水処理装置なのでしょうか?

<質問08>
そのマンホールの下は、メッツァだけではなく木楽里温泉も使用しているので、許容量オーバーになっているという情報も聞いたが、それは事実なのでしょうか?

 だとしたら、許容量オーバーは、後から来たメッツァが対策すべきものと思うのが、市はこの「共用説」の真偽をどのように認識しているのでしょうか?

<質問09>
現在、<屋外レストランエリア>は、芝生を植え付けた当初の土地を全部覆い隠すように木材チップが敷き詰められています。この措置は、対外的には<ぬかるみ対策>と思われているようですが、もしそうであるなら、ぬかるむところだけに限定すれば済むのではないでしょうか?

<質問10>
せっかく植えた芝生を「全部無かったことにする」ほど木材チップを全面に敷き詰めたのは、「下水臭対策」だと推測している市民も多いが、市は、その木材チップをどのように認識しているのでしょうか?

(市はぬかるみ対策だと聞いていると答弁すると予想されるので、それに対しての質問)
<質問11>
すると市は「下水臭対策はまだなされてはいない」という認識で宜しいのですね?

<質問12>
木材チップを敷き詰めた後でも、依然として下水臭は残っていますが、市はこのことを把握しているのでしょうか?

(市が下水臭は今は無い、と答弁したら)
<質問13>
「11/29の時点では、マンホールの辺りでは、当初よりは、範囲も悪臭の強さも1/5程度に弱まってはいるが、〈食事を楽しむエリア〉としては不適切なほど臭い」と証言している市民がいます。
市は早急に「毎日、悪臭の有無を確認するべきだ」と思うのですが如何でしょうか?

(まだ下水臭は有る、と答弁したら、
<質問14>
ではこの「北欧のライフスタイルを体験する施設」としては極めてマイナスの、この下水臭問題に対して、市はメッツァにどのような行政指導をする予定なのでしょう?

<質問15>
ふるさと納税ムーミン基金に集まった寄付金の内の1億5000万円を、市はメッツァに提供しました。その時、市はその理由として「メッツァが造るトイレは観光トイレの役割もあるのでそのための市としての負担金だ」という答弁を繰り返してきました。いまにして思えば、観光トイレよりも、この下水臭の源である浄化槽機能の強化費にあてれば良かったのではないと思っていますが、市長のお考えは如何でしょうか?

果たして、上記のような質問をする市議はいるでしょうか?
いたとしたら、それは誰でしょうか?
このことも一般質問を傍聴する楽しみの一つです。

            (1980字)


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| 小久保 達 | 15:10 | comments (0) | trackback (0) | ★「メッツアビレッジ」開業後編★::メッツァビジネスへの期待と現実 |
★「メッツアビレッジ」開業後編★ ⇒【メッツァビジネスへの期待と現実】No.04 ムーミン基金の使途は「不明のまま」にしていいの? メッツァへの提供に対する謝辞は?
   
メッツァが、飯能市から「環境整備負担金として受け取った」1億5000万円は、その使途は明らかにされなければなりません。

その第一歩となる質問を組み立ててみました。

<質問01>
ムーミン基金を原資にして市がメッツァに提供した環境整備負担金1億5000万円は、「メッツァは公園だから観光トイレの負担をした」ということですが、メッツァのトイレにはどこにも「その寄付への感謝の詞」が張り出されてはいません。

社会的な常識では、特定の個人や団体から1億円以上もの大金を寄付されたのであれば、それに対する感謝を表すモノが、その施設内のどこかには表示されているものです。そのことに対して市長はどのようなお考えなのでしょうか?

<質問02>
市は現金提供の理由を「メッツァは公園だから」と言い続けてきましたが、メッツァは夜間閉鎖後はトイレは誰も使用できません。しかし、メッツァの入り口前のバスターミナルにあるトイレは24時間誰でも使用できます。せめて、このトイレだけでも、外側の目立つ場所に「寄付への感謝の詞」をメッツァに掲示してもらうべきではないでしょうか? それこそがムーミン基金に寄付して頂いた全国のムーミンファンへの当然の礼儀だと思うのですが如何でしょうか?

<質問03>
メッツア事業の経営実態が市民には全く見えません。FGIと㈱ムーミン物語と、市が5000万円を出資した飯能地域資源利活用合同会社以外にメッツアビレッジの所有や経営に関わっている会社があるのでしょうか? 

<質問04>
飯能市がメッツァの環境整備負担金として提供した1億5000万円はどの会社に与えられたのでしょうか? 
そして、いつそれが実施されたのでしょうか? 
その正式な記録(送信記録や領収書)は有るのでしょうか? 
その会社からの「提供に関する感謝の印(市役所への表敬訪問、感謝状、記念品など)」は有ったのでしょうか?

<質問05>
総務省の指導で「住民への返礼品は2017年12月末日以降は禁止」ということになりました。それからの「ふるさと納税」全体の寄付金額と寄付者数、中でもムーミン基金への寄付金額と寄付人数の推移はどのように変化しているのでしょうか?

<質問06>
その中でムーミン基金の現在の残高、つまりこれからムーミン関連で市が使える金額は幾らになっているのでしょうか?

            (971字)


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| 小久保 達 | 11:12 | comments (0) | trackback (0) | ★「メッツアビレッジ」開業後編★::メッツァビジネスへの期待と現実 |
★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【ふるさと納税・ムーミン基金】No.08 ムーミン基金の次の活用先として「フィンランドとの交流」を!
ムーミン基金に集まった寄付金の最初の活用先は「メッツァ事業の環境負整備負担金」として1億5000万円を提供することでした。

その提供先がどの企業であったのかは公表されていません。

もちろん「環境整備」は重要ですが、それが<ふるさと納税・ムーミン基金>の使途として相応しいと、私はとても思えません。

他にもっと相応しい使途として、12月定例議会の一般質問で、市議に質問して欲しいことをここに書いてみました。

<質問01>
フィンランドに行ったことのある人から聞いたところによると、首都ヘルシンキの最も観光客が集まる港のすぐ近くに大統領官邸が在り、小さな川を隔てた、そのすぐ隣に、トーベ・ヤンソンア生誕100年を記念して<トーベ・ヤンソン公園>と名付けられた長閑な公園があるそうです。

ここに「日本の埼玉県飯能市にもトーベ・ヤンソン公園が在る」「その近くにはフィンランド以外では初めてのムーミンのテーマパーク・ムーミンバレーパークも在る」という看板や、飯能をPRする掲示板を設置するだけでも、フィンランドの人が飯能市に観光に来るキッカケに大きく貢献すると思われるのですが、市長のお考えはどうでしょうか?

<質問02>
世界で最初にできたムーミンのテーマパークであるムーミンワールドは、フィンランドの最南端、ナーンタリという人口3万人の街に在るそうです。開園した時期を考えると、飯能市のあけぼの子どもの森公園がきっかけになったとも思えるのです。

これをご縁に、飯能市とこのナーンタリという市が、姉妹都市・友好都市のような関係を締結することが望ましいと思われるのですが、市長のお考えは如何でしょう?

<質問03>
そのような関係を築くためにはお互いの市長や職員が日本とフィンランドを往来するためにいくばくかの経費が必要です。それをムーミン基金から使わせて頂くことは、ふるさと納税・ムーミン基金の主旨に適合していると思われるのですが、市長のお考えは如何でしょうか?

            (835字)


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| 小久保 達 | 08:30 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能ムーミンパーク騒動記★::ふるさと納税・ムーミン基金 |
★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【朗読版ムーミンビジネスとメッツァビジネス】No.01 作者トーベ・ヤンソンの誕生
  
きのう(12/08)地元のスタジオで定期開催している『大人のための朗読会』に出演して、下記タイトルの朗読をしました。

大人のための読み聞かせ
『近未来今昔物語』より  
「ムーミンビジネスとメッツァビジネス」 第1話


宣伝チラシと写真はfacebookに掲載されています。

この朗読のために書き上げた原稿を、当blogに掲載していくことにしました。


昔々、と言っても、それほど遠くはない、ちょっとだけ昔。

ヨーロッパの寒い地域に、フィンランドという、小さいけれど 「とっても賢い国」 がありました。

その国に、ある時、トーベ・ヤンソンという賢い女の子が生まれたのです。

その女の子は、幼い頃から、絵や小説を書くことで暮らしていける人になりたいと思っていました。

そして、ついにその夢を実現。「ムーミン」という物語を創り出したのです。

そのムーミンの物語は、本にまとめられて出版され、やがて英語やフランス語、日本語、中国語、韓国語などにも翻訳されたのでムーミンと彼女のファンは世界中に増えていったのです。 テレビのアニメ番組や映画にもなりました。

その結果、彼女や出版社だけでなく、本屋さんも、テレビ局も、映画会社や映画館も、ちょっと儲かったのです。
これが〈ムーミンビジネス〉の原点です。  (続く)


            (525字)


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| 小久保 達 | 18:38 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能ムーミンパーク騒動記★::朗読版『ムーミンビジネスとメッツァビジネス』 |
★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【朗読版ムーミンビジネスとメッツァビジネス】No.02 ミーミングッズの誕生と世界マーケット

(No.1の続き)

さらに、たくさんのムーミングッズも造られるようになりました。

なにしろ、商品にキャラクターのイラストを付けるだけで、その商品がいままで以上に売れていくからです。

ムーミンのキャラクターたちを描いた商品は、初めは文房具や日用品などの雑貨だけでしたが、やがてTシャツやハンカチ、靴下などの布製品から、食器やお菓子、家具にまで広がっていったのです。

そしてとうとう、フィンランドでは、ムーミンのテーマパークまで造られたのです。

それが、いまフィンランドの一番南にある保養地・ナーンタリという、小さな町の小さな島にあるムーミンワールドです。

トーベ・ヤンソンさんから始まった〈ムーミンビジネス〉は、益々規模が拡大していったのです。

その売上総額は、年間500億円とも1000億円とも言われています。

トーベ・ヤンソンさんが亡くなった後、その著作権は、彼女を仕事で支えてきた弟の娘、つまり彼女の姪ソフィア・ヤンソンさんが相続することになったのです。

                   (no.3へ続く)
            (436字)


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| 小久保 達 | 07:12 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能ムーミンパーク騒動記★::朗読版『ムーミンビジネスとメッツァビジネス』 |
★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【朗読版ムーミンビジネスとメッツァビジネス】No.03  ムーミンに目を付けた日本の投資事業会社

(No.2の続き)

同じ頃、アジアの暖かい地域に、一人一人の国民は賢いのに 「愚かな政治家たちがはびこっている」 日本というがありました。

その国に、ある時、フンテックグローバル株式会社という「狡賢くて、ちょっとあやうい」 投資事業会社が創られたのです。

投資事業会社というのは、「将来有望で確実に儲かりそうな事業に出資して株主になり、その事業が成功して株価が上がったときにその株を売却して、差額を稼ぐ」ということを本業とする会社です。

その会社の社長は、玉井というやっぱり「ちょっと狡賢い人」でした。

フィンテックグローバル株式会社が「狡賢い会社」というのは、この会社自身が上場会社だという点です。

なぜなら、この会社が、「将来有望なこの事業に出資する」と発表するだけで、フィンテックグローバル株式会社自身の株価が上がって、株式市場から多額の資金を調達することが簡単に出来たからです。

むしろ、自社の株を高く売る事が本当の目的のような会社だったのかもしれません。

つまり、フィンテックグローバルという会社は、「将来有望なAとBとCという事業に投資した」と発表して、自分の会社の株を売って多額の資金を調達し、そのお金でまた別の「将来有望なDとEとFという事業に投資した」と発表して、さらに自分の会社の株を売って多額の資金を調達する、ということを繰り返していただけなのです。

                   (no.4へ続く)
            (591字)


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| 小久保 達 | 17:12 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能ムーミンパーク騒動記★::朗読版『ムーミンビジネスとメッツァビジネス』 |
★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【朗読版ムーミンビジネスとメッツァビジネス】No.04 FGIと子会社の㈱ムーミン物語  

(No.3の続き)

フィンテックグローバル株式会社が投資するのは、「将来有望な事業」というよりは、「大勢の人に将来有望だと思われる事業」であれば、事業の分野も内容も、別にどんなものでも良かったのです。

「大勢の人」とは、正確に表現すれば、「上場株の短期売買で楽に儲けたい」と思っている人たちのことです。

もっと正確に表現すると、「儲かりそうな会社の株を出来るだけ安く買って、それを他の人に出来るだけ高く売って自分だけは儲けたい!」と思っている人たちのことです。

そのフィンテックグローバル株式会社のところに、ある時、「日本にムーミンのテーマパークを造るという事業プランで一儲けしよう!」という人が訪ねてきました。

それが日本に住んでいたロバート・ハーストという外国人だったのです。

フィンランドに次ぐ、2ヶ所目のムーミンのテーマパークを日本に造ることが、「将来有望な事業だ!」 と大勢の人たちにと思って貰えるのは、世界中に広がったムーミンビジネス総売り上げの半分は日本だからです。

この二人はビジネスマンとして、
「日本人はテーマパークなら何でも大好きだ!」
「有名なテーマパークを誘致したいと考えている自治体は多い!」
ということを判っていたのです。

すぐに、株式会社ムーミン物語が、フィンテックグローバル社の100%子会社として設立され、ロバートハーストという人が、その会社の「雇われ社長」になったのです。

                   (no.5へ続く)
            (605字)


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| 小久保 達 | 07:12 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能ムーミンパーク騒動記★::朗読版『ムーミンビジネスとメッツァビジネス』 |
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  • ★2017年7月の市長選★ ⇒【現職と新人の出馬動向】No.11       前県議の和田さんはブログで「共産党の候補者擁立は、笑止千万、究極のパフォーマンス!」と断定しているのですが・・・・。
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  • ★この場所のココに注目!★ ⇒【奥武蔵あじさい館】No.06                                       9月定例議会で市議に質問して欲しいコトは?
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