2022-10-02 Sun
もしも、X氏が「実際には最初から存在していなかった!」としたら・・・・。
あるいは、「関係者への影響力を失ってしまった!」としたら・・・・。
もしも、<阿須山中土地有効活用事業>が、官製談合ではなく、公平で公正でなんらヤマシイことのない「公募事業」だったとしたら・・・・。
もしも、HISAが、飯能市の公募事業に、公明正大に応募して、公平公正な選考委員会で最優秀提案者に認定されたうえで、<サッカースクール専用練習場>と、その運営資金稼ぎのための付帯設備であると称するメガソーラー売電事業だったとしたら・・・・
そうだったとしたら、あの阿須山中の市有林を破壊して造られた<サッカーグランド>は、今後、どのように運営されて行くのでしょうか?
あの「総面積の8割前後が丘陵の北斜面に設置されたメガソーラー発電所は、どのように運営されていくのだろうか?
台風や集中豪雨などへの対策や、膨大な被害を被った事態には、どのように対応していくのでしょうか?
それらについても、これから書き込んでいきます。
(467字)
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2022-10-04 Tue
森林文化都市を謳っている飯能市が、何を血迷ったか、自然豊かな丘陵の市有林(約17ha)の〈有効活用策〉として、その市有林3/4をわざわざ大土木工事で破壊して、メガソーラー発電所(約10ha)とサッカーグランド(1ha)を造ると言う計画を発表。
当然、この計画に反対する市民は「反対の署名集め」をしましたが、約8万人の人口に対して、市外からの署名を加えても、計13,500筆の署名しか集まりませんでした。
その原因の一つは「議会で決めた事に反対するのはオカシイ!」と思った市民が多かったからだと言われています。
ところが、実は、この「市有林をメガソーラー発電所とサッカー場にする」ということは議会での採決を経ていない、市長専決事項として決められただけだったのです。
しかし、その専決事項を決めた大久保市長は、❶「インターネットによる署名が多かった!」❷「飯能市民以外の署名が多かったので市民の総意ではない!」❸「同一人物が書いたような筆跡が多かったので信用できない!」という理由で、その署名を無視したのです。
この❶❷❸が「信用できない理由」にされたら、今後、市民の過半数を超える反対署名を集めたとしても「無視される」でしょう。
もはや、「間違った行政を糺す」手段としては、もう「反対署名集め」は「苦労が多い割には効果が無い」方法なのでしょう。
しかし、だからと言って「間違った行政を糺す」ことを諦めるわけにはいきません。
そこで、市民が考えた「次の一手」は「マスコミへの取材依頼」でした。
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2022-10-06 Thu
もしも、今から<阿須市有林に造られてしまったメガソーラーへの反対署名集め>をするとしたら、単なる「反対の表明」ではなく、<飯能市とHISAで交わした諸契約の無効とソーラーパネル撤去と市有林の再生を求める署名集め>になるでしょう。
しかし、2度目の署名の目的は「反対署名の提出」ではなく、「反対理由」と「契約無効・パネル撤去・森林再生の可能性がゼロではない!」ことを市民に知ってもらうことなのです。
そのためには「署名をお願いする趣意書」には、下記の4点を明示して始めることが重要でしょう。
❶長年その有効活用法が定まっていなかった阿須山中市有林の有効活用案を広く市民から公募すること自体は賛成だが、その公募する有効活用案に「森林の3/4以上は残すこと」、さらに「最優秀提案に認定された有効活用策を任せる民間事業者は、その活用策事業の経験者に限定すること」という制約条件を明示しなかったことは極めて重大な過ちだった。
❷飯能市が埼玉県から借りた20億円で、飯能市土地開発公社から市有林として買い戻した市有地を、年間わずか120万円の賃貸料で20年間貸し付ける土地賃貸借契約は、市有財産を不当に安く民間に貸し付けるという市に対する背任行為であるだけでなく、市議会の同意を得ていないので無効にすべきである。
❸森林文化都市を謳っている飯能市が、自然豊かな市有林(約17ha)の丘陵の3/4を、市議会の同意を得ないまま民間事業の大土木工事で破壊させたことも極めて重大な過ちだった。
❹一般社団法人飯能インターナショナルスポーツアカデミーに「阿須山中市有林(約17ha)を賃貸して「専用サッカー練習場(約1ha)とサッカー倶楽部経営資金稼ぎのためのメガソーラー発電所(約10ha)を造らせる」ことも市議会の同意を得ていないので、それに関するすべての契約の無効を求める。
以上4点の意見と要望を託す署名なら、再度集める意義は有るでしょう。
もちろん、その署名に市民の過半数を超える筆数を集めて飯能市に提出しても、前回(2020年6月)の署名簿のように、市には無視されるだけのことは判り切っています。
だからこそ<次の一手>が求められるのでしょう。
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2022-10-08 Sat
署名活動に効果が無い場合、次の手段は「市長リコール」ですが、これは署名集め以上に「ハードルが高い!」ものです。それは「市議会リコール」も同じでしょう。
どうせ、「高いハードル」なら「市長市議会同時リコール」にすれば、話題性が有って全国から注目されるかも知れません。
リコールのための署名集めに必要な時間とエネルギーは「市長だけのリコール運動」も「市長市議会同時リコール運動」も、あまり違いは有りません。「倍になる」というわけでもないようです。
リコール以外では、市議会に「特別調査委員会(いわゆる百条委員会)の設置を求める方法も有りますが、「阿須山中の違法状態」を容認している市議が過半数を超えている現状では「開設の可能性」はほぼゼロに近いでしょう。
伐採木売却代金不正疑惑も、議会の同意を得ない市有地の賃貸借契約も「捜査当局による告発の有無は依然として未知数のようです。
ならば、もう市民有志による「行政訴訟」で対抗する以外に有効な手段は無いのかもしれません。
住民が行政訴訟を起こす際の最初の課題は「弁護士選び」と「裁判費用の捻出」です。
裁判費用は、原告団に大勢の市民が加われば必要額は集まるかもしれませんし、クラウドファンディングも可能です。
しかし、弁護士は「誰でもいい」というわけにはいきません。少なくとも「行政訴訟に対する豊富な経験」と、今回のデタラメ行政に対する強い対抗心を求めたいものです。
市の違法行為の「時効」を考慮したら、もう取り組まなければならないのかもしれません。
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2022-10-10 Mon
阿須山中の市有林メガソーラーは、いつの間にか完成し、発電もサッカー場の使用も始まっていました。
事業者(HISA)は<完成披露レセプション>をやらないのでしょうか? それとも「やれない理由」でも有るのでしょうか?
既に完成後の現地を見て来た人の報告によると「市道のはずなのに通行禁止」になっていたり、市有地を借りているだけなのに「私有地だから立ち入り禁止」という表示看板が立てられているそうです。
「市から借りている当事業所の占有地」と表示するならともかく市からの借りているだけの借地を「私有地」と表示しているのは、その事業者の常識度(?学力?国語力?)を疑いますね。
Facebookに投稿されていた画像だけでは「位置関係がよく判断できない」ので、私も現地で確かめてきます。
長谷川順子市議が<現地ツアー>を企画していますのでそのFacebookでの案内を下記に転載します。
私もこの日は<集合場所>のバス停から参加する予定です。
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日時:10月16日(日)
集合時間:8時35分
集合場所:飯能駅南口、トイレ前ベンチ付近
8時45分発→西武バス・東青梅駅行き 乗車
✅参加費200円(資料・保険代含む)です。
✅歩きやすい服装、靴
✅雨具
✅バス代(片道180円)
✅飲み物ご持参ください
正味160分間コースです。
☔少雨決行・荒天の場合は中止とします。
資料の用意があるのでなるべく10月15日(土)お昼12:00までにメールにてお申込み下さい。
申込&問合せ先
メール✉:azu.hanno@gmail.com
主催:加治丘陵の自然を考える会・飯能
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転載は以上です。
(全732字)
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2022-10-12 Wed
現地歩きは「炎天下」と「雨天当日とその後3日間」は避けた方が無難です。しかし、9月は雨天が多かったので現地に行きそびれてしまいました。
それに夏風邪をこじらせていたので、昨日(10/11)はとうとう約2か月振りの現地歩きになってしまいました。
まだ本調子ではないので現地は「ラジコンカーサーキット場」前の唐沢川を渡る橋まで奥さんに車で送迎してもらいました。
いつものように、ドッグラン前の山道から登って、稜線のハイキング道を通ってソーラーパネル現場の中を横切るコースは全周で約2時間以上は要するので、今回は最初からそのコース歩きは諦めました。
唐沢川を渡る橋に「部外者立入禁止」の表示が無ければ、そこから現地の中を通って、稜線のハイキング道に抜ける心づもりでした。
今日の現地入口は「立ち入り禁止」表示が無いどころか、誰もいないようなので、そこから坂道を登り、「サッカー場利用者専用」と言われている階段ロードを登って、サッカー練習場全域を見下ろせる場所までは息を弾ませながらなんとかたどり着けました。
そこからサッカー場やパネル設置エリアのフェンス外(つまりHISAの管理外のエリア)を通って、いつもの稜線のハイキング道に行く予定だったのですが、歩ける状態にはなっていなかったので、「現地歩き」はそこで断念。来た道を戻って唐沢川の橋を渡って市道に出ました。
今回もFacebook飯能会に投稿した内容を転載します。
(静止画7枚・動画2本)
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【阿須市有林メガソーラー&サッカー場工事現場レポート】33
❶前回(8/16)から約2ヶ月ぶり。工事現場に必ずある「案内標識看板」がすべて撤去されていたのでもう工事は完了したのだと思います。
❷他の市民のブログやFacebookによると既に太陽光発電は稼働し、サッカー練習場の使用も始まっているとのことです。
❸でも今日(10/11)は誰にも会いませんでした。唐沢川に架かる入口の橋にも出入り禁止の立て看板や進入禁止を示すロープや柵も無かったのでそのままサッカー場への坂道と階段道を上っていきました。階段は数えた限りでは117段。入り口の橋から近道のこの階段も、やや遠回りの上りのスロープも選手たちのトレーニングには適していると思います。
❹「部外者は立ち入り禁止」の表示は入り口にも途中の道にもどこにもなかったので通行させていただきました。
❺確か「山の中で他に通り抜ける手段のない土地はたとえ他人の占有地であっても歩行者には通行権が有る」という判例を聞いたことがあるので通らせていただきました。しかしサッカー場を超えたソーラーパネルの入り口にはハッキリと「立入禁止の表示」が有ったので、今日はそこで引き返しました。
❻サッカーグランドは観客席やトイレ等が無いので単なる練習場仕様でした。
❼この大水対策の調節池を兼ねたサッカー場は意外と深さが足りないので本当に唐沢川の氾濫を防ぐだけの溜水が出来るのかどうかは素人の私にはには判断できません。
❽このメガソーラー&サッカー練習場を推進してきた当時の大久保市長が言っていた「市民のための素晴らしい施設」「飯能に多くの人を呼ぶ施設」が完成したのだから大勢の市民に公開する「完成披露セレモニー」などは企画されないのでしょうか?
〈追記〉
10/16には加治丘陵の自然を考える会主催の現地案内ツアーが予定されているそうです。
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(全1508字)
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2022-10-17 Mon
★現在進行形『市有林メガソーラー騒動記in飯能市』2022年版★ ⇒【工事の進捗状況を撮り続ける】No.34 市有地を借りているだけなのに「私有地だから立ち入り禁止!」というのは許されるのでしょうか?
昨日(10/16)も現地に行ってきました。
前回(10/11)から間を空けなかったのは<私有地表示看板>の画像を自分のスマホでも撮りたかったからです。
知人がネットに上げた画像をDLすることもできるのですが、それではその看板の位置に確信が持てません。
そのため昨日(10/16)は、ドッグランの前の橋を渡って、立正佼成会の所有地の中のハイキング道を登って稜線にたどり着きました。
メガソーラー現地の東端の入り口にその<私有地表示看板>は有りました。画像はFacebook飯能会に投稿しておいたので、そちらをご覧ください。
2022/10/17Facebook飯能会【阿須山中メガソーラー&サッカー場工事現場レポート】34
画像のように立て看板には「市道以外は私有地のため、関係者以外立ち入り禁止 管理者」と表示されています。
このメガソーラー現地(約18ha)のうちの約17haは、「飯能市が事業者(HISA)に貸している市有地です。
本来であれば「市道以外は、当事業者が市から賃貸している占有地のため・・・」と表示すべきではないのでしょうか?
「市有地を借りている人」が「私有地」と表記することに違法性は無いのでしょうか?
「管理者」という表示には、管理責任を追うべき事業者の固有名詞が記載されていません。
本例であれば「一般社団法人飯能インターナショナルスポーツアカデミー(略称HISA)」と具体的な固有名詞を表示すべきなのではないでしょうか?
もしかしたら、「現地の諸権利の売却が近々予定されているから」なんてことも有りえるからなのでしょうか。
もし、HISAが現地の管理を委託している業者が居るのであれば、その業者の固有名詞を表示すべきなのではないでしょうか? (できれば所在地と電話番号と管理責任者氏名も)
このメガソーラー現地の中に約1ha前後の「HISA関連事業者が所有する私有地が含まれている」ことは事実ですが、問題は、その場所です。
少なくとも、この稜線のハイキング道の近辺ではないはずです。
本当の私有地ならば、そのエリアに「私有地のため、関係者以外立ち入り禁止」にするのは当然の権利です。
なので、この稜線のハイキング道からメガソーラー現地を横切る東端と西端の<私有地表示看板>は撤去すべきでしょう。
そのうち誰かが、この<私有地表示看板>の下に下記のような「説明プラカード」をぶら下げたら面白いでしょうね。
「この私有地という表現は事業者(HISA)の嘘です。このメガソーラー現地全域の17/18のエリアは飯能市が20億円で買い戻した市有地を年額120万円の超安値で賃貸している場所です。
確かに、このメガソーラー現地の中に、事業者(HISA)の私有地(全体面積の約1/18)は存在しますが、ここではありません。
こんなプラカードをセロテープで勝手に取り付ける行為は「器物破損罪」になるのでしょうか?
それとも「誣告罪」になるのでしょうか?
(全1174字)
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2022-10-20 Thu
怒りと意欲だけで、充分な専門知識と資金を有していない市民有志が、自分の住んでいる市役所と市長を相手に行政訴訟を起こして勝つには、有能な弁護団と最後まで裁判をやり抜く覚悟の原告団を結成することが不可欠だそうです。
私は、遅まきながら関連書籍を数冊購入して俄か勉強を始めています。
そこで分かったことは、現時点では下記の4点です。
A・行政訴訟は公権力の違法性を是正する訴訟である。
B・行政訴訟によって新しい判例、解釈論をつくることができる。
C・行政訴訟は、民事訴訟のように「当事者間の利害調整を考える必要がない」ので、和解するか否かでは悩むことはない。
D・常に原告のほうから積極的、攻撃的に裁判を進められ、「刑事事件で無罪を勝ち取る」よりは勝算は大きい。
(『事例に学ぶ行政事件訴訟入門』野村創著より)
私自身は以上の4点で「行政訴訟の原告になる」勇気を得ることができました。
さらに幾つかの書籍やwebサイト等を読んで、下記の5点の重点も理解できました。
❶行政訴訟に意義を感じている信頼できる弁護士に代理人を依頼し、原告団と弁護団で地道な勉強会と意見交換会を重ねていくこと。
❷裁判に必要な費用を予め概算し、弁護士への報酬内訳や支払方法を事前に決めておくこと。
❸弁護士報酬を含めた裁判費用はできるだけクラウドファンディングを始めとする支援者カンパで集めるが、不足する場合その全額は原告団が負担すること。
❹弁護士の負担を軽減するために、裁判に必要な原資料はできるだけ原告団が集めて、弁護団に提供すること。
❺マスコミやSNSで裁判状況を発信する場合は「弁護団の統一見解」「原告団の統一見解」「原告個々人の私見」を明確に区別しておくこと。
当然、私は「原資料の収集と提出資料の作成」に時間を割かなければと決めています。
(全759字)
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2022-10-29 Sat
これから飯能市を相手に行政訴訟を起こす目的は、私個人としては下記の6点です。
❶大久保前市長が強行し、新井現市長が継続した<阿須山中土地有効活用事業>は、「活用プランを公募する」ことも、「市有林の3/4を破壊して造る民間サッカー倶楽部専用の練習場(1ha)と倶楽部運営資金稼ぎのためのメガソーラー発電所(10ha)を造る」ことも、そのサッカークラブに「県から20億円借りて買い戻した市有林を年間120万円という極めて低い賃料で貸す」ことも、「数千万円が見込めた伐採木売却代金をそのサッカー倶楽部の収入にした」ことも、全て市議会の審議採決を経ないで市が勝手にやったことだという事実を市民に知らせたい。
❷裁判で争うのは、「サッカー練習場建設の是非」でも「メガソーラー発電所の是非」でもなく、「森林文化都市を謳っている飯能市が自然豊かな里山の市有林の3/4を民間の利益のために破壊すること」「市有財産に多大な損害を与えていること」の正当性、合理性、妥当性、公平性、違法性の有無を争いたい。
❸大久保前市長が阿須山中土地有効活用事業について「市民に重要な事実を幾つも隠蔽してきたこと」や「虚偽の説明を重てきたこと」を、事例を挙げて市民に知らせたい。
❹<阿須山中土地有効活用事業>自体の違法性、犯罪性を認めさせて、全ての契約を無効にしたうえで「完成しているメガソーラー発電所とサッカー練習場を存続させた上で経費と売電収入の配分を見直す」か、それとも「全てを撤去して森林を再生させる将来を選ぶか」、をそのどちらか裁判終結後に改めて議会で審議させ採決で決めるようにしたい。
❺この行政訴訟の過程で、飯能市議会の過半数を超える保守系市議が、「議会合意を得ていない阿須山中土地有効活用事業を議会で誉めたてて来た数々言動の事実を市民に知らせたい。
❻市長選で「メガソーラー強行の現職大久保市長」を批判して当選した新井現市長の「メガソーラー見直しを選挙で公約したことはない!」という言動と、検証委員会の妥当性、合理性、公平性、公示性なども追及していきたい。
上記の目的を「一つの行政訴訟」で達成することができるか否かは、もちろん現時点では未知数です。
裁判上の戦略戦術は弁護団の意見を聞かなければなりません。素人の原告団はそれに従うだけです。
しかし、行政訴訟は原告が起こさなければ始まらないのです。
(全983字)
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