2003年4月14日(月)に投稿された作品  計6首
出口を
失った言葉が
思いが
みんなを
傷つけている
     しづく
反戦活動なんて
私の世代には
歴史のお話だと思ってた
「こんなはずじゃなかっただろ」
歌声に青空も滲む
           みつき
何もしなかったら
無力は無力で終わる
無力でも良い
行動を起こそう
その一つとして五行歌を書く
        唐たちばな
まずは
この戦争を
推し進めた者達が
自分の罪に
気づくこと
     木の花
メソポタミヤ文明の
大切な大切な
お宝まで
破壊され 盗まれ
罪のオンパレード
       木の花
攻撃される戦争も
悲惨だが
自国民の略奪のほうが
心の後遺症は
大きいのかもしれない
        小久保 達