「戦争に行きたくない」
その叫びを奪い
修羅の場の
駆り立てた
時代があった
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のびた
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逆らえばビンタで
自立精神を
抹殺し続けた
帝国軍隊
裁かれていない
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のびた
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戦争を
讃美する者には
蝿と蛆
そして死臭が
ふさわしい
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のびた
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天皇は神だ
というウソのまま
戦死した魂が
今も宙を
さ迷っている
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のびた
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特攻隊を
海に散らした
指揮官と
同じ顔つきの
政治家がいる
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のびた
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反省がないのも
当り前
好戦派が
今もこの国を
牛耳っている
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のびた
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草原に
小さな泉
そこは
枯れ草
水もない
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いけいけみちこ
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データーをゆがめ
主権者を袖にした
ホワイトハウスは
陰謀の巣か
中世の暗黒のよう
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叶 静游
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平和は
空気のようには
無尽蔵ではなく
水のように
限りがあるらしい
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小久保 達
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カーン、カーンと
青空に鳴り響く
鐘の音
美しく、悲しい
No More War
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木の花
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