万景峰号(かのじょ)に
浴びせられた
怒号と辱め
魔女裁判の
影が重なる
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のびた
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朝鮮から
連れてこられた
陶工たちの手で
育まれた
日本文化の粋
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のびた
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どこからか
風に乗って
聞こえてくる
笛太鼓 あれは
朝鮮通信使の一行だ
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のびた
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だから朝鮮なんか
信用できない
という声のどこかに
今も残る
特別な響き
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のびた
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枯渇しない
泉のような心を
ください
平和の歌
詠い続けられるように
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木の花
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海辺に暮らした
小学生時代
近所には
大勢の朝鮮の人々
バリアーはなかった
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木の花
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自分の弱さは
自分自身が
一番よくわかる
他人のことを言う前に
自分の心に問いかけよう
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亜洲好漢
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転落防止柵工事が始まった
喜ばれる工事は
警備員まで笑顔
高知市に感謝
老人子供が安全の町
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いけいけみちこ
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七0万本の
ヒマワリの花が
北の大地を覆う
訪れる人々の顔は
平和
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