2003年11月1日(土)〜11月10日(月)に投稿された作品  計64首

改革ばかり言うのは
今までダメだったからと
白状しながら
まだやると言う
無責任政党

のびた
2003/11/01


政党を壊すのだという
その人を支持することが
壊したい政党の
支持に繋がるなら
政党政治はとっくに限界だ

みつき
2003/11/01

崖(ハケ)の上に
大型マンションが
建てられようとしている
大切な自然が壊される
カワニナが棲めなくなる

木の花
2003/11/01

四万十川では
カワニナが
肉眼で見えました
人の心と自然は
心かけねば消えますね

みちこ
2003/11/01

武蔵野段丘の崖(ハケ)から
わき出る湧水が
野川となる
夏にはホタルが飛び交い
郷土の人々が愛し守っている川

木の花
2003/11/01

ねえみんな
日本が悪くなったと
憂えているその声を
大波にして
投票日にぶっつけようよ

木の花
2003/11/01

織物作家
前田徳四郎
障害にもめでない
平和はここから
みんなで守ろう

みちこ
2003/11/01

なにごとも
新しいことに
頑張って
明日を
待ちましょう

みちこ
2003/11/01

全国に発信
します
高知県から
山と木と人
和合

みちこ
2003/11/01
この街に
こんなお店が
あったのか
のんびり歩き
意外な発見

亜洲好漢
2003/11/01
この街は
何という名の
街なのか
興味抱いて
歩く気のまま

亜洲好漢
2003/11/01
歩くことは
いいことだ
景色を楽しみ
風に触れると
心が晴れる

亜洲好漢
2003/11/01
声をあげようとか
差別の虚しさとか
言わずにいられない
映画が増え続けている
がんばれ!ハリウッド!

みつき
2003/11/01
そのままでいいのだと
知った日
急に
心が
楽になった

木の花
2003/11/02
波間に立つ
黒い影
サーフィンの
しぶきとの
コントラスト

みちこ
2003/11/02
松葉突く人の
穏やかな
顔と言葉に
グサッと
胸を突き刺される

木の花
2003/11/02
人間はいつも
神に裁かれて
いるのでしょうか
時に?弁護士と?検事に
翻弄させられるときもありますね

みちこ
2003/11/02
四面楚歌の
薮中の
たった一つの拠り所
小さな泉も
涸れかけている
      ※薮中にブッシュとルビ

のびた
2003/11/02
言葉ではない
メッセージに
気づく人は気づく
気づかぬ人は気づかない
気づける人になりたいと思う

みつき
2003/11/03
ブッシュは
どんな夢を見ているの?
早く目覚めなければ
迎賓館(ブレアハウス)も
諸ともに朽ちるでしょう

みつき
2003/11/03

昨夜観たダンスで
「マザー」の最後に
母性をこぼして行くと
表現していた
心音をバックに

みちこ
2003/11/03
こぼれるほどに
豊潤な母性
その最たるが
地球だろうか
どの国民も地球人

みつき
2003/11/03
国民を守らなかった証
日本軍が
放ったらかした
大規模地下壕は
場所もわからない

のびた
2003/11/03
西安の反日デモ
悲しく聞きながら
最初に浮かんだのは
会ったことの無い
あなたの悲しむ姿だった

みつき
2003/11/03

「事無かれ」が
「有事」を招く
その矛盾に
気づかなければ
声をあげなければ

みつき
2003/11/03


続く地方知事の
忌まわしい差別発言
詭弁で訂正しても
あなたの言葉と本質を
私は絶対忘れない

みつき
2003/11/03


「差別主義を支持するわけじゃない
 経済の活性化を支持したのだ」
こんな風に国民は
ナチス台頭を赦したのだろうか
日本が同じ轍を踏まぬよう

みつき
2003/11/03


障害児たちに
スポーツをする楽しみを
国民全体に
どん底から這い上がる希望をくれた
闘将最後の縦縞の勇姿

みつき
2003/11/03


五行歌で
生きる喜び
感じて
もらいたい
今は子供がさびしすぎるから

みちこ
2003/11/04
偏差値
支持率
視聴率
数字で踊る
現代社会

のびた
2003/11/04
国の借金を忘れて
この政権を
支持し続ける
選挙民が
たくさんいるらしい

のびた
2003/11/04

一人一人の
小さな
心の灯を
燃やせば
大きな炎となる

木の花
2003/11/05
せいぜい
コイズミ坊やと
遊ぶがいい
裁きは歴史が
厳しく着ける

のびた
2003/11/05
政治の現実は暗い
変える政党を選びたい
世界に通ずる
明解な
素材に乏しい

叶 静游
2003/11/05
政治の
暗い現実の中で
政党の小さな灯火を
大きな光にするのは
我々だと信じたい

みつき
2003/11/05
連呼が響く
世界を照らす
論戦が
届けられないのは
空しい

叶 静游
2003/11/05
善い人
善い先生の基準を
わたしは
”弱者の立場に立つ”に
置いている

木の花
2003/11/05

一人ひとりの心の火が
それぞれの言葉に
立ちのぼっている
連なった大きな炎は
いま大きな声になるだろう

みつき
2003/11/05

みんなの炎
みんなで囲む
灯を絶やさない
みんなの力は
みんなの心から

みちこ
2003/11/05

手から手へ
心から心へと
必ず伝わる
私の灯火
きっとあなたに

亜洲好漢
2003/11/05

変われるはず
みんなが自分の
利益だけに
走らなければ
みんなの力の結集

みちこ
2003/11/05
豊かさは
平和のバロメーター
みんなの力で
1×2=3
いつの日か

みちこ
2003/11/05

靖国神社参拝したけりゃ
私人でいけばよい
政教分離が
理解できない内閣を
私は理解できない

みつき
2003/11/05
選挙マシーン
みたいな
宗教団体が
腐敗政権を
支えている

のびた
2003/11/05
無口な友の
大きな存在感が
感じられない日が
続いている
背中が寒い

みつき
2003/11/05

四年前の
この日に発った
夫婦舟
もうすぐ一人
“乗客”が増え

亜洲好漢
2003/11/06

三十年前に亡くなった
祖父が突然夢に現れた
生前大好きだった酒に酔い
楽しそうに話していた
思わず「まだ生きてたの!?」と言ってしまった

亜洲好漢
2003/11/06

不治の病といわれた猫
安楽死をと言われたとき
悲しみの淵から声がした
人間以外の動物は
命を最後まで諦めたりしない

みつき
2003/11/06
よぼよぼの老犬と
七ヶ月の胎児と
胃ガンの八六歳の義父
それぞれの命
みな尊い

木の花
2003/11/06
人間がいなくなれば
平和になるのに
平和より
人間の方が
いとおしい

綾菊
2003/11/06
誰もが人間を
いとおしいと思えたら
平和はきっと来る
いとおしい人たちの平和は
もっともっと愛しいはず

みつき
2003/11/06
日本を
世界の
どこに置くのか
大切な選択の基準が
不透明だ

叶 静游
2003/11/07
ジェスチャーや
歯切れのよさで
支持率を保ち
政道をきめる悲劇は
民族衰退の一里塚

叶 静游
2003/11/07

マニフェストよ
日本は
どんな国際秩序を
目指すのか
ビジョンを見たいのだ

叶 静游
2003/11/07

公正を看板に
24年も議員をやった
男の功績は
富者に富
貧者に貧

のびた
2003/11/07
やっぱり
このサイトが好き
”命”への
コメントが
どっさり

木の花
2003/11/08

みんなが
その気に
ならないと
世界の平和は
絶対にこない

みちこ
2003/11/08

平和は
歩いては
やってこない
平和への思いを
強く、強く

木の花
2003/11/08
安物の
笑顔と
騒音
街にばら撒き
活動はおしまい?

青香
2003/11/08
成果主義の
雇用形態で
どうやって
能力の異なる人間の
QOLを保証するというのだ

木の花
2003/11/08

安い報酬で
短時間
働きたい
年金受給者の前に
若者の就職は厳しすぎる

木の花
2003/11/09

体制派の
跡継ぎを
取り替えることが
政治改革への
近道だ

のびた
2003/11/09
高知県は
3区とも保守
新聞よ
他の政党の
票数の重みも

みちこ
2003/11/10

候補者は
講師の先生
休講増加を
喜ぶ学生
こぞって投票

綾菊
2003/11/10