2004年2月1日(日)〜2月10日(火)に投稿された『平和を願う五行歌』作品  計23首

戦争も知らず
    飢えも知らず
    今日の誕生日まで
    平和な五十年を
    生かされて来た

2004/02/01
会津太郎

神さま
    私たち人間は
    戦争をしないでは
    生きて
    いけないのでしょうか

2004/02/01
会津太郎

産経新聞社の
イラク便り
印税は寄贈予定と
外務大臣が書いているが
以下に使われるのか

2004/02/02
いけみちこ

派遣自衛隊員の
笑顔は何?
出征する父は
あの時
真剣だった

2004/02/01
いけみちこ
それが最後の
別れだったが
あの真剣さは
私の人生を
支えた

2004/02/03
いけみちこ
又も祝福されず
派遣された自衛隊員
なんで政治は
いつもこうなのか
かわいそうじゃないか

2004/02/03
徳川内大臣
忍び寄る
軍隊式
迷彩服に身を固め
隊旗授与式に整列する
派遣隊員

2004/02/03
木の花

戦争で
人を殺傷して
人権などと言う
面の皮の厚さが
売り物だ

2004/02/05
のびた

引き金に指を当て
生死を賭けた
とっさの判断
敵も味方も
命は一つ

2004/02/05
青香

目を閉じて
楽しい光景を
描ける子であって欲しい
夢を描ける
子であって欲しい

2004/02/05
木の花
イラクに行くのに
大げさな
儀式ばかりやってる
自衛隊
質実も剛健も見えない

2004/02/06
のびた
憲法を踏みにじり
自衛隊を
戦争屋の
手先に仕立てる
与党の罪は深い

2004/02/06
のびた

学歴詐称は
あの幹事長もだ
と判って
自公が急に
静かになった?

2004/02/07
のびた

イラクの為に
汗を流すと言う君よ
血を流す事無かれ
貴方達の無事を
祈っています

2004/02/08
moon light
「武器よさらば」
人類が
本当に
平和を
求めるならば

2004/02/08
のびた
生かされていることへの
敬虔な思い
感謝こそ
平和のための
武器

2004/02/08
木の花
朝まだき
雀の囀りで
目覚める
幸せを
戦地の人にも

2004/02/09
木の花
ぼくらの思いも
No More WAR
子供時代が
廃墟の中
だったから

2004/02/10
のびた
戦争は
一歩一歩忍び寄り
突然
空から
銃弾を降らせる

2004/02/10
のびた
侵略戦争を
事変と呼ぶ
言葉のごまかしで
今は海外派兵を
復興支援と言う

2004/02/10
のびた
廃墟の中で
キラキラと瞳
子ども等の
願いは
No More WAR

2004/02/10


戦争は
何も
生み出しはしない
人が
人で無くなるのだ

2004/02/10
青香

大義が
大義でないと
分かった日
偶像は
地に落ちる

2004/02/10
木の花