『平和を願う五行歌』  亜洲好漢  66首      『平和を願う五行歌』TOPに戻る
小泉首相の
突然の
初詣
一衣帯水
波は大シケ

2004/01/01

悲しみでいっぱい
涙がいっぱい
血がにじむ
悲惨な姿
胸が痛む写真集

2004/01/10

   
占いを信じ
父は女児の名巡るが
母は夢の中で男と知り
検診のエコーで確証
ああ母子の絆強し


2003/12/20
BSE問題は
飽食人類に対する神の警告か
今こそ原点に立ちかえり
米一粒に感謝しよう
生かされることに感謝しよう

2003/12/28
イラクに
ついに先遣隊
彼らに
年末年始は
関係ない

2003/12/28
歌合戦
歌い来る年
思いつつ
歌に平和の
願い託して

2003/12/31
神様が
与えてくれた
この命
役立てながら
する恩返し


2003/11/24
ブッシュ大統領
突然敵地に赴き
従軍慰安
小泉首相の目は
まんまる丸くしてるでしょう


2003/11/30

産まれた時
父はイラクで殉職
顔さえも知らないが
平和のメッセージを
残してくれた


2003/12/14
開かれた学校が
閉ざさざるを得ない
不審者の侵入
平和な地域社会が
崩壊していく


2003/12/20
四年前の
この日に発った
夫婦舟
もうすぐ一人
“乗客”が増え


2003/11/06

三十年前に亡くなった
祖父が突然夢に現れた
生前大好きだった酒に酔い
楽しそうに話していた
思わず「まだ生きてたの!?」と言ってしまった


2003/11/06

人体に興味があるから
殺してみたいと
親を殺してしまう
命の尊さがわからなければ
平和は絶対に来ない

2003/11/12
次々と
新しい命が
やってくる
平和な時代で
迎えてあげたい


2003/11/24
この街に
こんなお店が
あったのか
のんびり歩き
意外な発見


2003/11/01
この街は
何という名の
街なのか
興味抱いて
歩く気のまま


2003/11/01
歩くことは
いいことだ
景色を楽しみ
風に触れると
心が晴れる


2003/11/01
手から手へ
心から心へと
必ず伝わる
私の灯火
きっとあなたに


2003/11/05

神様が
与えてくれた
この命
役立てながら
する恩返し

2003/10/17
すっきり爽快朝目覚め
家族元気でいってきます
一日仕事を頑張れば
一家団らん晩御飯
おやすみ今日の無事感謝

2003/10/22

国益を
重視する人か
地域の利益誘導を
優先する人か
有権者が決める


2003/10/24





会ってみて
話しせずとも
笑顔から
にじみでている
人間性

2003/10/29



明日という日は
明るい日と書く
今日が暗くても
きっと明るい
明日があるさ

2003/10/03
二十一世紀の
日本の行方を
決める
この一票に
願いをこめて

2003/10/11
踏まれても
踏まれてもなお
くじけずに
ひたすら空を
見上げて伸びる

2003/10/14
眠れる獅子が
ついに龍となり
宇宙に向かって
飛び出した
神舟五号

2003/10/15
「戦後」に生まれ
「戦後」に育った
「戦後世代」
再び「戦前」にしない
誓いを胸に

2003/09/22

透きとおるような
青い空
イラクや中東でも
同じように
みえるのだろうか

2003/09/27
あちこちで
農産物の
盗難が
起こるご時世
嘆き悲しむ

2003/10/01
今日という日は
今しかないのだ
今このときを
楽しく過ごし
今日を明るく

2003/10/03
踏切の色は
阪神優勝の
パレード列車が
通るかと思う
黄色と黒の縞模様



2003/09/10
日本では
「戦争を知らない世代」が増えている
地球上で
「戦争をしない世代」
だけになることを願う



2003/09/14
なんにもなかった
疎開生活
その分
自然だけは
豊かにあった



2003/09/15
戦争末期に
生まれた母は
記憶はないが
行く末を憂い
今日も働く



2003/09/16
誰にでも
目には見えない
翼を持っている
気持ちひとつで
大いに羽ばたく



2003/08/29
人生と
いう名の本の
ページには
灰色あれば
バラ色もあり



2003/08/29
アメリカは
ベトナム戦争の過ちが
わからないのか
ドクさんが
日本で訴える



2003/09/06
同じ過ちを
何度も繰り返す
人間は
最も愚かな
生物かもしれない



2003/09/06
平凡に
見えるようでも
人は皆
苦労を隠して
その道歩む



2003/08/22
自分の弱さは
自分自身が
一番よくわかる
他人のことを言う前に
自分の心に問いかけよう



2003/08/23
暑さにも
負けじと鳴く蝉
声高に
夏の疲れを
ものともせずに



2003/08/25
中国大陸ふみしめて
大地の声に
耳を傾ける
大自然の営みに
とっても感動!



2003/08/25
図書館帰りの
若者たち
彼らの背中に感じる
夢は無限大
未来へ羽ばたけ

2003/08/16

大量兵器見つからず
フセインどこに隠れてる
アメリカ焦り
イラクの混迷深まるばかり
ついにはテロの悲惨劇



2003/08/20
国境はさんで
にらみ合う
国境越えて
殺し合う
これこそ悲劇の元凶線



2003/08/22
自然に国境はない
芸術に国境はない
音楽に国境はない
国境を越え皆で歌おう
平和の歌を


2003/08/22
また一人
偉大な歌人が
星になった
夜空に輝く
星がひとつ増えた



2003/07/13
命ある限り
歌い続けよう
友の想いを
伝えよう
天国まで届け



2003/07/13
お盆
原爆
終戦
魂を弔い平和を願う
この熱い季節



2003/08/09
平和に祈りを込めて
ひとり一歌
千人千歌
万人万歌
巨大な力

2003/08/16

悲惨な結末
想像を絶する狂走
地球上で
今日もまた
自爆テロ


2003/06/12

大自然に対抗しても
全く勝てないのに
生かされていることを忘れ
感謝することもせず
争ってばかりいる愚かさ



2003/06/13
雨上がり
梅雨の間の小休止
アジサイ満開の笑み
モンシロチョウ喜び
戯れ舞う


2003/06/16
夜明け前の夜は
最も暗いと云うけれど
平和の夜明け前はいつなんだろう
必ず夜が明けるように
明るい平和もきっと訪れる



2003/06/22
想いを込めて
ひとりひとりが折鶴作る
日本全体で
巨大な
“一億二千万羽鶴”


2003/06/01
いつまでも
続くと思うな
平和ボケ
天災と戦争は
忘れた頃に突然やってくる



2003/06/02
ヒロシマの悲劇が
モンゴルで歌い継がれる
折鶴が海を越えて
大草原に運んでいった
平和の願い



2003/06/03
ホトトギスが訪れ
ツバメが舞い
ウグイスが歌う
春を楽しみ
平和を喜ぶ鳥たち



2003/06/04
あちこちで地震
世界が揺れる
戦争で揺れ
SARSで揺れ
地球は怒っている


2003/05/26

平和実現のために
声をひとつにして叫ぼう
大きなハリケーンは
私達小さなチョウチョの
羽ばたきから始まる


2003/05/26

21世紀は
皆で力を合わせ
地球人類ひとりひとりが
もらうんだ
「ノーベル平和賞」


2003/05/29

新たな門出
いよいよ出発大海原
二人で越える荒波を
たどり着くのは
幸せの夢の島



2003/06/01
荒れるサーズ
皆で力を合わせて
ウイルスに勝とう
アジアの絆が強くなる
絶好のチャンス


2003/05/21

平和を願う
思いをひとつに
広げていこう
ネットで結ぶ
リンクの輪


2003/05/10

勝つための戦争
守るための戦争
悲しむための戦争
苦しむための戦争
今日もまたどこかで戦争している


2003/05/23

テロや戦争
新たな憎しみを生み
そしてまた繰り返す
果てしない
悲劇の拡大再生産


2003/05/24