『平和を願う五行歌』 のびた 311首      『平和を願う五行歌』TOPに戻る


事件の発端は
君たち自衛隊
人質救出のための
選択肢は
撤退しかない

2004/04/10
さっさと
引き揚げてこないと
とんでもないことになるよ
サマーワは
更に不穏な情勢

2004/04/10
評論家が
不思議なことを言う
今撤退したら
次は米国送金をやめろと
言うかも知れないと

2004/04/10
 
官房長官の
不用意な
「撤退しない」発言は
危機を
増幅する

2004/04/09
この国の
ナショナリズムに
従属国家主義という
呼び名を
献上しよう

2004/04/10
高い税金の
自衛隊
国民の生命を
守らないのなら
即刻解散してしまえ

2004/04/10
この国の宰相は
実は
ブッシュの弟だ
と思えば
全て納得がいく

2004/04/10
撤退するかしないかと
迫られているのに
これ以上
事態を悪化させないようにすると
的外れなことを言う

2004/04/09
掃討作戦という
無差別殺人
いつまで続ける
大義なき
侵略戦争

2004/04/09
本物の
人道支援活動家達が
拘束されて
贋物達は
さあどう動く?

2004/04/09
民間人を
犠牲にしてまで
守りたいのか
大義なき
「同盟」

2004/04/09
劣化ウラン弾
人が世に
送り出した物の
後始末は
できるのだろうか

2004/04/01
イラクで
日の丸軍隊が
イクラ気張っても
復興支援の
前途はクライ

2004/04/08
米占領統治
泥沼の悪あがき
スンニ派も
シーア派も
邪魔者は全て消せ

2004/04/08
自衛隊の
イラク派遣が
とうとう生んだ
邦人拘束という
一大事

2004/04/08
教育委員は
憲兵か
北朝鮮よりひどい
東京都の
君が代強制

2004/03/30
花に
野球に
サッカーに酔う
そのうち戦争も
やって来る

2004/04/01
過去から脱け出た
亡霊か
真新しい
日の丸軍服着て
熱砂に蠢く

2004/04/01
恐怖政治は
教育から始まる
君が代歌えと
口を
こじ開ける

2004/04/01
余計なお世話
と言われても
やめない
みんなが目覚めなければ
世界平和は来ない

2004/03/27
安楽をむさぼり
眠っている男の
目を覚まさせるのも
仕事の内と思えば
張りも出てくる

2004/03/27
職務命令書という
赤紙
教師の良心を
縛り嬲り
圧殺する

2004/03/30
音楽教師に
突き付けられた刃(やいば)
君が代を
強制されて
暗黒の都(みやこ)

2004/03/30
人間不信を
生み出す
プロバガンダ
疑心暗鬼は
人間を滅ぼす

2004/03/22

復活した
日の丸艦隊に
海の底から
軍艦マーチが
すすり泣く

2004/03/22

今という
瞬間に漂う
人間の せめても
生命と知恵の
保全と継承

2004/03/23

平和へのプロセス
男が目覚めないで
どうする?
女たちに
遅れをとって

2004/03/27
この一年で
どれだけのイラクが
壊されたことか
人命と生活が
奪われたことか

2004/03/20

人が死に
人が傷つく
その血を吸った
大統領は
いつか荒れ野を彷徨う

2004/03/22

大声だが
小心
背中には
人間不信の
四文字

2004/03/22

軍服に
銃携えての
「復興支援」
どこから見ても
戦闘支援

2004/03/22

パキスタンって
何やってるんねん
アルカイダ包囲も
アメリカの
子分のよう

2004/03/20

一周年には
何か
参加しよう
反戦を
身体で示そう

2004/03/20

すっかり
不人情に
なってしまったみたい
戦争や死にも
鈍感になって

2004/03/20

人々は
手をつなぎ
身体で
反戦の
意思表示をする

2004/03/20
掛け声が
空しく響く
人々は
平和に倦(う)んで
修羅を忘れてる

2004/03/20

人々は
手をつなぎ
身体で
反戦の
意思表示をする

2004/03/20

自由が売り物の
大統領演説
合州国憲法にない
「他国を侵略する
『自由』」

2004/03/20

戦争を
仕掛けたのは
アメリカだ
なかったことにしろと言っても
そうはいかない

2004/03/20
火付け盗賊が
民主主義だなんて
ちょこざいな
その片棒担ぐなんて
なお情けない

2004/03/19

事の始まりは
いつもアメリカだ
世界中に
爆薬をバラ撒いて
テロの海にする

2004/03/19

頭上に掲げた
色紙(いろがみ)が
浮かび上がらせる
PEACE
の人文字

2004/03/20

アメリカさま
次はどうしますか
忠実な手下は
顔色ばかり
窺っている

2004/03/20

金になる所しか
いじらない
政府のおかげで
北の大地の
未来は残る

2004/03/13

主体性欠落国の
株式市場
宗主国の
顔色次第で
上下している

2004/03/15

気が付いたら
火だるま
かもしれない
平和憲法も
骨抜きにされて

2004/03/18


一日ひとつ
平和を願い
一日ひとつ
自由を考える
ひとつ ひとつ

2004/03/18

須らく
米軍の傭兵に
成り下がった
自衛隊
「独立国」が哭く

2004/03/05

国を超え
人種を超え
宗教を超えて
命の尊厳で
輪になろう

2004/03/10

数多の非戦闘民を
焼き殺した男は
ご褒美に勲章を貰い
授けた男は
ノーベル平和賞を貰う

2004/03/12

強風の東京を
火の海にした
米将軍に贈られた
勲一等
旭日(きょくじつ)の輝き

2004/03/12
とうとう
陸海空揃って
イラクに展開する
自衛隊という
日本軍

2004/02/26
「裏部屋で
消されてしまったようで」
被爆船員達の
生きた 死んだ 意味を
その人は問いかける

2004/03/04

被爆させた
第五福竜丸を
スパイ船とした
核大国の暴言を
忘れない

2004/03/04

「死の灰」
忘れられかけた
この言葉を
死語に
することはできない

2004/03/04



歴史教科書から
「強制連行」という
言葉を消したい
議員たちの
「強制」の上塗り

2004/02/20
うそ泣きばかりの
世の中だけど
家族を奪われた
砂漠の民の嘆きは
耳から離れない

2004/02/23
傷病兵の義足
アコーデオンの哀歌
ぼくの中の
終戦後の
駅前風景

2004/02/24
戦火を
潜り抜けて来た
ひな達の
表情は
なぜかもの悲しげ

2004/02/25
戦前に
戻りたい人たちが
建国記念日に
日の丸掲げて
行進する

2004/02/12

恋も夢も
平和であればこそ
戦禍の
現実は
成就を妨げる

2004/02/13

日の丸よ
ただのプリントされた
布切れよ
再び外地で
いのちを弄ぶのか

2004/02/14
戦争は
人を傷つけ
この世から
恋も夢も
消してしまう

2004/02/17
ぼくらの思いも
No More WAR
子供時代が
廃墟の中
だったから

2004/02/10
戦争は
一歩一歩忍び寄り
突然
空から
銃弾を降らせる

2004/02/10
侵略戦争を
事変と呼ぶ
言葉のごまかしで
今は海外派兵を
復興支援と言う

2004/02/10
情報が
間違っていたなんて
それで戦争を
始められたんじゃ
たまらない

2004/02/11
イラクに行くのに
大げさな
儀式ばかりやってる
自衛隊
質実も剛健も見えない

2004/02/06
憲法を踏みにじり
自衛隊を
戦争屋の
手先に仕立てる
与党の罪は深い

2004/02/06

学歴詐称は
あの幹事長もだ
と判って
自公が急に
静かになった?

2004/02/07

「武器よさらば」
人類が
本当に
平和を
求めるならば

2004/02/08
K総理と
K代表の
K党による
海外派兵
KKKKとはやりすぎだ

2004/01/27

総理大臣が
発言を
撤回しては
「勉強した」と言う
無責任ぶり

2004/01/29

白装束とか
金正日とか
報道の
目くらましで仕組む
戦争国家への道

2004/01/29


戦争で
人を殺傷して
人権などと言う
面の皮の厚さが
売り物だ

2004/02/05

経済制裁だなんて
餓えて死ねと
言っているのと同じだと
考えたことは
ないのかな

2004/01/24

絵に描いたような
茶番劇を
世界の桧舞台で
演じて見せた
日の丸先遣隊

2004/01/26

憲法を踏みにじり
自衛隊を
戦争屋の
手先に仕立てた
与党の罪は深い

2004/01/26

イラク派兵という
大事な問題があるのに
古賀君
君のおかげで
ニュースはそればかり

2004/01/27
日の丸も
平和の青空に
はためいてこそ
修羅の戦地には
似合わない

2004/01/22

平和は
黙っていては来ない
平和がなければ
家族の
平穏もない

2004/01/22
誤射も誤爆も
れっきとした
殺人だ
人権を言うなら
裁かねばならない

2004/01/23

世の中
変なことばかり
私腹を肥やす
政治家が
道徳を言う

2004/01/23

お前は
トチ狂っている
初詣に
靖国神社に
行くなんて

2004/01/16
自分達で
選んだから
文句も言えないが
ぼんくら宰相を戴いた
国民の不幸

2004/01/16
アメリカ軍の
手下を務める
自衛隊は
装備も戦い方も
みんな同じらしい

2004/01/17
世論調査のたびに
思うこと
世の中には
戦争を好む人が
いるんだな

2004/01/19
空襲の
恐怖を
忘れられないから
アメリカに頼る?
あのアメリカに?

2004/01/14

戦争だらけの
地球は哭いている
ただもう
死にたくないと
哭いている

2004/01/14
票格差5倍でも
違憲と言わない
最高裁
法と正義を
忘れてる

2004/01/14
死票と票格差で
しっちゃかめっちゃかの
選挙制度が
権力者には
好都合

2004/01/16
誰が見たって
軍隊だから
自衛隊は
軍隊と
翻訳される

2004/01/11
自民党ばかりか
民主党もか
政党助成金が
選挙や政治を
ダーティにする

2004/01/11
恐い社会だと
そればかり唱えて
壊れてくる
人間の
心が恐い

2004/01/13
体内のDNAが
そうさせるのか
平成の空に
米軍空襲警報が
鳴り響く

2004/01/14
透明な
思いの花瓶に
活けたい花は
大輪の
平和(ピース)のバラ

2004/01/08

そろりそろりと
自衛隊を
海外に送り出す
公明党は
軍国化への先遣隊か

2004/01/08

軍隊が行けば
攻撃もされよう
戦争している国に
そこだけ安全な一角
などありえない

2004/01/08


地球は
誰のもの?
世界中にいた
先住民族という
「過去」の人々

2004/01/10

アメリカ人よ
「新たなテロ」を
繰り返し
やっているのは
自分達だと知れ

2003/12/25

戦争はもういい
平和がほしい

二〇〇三年
大地の叫び

2003/12/26
腐敗だらけの
政党を
支持する
選挙民が
腐敗をつくる

2003/12/28
右手にペン
左手に
バラを持って
さあ
平和の歌を歌おう

2004/01/07

どこから見ても
戦闘態勢の
壮行会
進軍ラッパ
高らかに響かせて

2003/12/23
後ろめたさが
滲み出ている
防衛庁長官の
視線は
いつも左下

2003/12/23
大量破壊兵器あっても
役に立たない
「大地のテロ」地震が
アメリカ本国を
揺さぶる

2003/12/24
何万枚
ビラを刷っても
迷彩服だったら
人道支援だと
思うはずがない

2003/12/25
正義って
いったい何だろう?
法も哲学も
軽んじられる
今の世界で


2003/12/16
サダムフセインを
取り調べるという
CIAの
謀略の歴史を
取り調べたらいい


2003/12/18
銃剣で
「敵」を殺傷した
日本兵が
親たちだったという
歴史は消せない


2003/12/19
カラオケで
「イムジン河」を歌うと
涙が出てくる
何だか知らないが
涙が出てくる


2003/12/20
58年の
歳月はどこへ
戦地に赴く
自衛隊員に
日本兵の影


2003/12/14
戦争犯罪を
裁くって
いったい誰のこと?
天に
訊きたい


2003/12/15
スタイリスト純一郎
お似合いの
ファッションは
星条旗柄の背広に
日の丸ズボン


2003/12/15
爆薬の
臭いがする
政府高官の
発言の
一言一句に


2003/12/16
若者たちよ
未来は君たちのものだ
平和も
戦乱の世も
君たちが選ぶことになる


2003/12/11

憲法九条でこそ
日本は
高らかに
平和国家を謳い
それが国際貢献だった


2003/12/11

九条がなかったら
朝鮮戦争にも
ヴェトナム戦争にも
真っ先に
駆り出されていたことだろう


2003/12/11

報道もビジネス
と言って憚らない
米報道官
金のためなら何でもする
と言いたげな


2003/12/13

平和な世界を
求めるなら
米日政権の
愚昧コンビを
退陣させるしかない


2003/12/09
国際貢献という
包みに
爆弾を隠して
隊員は
戦地に送られる


2003/12/11
もし九条がなかったら
とっくの昔に
アメリカの傭兵に
されていただろう
今 それが始まる


2003/12/11

国際貢献という
包みに
爆弾を隠して
隊員は
戦地に送られる


2003/12/11
誤爆だらけの
米軍
外国で
軍隊を動かす
資格がない


2003/12/09
子どもたちを
どれだけ
殺したら
テロはなくなると
いうのだろうか

2003/12/09
平和を語るのは
誰にでもできる
大事なことは
戦争をしないこと
させないことだ


2003/12/09
イラク派遣予定自衛官を
追いかけ回している
メディア
話を聞いて
どうしようというのか


2003/12/09
戦争は
引き裂き
平和はつなぐ
信じ合えば
引き裂けない

2003/11/25

二大政党制が
どれほどの
ものかと思う
米英怒涛の
イラク侵略を見れば


2003/11/25

思いの中身が
内向きだと
歌もそうなる
これでよいのかと
歌が問いかける

2003/11/26
その国の
憲法の理念と
首相の言動が
一致しないとき
信頼が崩れる

2003/11/26
経済制裁は
貧困と飢餓を
拡大すること
子供や年寄りを
泣かせること


2003/11/14
アメリカを
守るために
働くのが
自衛隊だと
指令が飛ぶ


2003/11/20
どんなに偉そうな
顔をしていても
選挙権を
行使しなければ
社会人失格なのだ


2003/11/21
どんな市町村も
財政破綻は
土建政治が
産み出したものと
覚えておこう


2003/11/23
体制派の
跡継ぎを
取り替えることが
政治改革への
近道だ


2003/11/09
お父さんの
議席を守った
なんて
まるでファミリーの
私有財産みたい


2003/11/11
国全体は
変わらないが
福岡ショック
与党の大物たちを
落選させた


2003/11/11
経済制裁がいいって
簡単に言うけれど
無抵抗の女子供に
どんなにむごいことか
考えたことがあるかしらん


2003/11/12
国の借金を忘れて
この政権を
支持し続ける
選挙民が
たくさんいるらしい

2003/11/04

せいぜい
コイズミ坊やと
遊ぶがいい
裁きは歴史が
厳しく着ける


2003/11/05
選挙マシーン
みたいな
宗教団体が
腐敗政権を
支えている


2003/11/05
公正を看板に
24年も議員をやった
男の功績は
富者に富
貧者に貧


2003/11/07
改革ばかり言うのは
今までダメだったからと
白状しながら
まだやると言う
無責任政党


2003/11/01


四面楚歌の
薮中の
たった一つの拠り所
小さな泉も
涸れかけている
      ※薮中にブッシュとルビ


2003/11/02
国民を守らなかった証
日本軍が
放ったらかした
大規模地下壕は
場所もわからない


2003/11/03
偏差値
支持率
視聴率
数字で踊る
現代社会


2003/11/04
戦争の過去を
美化して
作り事にしてはいけない
歴史は厳然と
あるがままにある

2003/10/21
 
 



国会に巣食う
ゼニダニや
コガネゴキブリを
大掃除するチャンス
それが総選挙


2003/10/24



まだ決まっていません
先送りではありません
逃げてるわけではありません
ただ
(言い逃れしてるだけです)


2003/10/27



候補者が
好き勝手を言って
こぶしを振り上げる党
望み通り
ぶち壊してやろう


2003/10/31
女性たちの
地位が高まれば
どこも自然に
平和になる
そういうものだ


2003/10/14
現実の脅威は
国の内部にある
根拠のない
仮想敵国相手に
軍事大国化を進めて


2003/10/14

自由の面をかぶり
星条旗をまとって
戦争で
ぼろ儲けする
やつらがいる


2003/10/18
国民感情が
高まっているから
北へ圧力かけろと言う
この煽動が
対話を妨げる


2003/10/20
アメリカの
下僕(しもべ)に
成り下がって
大金を貢いで
どこに愛国心?


2003/10/10

地球は
誰のものでもない
アメリカでも
ブッシュでもない
地球自身のもの


2003/10/12
本当の
政治改革は
問題議員を
大掃除すること
そこから始まる


2003/10/12

男任せだから
へんなことになる
女たちが
目覚めれば
世の中は変わる


2003/10/13

薄ら笑いと
誠意のない
答弁で
テロ特措法延長が
通る


2003/10/06

同盟国だか
従属国だか
知らないが
ただ言いなりになっている
そんな国のそんな首相


2003/10/07

頭(こうべ)を垂れ
恥じるべし
創氏改名で
朝鮮人が受けた
屈辱を思うなら


2003/10/09

問題発言を
風化させてはいけない
あきらめや無力感は
「政治家」の
思う壷だから


2003/10/10
天皇の赤子(せきし)を
産めよ増やせよ
と言われた時代
男子は
戦争の要員だった


2003/10/04


合衆国の合唱曲
♪大量破壊兵器は
大国ならいいさ
小国はだめよ
だめだめ〜♪


2003/10/05

♪あなただめだめ
私のものよ
兵器持ったら
噂だけでも
叩き潰すわ♪


2003/10/05

でっち上げ情報で
国一つ
潰せる
大量破壊兵器より
怖い話


2003/10/06
平和が続くので
ありがたさが
わからない
水や空気と
同じように


2003/10/02
戦争は
引き裂き
平和はつなぐ
信じ合えば
引き裂けない


2003/10/03

生まれたときは
戦地にいて
二度と帰らなかった
伯父二人の顔を
私は知らない



2003/10/04


イラク復興支援に
EUトータル三百億円で
日本一国が
六千億円出すとしたら
どこが応分なのだろう


2003/10/04


5%のいいとこに
ほだされ
95%の悪を許すと
ムネオのような
議員が育つ


2003/09/25

人が死ぬと
まずいから
イラク派兵は
選挙後にするという
与党の打算


2003/09/27
自民党を
応援する
人々は
戦争への道を
望んでいるのだろうか


2003/09/29
ますます横柄で
高飛車な
物言いをする
男が映ると
テレビを消す


2003/09/29
絵筆の代りに
銃を持たせて
早逝させた
罪は
永遠に消えない


2003/09/23
「応召」って何だ?
絶対服従で
臣民を
戦地に
駆り立てておいて


2003/09/23
世界を
見てきたから
言えることもある
この美しい山河を
大切にせよと

2003/09/25
日本の政治が
ダメになるのは
意識が低いからだ
と書くと
選挙民が怒る


2003/09/25
ぼくのふるさとには
山も川もない
あるのは
焼け野原の
思い出ばかり


2003/09/22
全て黒枠で
縁取られている
絵に
画学生の青春が
封じ込められて


2003/09/23
全て黒枠で
縁取られている
絵に
画学生の青春が
封じ込められて


2003/09/23
戦死した
画学生たちよ
君たちの描いた
画材は
もうここにはない


2003/09/23
頼むから
戦争の応援だけは
しないでくれ
総理の器でないのは
分かっているから



2003/09/11
テロを容認する
知事を
糾弾しない
議員たちの
本性が見える


2003/09/21
「当然のいきさつがあった」と
テロ擁護する都知事
この論理だと
アルカイダも
正当化されることになる


2003/09/22
敗戦から
立ち直る頃は
ずっと真面目で
必死だった気がする
バカ番組など少なくて


2003/09/22

見せびらかすだけの
日の丸軍隊なんて
みっともないから
早く
引き揚げなさい



2003/09/03
戦争になって
初めて知る
平和の値打ち
では
遅すぎる



2003/09/05
時間をかけた
思想動員で
人殺し戦争を
ゲームと楽しむ
人々がいる



2003/09/06
戦争しない
軍備はいらない
だけでどんなに
生活がよくなったか
忘れてはなるまい



2003/09/10
私は
ボタンを押しただけ
殺した人々を
見ていない と
焼夷弾投下米兵の証言



2003/09/01
最新兵器で
弱小国を
叩き潰して
ほくそ笑むのは
真に野蛮な国



2003/09/03
アメリカが正義だ
みたいな論理で
世界中に
火種を撒き散らす
それがことの始まりだ



2003/09/03
声は 叫びは
土深く
埋もれたまま
君が掘り起こして
野に放て



2003/09/03
戦争に
目を塞いではいけない
破壊と殺戮の悲惨を
直視し続けることが
平和の礎を築く



2003/08/30
復活ほど
強いものはない
死にかけた命が
フリーダ・カーロの
絵を支える


2003/08/30
情熱を語るなら
フリーダ・カーロの
絵と人生も
メキシコの大地と
革命の風土を



2003/08/30
英雄の物語を
膨らませて
虚実ないまぜの
歴史観は
ジワリ刷り込まれる



2003/08/31
真実が
語られなければ
歴史にならない
後世の作り事では
歴史にならない



2003/08/28
人生を
反戦平和に
捧げた人がいた
かすれ消えかけた
歴史が蘇る



2003/08/28
時代の流れの中で
人間の心の
真実に
光を当てることで
歴史は歴史になる



2003/08/29
朝鮮やかと
書く国もある
日の本も
中華も
それぞれである



2003/08/29
国民のための
汗ならかこう
見知らぬ国で
血を流すのは
ゴメンだと言おう



2003/08/26
言葉に詰まると
政治家が使う
シュクシュク
一体
どんな意味がある?



2003/08/26
拉致に大騒ぎして
強制連行には
冷淡な
日本という
国の身勝手



2003/08/27
身に刻まれた
従軍慰安婦の真実を
生きている中にと
しぼり出す
老女たちの証言



2003/08/27
狂気の時代に
再突入するのか
万景峰号帰れと
時代錯誤右翼が
蠢動する



2003/08/25
人類の
いなかった頃の
地球では
どんな音だったか
想像を廻らす



2003/08/25
人道を叫ぶ
拉致家族が
先頭に立つ
祖国往来妨害の
非人道



2003/08/26
船一隻への
嫌がらせに
夢中になる
日本社会の
せせりんきんたま



2003/08/26
万景峰号(かのじょ)に
浴びせられた
怒号と辱め
魔女裁判の
影が重なる



2003/08/23
朝鮮から
連れてこられた
陶工たちの手で
育まれた
日本文化の粋



2003/08/23
どこからか
風に乗って
聞こえてくる
笛太鼓 あれは
朝鮮通信使の一行だ



2003/08/23
日本国内の
公然たる
テロ活動を許すな
朝鮮征伐隊を名乗る
爆弾テロを



2003/08/25
いのちの大切さを
教えなければ
次世代を
育てたことにならない
夏空に鐘が鳴る



2003/08/22
私の故郷は
地球
どこの国の
旗も
祖国の旗



2003/08/22
生き延びた
官僚ファシズムが
教育荒廃の
真因だと
気づく人は少ない



2003/08/22
だから朝鮮なんか
信用できない
という声のどこかに
今も残る
特別な響き



2003/08/23
「戦争に行きたくない」
その叫びを奪い
修羅の場の
駆り立てた
時代があった


のびた
2003/08/10
逆らえばビンタで
自立精神を
抹殺し続けた
帝国軍隊
裁かれていない


のびた
2003/08/10
戦争を
讃美する者には
蝿と蛆
そして死臭が
ふさわしい


のびた
2003/08/10
見境なく
カメラマンを撃ち
カメラの中の
自分を撃ち抜く
イラク侵略米兵


のびた
2003/08/22
特攻隊を
海に散らした
指揮官と
同じ顔つきの
政治家がいる


のびた
2003/08/10
反省がないのも
当り前
好戦派が
今もこの国を
牛耳っている


のびた
2003/08/10
この青空が
再び
壊れぬように
祈りを
行動に変える


のびた
2003/08/09
天皇は神だ
というウソのまま
戦死した魂が
今も宙を
さ迷っている


のびた
2003/08/10
天を恨むか
人を恨むか
瞬間雲が切れたばかりに
奪われた
ナガサキのいのち



2003/08/02
千羽鶴の願いを
一晩で
灰にする愚と
原爆投下と
思いは重なる



2003/08/04
敵もない
味方もない
いのちの重さは
同じだと思わなければ
平和はない



2003/08/07
城山国民学校に
行ってごらん
先生と生徒の
灼熱の地獄図を
見てごらん



2003/08/09
私を焼いたのはだぁれ?
どうして?
ピカで死んだ
子どもたちの瞳(め)が
いつまでも問いかける



2003/08/01
狼が来る
狼が来る
とテロ警戒を
騒ぎ立てるが
さて自分の正体は?



2003/07/31
実戦で核を使用した
唯一の国が
大量保有し続ける
デタラメは
いつか必ず裁かれる



2003/07/29
戦争犯罪に
時効はない
今の世代が
忘れても
歴史が語り継ぐ



2003/08/09
政府のデッチ上げを信じ
戦果にバンザイを
叫び続けた
人々の
罪は深い



2003/07/29
銃社会
アメリカ民主主義
の末路
市議会にまで
銃撃事件



2003/07/29
フセイン父子を見つけたら
殺してもいいと言った
ブッシュの命令で
白昼堂々の
人殺し



2003/07/23

核兵器を
使用した国の名を
覚えておこう
世界の子供たちに
しっかり教えよう



2003/07/29
戦争が終わっても
不発弾は残る
ときに
呪いとなって
炸裂する


2003/06/23

毒蛇の本性を
剥き出しにした
イラク駐留米軍
ラムズフェルトの
赤い舌が踊る



2003/07/19
アメリカ兵は
強盗団もやる
バクダッド空港で
免税品略奪の
限りを尽くして




2003/07/20

軍隊組織は
奴隷を作る
人を殺せと
肉体と魂を
拘束する



2003/07/22
備えあれば
憂いなし
というが
軍備があるから
戦争になる


2003/05/22

憲法があったから
守られてきた
平和を
戦争好きが
捨てろと言う



2003/05/23


戦後復興も
文民行政官も
占領軍の
隠れ蓑
戦争責任は消せない


2003/05/28

爆心地に
移築された
天主堂の側壁
今は
白い雨のそぼ降る



2003/07/22
政府が
憲法を軽んずる
そういう国を
法治国家とは
言わない


2003/05/21
クロスター子弾の
厄災
拾った記者は
一生を
棒にふるかもしれない



2003/05/08



クラスター子弾を
空港に持ち込んだ
記者も悪いが
仕掛けたヤツの
罪はもっと深い


2003/05/08

「イラクの小さな橋」は

平和を願う
人々を結ぶ
大きな橋になった



2003/06/06
検問所で
子どもを殺す
非人道の極致
これが米軍
とっととイラクを去れ
       
掃討なんて
言葉が
今でもあるんだ
新聞の見出しに
愕然とする
非戦闘民を
平気で
殺傷するようになって
戦争は
単なる人殺しになった
日本政府が
批判しないわけだ
非人道の
クラスター爆弾を
自衛隊も持っていた
意図的でない
アクシデントだ
などと平気で言う
米軍
意図的に決まっている
戦争とカジノ好きを
知事に選ぶ
都民の感覚
子供の未来は
眼中にない
化学兵器を使う
情報があると
米国務長官が言う
毎度のことだが
流しているのは誰?
        のびた
気に入らない奴は
武力で潰す
二十一世紀は
弱肉強食の時代に
逆戻りしたか
戦争犯罪国家は
人々の
心の中に
深く刻まれ
いつまでも消えない
自由を売り物に
ほかの国の
自由を奪う
こんなデタラメが
まかり通るのか
他国の
生命財産を
強奪しても
罪にならないのか
軍事大国なら
誰が敵だか
見分けがつかない
ヴェトナムの
悪夢を
忘れたらしい
目を開ければ
花の海
耳を澄ませば
耳を澄ませば
砲弾の音
アメリカに
忠誠を誓い
尽くして
尽くして
やがて捨てられる
           
早く降伏しなさいと
したり顔に言う
日本首相の
表情には
冷たい笑みがある
結局
大量破壊兵器など
なかった国を
大量破壊兵器が
蹂躪する
少女の
爪の垢でも
煎じて飲ませたい
戦争狂いの
その男に
幼い目が
見ている地球
大人たちは
いったい
何をやってるの?
耳よりな話だ
ブッシュとフセインが
腕相撲で
決着を
つけるんだって
世界一の
戦争米輸出国が
とうとう
国名を
USWと変えた
戦争が生んだ
アフガン難民の
悲惨を
放置したまま
新しい戦争を始めた
世界を
吸い込もうと
しているような
子どもの目だ
汚れを知らない
     
略奪した石油で
莫大な戦費を
賄うと言う
まるで
強盗のやることだ
     
半端なことで
どうするんだと
いう声が
聞こえる
戦火は止まない
いたぶる言葉だ
衝撃と恐怖
弱小国を弄ぶ
作戦に
正義はない
平和ボケくらいなら
まだいい
アホでマヌケな日本人
なんて言われないように
しなきゃ
食糧も弾薬もなく
南の島に
若いいのちを散らした
皇軍兵士たちの
無念を思う

うらうらとした
彼岸のこの日
地球の一角は
業火に
曝されている
悪玉をやっつけるためなら
家族も
皆殺しにする
米軍のやり口
卑劣なやり口
よその国にも
親兄弟がいることを
忘れている人だけが
へいきで
攻撃する
ブッシュだって
奥さん狙われたら
どうするんだ

ウチのおくさん

たとえ軍靴で
世界を
制圧しようと
季節の歩みまでは
止められない



































































































































































 





















































































































































































































包囲せよ