2009-01-05 Mon
観光地としての飯能市の特徴は、単なる「緑と清流のまち」ではありません。
そのような地域は日本ではありふれています。
しかも、飯能市は、客観的に分析すれば
「遠方から高い交通費と時間をかけてやってきて何泊もするような観光地」
ではないことは、誰もが判っていることです。
飯能市の最大の特徴は「池袋駅から最も近い、緑と清流のまち」であることなのです。
ワンフレーズで言えば「近場の観光地」なのです。
「近場」ということは「安い交通費」で、「年に何回でも来られる」観光地になりえる
ということなのです。
所沢市も、川越市も、池袋駅からは飯能市よりも近くなのですが、
そこは「一部の地区」「限られた季節」だけが注目されているだけなのです。
ところが、飯能市には「春夏秋冬365日、いつでも」、「市内7地区、どこでも」観光地としての可能性を秘めているのです。
いまは、まだ、その可能性を最大限に活かしきっていないだけなのです。
そこで当ブログでは、これから1年間に渡って「春夏秋冬365日」
飯能市にどのような観光イベント、集客イベントが可能であるのかを考え、具体的なイベント企画を提案していくことにします。
そして、
「市内のあちらこちらで開催可能な観光イベント」や
「誰もが楽しめる集客イベント」の企画も提案していくことにします。
そのためのキーワードが「春夏秋冬」「365日」です。
そのキャッチフレーズが「どこでも、ここでも、あそこでも」なのです。
私が考えて、みなさんに提案したいイベント企画は、下記のなカテゴリー
(大項目・中項目)に区分して書き分けていきます。
▲「飯能イベント企画365」とは?
⇒ 365人のイベント主催者がいる
⇒ 365社の「元気な会社」がある
⇒ 365店の「お薦めの店」がある
⇒ 365人の「専門別ガイド」がいる
⇒ 365ヶ所の「お薦めの場所」がある
⇒ 365本の「飯能発」イベントがある
⇒ 365日イベントが企画されている
2009-12-22 Tue
私は、2000年10月から、毎月欠かさず<有望若手応援寄席>を主催してきました。今月27日で第109回目になります。
さらに5月から始めた<還暦落語会>という新しいスタイルの落語会も不定期ですが毎年確実に続けていくつもりで始めます。
そして、次に始めたいのが年に一度の<飯能落語祭>です。
「落語祭」は銀座だけでなく、福岡市や高崎市でも有名になりましたが、だからこそ、飯能では、それらとはひと味違うものにしたいのです。
そこで考えたのが<飯能[大晦日・元旦]落語祭>です。
12月31日の大晦日は21:00開演で23:30終演の<除夜の鐘落語会>です。
この時間帯にしたのは、もちろん、終演後に、来場者には市内の寺院で除夜の鐘を撞くのを体験して欲しいからです。
この<除夜の鐘落語会>に市外から来る人が、そのまま<初日の出>を観るために、市内のホテル、旅館、民宿に泊まってくれるようになることも期待しています。
1月1日は07:30開演、10:00終演の<初日の出落語会>です。
この時間帯にしたのは、天覧山の山頂で「初日の出」を観てもらってから、その足で会場(市民会館か能仁寺か一丁目倶楽部)に来てもらおうというのが狙いなのです。
その落語会の後で、お正月のお囃子がアチコチから聞こえてくる市内を散策してもらえるようになることも期待しています。
どうでしょうか?
私は、この<飯能大晦日元旦落語祭>が、「実現可能か?否か?」ということに無駄な時間を費やすようなことはしません。
私自身としては「本当にやりたい」という「面白いこと」なのですから、「実現するにはどうすればいいか?」という視野で、これから行動していくだけなのです。
<最初の一手>として、何をするか? これが当面の「私の課題」です。
2009-12-23 Wed
<除夜の鐘>と<初日の出>が、年末年始の最大行事なのですが、
「除夜の鐘を撞いてから初日の出の時刻まで何をして過ごすか?」
ということも大きな課題です。
「大晦日は早め就寝して充分な睡眠を取って初日の出の前に起床する」
という人が大多数なのでしょうが、中には、眠らずに徹夜して元旦を迎える人も少なくないでしょう。
そこで欲しいのが
<除夜の鐘から初日の出までの時間をつなぐロングタイムのイベント>です。
<冬の花火大会>も悪くはないのですが、寒くて夜明けまで長時間も野外に居続けることはできません。暖かい室内のイベントのほうがいいでしょう。
そうなると、場所は市民会館ということになります。
大晦日に市民会館大ホールで市民の誰が集まっても楽しめるというイベントといえば、もう、それは「紅白歌合戦」しかないでしょう。
イベントの基本的なスタイルは<紅白歌合戦>ですから、
「男性出場者と女性出場者が交互に唱う」ことになりますが、その出場順は幾つかのパターンが考えられます。
一番面白いのが「小学校1年生から最高齢者まで年代順に唱う」ことでしょう。
「氏名の50音順」や「誕生日順の出場」も面白いかもしれません。
「紅白歌合戦」ではなく「地区別対抗歌合戦」にしても面白いでしょう。
このイベントの成否は<出場者の確保>かもしれません。
そのためには、大ホールの舞台に大スクリーンを設置して、NHKの紅白歌合戦の中継を視て、その放送終了直後からスタートするようにすれば、
「NHKの紅白を大ホールの大画面で視たい!」と集まった人の大多数が、そのまま「市民紅白」まで残って聴いてくれるかもしれません。
出場者数が40人や50人では注目されませんが、200人とか300人くらいにまでなれば全国から注目されるイベントになっていくのではないでしょうか。
もっとも、そうなれば、全国の市民会館で「市民紅白歌合戦」が一斉に開催されるようになっていくかもしれません。
そうなって「珍しがられなくなった」としても、この飯能市が「大晦日から元旦にかけて徹夜で実施する市民紅白歌合戦発祥の地」である事実は消えないのです。
2010-12-31 Fri
飯能の<季節行事>を知ってもらうのには、何と言っても
「除夜の鐘&初日の出」をセットでPRすることから始めるのが最適ではないでしょうか?
私が1983年に飯能市の転入してきて、まず最初に感激したのは、
「市内を歩いていて山が見えること」と「お寺の鐘が聞こえてくる」ことでした。
私が<除夜の鐘>を生まれて初めて撞いたのも飯能。当時住んでいた自宅の隣の心応寺でした。その時の大晦日は、嬉しくて、能仁寺→八幡神社→中山天神とハシゴしてしまったのを未だに覚えています。
それぞれの境内では、盛大に火が焚かれ、搗きたての餅や暖かい蕎麦などが無料で振る舞われていました。そして、除夜の鐘を撞いた人は、そのまま次は、お社の前に「初詣」の参拝者として長い行列をつくっていたのです。
この「光景」はいまも変わりません。都会でしか暮らしたことのない私には、
「これだけでも充分な観光資源だ!」と、当時から感じていたのです。
なにも「年末年始の宿泊プラン」は、飯能プリンスホテルだけに限ることはないのです。
今年(2009年)の秋頃からでも、
<除夜の鐘と初日の出をセットにした大晦日元日宿泊セット>を
飯能市内の全ての宿泊施設(ホテル・旅館・民宿・宿坊・民泊)が協働で
西武沿線に住む人たちにPRしてみてはどうでしょうか?
もちろん、広告媒体は西武電車の車内広告だけでも充分でしょう。
飯能観光協会も本気で考えてみてはどうでしょうか?
毎年続けていけば、「大晦日元日の宿泊客」は着実に増えていきます。
そして、その宿泊客に、奥むさし駅伝や、桜の花見、新緑ツーデーマーチ、飯能河原の金魚すくい大会などのイベント情報を伝えれば、何度も飯能に来てくれるようになることは確実なのです。
2011-01-01 Sat
<除夜の鐘>と<初日の出>に続いて、1月1日のイベントとして着目したいのは<鉄腕アトムの日>のことです。
私は、鉄腕アトム像サイトを8年も前から運営していながら、
「1月1日が鉄腕アトムの日」だということを最近まで知りませんでした。
下記の「今日は何の日?」サイトによると
1963(昭和38)年1月1日に、フジテレビで『鉄腕アトム』が、初の国産アニメとしてテレビ放映が開始された、からだそうです。
http://ocntoday.blogzine.jp/top/2009/01/11_347b.html
http://ocnspecial.blogzine.jp/weekly/2006/01/11_6ba0.html
ところが、あのウィキペディアの「日本の記念日一覧」には「鉄腕アトムの日」という項目は有っても、まだ、何も書き込まれていないのです。
このことを
「ということは、もう鉄腕アトムの日は誰にも注目されなくなっているからいまさらどんなイベントを企画しても意味が無い」と悲観的に受け取る人と
その逆に、
「ということは、鉄腕アトムの日に、飯能市でどのようなイベントをやってもどこからも文句はこないのだ!」と、新しいイベントを始めるチャンスと受け取る人がいるのですが、もちろん、私は後者のタイプです。
1月1日が「鉄腕アトムの日」であることを積極的に活用できるのは、
鉄腕アトム像が有る天覧山下の中央公園しか無いのです。
天覧山の山頂で「初日の出」を拝んでから山を下りてくる人たちに
「鉄腕アトム像」の前で記念写真を撮ってもらえばいいのです。
この日だけでも、近くの街路灯にwebカメラを臨時に設置して、
「アトム像の前で記念写真を撮る人たち」をインターネットでどこからでも観られるようにするのも、面白いのではないでしょうか?
市内の和菓子屋さんが、著作権者の許可を得て「アトム饅頭」でも「アトム最中」でも「アトム煎餅」でも製造してくれたら、そこで販売すればいいのです。
なんなら、アトム像の前で「餅搗き」をして、その場で大根オロシでも、黄粉でも、餡ころでも、好きなようにして食べてもいいでしょう。
この日だけ、近くの飯能市立郷土館か市民会館を開館して、その中で一日中「アトムのアニメ」を上映するのを毎年の恒例行事にするのも面白いかもしれません。
どうせ、市民会館を開館するなら、年末年始にかけて、
「鉄腕アトムお宝展」を毎年開催するようにしてはどうでしょうか?
お宝を展示するだけではく、個人間の売買もできるようにすれば「年に一度の鉄腕アトム市」という企画も可能になります。
4月7日の「アトムの誕生日」は暖かいので野外のイベントでもいいのですが、寒い年末年始のイベントは「室内」のほうが喜ばれます。
続き▽